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明日はJ2鳥栖戦@ベアスタ [プレビュー(2011)]

神戸新体制の緒戦をスコアレスドローとしたジェフは、アウェイで好調鳥栖に挑みます。


昇格圏内の上位との一戦は、気迫と意地の戦いです。
深井ら不在の選手もいるが、全力の戦いを期待したい。


前回対戦は、9月10日に第27節をホームにて戦い、3-3のゲームとなった。
ジェフは序盤、鳥栖のプレスに攻めあぐねるが、37分、40分にそれぞれ深井のシュートでリードするが、
前半終了間際に鳥栖木谷にFKを入れられ、2-1で折り返す。
後半56分ゲッセルのミドルでリードを広げるが、クローズする意図も隙をつかれ、終了直前の90分に同点とされ、悔しいドローとなった。



鳥栖のリーグ戦の最近5試合は4勝1分けで、ここ12試合負けがなく、いま最も勢いのあるチームと言っても過言ではない。前回対戦からはMF金民友を怪我で欠くも、代表クラスの選手の離脱の穴を感じさせない戦いを見せている。
中盤の鋭いパスワーク、堅いディフェンス、前線の決定力、どれをとっても驚異的である。
勝ち点57の2位
ジェフは勝ち点51の5位。


以下に個人的な注目点を書いていきます。



①今節は攻防一体の戦い


ジェフは前節、大島を欠き、久保が入り、また、ミルジを欠き、村井が入り、

メンバーが入れ替わったものの、久保がポストをうまくこなし、村井も良くボールを収め、

中盤が機能していたように思いました。

とくに、パスサッカーのつなぎの部分に良さが見えたように思いました。



これに対し、鳥栖は強いプレスから中盤をかき回すと、

ワンタッチの早いパスで前線にボールを供給してきて、

受けた前線は、豊田はポストが非常に強く失わないし、自身もトップスコアラーであり、

また、豊田のポストを受ける2列目は、キムビョンスク、池田、早坂と、

非常に早く、しっかりゴールを狙える選手がそろっています。



つまり、中盤で隙を見せると、カウンターから一気にゴールを脅かされる恐れがあります。




ジェフは、大島を欠き、深井を欠き、起点となれる選手がいない状況であれば、

いかに激しくプレスし、奪ったら攻撃への切り替えを早くする、

攻防一体の戦い方に活路を見出すより無いかなと思います。



鳥栖は逆にそのような戦い方に慣れており、相手の土俵での戦いとなりますが、

太田、渡邊らサイドを攻め上がる選手の勢いに期待するとともに、

中盤の勇人、大介の切り替えの速さと素早いパス出しに期待していきたいと思います。




②ボールを失わない攻撃を


ジェフの攻撃についてです。

前述のとおり、鳥栖のプレスからの鋭いカウンターは要注意です。

ボールを不用意に失えば、カウンターが来るため、

落ち着いて攻撃を構成してほししですし、

不用意なロングボールや横パスをカットされないようにしてほしいと思っています。


前述のとおり、早い切り替えを要求しつつも、中盤のキープ力を要求する、

非常に難しい内容となりそうですが、

村井にキープ力のところを期待したいと思っています。


村井に収め、大介は早い攻撃の起点に。勇人はバランスをとり、支配する。



その中盤の役割分担と、連携に、

そしてチーム全体としてボールを失わない、素早い攻撃ができるかどうか、

注目したいと思います。




③豊田と2列目の力強い攻撃をどう抑えるか


ジェフの守備についてです。


鳥栖の攻撃は、中盤がかなりうまく構成されていて、

ロングボールで前線へパスもだしますが、

