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ハットトリック取ったらキスしてもいいよ<妄想ショートショートシリーズ> [妄想シリーズ]

どうも、わたしです。



祝!!ハットトリック!!

祝祝祝\(^ω^\)( /^ω^)/ 祝祝祝



これは、滅多にないことなので、

お祭りせねば。



ということで、

ハットトリック記念に、

妄想していこうと思います。


AKBファンの方は、許してね。



どぞ。



<妄想1 ハットトリック取ったらキスしてもいいよ>

(妄想出演:指原莉乃(AKB48)、設定:明るいけど奥手な彼女)




僕たちは、

ある賭けをした。




J2第14節のジェフ対町田戦を、

僕らは、2人でテレビの前で観戦することにしていた。



明るい性格で、

よく突拍子もないことを言い出す莉乃は、

今日はこんなことを言い出した。



莉乃「普通に観戦してるだけじゃつまんないから、賭けをしようよ。」

莉乃「3点差以上でジェフが勝ったらわたしが何でもしてあげるけど、それ以下だったらわたしのお願いを何でも聞くってのはどう?」


しょっぱなから、けっこうハンデのある条件を出してくる莉乃。



ボク「じゃあ、3点差以上だったらキスしてくれるんならいいよ。」



明るくて気楽に話せる彼女だけど、莉乃は実はかなり奥手な恥ずかしがりやで、

ボクはキスしたことが無かったのだ。


いつも、

えー、だの、

恥ずかしいー、だの言ってはぐらかされてしまうのだ。



莉乃「えー、だって、でも、そんなの・・・・・・。じゃあじゃあ、3点じゃなくて、誰かがハットトリック取ったら、OKってことにしよう。」



いっきにハードルが上がったが、莉乃もハットトリックなんて、簡単に出ないと思ったんだろう。

そんな賭けが成立することになったのだ。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・




前半を2-0でリードするも、

ジェフは若干劣勢な試合展開。



ここで、

莉乃は、なんと、



あろうことか敵軍である町田の応援を始めた。




莉乃「だってだって、、2点差以下ならお願い聞いてもらうんだもん。」




こっちも負けちゃいられない。

テレビの前からも応援だ。




そんな、白熱してきたテレビの前で、

ゴールネットが揺れる映像が映る。




ボク「ワーっ!!」、

莉乃「キャー!!」



深井のジェフ3点目が突き刺さった。




まだまだこれからだ。



そして、

さらに佑昌の2得点目(ジェフ4点目)。



莉乃「えー、2点目もはいった~~。ほんとにー。」




こうなると、ハットトリックも見えてくる。

時間はまだ30分くらいある。



僕もなかなかハットトリックなんて取れると思ってないので、

冗談めかして言ってみる。




ボク「莉乃、歯を磨いて準備してきた方がいいんじゃない。」




そうすると、

莉乃はだいぶ恥ずかしそうに、しどろもどろになっていて、面白い。




莉乃「キャー、なんでー、次は外しててよー。町田ー、もっとがんばれー」



僕は心の中で、ちょっと期待をはじめた。

佑昌、絶対取れ!!絶対3点目を取れ!!




しかし、次の得点は、

藤田。



ボク「佑昌に取らせろー!!」


莉乃「キャー、まだまだ大丈夫よ。これで、佑昌さんが2点で、藤田さんが2点で、深井さんが1点でしょ。大丈夫大丈夫・・・・。でもでも、佑昌さんか藤田さんが取っちゃったらどうしよう。でもでも、大丈夫。大丈夫。」



二人ともよくわからないテンションになってきた。

莉乃も嫌そうなことを言っているが、だいぶハットトリックを意識してきて、誰が何点とっているかしっかり確認した。かなり意識して、顔は真っ赤になって、恥ずかしさを紛らわすようにずっとキャーキャー言っている様子も、少しかわいい。



2得点が2人のダブルリーチ。

どっちか、決めてくれ。




そして、訪れた79分、

またカウンターチャンスだ。




ゴール前には、ジェフの黄色いユニフォームを着た選手が、

すごい勢いで走った。





佑昌だ。




ボールにタッチすると、放たれたシュートは、

キーパーをすり抜けて、

ゴールに突き刺さった。



ボク「ワー!!」

莉乃「キャー!!」




莉乃「えー、なんでー。ホントにハットトリックなんて、ウソでしょー。」




ボク「どうする?約束したよ?」



莉乃が恥ずかしがり屋なのは良くわかっているので、聞いてみた。



いつもの彼女なら、恥ずかしさに負けて、はぐらかしてしまうだろうし、

それも仕方ない。



こんな約束で、こんな場でキスしてしまうのも、

それはそれで女性には失礼ってもんだろうし。




ちょっとの沈黙のあと、

莉乃は恥ずかしそうに真っ赤な顔で口を開いた。



莉乃「・・・・・・ちょっと気持ちを落ち着けて、精神統一してくるから、ちょっとここで待っててね。座って普通にしててくれればいいから。普通にしててね。」



というと、洗面所に入っていった。



洗面所の扉を閉めようとした時、

莉乃は振りかえって、

真っ赤な顔で少し大きな声で言った。



莉乃「約束したから!!ちゃんと約束守るから大丈夫!!」



というと、洗面所の扉を閉めた。




普段おこらないようなハットトリックが起こったことで、

莉乃にも、思いきるきっかけができたかな。



洗面所から出てくる時の彼女は、

まだ緊張した顔で出てくるんだろうけど、

優しくしてあげなくちゃね。




この後のエピソードは、

ここには書かないけれど、

佑昌のハットトリックに感謝する一日になりました。



参考映像





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ハットトリックなんて、普段なかなかお目にかかれない、

とっても名誉な記録。



そんな時なので、これをきっかけに、

ぜひなにか思い切ってチャンレンジしてみてください。


なにかいいことあるかもよ。



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