わたしが支えますから一緒に応援に行きましょう!!<妄想ショートショートシリーズ> [妄想シリーズ]
どうも、わたしです。
アラフォーに着々と近づいているせいか、
ここ最近、左腕が上がらなくて困っているわたし。
四十肩ではないみたいなんですけど、
嫁からは「歳のせい?」とからかわれています。
誰か、支えてくれたらいいんだけどなあ。
なんてことから、
始まった妄想です。
どぞ。
<妄想1 わたしが支えますから一緒に応援に行きましょう!!>
(妄想出演:相武紗季、設定:フクアリで偶然ぶつかったドジっ娘)
紗季「本っ当に、ゴメンナサイ!!」
紗季は、フクアリの医務室で、
足に包帯を巻かれているボクに向かって、
ひたすらに謝っていた。
ボク「そんなに気にしないで、転ぶことは誰でもあるから。」
ボクは、フクアリでのジェフ対町田戦に入場するため、
ゲートの階段を上っていた時、
何でか、
バランスを崩した女性がぶつかってきて、
危うく階段を落ちるところまでは免れたが、
足を捻挫してしまったのだった。
そのぶつかった女性が、
女の子数人で、観戦に来ていた紗季だったのだ。
紗季「でも、せっかく応援に来たのに・・・・。足が痛いと不自由ですよね。本当にごめんなさい」
ボク「そんなに重症じゃないから大丈夫。飛び跳ねるのはやめといて、大人し目に応援することにするよ。」
ボクは、今回久々の応援で、ストレス発散も兼ねて、
声をからして全力で飛び跳ねて応援する予定だった。
ゴール裏に向かう予定だったけど、仕方ない、
もうホーム側は満席だろうし、階段も登るのも辛いし、比較的空いているアウェイ側の自由席にでも行こうかと考えていた。
紗季「でも・・・・・・・・・。せっかくの応援が台無しになっちゃいますよね・・・・・・。」
ボク「そんなに気にしなくても大丈夫だよ。久々の応援だったから、ちょっと残念だけど、仕方ない。」
紗季「もし良かったら、予定通りホーム側で応援しませんか?わたし支えますから!!」
ボク「えええっ」
ぶつかって怪我をしたとはいえ、
初対面の可愛い女の子に支えてもらっての応援なんて恥ずかしいし、最初は遠慮して断っていたけど、
せっかく久々に来れたのだし、ジェフを応援したい気持ちもあったので、
押し問答の末、肩を貸してもらうことにした。
医務室からスタンドへの道すがら聞いてみると、
紗季も久々のフクアリへの応援で、
高校時代の同級生たちと毎年この時期だけ来ているのだとか。
紗季「転勤で遠くに行ってる友達もこの時期なら集まれるから、高校時代みたいにみんなで大声で応援に来てるんです。」
ボク「久々の再会がボクと一緒になっちゃって、こちらこそごめんね。せっかく集まれたのに・・・・」
紗季「そんなことないです。もし階段でぶつからなかったら・・・・・」
ボクは、”あなたと出会えなかったから”なんて、
マンガみたいな言葉を期待してドキッとしてしまったけど、
紗季「わたし、きっと階段から落ちていて、救急車で運ばれちゃってましたから。助けてもらっちゃいました。」
ボク「でも大怪我しなくてホントに良かった。」
そんなやり取りに、
嬉しいやら悲しいやらだったけれど、
紗季は、段差のあるところや、荷物の持ち歩きなど、
本当に献身的に肩を貸してくれて、
スタンドまで連れて行ってくれた。
スタンドにつくころには、
ボクは、そんな彼女にほのかな好意をもつようになっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
試合はリードしてアディショナルタイム。
スタンドは、熱狂して、
最高に盛り上がっていた。
紗季は、大きな声で応援して、
ボクも最初は座っていたけれど、
途中からは彼女に支えてもらって、片足で飛び跳ねていた。
足は痛かったけれど、
紗季が本当に献身的で、しかも一生懸命ジェフを応援してくれていたので、
とても楽しい、充実した応援になっていた。
紗季「きっとラストプレーですね。」
ボク「これをしのげば勝ちだ!!」
放り込まれたボールを竹内が蹴りだしたところで、
主審のタイムアップの笛。
紗季「キャー!!やったー。」
彼女は、明るい声をあげると、
嬉しそうに飛び上がった。
ボクは、紗季とハイタッチをしようと、
彼女の方へ体を向けたそのとき・・・・・・・・・・・・・
紗季「キャ!!あー。」