中盤でつないでも、ショートパスをワンタッチで通して行くなど、早くうまく、

中盤で抑えきるというのは非常に難しいように思います。


そのため、ジェフの最終ラインと相手前線の勝負に注目です。




ポスト役なる豊田に、センターバックのミルジ、竹内、良太らがしっかり付くとともに、

裏に抜け出す2列目の動きを警戒する、

集中力の切らせない戦いになります。


前節は高い集中力で、0点に抑えきったディフェンス陣の、

体を張った、集中した戦いに注目です。







さて、鳥栖は非常に勢いがあり、戦いが充実しているチームである。

彼らは、リーグ序盤戦は守備陣の頑張りを中心に守りのチームとしてやってきたが、

リーグ中盤以降、構築してきた攻撃が開花し、現在の位置まで躍り出てきた。

粘って粘って作り上げてきた攻撃力、

これは非常に驚異的なものができあがった。



一方のジェフは、オーロイの離脱以降、

リーグ戦で積み上げてきたものは小さいかもしれない。

しかし、それだけでは終わらないし、

終わらせない。



前回対戦では、3-3のドローながら、終盤までリードし、

多くの時間をジェフの時間として試合を進めた。

終盤に追いつかれたため、後味は悪い試合であったが、

何も恥じる必要はない。



あたらしく神戸新体制を迎えたジェフは、意地と誇りをかけてこの一戦に臨む。

何も恐れず、ともに戦おう。

この一戦で、最後まで駆け抜け、最後までゴールを目指し、

そして相手の牙城を崩してほしいと思う。


全力で、勝利をつかもう。



さあ、戦いの時間だ。


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明日はJ2栃木戦@栃木グ  [プレビュー(2011)]

(注)監督の交代がありましたが、発表時点で記事がおおむね出来上がっていたので、そのままの内容です。
監督交代についても含め、発表されたチーム方針については支持して、応援のほうに全力を尽くそうと思ってます。まずはリーグ戦に集中しましょう。
また思うところについて書きたいと思います。
ドワイトへの感謝は、必ず後日記事にするつもりです。
以下本文



今期初となる連敗を喫した水戸戦を終え、アウェイ連戦となる栃木戦を迎えます。


昇格争いが佳境に入る中、絶対に負けられない同志の生き残りの一戦となります。
勝利を勝ち取り、上昇気流に乗りたい一戦です。


前回対戦は6月26日に第18節をフクアリで戦い、2-2で引き分けている。
前半2分に栃木のロングスローをリカルド・ロボに決められ先制されるが、
ジェフは25分の深井、34分の米倉のゴールにより逆転に成功する。
しかし、40分に再びロボに決められ、同点とされる。
前半後半通して、両軍の一進一退の攻防が繰り広げられたゲームとなった。


弊ブログの9月8日の記事にも書きましたが、6月の前回対戦は、今期のベストゲームのひとつにあげられるであろう、熱戦だったと思っており、今節は、その時の決着を、両チームの意地に掛けて、つけて欲しいと思っています。
一方で、前回対戦時から、ジェフはオーロイを、栃木はパウリーニョを共に怪我で欠いており、順位も首位決戦だったところから下げてしまい、若干残念な状況でもあります。



栃木のリーグ戦の最近5試合は1勝1分3敗で、8試合勝ちなしから前節勝利をあげ、どん底の状況を抜け出してきている。
先週末の湘南戦では、ジェフと同様に覇気のない試合を繰り広げたが、前節の熊本戦では、気迫を感じるプレーを見せた。
勝ち点46の6位
ジェフは勝ち点50の5位



