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負け惜しみだけど、勝てるゲームを引き分けたなあ【2013年J1昇格プレーオフ準決勝vs徳島戦@鳴門大塚】 [レポート(2013)]

ジェフ1-1徳島


どうも、わたしです。


ゲームを一度見直して見たんですけど、

ジェフは今期で一番といえるようないいゲームをしたと思いました。



何で引き分けたかなあ。



内容を簡単に振り返ります。


ジェフは中盤で運動量豊富にパスを回し積極的に縦パスをいれてバイタルに入れていく展開を見せ、徳島は裏へのボールを積極的にいれてドゥグラスが抜ける展開を狙った。ジェフは右サイドヨネ、左サイドヤザを中心に攻め、決定機まで持ち込むケースも作るが徳島のディフェンスも堅く決めきれない。徳島はなかなかボールを回せないが、ドゥグラスの抜け出しでチャンスをつくった。前半36分津田に抜け出され倒してしまいPKをドゥグラスに決められて先制を許すが、39分にCKから智が決めすぐに追いついた。前半はCKから複数の決定機を作ったが、1-1で折り返した。後半に入り徳島は引き気味になるが、ジェフはセカンドボールを抑えて攻勢を続ける。ケンペス、ヨネ、也真人らが決定機をつくり、CKからも森本も決定的なシュートを放つが枠をとらえることができず、DFを投入し防戦した徳島に対し、最後まで点が奪えず、1-1で引き分けたゲームでした。