飛び跳ねて、バランスを崩した紗季が、
痛めている方の足に乗っかる形で倒れこんできた。
ボク「!%§±ΦÅ#ξ!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紗季「本っ当にごめんなさい!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局、そんなこともあったので、
フクアリを出る人ごみが落ち着いた頃、
紗季に支えられて、フクアリをあとにすることになったボク。
痛い足を引きずりながら、フクアリを出ようとしているときに、
紗季が言った。
紗季「今日は本当にゴメンナサイ」
紗季「今度応援に来る時も、また支えになっても、いいですか?」
<FIN>
参考ようつべ
痛い腕を、うちの嫁さんもマッサージしてくれました。
たまには、ケガするのも悪くないなあ。
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アラフォーに着々と近づいているせいか、
ここ最近、左腕が上がらなくて困っているわたし。
四十肩ではないみたいなんですけど、
嫁からは「歳のせい?」とからかわれています。
誰か、支えてくれたらいいんだけどなあ。
なんてことから、
始まった妄想です。
どぞ。
<妄想1 わたしが支えますから一緒に応援に行きましょう!!>
(妄想出演:相武紗季、設定:フクアリで偶然ぶつかったドジっ娘)
紗季「本っ当に、ゴメンナサイ!!」
紗季は、フクアリの医務室で、
足に包帯を巻かれているボクに向かって、
ひたすらに謝っていた。
ボク「そんなに気にしないで、転ぶことは誰でもあるから。」
ボクは、フクアリでのジェフ対町田戦に入場するため、
ゲートの階段を上っていた時、
何でか、
バランスを崩した女性がぶつかってきて、
危うく階段を落ちるところまでは免れたが、
足を捻挫してしまったのだった。
そのぶつかった女性が、
女の子数人で、観戦に来ていた紗季だったのだ。
紗季「でも、せっかく応援に来たのに・・・・。足が痛いと不自由ですよね。本当にごめんなさい」
ボク「そんなに重症じゃないから大丈夫。飛び跳ねるのはやめといて、大人し目に応援することにするよ。」
ボクは、今回久々の応援で、ストレス発散も兼ねて、
声をからして全力で飛び跳ねて応援する予定だった。
ゴール裏に向かう予定だったけど、仕方ない、
もうホーム側は満席だろうし、階段も登るのも辛いし、比較的空いているアウェイ側の自由席にでも行こうかと考えていた。
紗季「でも・・・・・・・・・。せっかくの応援が台無しになっちゃいますよね・・・・・・。」
ボク「そんなに気にしなくても大丈夫だよ。久々の応援だったから、ちょっと残念だけど、仕方ない。」
紗季「もし良かったら、予定通りホーム側で応援しませんか?わたし支えますから!!」
ボク「えええっ」
ぶつかって怪我をしたとはいえ、
初対面の可愛い女の子に支えてもらっての応援なんて恥ずかしいし、最初は遠慮して断っていたけど、
せっかく久々に来れたのだし、ジェフを応援したい気持ちもあったので、
押し問答の末、肩を貸してもらうことにした。
医務室からスタンドへの道すがら聞いてみると、
紗季も久々のフクアリへの応援で、
高校時代の同級生たちと毎年この時期だけ来ているのだとか。
紗季「転勤で遠くに行ってる友達もこの時期なら集まれるから、高校時代みたいにみんなで大声で応援に来てるんです。」
ボク「久々の再会がボクと一緒になっちゃって、こちらこそごめんね。せっかく集まれたのに・・・・」
紗季「そんなことないです。もし階段でぶつからなかったら・・・・・」
ボクは、”あなたと出会えなかったから”なんて、
マンガみたいな言葉を期待してドキッとしてしまったけど、
紗季「わたし、きっと階段から落ちていて、救急車で運ばれちゃってましたから。助けてもらっちゃいました。」
ボク「でも大怪我しなくてホントに良かった。」
そんなやり取りに、
嬉しいやら悲しいやらだったけれど、
紗季は、段差のあるところや、荷物の持ち歩きなど、
本当に献身的に肩を貸してくれて、
スタンドまで連れて行ってくれた。
スタンドにつくころには、
