ジェフは3バックに変更も狙いを見せられず<2015年J2第36節福岡戦@レベスタ> [レポート(2015)]
ジェフ0-1福岡
どうも、わたしです。
ジェフは今季初と思われる3バックでのスタート(ゲーム中というのはあるが)となり、
策をもって試合に臨みました。
ゲーム序盤は良かったものの先制を許すと、
福岡の守備にはまってしまい、狙いを見せられなかったゲームに感じました。
流れを簡単に振り返ります。
ジェフは3バック、福岡は4バックでのスタートとなった。両軍高い位置からプレスをかけ積極的に玉際に入ったが、ジェフがペースを握った。サイドから早めのクロスやロングボールを入れていきチャンスを作ったが決めきれないとともになかなか起点を作れず、福岡にカウンターを許した。24分にカウンターのロングボールから前線でウェリントンに落とされ、鈴木惇に飛び込まれ失点してしまう。守備的に安定した福岡にジェフは高い位置で起点が作れず崩せない展開が続き、前半を0-1で終えた。後半に入ると福岡がゾーンを敷きしっかり守ってジェフが崩しにかかるも崩しきれない展開が顕著になり、ジェフはボールを持つがシュートの打てない展開が続いた。也真人・森本・太亮を投入し攻撃に力を入れたが、最後まで福岡の守備を崩せず、0-1で敗戦となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①ジェフは3バックも狙いを見せられず
ジェフは、今季初と思われる、
スタートからの3バックとなりました。
富沢がボランチ的な位置に上がり、
キム・大岩・栗山の3バックと思われ、
WBに佑昌、水野が入った、
そんな布陣となりました。
3バックにするチームの狙いは、大きく分ければ攻撃的にするチームと守備的にするチームがいて、
ジェフは攻撃的にしたいチームであったとおもわれます。
極端に言えば、3バックの3枚の守備を相手の3トップにくっつけて、
残りのメンバーは攻めるというイメージではないかと思います。
一見、攻撃に人数を裂けたように見えますが、そう簡単ではなく、
普段のように4バックの時でサイドバックが上がった2バックの時より守備的になり、
あまり攻撃的にならないという側面もありますが、
ジェフとしては高い位置に選手を入れたかったという狙いであったと思います。
ただ、その前線に人数を入れる位置というのがあいまいで、
ジェフの狙いというのがはっきりしなかったというのが感想です。
ボランチとFWの1枚づつを、サイドに行かせたり中央で余らせたりすることで数的優位を作ることが考えられますが、
結局どこで攻撃の起点を作るのか、狙いがわかりませんでした。
わたしはオシムさん理論の考え方で、システムというのはそんなに大事ではなく、
例えば4バックでも、攻撃時にボランチが一人下がれば3バックになるので、どっちでもいいと考えていますが、
どちらかというと、慣れた4バックで、
攻撃時にボランチを1枚下げて、両サイドバックが上がって攻撃的な布陣を取った方が、バランスがいいような気がしています。
これはジェフはここまでもやっていたことなので、
あえて3バックにするならば、
5バック気味にWBを下げて、守備的に戦うということならわかるのですが、
攻撃的な3バックというのは、
狙いが読めない気もしてしまいました。
相手とのマッチングで必要だった面もあると思いますが、
攻撃の形をはっきりして、狙いを持ったサッカーを作っていってほしいと思います。
さてジェフはここから連戦で、
神戸、大分と戦うこととなる。
安、ネイツの代表FWも不在であり、今節は井出くんも帯同できず、
苦しい戦いといえるかもしれない。
それでも、出られる選手で最高の戦いをつくっていくことは、
できるだろう。
この苦しい連戦を、
最善の戦いで乗り切っていこう
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
ジェフは今季初と思われる3バックでのスタート(ゲーム中というのはあるが)となり、
策をもって試合に臨みました。
ゲーム序盤は良かったものの先制を許すと、
福岡の守備にはまってしまい、狙いを見せられなかったゲームに感じました。
流れを簡単に振り返ります。