思うところを書いていきます。



①高い流動性と縦へのパスを駆使


結果は引き分けに終わってしまいましたが、

ゲーム自体は非常に面白いゲームを、ジェフはやったと思います、。



一回見直したんですけど、

今期ベストに近いんじゃないかと思います。



ポイントは、

選手の流動性という点です。



前からの寄せる守備と、サイドバックやボランチ・センターバックまでが上がっての攻撃参加という点で、

積極的にやるには、ジェフは守備のリスクを負うという部分がありましたが、


ジェフの最終ラインは、非常に高い位置を取って、

中盤でコンパクトさを作ると共に、


ボランチの慶が非常に流動性高く動き回ると共に、

センターバックの智やキムも、高い位置まで上がって広い守備範囲でフィールドを埋めます。



さらにサイドバックが、

高い位置で攻撃参加しますが、



これらで空いたポジションには、

ケンタローや慶がポジションチェンジしてしっかりカバーに入り、



選手の縦への流動性というのは、

非常に良かったと思います。



この辺の流動性と運動量があったので、

セカンドボールは多くがジェフに出て、かなりボールを握った展開であったと思っています。



相手のFWを倒してしまうケースも見られましたけど、

引き分けではダメで、リスクを負っていくゲームの性質上、1点は覚悟するし、


ラインを高く我慢して、ディフェンスも粘り強く流動性のあったこのゲーム展開は、

見ごたえのある内容だったと思います。



特に今期序盤の、

引いて固めて寄せきれないジェフの姿はそこにはなく、



積極的な守備と、

攻撃への転換を意識した守備ができていたのではないかと思っています。



②前線でボールを収める展開作り


今節はスタメンにヤザを起用し、

也真人、ヤザ、兵働で、ボールを収め起点を作る展開を目指すことがわかる起用でしたが、



2列目の選手がそれぞれ、

個性を活かしたゲームになったんじゃないかと思います。



特に徳島がやや引いた後半では、セカンドボールを奪ったところから、

一気に2列目の選手に積極的に縦パスが入るケースもでき、


いい展開をつくりつつあったと思います。



サイドから、中央から、それなりに決定機も作ったと思いますが、

決め切れなかったのだけが悔やまれます。



徳島という、相手チームの特性では、

センターバックとボランチでかなり中央に隙の無いチームだと思っていましたので、


高い位置であれだけ起点を作れたのは、

わたし的には意外でした。


サイドのみになるかと思いましたが、

バイタル付近でかなり起点を作り、



ジェフ側も”PK取ったな”と思うシーンも一度ではなかったように思います。



佑昌を外して、ボールの収まるスタメンにするというのは、

ここまでのジェフ的にはかなり冒険だったと思いますが、



ある意味、高い位置で起点を作ろうという、

ジェフらしいサッカーを体現できたように思っています。



徳島という組織的で守備の堅いチーム相手に、

しっかりした展開をつくれたと思っています。



③得点機をつくっていたCK


もう1点欲しかったのは、

何と行ってもCKだったと思っています。


前半に3回、後半にも2回決定機があったと思っていますが、

1点しか取れませんでした。


セットプレーでの得点は、今期それほどは多くないと思いますけど、

これがしっかり取れるようになると、勝率はぐっと上がるようになると思います。


劣勢なゲームでも、セットプレーでとって、

守りきる。


そういうゲームが想定できるからです。



その中でも、セットプレーでの決定機を、

非常に多く作り出した、可能性を感じさせるゲームだったのではないかと思います。


④PKをとるのが実は徳島の得意パターン


データ的な話ですが、

実はリーグ戦で一番PKを蹴っているのが、徳島でした。


PK獲得数が11本で、水戸と並んでトップ。

ちなみにジェフは3本なので、いかにPKを獲得しているかがわかります。


ある意味、

相手の得意パターンでやられたともいえるので、



ジェフの選手を責められないとも、

思います。


だって、総得点56得点の徳島は、7点がPKによるもので、

割合的には非常に多いのですから。



さて、わたし的には、

今期のベストゲームともいえる面白いゲームをやったと思うジェフだが、



引き分けで今期を終えるという結果となった。



だが、

来期への戦いはもう始まっている、


このゲームにも来期へのヒントはたくさん含まれていると思う。



この大事な局面でのゲームを、

来期は勝ちきれるチーム作りを、


すぐに目指さなければいけない。


もう2014年シーズンへの戦いは始まっている。



われわれも継続して、

信じ、心のなかでも声援を送り続けよう。




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3トップへのミスマッチをどうにかしたい【2013年J2第42節vs鳥取戦@とりスタ】 [レポート(2013)]

ジェフ2-2鳥取


どうも、わたしです。



兵働選手のアディショナルタイムでのゴールで、

なんとか首の皮一枚つなぐことができました。


ゲーム自体は、相手のシステムへの対応ができなかったことが、

苦戦の一因だと思っています。


内容を簡単に振り返ります。


鳥取は継続していた4-4-2から3-4-3に変えてのゲームとなった。鳥取が後方からどんどんロングボールを入れてくる展開でジェフはディフェンスを押し下げられるが、逆に相手の前からのプレスを交わせば中盤で起点を作れる展開となり、両軍がゴール前に迫れる展開で始まった。ジェフは開始2分にケンペスが決定機をバーに当てるなどいい形をつくり続けるが、逆に14分にミドルの跳ね返りを押し込まれ失点。その後は鳥取の寄せの早さにペースを作れず、ボールを収められない時間が続いた。いいところがつくれない苦しい展開に、45分に森本を投入するが、49分に裏へのロングボールを競りまけさらに失点。56分に深井、67分にヤザを投入するなど修正を図るが、なかなかペースを奪い返せなかった。しかし鳥取の足が止まってきた81分、深井が右サイドで粘ったクロスに森本があわせ1点差とすると、アディショナルタイム+2分にロングボールをケンペスが競り合ったボールに、兵働がボレーで叩き込み、同点とした。引き分けでプレーオフ進出を辛くも奪い取ったゲームとなりました。