ボクは、そんな彼女にほのかな好意をもつようになっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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試合はリードしてアディショナルタイム。
スタンドは、熱狂して、
最高に盛り上がっていた。
紗季は、大きな声で応援して、
ボクも最初は座っていたけれど、
途中からは彼女に支えてもらって、片足で飛び跳ねていた。
足は痛かったけれど、
紗季が本当に献身的で、しかも一生懸命ジェフを応援してくれていたので、
とても楽しい、充実した応援になっていた。
紗季「きっとラストプレーですね。」
ボク「これをしのげば勝ちだ!!」
放り込まれたボールを竹内が蹴りだしたところで、
主審のタイムアップの笛。
紗季「キャー!!やったー。」
彼女は、明るい声をあげると、
嬉しそうに飛び上がった。
ボクは、紗季とハイタッチをしようと、
彼女の方へ体を向けたそのとき・・・・・・・・・・・・・
紗季「キャ!!あー。」
飛び跳ねて、バランスを崩した紗季が、
痛めている方の足に乗っかる形で倒れこんできた。
ボク「!%§±ΦÅ#ξ!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紗季「本っ当にごめんなさい!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局、そんなこともあったので、
フクアリを出る人ごみが落ち着いた頃、
紗季に支えられて、フクアリをあとにすることになったボク。
痛い足を引きずりながら、フクアリを出ようとしているときに、
紗季が言った。
紗季「今日は本当にゴメンナサイ」
紗季「今度応援に来る時も、また支えになっても、いいですか?」
<FIN>
参考ようつべ
痛い腕を、うちの嫁さんもマッサージしてくれました。
たまには、ケガするのも悪くないなあ。
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タグ:ショートショート
先輩、ジェフの応援に連れてってください<妄想ショートショートシリーズ> [妄想シリーズ]
どうも、わたしです。
いよいよ夏到来ですね。
みんな夏を楽しみたいと思いつつ、
なにもきっかけがなく、家でボーっとクーラー漬けになってしまう、
夏。
一歩外にに出れば、
何かが起こるかもしれない、
そんな夏を書いていきたいと思います。
どぞ。
<妄想1 先輩、ジェフの応援に連れてってください>
(妄想出演:北乃きい、設定:断れなくてデートに来ていた後輩)
きい「先輩!!」
近所の花火大会で、たこ焼きの列に並んでいた時、
後輩の、きいに呼び止められた。
ボクは、誰かを誘うでもなく、一人さみしく花火大会に来ていて、
花火よりも、食べる楽しみに走っていたところだった。
俺「おう、北乃か。デート?」
きいは、同世代の男の子と歩いていて、
デートのようだった。
相手は大人しそうだが、
爽やか好青年。
明るくて、部活でもいくつか代が上のボクにも自然で礼儀も正しく接してくれる彼女は、
お気に入りの後輩だったから、
彼氏と一緒だったのは、ちょっと残念だったけど、
まあ、そういういい娘なだけに、
彼氏くらいいても不思議じゃないのかもしれない。
きい「ええ、・・・・まあ、・・・・・その、・・・・・」
きい「先輩!!もし良かったら、一緒に花火、見ませんか?」
あれ、彼氏に悪いんじゃないの?と思ったけど、
なんかしっくりしない答えだし、
こっちは出かけてきたもののたくさんのカップルを見てさみしい気持ちになっていたところだったので、
俺「おう、行こう行こう!!社会人の俺が、イカ飯を奢っちゃうよ」
一緒に行くことにした。
彼氏には悪いけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きいはトイレに行くといって席を立ち、
彼氏の好青年と二人にされてしまったが、会話なんてなくて、
キツイ時間。
お邪魔しないように帰ろうかなー、と思っていたら、
メールが来た。
きいから。
”先輩、実は一緒に来ているのはバイトの先輩で、
誘われたんですけど、仕事を教わっている手前、断れなくて、今日は来ちゃったんです。
もしご迷惑じゃなかったら、このまま一緒にいてくれませんか?”