ジェフは3バック、福岡は4バックでのスタートとなった。両軍高い位置からプレスをかけ積極的に玉際に入ったが、ジェフがペースを握った。サイドから早めのクロスやロングボールを入れていきチャンスを作ったが決めきれないとともになかなか起点を作れず、福岡にカウンターを許した。24分にカウンターのロングボールから前線でウェリントンに落とされ、鈴木惇に飛び込まれ失点してしまう。守備的に安定した福岡にジェフは高い位置で起点が作れず崩せない展開が続き、前半を0-1で終えた。後半に入ると福岡がゾーンを敷きしっかり守ってジェフが崩しにかかるも崩しきれない展開が顕著になり、ジェフはボールを持つがシュートの打てない展開が続いた。也真人・森本・太亮を投入し攻撃に力を入れたが、最後まで福岡の守備を崩せず、0-1で敗戦となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①ジェフは3バックも狙いを見せられず
ジェフは、今季初と思われる、
スタートからの3バックとなりました。
富沢がボランチ的な位置に上がり、
キム・大岩・栗山の3バックと思われ、
WBに佑昌、水野が入った、
そんな布陣となりました。
3バックにするチームの狙いは、大きく分ければ攻撃的にするチームと守備的にするチームがいて、
ジェフは攻撃的にしたいチームであったとおもわれます。
極端に言えば、3バックの3枚の守備を相手の3トップにくっつけて、
残りのメンバーは攻めるというイメージではないかと思います。
一見、攻撃に人数を裂けたように見えますが、そう簡単ではなく、
普段のように4バックの時でサイドバックが上がった2バックの時より守備的になり、
あまり攻撃的にならないという側面もありますが、
ジェフとしては高い位置に選手を入れたかったという狙いであったと思います。
ただ、その前線に人数を入れる位置というのがあいまいで、
ジェフの狙いというのがはっきりしなかったというのが感想です。
ボランチとFWの1枚づつを、サイドに行かせたり中央で余らせたりすることで数的優位を作ることが考えられますが、
結局どこで攻撃の起点を作るのか、狙いがわかりませんでした。
わたしはオシムさん理論の考え方で、システムというのはそんなに大事ではなく、
例えば4バックでも、攻撃時にボランチが一人下がれば3バックになるので、どっちでもいいと考えていますが、
どちらかというと、慣れた4バックで、
攻撃時にボランチを1枚下げて、両サイドバックが上がって攻撃的な布陣を取った方が、バランスがいいような気がしています。
これはジェフはここまでもやっていたことなので、
あえて3バックにするならば、
5バック気味にWBを下げて、守備的に戦うということならわかるのですが、
攻撃的な3バックというのは、
狙いが読めない気もしてしまいました。
相手とのマッチングで必要だった面もあると思いますが、
攻撃の形をはっきりして、狙いを持ったサッカーを作っていってほしいと思います。
さてジェフはここから連戦で、
神戸、大分と戦うこととなる。
安、ネイツの代表FWも不在であり、今節は井出くんも帯同できず、
苦しい戦いといえるかもしれない。
それでも、出られる選手で最高の戦いをつくっていくことは、
できるだろう。
この苦しい連戦を、
最善の戦いで乗り切っていこう
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ロングボールを使って個を活かす戦術へ<2015年J2第35節愛媛戦@フクアリ> [レポート(2015)]
ジェフ1-0愛媛
どうも、わたしです。
今節は、前回対戦の愛媛戦とはやや違い、
ジェフも愛媛もやり方が変わったように感じました。
ロングボールで間延びしたうえで、
個でしっかり寄せるサッカーができたように思います。
流れを簡単に振り返ります。
序盤から両軍ともやや長いボールを使って引き伸ばしにかかる。最初は愛媛の圧力に押されたが徐々にジェフがペースを握っていった。16分に水野のロングクロスに井出くんが飛び込んで先制に成功した。ジェフは愛媛の裏へのロングボールをキムや富沢がさばきつつ、逆にジェフがロングボールを使いつつ愛媛の布陣を引き延ばした。間延びした愛媛の布陣に対し、ジェフはしっかり寄せて遮断し、前半を1-0で終えた。後半に入ってもやや間延びした展開が続き、コンパクトのない愛媛の選手はやや孤立し、ジェフの個が光る展開となる。早く寄せて奪うと、サイドからサイドに振り、中央で起点ができなくてもはじき返されたボールはセカンドボールを奪い、ジェフの波状攻撃ができる展開となった。最後はボールをキープして逃げ切り、1-0で勝利したゲームに名ちました。
思うところを書いていきます。