思うところを書いていきます。



①3トップへのミスマッチをどうにかしたい。


今月の40節長崎戦のときと、

ちょっとかぶるような印象のゲームでした。


運動量でしっかり寄せられて、先に失点し、

相手がペースを掴むことで、さらにボールをつなげなくなるようなゲームであったと思います。


今日は相手が足が止まってきたことがあり、

ジェフは前線にボールが入るようになりましたが、


放り込みの攻撃が実ったような得点でもあり、

具体的な打開ができなかったように思います。


これは、あくまでわたしの考えですけど、システム上のミスマッチもあるのではないかと、

思っています。


鳥取は、ここまで4-4-2を採用していて、

わたしもメンバーが発表されてもなお、4-4-2でゲームに入るものと思っていました。


鳥取は、普段の4-4-2の布陣ではSHに永里・奥山・廣田・住田らFWもできる選手が入っていたので、

今節、奥山を下げて、普段SBである尾崎が入ったメンバーを見て、SHにDFを入れた守備的なメンバーだと勘違いしていました。


これが間違っていて、

実際は3バックに3トップの攻撃的な布陣となり、これがゲームプラン的にも影響があったような気もします。



それで、鳥取はボールをもつと、すぐ裏に入れて、

ジェフのDF陣を下げる戦術を取ってきましたが、



3トップの3人のFWを、ジェフはCB2人で見るような格好になり、

やや競り合いに不安を感じる展開であったと思いますし、実際に裏へのボールで失点もしてしまっています。


さらに、鳥取はこのFWのうち2シャドーの一人がサイドに流れると、

サイドではFWとWBの2人が攻撃参加できており、



ジェフのサイドバックの裏のスペースで、

起点を作ることが多かったように思います。



ジェフの右サイドにボールを入れられ、

それに対してサイドバックの裏で戻れず、センターバックのキムが対応するシーンも良く見られ、



右サイドでミスマッチができていたと思いますし、

左でも同様だったと思っています。



これは布陣のミスマッチを、

うまく鳥取に使われてしまったということでしょう。



逆に、システム上、ジェフがうまく数的優位をつくって、

そのミスマッチの部分を有利に使うこともできたはずですが、



そのためには、ジェフが押し込んで相手の3バックに対して、ジェフのFWとSH4人がぶつかるようにするか、

サイドで押し込んで、ジェフのSHとSB2人で、鳥取のWB一人に対応させるようにしないといけないわけですが、



ジェフは、鳥取の寄せの早さに押し返すことができずに、

自陣でゲームが進み、このミスマッチを使われ続けたように印象を持っています。



最終的に何とかゴールを奪い同点にしましたけど、

ゲーム的には鳥取がうまくやったゲームといえるでしょう。



プレーオフでは、

長崎と当る場合はこれがネックになってきますし、



普段4バックの京都・徳島も、3バックを使ってゲームをしていた時期も(確か)あったと思うので、

ジェフとしては怖い部分ではないかと思います。



徳島は、太田選手・鈴木達也選手等運動量の多いWBの選手が離脱しており、

3バックはやりにくいような気がしますので、対策が必要かは微妙なところですが、



今期の締めくくりとして、

3バックのチームは嫌だったなあと、感じるゲームになってしまったように思いました。



決勝が長崎とということになったら、

対策が必要な部分であると思います。



さて、ジェフは鳥取との今期最終戦でなんとか引き分けに持ち込み、

勝利を奪うことはできなかった。



しかし、最後まで戦いゴールを奪い、

プレーオフ進出を勝ち取り、戦う姿勢で昇格への道をつないだといえるだろう。



あと2戦は、勝ち続けなければ、

道は閉ざされてしまう。


もらったチャンスを全力で活かすため、

全力で戦い、最後には昇格をもぎ取ろう。




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相手を下げさせるサッカーが見えてきた【2013年J2第41節vs栃木戦@フクアリ】 [レポート(2013)]

ジェフ1-1栃木


どうも、わたしです。


このゲーム、結果的には引き分けになってしまい、

最終的には五分五分での激戦でしたが、



早いボールタッチと、スペースへの走り込みで、

相手を下がらせながらのプレーが多かったゲームに思いました。


内容を簡単に振り返ります。


前半開始からジェフがプレッシャーをかけシンプルに前へボールを入れてペースを握った。前半8分サイドチェンジから右サイドに抜け出したヨネからのクロスに、ニアに走りこんだ佑昌が押し込み先制に成功。その後も前半はジェフが栃木よりも体を前に入れ、セカンドボールを奪って速攻をかけるシーンが目立ち、ジェフペースでの前半となった。後半に入るとやや両軍間延びしスペースが空いてくると、52分にスルーパスをサビアに通され失点。両軍攻守の切り替えの早い展開となり、守ってカウンターが続く。ジェフはやや疲れも見せたが攻撃を続け、後半も12本のシュートを放つなど積極的にゲームをすすめたが、ドローとなったゲームでした。


思うところを書いていきます。


①相手を下がらせるサッカーも見えてきた。



ここまでジェフは、中盤でボールを持っても、

守備を固められ、なかなか前に入れることができず、



カウンターを受けるようなゲームが、

多かったと思います。


一方で、今節は、

ワンタッチで早いパス回しを積極的につないでいて、


相手が固める時間を作らせずに、

相手の守備ラインの手前で起点を作り、裏に抜け出すようなシーンが多かったと思います。



これは、裏に抜け出す回数も多かったので、

守備ライン自体が下がる意識もあったと思いますし、


ジェフもスペースへのボールを入れて、そこに選手が走りこみ、

さらに連動して前に選手が走っているような、連動した組み立てもできているように思いました。



そんなプレーの連動性で多かったと思うのが、

即レポでもあげましたが、



中盤で選手がボールを納めて、寄せられても一旦後ろに戻すときに、

前線の選手が一斉に裏に走り出し、戻したところから裏へのボールが入るシーンです。



これにより、相手のディフェンスも一斉に下がり、中盤でスペースができ、

はじき返されても、空いたスペースに走りこんだジェフ選手がセカンドボールを奪って前を向けるようなシーンです。



パスを確実につないでいくわけではないんですけど、

相手を下がらせて、さらに起点を作るプレーとしては、効果的だったんじゃないかと思います。



相手の栃木は逆にそういうプレーが得意なチームだと思っていたので、

ジェフがうまくゲームを進められたと思っています。



さらにそこで相手を下がらせてつくった起点から、相手の守備の間にスルーパスが出るシーンも多く、

サイドのギリギリのところや、センターバックの間の佑昌の所に縦パスが出るシーンも見え、



積極的な攻めというのは、

形になってきたんじゃないかと思います。



相手に固められてしまうと、

どうしても崩すのは難しいので、



ポジションを下げたりあげたりで相手をくずし、

早いパスをつないでいくというのは、理にかなってますし、


実際に、形になってきているように思います。



プレーオフに向け、この調子で、

攻撃の形を完成させ、



どんな相手からも点が取れるように、

完成度を高めて欲しいと思います。



さて、ジェフは、プレーオフに向け、

リーグ戦残り1戦を残すのみとなった。



メンバーが固まり、サッカーの形が固まり、

あとはその精度を上げていく事が大事だろう。


最後まで気を抜かず、サッカーの質を高め、

全力で昇格を目指そう。




がんばれジェフユナイテッド

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