そういうことか。
なんとなく状況が理解できた。
明るくていつも楽しそうな彼女のことだ、
大人しい爽やか好青年は苦手だったのかもしれない。
しかし、さて、
どうやって助けてあげようかな。
俺ができそうなことといえば・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3人で盛り上がらず黙って花火を見ていたその時、
黄色の大きな花火が上がった。
思いついた。
俺「そういえば、今度、ジェフにリカルドロボが来たんだぜ。」
厳しい時間が続くんだから、
どうせなら俺のジェフワールドに叩き込んで、
バイトの先輩君をもっと弱らせよう。
きい「あっ、先輩、ジェフ好きなんですか?わたし超見ますよ!!」
意外にも、
きいの表情が、パッと明るくなって、
話に楽しそうに食いついてきた。
俺「そうなの?俺も超超見てるよ(笑)。夏は花火だけじゃなくて、フクアリにもいかないと」
きい「わたしの方が超超超見てますよ(笑)。でもフクアリにはいっしょに行ってくれる友達があんまりいないから、今度連れてってくださいよ」
俺「行く?いいよ。社会人の俺が、ソーセージ盛りを奢っちゃる。」
そのあとは花火そっちのけでジェフ談義になった。
ジェフの話題についていけないようだったバイトの先輩君もそっちのけになったので、
これでもう、きっと誘われなくなって、きいも安心かな。
俺の役目も果たせたというものだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花火を見て、解散しての帰り道。
後輩助けもできたし、ジェフ談義もできたし、
割といい一日だったなー、なんて考えて歩いていた。
ちょっと心残りは、
きいと、ちゃんとフクアリに応援に行く約束を、
決められなかったこと。
バイトの先輩君より俺の方と仲良くしているところを見せて、
もう誘われなくしようとしていたんだろうし、
一緒に応援に行きたいなんて、
社交辞令だよなー。
でも、明るくて楽しい彼女と一緒に応援に行ったら、
それはすごく楽しい応援になるはずだし、
俺みたいな先輩とも自然に楽しく話してくれる、
きいが、とてもいい娘だって、再認識したのになあ。
ちょっと後悔しているとき、
メールが鳴った。
きいからだ。
”先輩、今日はありがとうございました。先輩がいてくれて、助かりました。
とても頼もしかったです。
もし、よかったら今度本当に、フクアリに連れてってくれませんか?