①ロングボールを使って個を活かす戦術へ
前回の対愛媛戦では、ジェフが押し込みつつも愛媛のコンパクトなブロックを崩せず、
奪われてカウンターを受けて、裏へのボールに間延びしたところで、ファウルを取られセットプレーで失点して敗戦しました。
今節も似た展開を狙ってくることが予想されましたが、
愛媛がやや積極的に前でコンパクトを作ってきたことと、ジェフがロングボールを使って愛媛を間延びさせたことで、違う展開へと引き込みました。
ジェフはややロングボールを使うことで、愛媛の守備を間延びさせ、
孤立させることで、ペースを握ったと思います。
相手は間延びして孤立しているので、やや距離感も長くなり、
ジェフの選手が寄せることで相手のペースを切ることができるようになりました。
相手がコンパクトさがなければ、1対1になることも増え、
ジェフの選手の個が活きる展開であったと思います。
パウリーニョが個で寄せて奪うことも多く、
ケンタローが起点になり、ボールを入れていくことも多かったと思います。
水野のキックも正確で、そんなキックがアシストとなり、
井出くんのスプリントでの飛び出しから得点が生まれました。
なにより今期序盤に見られたような、ボールにしっかり寄せてつぶし、
それを早い展開でゴールに迫るサッカーが作れたのではないかと思います。
序盤の駆け引きの中、相手の良さを消し、
ジェフのサッカーに持ち込む、そんなゲームが作れたのではないかと思います。
これが愛媛以外のチームでも、作り続けられるか、
それがここからの昇格争いに大きな影響を与えるかもしれませんね。
注目してみていきたいと、
思います。
さて、ホームで愛媛に勝ち、
次はアウェイの福岡に乗り込む。
リーグ前半戦では2-2で引き分けていて、
ここで昇格を争う勝負といえるだろう。
福岡も玉際に強く当たり、奪ってはどんどん縦に速いスタイルを取っており、
真っ向からぶつかることになるだろう。
愛媛に続き、福岡をも力でねじ伏せ、
昇格に勢いをつけていこう。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
今節は、前回対戦の愛媛戦とはやや違い、
ジェフも愛媛もやり方が変わったように感じました。
ロングボールで間延びしたうえで、
個でしっかり寄せるサッカーができたように思います。
流れを簡単に振り返ります。
序盤から両軍ともやや長いボールを使って引き伸ばしにかかる。最初は愛媛の圧力に押されたが徐々にジェフがペースを握っていった。16分に水野のロングクロスに井出くんが飛び込んで先制に成功した。ジェフは愛媛の裏へのロングボールをキムや富沢がさばきつつ、逆にジェフがロングボールを使いつつ愛媛の布陣を引き延ばした。間延びした愛媛の布陣に対し、ジェフはしっかり寄せて遮断し、前半を1-0で終えた。後半に入ってもやや間延びした展開が続き、コンパクトのない愛媛の選手はやや孤立し、ジェフの個が光る展開となる。早く寄せて奪うと、サイドからサイドに振り、中央で起点ができなくてもはじき返されたボールはセカンドボールを奪い、ジェフの波状攻撃ができる展開となった。最後はボールをキープして逃げ切り、1-0で勝利したゲームに名ちました。
思うところを書いていきます。
①ロングボールを使って個を活かす戦術へ
前回の対愛媛戦では、ジェフが押し込みつつも愛媛のコンパクトなブロックを崩せず、
奪われてカウンターを受けて、裏へのボールに間延びしたところで、ファウルを取られセットプレーで失点して敗戦しました。
今節も似た展開を狙ってくることが予想されましたが、
愛媛がやや積極的に前でコンパクトを作ってきたことと、ジェフがロングボールを使って愛媛を間延びさせたことで、違う展開へと引き込みました。
ジェフはややロングボールを使うことで、愛媛の守備を間延びさせ、
孤立させることで、ペースを握ったと思います。
相手は間延びして孤立しているので、やや距離感も長くなり、
ジェフの選手が寄せることで相手のペースを切ることができるようになりました。
相手がコンパクトさがなければ、1対1になることも増え、
ジェフの選手の個が活きる展開であったと思います。
パウリーニョが個で寄せて奪うことも多く、
ケンタローが起点になり、ボールを入れていくことも多かったと思います。
水野のキックも正確で、そんなキックがアシストとなり、
井出くんのスプリントでの飛び出しから得点が生まれました。
なにより今期序盤に見られたような、ボールにしっかり寄せてつぶし、