以下に個人的な注目点を書いていきます。




①中央とサイド両方から鋭い攻撃を


攻撃についてです。

栃木のディフェンスは、ゾーン主体ですが、プレスをかける際、かなりしっかり付くため、

ボールホルダーに選手がついていってしまい、マンツーマン的になる場合が多くみられます。

その時、スペースができており、結果、そこを起点に攻め込まれています。

また、攻撃時もかなり選手が流動的に動き、カウンターを受けると、中央かサイドどちらかには、

大きなスペースがあることが多くなっています。


そのため、できるだけボールを動かし空いてくるスペースへ、

鋭い攻撃を、空いた所へ狙っていく攻撃を見せてほしいと思っています。

また、守備時にも、中盤での鋭いプレスから、鋭いカウンターで、空いたスペースを狙ってほしいです。



そのため、今節は、大島への中央のボールと、サイドへのボール、どちらかを一辺倒というのではなく、

相手の隙に合わせて、うまく鋭くボールを出してほしいところですが、

おそらくそれを出していけるとすれば、大介でしょう。



大介を起点に、中央、サイド、両方からの鋭い攻撃に期待します。



②守備は”気合い”で上回れ


守備についてです。

栃木の攻撃は、以前と比べロングボールが多くなってきており、

中央でロボへポストを当てるか、サイドへ振っていくかというパターンが多いように思います。

前線で受けた、リカルド・ロボ、チェ・クンシク、水沼宏太らは、

キープ、ドリブル、シュートで、スペシャルなプレーを見せてくると思っています。

このスペシャルなプレーをディフェンス陣が抑えていけるかが注目点です。



余談ですが、前回対戦前のスカパーの番組の特集で、このカードが取り上げられた時の

栃木DF渡部のコメントがとても印象に残っている。

オーロイ相手にどう勝負するか聞かれ、

”競り勝つのも競り負けるのも、要は、気合いだ”と。

実際にはオーロイは出場停止となり、対戦はなかったが、

J2トップレベルのDFが発する言葉は重かったと思う。

スーパーなレベルの選手相手にも気合いで勝負し、競り勝っていく。

そういう勝負は実際にあり、実際に気合いを示した方が競り勝つことが多いと思う。




リカルド・ロボ、チェ・クンシク、水沼は、スーパーなレベルの選手だと思います。

届くはずのないボールに足をとどかせ、蹴ることができない方向にボールを蹴ってくる。


今節、DFには、気合いで勝負し、競り勝ってほしいと思っています。

注目です。



③昇格へ向けた意地の一戦


個人的な想いですが、6月26日のフクアリでの対戦がどうしても忘れられない。


当時は栃木が首位で、ジェフは僅差の2位で、注目の首位決戦であった。

サポは試合前からヒートアップし、場外でチャントを繰り広げ、試合に臨んだ。

選手達は、意地をかけて全力で戦い、試合終了と同時にピッチに倒れこんだ。

2-2のスコアは悔しいものであったが、首位決戦に恥じない試合を観戦できたことを喜んだし、

今期はこの2チームを中心にJ2が進むということを感じた。

そして、この決着はJ1に上がる前にJ2の舞台でつけ、

J1での対戦を楽しみにしたのだ。



しかし、リーグ戦中盤には、ジェフはオーロイ、大介を怪我で欠き、栃木はパウリーニョ、鈴木修人を欠くと、

両軍ともそのときの勢いにかげりを見せ、あふれる自信は失われてしまった。


先週末、第31節の両軍の試合を録画で見たが、両軍とも見るも無残な試合をしてしまった。


ジェフは、6月26日の時とは、戦術も大きく変わり、栃木も苦しい戦いが続く状況だ。

しかし、今節は、両軍とも、6月26日の悔しさをぶつけ、意地を見せた戦いをして欲しいと思っている。


そして、その戦いで勝利を勝ち取り、J1への道を切り開いて欲しいと思う。

そんな意地の試合を勝ち抜けたとき、あのときまで見せられた、

あふれる自信が我々に戻るだろう。


我々が一番だという意地を取り戻し、昇格戦線へ切り込んでいこう。





さあ、戦いの時間だ。

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明日はJ2水戸戦@Ksスタ [プレビュー(2011)]

ホームで悔しい敗戦から中2日で、アウェイ水戸戦を迎えます。


ジェフは敗戦の原因をしっかり分析し、短い期間で修正できたのか。
また、選手たちは新たな闘志を奮い立たせて、試合を迎えられるのか。
水戸という、”粘り”強いチーム相手にどこまで見せていけるのか注目しています。


震災の影響もあり、この時期に来て、水戸とは今期初対戦となる。
昨年は、1勝1敗の対戦成績で、ジェフは昨年5月のアウェイでは0-1で敗れている。
リベンジの一戦としても負けられない戦いであります。


水戸のリーグ戦の最近5試合は、1勝1敗3分けだが、
水戸は8月、9月は勝ちがなく、10戦勝ちなしだったのだが、
第30節に京都を破ると、天皇杯でも札幌を破るなど、不調を脱し、
むしろ粘り強い戦いで、侮れない存在となってきている。
勝ち点29の18位
ジェフは勝ち点50の5位。


以下に個人的注目点を書いていきます。




①前線は創造性ある戦いができるか?