今日のお礼に、わたしがお弁当を作っていくので、ソーセージ盛りはタッパーでお持ち帰りにしてくださいね。”
夏は始まったばかりだけど、
今年の夏は、楽しくなりそうだ。
優勝争いも、超超超、盛り上がっていくに、
違いない。
<FIN>
関連動画
暑いですけど、
出かければ、楽しいことが待っているかもしれません。
そして、ジェフが好きだと、
もっといいことありますよ、
きっと。
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今日もコメント遅れそうです。
あしからず。
いよいよ夏到来ですね。
みんな夏を楽しみたいと思いつつ、
なにもきっかけがなく、家でボーっとクーラー漬けになってしまう、
夏。
一歩外にに出れば、
何かが起こるかもしれない、
そんな夏を書いていきたいと思います。
どぞ。
<妄想1 先輩、ジェフの応援に連れてってください>
(妄想出演:北乃きい、設定:断れなくてデートに来ていた後輩)
きい「先輩!!」
近所の花火大会で、たこ焼きの列に並んでいた時、
後輩の、きいに呼び止められた。
ボクは、誰かを誘うでもなく、一人さみしく花火大会に来ていて、
花火よりも、食べる楽しみに走っていたところだった。
俺「おう、北乃か。デート?」
きいは、同世代の男の子と歩いていて、
デートのようだった。
相手は大人しそうだが、
爽やか好青年。
明るくて、部活でもいくつか代が上のボクにも自然で礼儀も正しく接してくれる彼女は、
お気に入りの後輩だったから、
彼氏と一緒だったのは、ちょっと残念だったけど、
まあ、そういういい娘なだけに、
彼氏くらいいても不思議じゃないのかもしれない。
きい「ええ、・・・・まあ、・・・・・その、・・・・・」
きい「先輩!!もし良かったら、一緒に花火、見ませんか?」
あれ、彼氏に悪いんじゃないの?と思ったけど、
なんかしっくりしない答えだし、
こっちは出かけてきたもののたくさんのカップルを見てさみしい気持ちになっていたところだったので、
俺「おう、行こう行こう!!社会人の俺が、イカ飯を奢っちゃうよ」
一緒に行くことにした。
彼氏には悪いけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きいはトイレに行くといって席を立ち、
彼氏の好青年と二人にされてしまったが、会話なんてなくて、
キツイ時間。
お邪魔しないように帰ろうかなー、と思っていたら、
メールが来た。
きいから。
”先輩、実は一緒に来ているのはバイトの先輩で、
誘われたんですけど、仕事を教わっている手前、断れなくて、今日は来ちゃったんです。
もしご迷惑じゃなかったら、このまま一緒にいてくれませんか?”
そういうことか。
なんとなく状況が理解できた。
明るくていつも楽しそうな彼女のことだ、
大人しい爽やか好青年は苦手だったのかもしれない。
しかし、さて、
どうやって助けてあげようかな。
俺ができそうなことといえば・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3人で盛り上がらず黙って花火を見ていたその時、
黄色の大きな花火が上がった。
思いついた。
俺「そういえば、今度、ジェフにリカルドロボが来たんだぜ。」
厳しい時間が続くんだから、
どうせなら俺のジェフワールドに叩き込んで、
バイトの先輩君をもっと弱らせよう。
きい「あっ、先輩、ジェフ好きなんですか?わたし超見ますよ!!」
意外にも、
きいの表情が、パッと明るくなって、
話に楽しそうに食いついてきた。
俺「そうなの?俺も超超見てるよ(笑)。夏は花火だけじゃなくて、フクアリにもいかないと」
きい「わたしの方が超超超見てますよ(笑)。でもフクアリにはいっしょに行ってくれる友達があんまりいないから、今度連れてってくださいよ」
俺「行く?いいよ。社会人の俺が、ソーセージ盛りを奢っちゃる。」
そのあとは花火そっちのけでジェフ談義になった。
ジェフの話題についていけないようだったバイトの先輩君もそっちのけになったので、
これでもう、きっと誘われなくなって、きいも安心かな。
俺の役目も果たせたというものだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花火を見て、解散しての帰り道。
後輩助けもできたし、ジェフ談義もできたし、
割といい一日だったなー、なんて考えて歩いていた。
ちょっと心残りは、
きいと、ちゃんとフクアリに応援に行く約束を、
決められなかったこと。
バイトの先輩君より俺の方と仲良くしているところを見せて、
もう誘われなくしようとしていたんだろうし、
一緒に応援に行きたいなんて、
社交辞令だよなー。
でも、明るくて楽しい彼女と一緒に応援に行ったら、
それはすごく楽しい応援になるはずだし、
俺みたいな先輩とも自然に楽しく話してくれる、
きいが、とてもいい娘だって、再認識したのになあ。
ちょっと後悔しているとき、
メールが鳴った。
きいからだ。
”先輩、今日はありがとうございました。先輩がいてくれて、助かりました。
とても頼もしかったです。
もし、よかったら今度本当に、フクアリに連れてってくれませんか?