それを早い展開でゴールに迫るサッカーが作れたのではないかと思います。
序盤の駆け引きの中、相手の良さを消し、
ジェフのサッカーに持ち込む、そんなゲームが作れたのではないかと思います。
これが愛媛以外のチームでも、作り続けられるか、
それがここからの昇格争いに大きな影響を与えるかもしれませんね。
注目してみていきたいと、
思います。
さて、ホームで愛媛に勝ち、
次はアウェイの福岡に乗り込む。
リーグ前半戦では2-2で引き分けていて、
ここで昇格を争う勝負といえるだろう。
福岡も玉際に強く当たり、奪ってはどんどん縦に速いスタイルを取っており、
真っ向からぶつかることになるだろう。
愛媛に続き、福岡をも力でねじ伏せ、
昇格に勢いをつけていこう。
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厳しい戦いながらいろいろ工夫もありました<2015年J2第34節大宮戦@NACK> [レポート(2015)]
ジェフ1-2大宮
どうも、わたしです。
首位相手に厳しい戦いになってしまいましたが、
それでも1点を返し、ペースを取れる時間もありました。
コートチェンジなど、ジェフには珍しい感じの工夫や、
パワープレーで押しあげる工夫などがあったゲームだと思います。
内容を簡単に振り返ります。
西日があるため、ジェフはコートチェンジしてゲームに臨んだ。序盤から前に出てラインも上げ、積極的に入ったジェフがペースを握った。高い位置のライン間で起点を作るとゴールへ迫ったがキーパーの好守などにはばまれた。30分くらいから裏へのボールでラインが押し下げられると、カウンターからムルジャに決められ失点。前半を0-1で終えた。後半に入ると守備が安定した大宮に対しジェフはテンポ速くパスをつないで攻めようとするも、ミスが出て逆にカウンターからピンチを作った。50分にサイドから崩されて2点目を奪われた。その後交代選手を前に集め攻撃的に攻めるも攻めきれず、88分に1点を返すが、1-2で敗戦となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①厳しい戦いながらいろいろ工夫もありました。
大宮を相手ということで、
ジェフはチームとして気合が入っていたのではないかと思います。
まずは、コイントスでジェフは、
コートチェンジを選択。
ジェフがコートチェンジを選択したのは、
わたしも記憶にないので、久しぶりのことと思います。
それは、西日でまぶしかったからだと思われ、
逆に後半は日も落ち、コートチェンジによって、大宮だけがまぶしいという事情だと思われます。
そんな前半には、ジェフはゴール前にどんどんボールを入れ、
やや中央からの攻めも多かったですが、そんな西日の影響も考慮に入っていたのかもしれません。
そんな西日の時間帯に、
ジェフはペースを握って攻める時間を作り、大宮はホームながら嫌だったのではないかと思います。
あとは、点を取られての後半ですが、
メンバーを入れ替えて、前線に多くの人数を入れました。
おそらくですが守備時は4バックだけれど、攻撃時は3バック気味になっていると思われ、
そのぶん、ケンタローもしくは大岩くんがCBに入り、両サイドは上がり、トップ下の位置に選手が入る形になったと思います。
これによってよかったなと思うのが、
トップ下に選手が入ることで、攻撃の活性化になるということ。
ジェフは、序盤から4-2-3-1で戦ってきてトップ下をおいて戦っていましたが、
ここ数戦は4-4-2で2トップにし、やや中央の位置には人がいない状況になっていました。
FW同士が近くなるメリットはありますが、前線と2列目が遠くなるデメリットもあり、
トップ下がいるメリットも無視できないところでしたが、それを両方実現できる布陣なのかもしれません。
ただもちろん、守備の負担は大きいので、
短い時間に限られるのかもしれません。
それでもその時間に、上がったサイドの選手(佑昌)と、トップ下の選手(松田)で起点を作り、
新しく入ったFW(アド)が点を取ったというのは、可能性なのかなと感じます。
これから厳しい2か月に入っていきますが、
攻撃的なチーム作りというのも、工夫が必要だと思うので、ぜひこの工夫を生かしていってほしいと思います。
さて、ジェフは、
勝利を逃し8位という順位まで下げてしまった。
プレーオフ圏外とはいえ、上とは1ゲーム以内に数チームがひしめき、
厳しい昇格争いになっていくだろう。