攻撃についてです。

水戸は、4バックとボランチを中心にディフェンスを行ってきますが、ブロックも硬く、一対一の個人も力強い印象。

シンプルに戦った場合、簡単には点が取れないように思います。

攻撃陣が、これを崩していくための、創造性ある崩しが出来るかが注目点です。



最近のジェフは、サイド攻撃などに攻撃パターンが確立してきて、しっかりした攻撃は出来るようになってきた反面、

決まった攻撃を繰り返してしまい、怖さが無いというところもあります。

まずは、ミスのない組み立て、すばやいパスまわし、鋭い飛び出しなど基本となる動きが大事ですが、

それと平行して、サイドでキープしてゴール前からDFを引き出す動きや、ポジションチェンジでかく乱する動きなど、

崩す動きを入れていって欲しいと思っています。



②最終ラインでの力強いディフェンスに期待する


守備についてです。

水戸の攻撃は、中盤での素早いパス回しによりビルドアップを目指そうとするのは見えますが、

パスの精度が悪く、確立できておらず、

実際には攻撃パターンは、ロングボールでサイドハーフを走らせる攻撃が中心になっています。

そのため、右SHの小池がキーマンになると思われ、ここからゴール前にボールが入ってきて、

FW鈴木隆、吉原、遠藤ら個人技の強い選手へ渡ると怖いと思います。



ただし最終的なフィニッシュは、選手の個人プレーになりがちなところもあるので、

ジェフの最終ラインのDFが、水戸の前線選手に前を向かせないしっかりしたディフェンスが出来るかに注目です。



鈴木隆、吉原は言わずもなく、体も強く上手い選手なので、ミルジ、竹内らがしっかり体を張って立ち向かって欲しいと思っています。

また、水戸の10番遠藤はジェフユース出身ということで、気合が入っているでしょう。

そのプレー振りも、ドリブルが力強く、得点に絡んでくる可能性があり、こちらにも注目したいと思っています。



中盤に関しては、水戸のパス回しは、プレスにより精度が落ちるので、

2試合前の愛媛戦までのとおり、しっかりしたプレスと玉ぎわの強い対応で、制圧してほしいと思います。


中盤をしっかり制圧した上で、FW選手を自由にさせない、しっかりした戦いを期待します。



③後半粘り強い水戸を、より粘り強く振り切れ


これはわたしの印象の話ですが、

水戸は前半はちぐはぐな試合が多いですが、後半に入り相手の疲労が増してくると、

強さを発揮してきて、最後はひっくり返してしまうゲームをしてくると思っています。

天皇杯2回戦の札幌戦がそのような内容です。

水戸納豆のような”粘り”と勝手に思っていますが、

闘将柱谷監督のイズムをしっかり学んでいるように思います。

これを、ジェフはより粘り強く押し込んでいけるかが注目点です。


ジェフは、前節、泥臭い戦いができず、お上品にシンプルに戦ってしまい、

リードするも足元をすくわれ逆転負けを喫してしまっていると思っています。


明日の試合は、中2日の連戦。

後半にもなれば、体力もつき、集中力は落ちていくだろう。

しかし、そこで、その時の”全力”を出していかなければならない。


全員で走り、全員が集中力を切らさず、全員が”全力”で戦わなければ、

粘ってくる水戸に足元をすくわれかねない。


我々の”スローガンの価値”がかかっている部分だと思っています。


注目です。






さて、水戸は震災の影響をもろに受け、9月の台風では練習場が水没するなど、

決して条件では恵まれるチームではない。

しかし、彼らの戦いぶりは今月に入り上向き、そのたくましさと気迫は、

目を見張るものがあると感じている。

闘将柱谷は檄を発し、鈴木隆行はDFをものともせず、吉原は笑顔を見せつつも狡猾に点を狙ってくる。

そしてディフェンス時は、全選手がボールに食らいついてくるだろう。



ジェフは、芝の美しいユナパで練習し、J1経験者ばかりの豪華メンバーで敵地へ乗り込む。



我々は、震災の寄付をしに行くのか。

否。



J1へ行くチームが、”全力”で戦うとき、こういうゲームができるのだということを、

Ksスタに集まるファンに示しにいくのだ。

その結果、J2が、スタジアムが、そして水戸周辺が盛り上がってくれればよいのだ。


そもそも全力でいいものを見せてくることが”寄付”などという上から目線のやり方でなく、

我々ができる望ましい復興のやり方であろう。

わたしはサッカーという面だけでなく、そう思っている。



彼らより、恵まれたものを持っている以上、

より、全力で、全身全霊で、ぶつけてこよう。


それが、全力で戦う者たちへの礼儀でもあろう。


必死に戦っている者に呑みこまれないよう、

もがいてもがいて、

勝ち点3を握りしめ、

ホームに戻ってきてほしいと思う。





さあ、戦いの時間だ。

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