今日のお礼に、わたしがお弁当を作っていくので、ソーセージ盛りはタッパーでお持ち帰りにしてくださいね。”
夏は始まったばかりだけど、
今年の夏は、楽しくなりそうだ。
優勝争いも、超超超、盛り上がっていくに、
違いない。
<FIN>
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暑いですけど、
出かければ、楽しいことが待っているかもしれません。
そして、ジェフが好きだと、
もっといいことありますよ、
きっと。
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ハットトリック取ったらキスしてもいいよ<妄想ショートショートシリーズ> [妄想シリーズ]
どうも、わたしです。
祝!!ハットトリック!!
祝祝祝\(^ω^\)( /^ω^)/ 祝祝祝
これは、滅多にないことなので、
お祭りせねば。
ということで、
ハットトリック記念に、
妄想していこうと思います。
AKBファンの方は、許してね。
どぞ。
<妄想1 ハットトリック取ったらキスしてもいいよ>
(妄想出演:指原莉乃(AKB48)、設定:明るいけど奥手な彼女)
僕たちは、
ある賭けをした。
J2第14節のジェフ対町田戦を、
僕らは、2人でテレビの前で観戦することにしていた。
明るい性格で、
よく突拍子もないことを言い出す莉乃は、
今日はこんなことを言い出した。
莉乃「普通に観戦してるだけじゃつまんないから、賭けをしようよ。」
莉乃「3点差以上でジェフが勝ったらわたしが何でもしてあげるけど、それ以下だったらわたしのお願いを何でも聞くってのはどう?」
しょっぱなから、けっこうハンデのある条件を出してくる莉乃。
ボク「じゃあ、3点差以上だったらキスしてくれるんならいいよ。」
明るくて気楽に話せる彼女だけど、莉乃は実はかなり奥手な恥ずかしがりやで、
ボクはキスしたことが無かったのだ。
いつも、
えー、だの、
恥ずかしいー、だの言ってはぐらかされてしまうのだ。
莉乃「えー、だって、でも、そんなの・・・・・・。じゃあじゃあ、3点じゃなくて、誰かがハットトリック取ったら、OKってことにしよう。」
いっきにハードルが上がったが、莉乃もハットトリックなんて、簡単に出ないと思ったんだろう。
そんな賭けが成立することになったのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前半を2-0でリードするも、
ジェフは若干劣勢な試合展開。
ここで、
莉乃は、なんと、
あろうことか敵軍である町田の応援を始めた。
莉乃「だってだって、、2点差以下ならお願い聞いてもらうんだもん。」
こっちも負けちゃいられない。
テレビの前からも応援だ。
そんな、白熱してきたテレビの前で、
ゴールネットが揺れる映像が映る。
ボク「ワーっ!!」、
莉乃「キャー!!」
深井のジェフ3点目が突き刺さった。
まだまだこれからだ。
そして、
さらに佑昌の2得点目(ジェフ4点目)。
莉乃「えー、2点目もはいった~~。ほんとにー。」
こうなると、ハットトリックも見えてくる。
時間はまだ30分くらいある。
僕もなかなかハットトリックなんて取れると思ってないので、
冗談めかして言ってみる。
ボク「莉乃、歯を磨いて準備してきた方がいいんじゃない。」
そうすると、
莉乃はだいぶ恥ずかしそうに、しどろもどろになっていて、面白い。
莉乃「キャー、なんでー、次は外しててよー。町田ー、もっとがんばれー」
僕は心の中で、ちょっと期待をはじめた。
佑昌、絶対取れ!!絶対3点目を取れ!!