そのなかで、昨年の山形や、おととしの徳島のように、
最後の最後で勢いのあるチームとして滑り込んでいくチームが昇格をつかむのかもしれない。
ジェフは、いまいち調子が上がらないだけに、
そうなれる可能性も秘めているのである。
ここからこそ、
一意専心である。
昇格という一つの目標を目指し、ガムシャラに戦い、
一丸となって掴み取っていこう。
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どうも、わたしです。
首位相手に厳しい戦いになってしまいましたが、
それでも1点を返し、ペースを取れる時間もありました。
コートチェンジなど、ジェフには珍しい感じの工夫や、
パワープレーで押しあげる工夫などがあったゲームだと思います。
内容を簡単に振り返ります。
西日があるため、ジェフはコートチェンジしてゲームに臨んだ。序盤から前に出てラインも上げ、積極的に入ったジェフがペースを握った。高い位置のライン間で起点を作るとゴールへ迫ったがキーパーの好守などにはばまれた。30分くらいから裏へのボールでラインが押し下げられると、カウンターからムルジャに決められ失点。前半を0-1で終えた。後半に入ると守備が安定した大宮に対しジェフはテンポ速くパスをつないで攻めようとするも、ミスが出て逆にカウンターからピンチを作った。50分にサイドから崩されて2点目を奪われた。その後交代選手を前に集め攻撃的に攻めるも攻めきれず、88分に1点を返すが、1-2で敗戦となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①厳しい戦いながらいろいろ工夫もありました。
大宮を相手ということで、
ジェフはチームとして気合が入っていたのではないかと思います。
まずは、コイントスでジェフは、
コートチェンジを選択。
ジェフがコートチェンジを選択したのは、
わたしも記憶にないので、久しぶりのことと思います。
それは、西日でまぶしかったからだと思われ、
逆に後半は日も落ち、コートチェンジによって、大宮だけがまぶしいという事情だと思われます。
そんな前半には、ジェフはゴール前にどんどんボールを入れ、
やや中央からの攻めも多かったですが、そんな西日の影響も考慮に入っていたのかもしれません。
そんな西日の時間帯に、
ジェフはペースを握って攻める時間を作り、大宮はホームながら嫌だったのではないかと思います。
あとは、点を取られての後半ですが、
メンバーを入れ替えて、前線に多くの人数を入れました。
おそらくですが守備時は4バックだけれど、攻撃時は3バック気味になっていると思われ、
そのぶん、ケンタローもしくは大岩くんがCBに入り、両サイドは上がり、トップ下の位置に選手が入る形になったと思います。
これによってよかったなと思うのが、
トップ下に選手が入ることで、攻撃の活性化になるということ。
ジェフは、序盤から4-2-3-1で戦ってきてトップ下をおいて戦っていましたが、
ここ数戦は4-4-2で2トップにし、やや中央の位置には人がいない状況になっていました。
FW同士が近くなるメリットはありますが、前線と2列目が遠くなるデメリットもあり、
トップ下がいるメリットも無視できないところでしたが、それを両方実現できる布陣なのかもしれません。
ただもちろん、守備の負担は大きいので、
短い時間に限られるのかもしれません。
それでもその時間に、上がったサイドの選手(佑昌)と、トップ下の選手(松田)で起点を作り、
新しく入ったFW(アド)が点を取ったというのは、可能性なのかなと感じます。
これから厳しい2か月に入っていきますが、
攻撃的なチーム作りというのも、工夫が必要だと思うので、ぜひこの工夫を生かしていってほしいと思います。
さて、ジェフは、
勝利を逃し8位という順位まで下げてしまった。
プレーオフ圏外とはいえ、上とは1ゲーム以内に数チームがひしめき、
厳しい昇格争いになっていくだろう。
そのなかで、昨年の山形や、おととしの徳島のように、
最後の最後で勢いのあるチームとして滑り込んでいくチームが昇格をつかむのかもしれない。
ジェフは、いまいち調子が上がらないだけに、
そうなれる可能性も秘めているのである。
ここからこそ、
一意専心である。
昇格という一つの目標を目指し、ガムシャラに戦い、
一丸となって掴み取っていこう。
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