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明日はJ2水戸戦@Ksスタ [プレビュー(2011)]

ホームで悔しい敗戦から中2日で、アウェイ水戸戦を迎えます。


ジェフは敗戦の原因をしっかり分析し、短い期間で修正できたのか。
また、選手たちは新たな闘志を奮い立たせて、試合を迎えられるのか。
水戸という、”粘り”強いチーム相手にどこまで見せていけるのか注目しています。


震災の影響もあり、この時期に来て、水戸とは今期初対戦となる。
昨年は、1勝1敗の対戦成績で、ジェフは昨年5月のアウェイでは0-1で敗れている。
リベンジの一戦としても負けられない戦いであります。


水戸のリーグ戦の最近5試合は、1勝1敗3分けだが、
水戸は8月、9月は勝ちがなく、10戦勝ちなしだったのだが、
第30節に京都を破ると、天皇杯でも札幌を破るなど、不調を脱し、
むしろ粘り強い戦いで、侮れない存在となってきている。
勝ち点29の18位
ジェフは勝ち点50の5位。


以下に個人的注目点を書いていきます。




①前線は創造性ある戦いができるか?


攻撃についてです。

水戸は、4バックとボランチを中心にディフェンスを行ってきますが、ブロックも硬く、一対一の個人も力強い印象。

シンプルに戦った場合、簡単には点が取れないように思います。

攻撃陣が、これを崩していくための、創造性ある崩しが出来るかが注目点です。



最近のジェフは、サイド攻撃などに攻撃パターンが確立してきて、しっかりした攻撃は出来るようになってきた反面、

決まった攻撃を繰り返してしまい、怖さが無いというところもあります。

まずは、ミスのない組み立て、すばやいパスまわし、鋭い飛び出しなど基本となる動きが大事ですが、

それと平行して、サイドでキープしてゴール前からDFを引き出す動きや、ポジションチェンジでかく乱する動きなど、

崩す動きを入れていって欲しいと思っています。



②最終ラインでの力強いディフェンスに期待する


守備についてです。

水戸の攻撃は、中盤での素早いパス回しによりビルドアップを目指そうとするのは見えますが、

パスの精度が悪く、確立できておらず、

実際には攻撃パターンは、ロングボールでサイドハーフを走らせる攻撃が中心になっています。

そのため、右SHの小池がキーマンになると思われ、ここからゴール前にボールが入ってきて、

FW鈴木隆、吉原、遠藤ら個人技の強い選手へ渡ると怖いと思います。



ただし最終的なフィニッシュは、選手の個人プレーになりがちなところもあるので、

ジェフの最終ラインのDFが、水戸の前線選手に前を向かせないしっかりしたディフェンスが出来るかに注目です。



鈴木隆、吉原は言わずもなく、体も強く上手い選手なので、ミルジ、竹内らがしっかり体を張って立ち向かって欲しいと思っています。

また、水戸の10番遠藤はジェフユース出身ということで、気合が入っているでしょう。

そのプレー振りも、ドリブルが力強く、得点に絡んでくる可能性があり、こちらにも注目したいと思っています。



中盤に関しては、水戸のパス回しは、プレスにより精度が落ちるので、

2試合前の愛媛戦までのとおり、しっかりしたプレスと玉ぎわの強い対応で、制圧してほしいと思います。


中盤をしっかり制圧した上で、FW選手を自由にさせない、しっかりした戦いを期待します。



③後半粘り強い水戸を、より粘り強く振り切れ


これはわたしの印象の話ですが、

水戸は前半はちぐはぐな試合が多いですが、後半に入り相手の疲労が増してくると、

強さを発揮してきて、最後はひっくり返してしまうゲームをしてくると思っています。

天皇杯2回戦の札幌戦がそのような内容です。

水戸納豆のような”粘り”と勝手に思っていますが、

闘将柱谷監督のイズムをしっかり学んでいるように思います。

これを、ジェフはより粘り強く押し込んでいけるかが注目点です。


ジェフは、前節、泥臭い戦いができず、お上品にシンプルに戦ってしまい、

リードするも足元をすくわれ逆転負けを喫してしまっていると思っています。


明日の試合は、中2日の連戦。

後半にもなれば、体力もつき、集中力は落ちていくだろう。

しかし、そこで、その時の”全力”を出していかなければならない。


全員で走り、全員が集中力を切らさず、全員が”全力”で戦わなければ、

粘ってくる水戸に足元をすくわれかねない。


我々の”スローガンの価値”がかかっている部分だと思っています。


注目です。






さて、水戸は震災の影響をもろに受け、9月の台風では練習場が水没するなど、

決して条件では恵まれるチームではない。

しかし、彼らの戦いぶりは今月に入り上向き、そのたくましさと気迫は、

目を見張るものがあると感じている。

闘将柱谷は檄を発し、鈴木隆行はDFをものともせず、吉原は笑顔を見せつつも狡猾に点を狙ってくる。

そしてディフェンス時は、全選手がボールに食らいついてくるだろう。



ジェフは、芝の美しいユナパで練習し、J1経験者ばかりの豪華メンバーで敵地へ乗り込む。



我々は、震災の寄付をしに行くのか。

否。



J1へ行くチームが、”全力”で戦うとき、こういうゲームができるのだということを、

Ksスタに集まるファンに示しにいくのだ。

その結果、J2が、スタジアムが、そして水戸周辺が盛り上がってくれればよいのだ。


そもそも全力でいいものを見せてくることが”寄付”などという上から目線のやり方でなく、

我々ができる望ましい復興のやり方であろう。

わたしはサッカーという面だけでなく、そう思っている。



彼らより、恵まれたものを持っている以上、

より、全力で、全身全霊で、ぶつけてこよう。


それが、全力で戦う者たちへの礼儀でもあろう。


必死に戦っている者に呑みこまれないよう、

もがいてもがいて、

勝ち点3を握りしめ、

ホームに戻ってきてほしいと思う。





さあ、戦いの時間だ。

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WAON_WAON

もう気持ちが見えてこない試合はいりません。
何がなんでも、勝たないといけないんだとの気持ちが
あと1歩、あと1走りをさせるんだと思います。
サポーターも、そんな気力で戦う選手たちを全力で応援します。明日も勝ち点3奪取してきますよ。
by WAON_WAON (2011-10-19 00:36) 

nuruinu

>WAON_WAON さん
こんばんは
まったく同感です。
前節は、自分達に対して悔しい想いをする戦いになってしまいました。
今節は、内容だけでなく、気持ちが見たいですね。
わたしは行くことが出来ませんが、現地での応援よろしくお願いしますっっ!!
by nuruinu (2011-10-19 01:03) 

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