しかし、次の得点は、
藤田。
ボク「佑昌に取らせろー!!」
莉乃「キャー、まだまだ大丈夫よ。これで、佑昌さんが2点で、藤田さんが2点で、深井さんが1点でしょ。大丈夫大丈夫・・・・。でもでも、佑昌さんか藤田さんが取っちゃったらどうしよう。でもでも、大丈夫。大丈夫。」
二人ともよくわからないテンションになってきた。
莉乃も嫌そうなことを言っているが、だいぶハットトリックを意識してきて、誰が何点とっているかしっかり確認した。かなり意識して、顔は真っ赤になって、恥ずかしさを紛らわすようにずっとキャーキャー言っている様子も、少しかわいい。
2得点が2人のダブルリーチ。
どっちか、決めてくれ。
そして、訪れた79分、
またカウンターチャンスだ。
ゴール前には、ジェフの黄色いユニフォームを着た選手が、
すごい勢いで走った。
佑昌だ。
ボールにタッチすると、放たれたシュートは、
キーパーをすり抜けて、
ゴールに突き刺さった。
ボク「ワー!!」
莉乃「キャー!!」
莉乃「えー、なんでー。ホントにハットトリックなんて、ウソでしょー。」
ボク「どうする?約束したよ?」
莉乃が恥ずかしがり屋なのは良くわかっているので、聞いてみた。
いつもの彼女なら、恥ずかしさに負けて、はぐらかしてしまうだろうし、
それも仕方ない。
こんな約束で、こんな場でキスしてしまうのも、
それはそれで女性には失礼ってもんだろうし。
ちょっとの沈黙のあと、
莉乃は恥ずかしそうに真っ赤な顔で口を開いた。
莉乃「・・・・・・ちょっと気持ちを落ち着けて、精神統一してくるから、ちょっとここで待っててね。座って普通にしててくれればいいから。普通にしててね。」
というと、洗面所に入っていった。
洗面所の扉を閉めようとした時、
莉乃は振りかえって、
真っ赤な顔で少し大きな声で言った。
莉乃「約束したから!!ちゃんと約束守るから大丈夫!!」
というと、洗面所の扉を閉めた。
普段おこらないようなハットトリックが起こったことで、
莉乃にも、思いきるきっかけができたかな。
洗面所から出てくる時の彼女は、
まだ緊張した顔で出てくるんだろうけど、
優しくしてあげなくちゃね。
この後のエピソードは、
ここには書かないけれど、
佑昌のハットトリックに感謝する一日になりました。
参考映像
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ハットトリックなんて、普段なかなかお目にかかれない、
とっても名誉な記録。
そんな時なので、これをきっかけに、
ぜひなにか思い切ってチャンレンジしてみてください。
なにかいいことあるかもよ。
祝!!ハットトリック!!
祝祝祝\(^ω^\)( /^ω^)/ 祝祝祝
これは、滅多にないことなので、
お祭りせねば。
ということで、
ハットトリック記念に、
妄想していこうと思います。
AKBファンの方は、許してね。
どぞ。
<妄想1 ハットトリック取ったらキスしてもいいよ>
(妄想出演:指原莉乃(AKB48)、設定:明るいけど奥手な彼女)
僕たちは、
ある賭けをした。
J2第14節のジェフ対町田戦を、
僕らは、2人でテレビの前で観戦することにしていた。
明るい性格で、
よく突拍子もないことを言い出す莉乃は、
今日はこんなことを言い出した。
莉乃「普通に観戦してるだけじゃつまんないから、賭けをしようよ。」
莉乃「3点差以上でジェフが勝ったらわたしが何でもしてあげるけど、それ以下だったらわたしのお願いを何でも聞くってのはどう?」
しょっぱなから、けっこうハンデのある条件を出してくる莉乃。
ボク「じゃあ、3点差以上だったらキスしてくれるんならいいよ。」
明るくて気楽に話せる彼女だけど、莉乃は実はかなり奥手な恥ずかしがりやで、
ボクはキスしたことが無かったのだ。
いつも、
えー、だの、
恥ずかしいー、だの言ってはぐらかされてしまうのだ。
莉乃「えー、だって、でも、そんなの・・・・・・。じゃあじゃあ、3点じゃなくて、誰かがハットトリック取ったら、OKってことにしよう。」
いっきにハードルが上がったが、莉乃もハットトリックなんて、簡単に出ないと思ったんだろう。
そんな賭けが成立することになったのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前半を2-0でリードするも、
ジェフは若干劣勢な試合展開。
ここで、
莉乃は、なんと、
あろうことか敵軍である町田の応援を始めた。
莉乃「だってだって、、2点差以下ならお願い聞いてもらうんだもん。」
こっちも負けちゃいられない。
テレビの前からも応援だ。
そんな、白熱してきたテレビの前で、
ゴールネットが揺れる映像が映る。
ボク「ワーっ!!」、
莉乃「キャー!!」
深井のジェフ3点目が突き刺さった。
まだまだこれからだ。
そして、
さらに佑昌の2得点目(ジェフ4点目)。
莉乃「えー、2点目もはいった~~。ほんとにー。」
こうなると、ハットトリックも見えてくる。
時間はまだ30分くらいある。
僕もなかなかハットトリックなんて取れると思ってないので、
冗談めかして言ってみる。
ボク「莉乃、歯を磨いて準備してきた方がいいんじゃない。」
そうすると、
莉乃はだいぶ恥ずかしそうに、しどろもどろになっていて、面白い。
莉乃「キャー、なんでー、次は外しててよー。町田ー、もっとがんばれー」
僕は心の中で、ちょっと期待をはじめた。
佑昌、絶対取れ!!絶対3点目を取れ!!
しかし、次の得点は、
藤田。
ボク「佑昌に取らせろー!!」
莉乃「キャー、まだまだ大丈夫よ。これで、佑昌さんが2点で、藤田さんが2点で、深井さんが1点でしょ。大丈夫大丈夫・・・・。でもでも、佑昌さんか藤田さんが取っちゃったらどうしよう。でもでも、大丈夫。大丈夫。」
二人ともよくわからないテンションになってきた。
莉乃も嫌そうなことを言っているが、だいぶハットトリックを意識してきて、誰が何点とっているかしっかり確認した。かなり意識して、顔は真っ赤になって、恥ずかしさを紛らわすようにずっとキャーキャー言っている様子も、少しかわいい。
2得点が2人のダブルリーチ。
どっちか、決めてくれ。
そして、訪れた79分、
またカウンターチャンスだ。
ゴール前には、ジェフの黄色いユニフォームを着た選手が、
すごい勢いで走った。
佑昌だ。
ボールにタッチすると、放たれたシュートは、
キーパーをすり抜けて、
ゴールに突き刺さった。
ボク「ワー!!」
莉乃「キャー!!」
莉乃「えー、なんでー。ホントにハットトリックなんて、ウソでしょー。」
ボク「どうする?約束したよ?」
莉乃が恥ずかしがり屋なのは良くわかっているので、聞いてみた。
いつもの彼女なら、恥ずかしさに負けて、はぐらかしてしまうだろうし、
それも仕方ない。
こんな約束で、こんな場でキスしてしまうのも、
それはそれで女性には失礼ってもんだろうし。
ちょっとの沈黙のあと、
莉乃は恥ずかしそうに真っ赤な顔で口を開いた。
莉乃「・・・・・・ちょっと気持ちを落ち着けて、精神統一してくるから、ちょっとここで待っててね。座って普通にしててくれればいいから。普通にしててね。」
というと、洗面所に入っていった。
洗面所の扉を閉めようとした時、
莉乃は振りかえって、
真っ赤な顔で少し大きな声で言った。
莉乃「約束したから!!ちゃんと約束守るから大丈夫!!」
というと、洗面所の扉を閉めた。
普段おこらないようなハットトリックが起こったことで、
莉乃にも、思いきるきっかけができたかな。
洗面所から出てくる時の彼女は、
まだ緊張した顔で出てくるんだろうけど、
優しくしてあげなくちゃね。
この後のエピソードは、
ここには書かないけれど、
佑昌のハットトリックに感謝する一日になりました。
参考映像
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ハットトリックなんて、普段なかなかお目にかかれない、
とっても名誉な記録。
そんな時なので、これをきっかけに、
ぜひなにか思い切ってチャンレンジしてみてください。
なにかいいことあるかもよ。
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