先輩、ジェフの応援に連れてってください<妄想ショートショートシリーズ> [妄想シリーズ]
どうも、わたしです。
いよいよ夏到来ですね。
みんな夏を楽しみたいと思いつつ、
なにもきっかけがなく、家でボーっとクーラー漬けになってしまう、
夏。
一歩外にに出れば、
何かが起こるかもしれない、
そんな夏を書いていきたいと思います。
どぞ。
<妄想1 先輩、ジェフの応援に連れてってください>
(妄想出演:北乃きい、設定:断れなくてデートに来ていた後輩)
きい「先輩!!」
近所の花火大会で、たこ焼きの列に並んでいた時、
後輩の、きいに呼び止められた。
ボクは、誰かを誘うでもなく、一人さみしく花火大会に来ていて、
花火よりも、食べる楽しみに走っていたところだった。
俺「おう、北乃か。デート?」
きいは、同世代の男の子と歩いていて、
デートのようだった。
相手は大人しそうだが、
爽やか好青年。
明るくて、部活でもいくつか代が上のボクにも自然で礼儀も正しく接してくれる彼女は、
お気に入りの後輩だったから、
彼氏と一緒だったのは、ちょっと残念だったけど、
まあ、そういういい娘なだけに、
彼氏くらいいても不思議じゃないのかもしれない。
きい「ええ、・・・・まあ、・・・・・その、・・・・・」
きい「先輩!!もし良かったら、一緒に花火、見ませんか?」
あれ、彼氏に悪いんじゃないの?と思ったけど、
なんかしっくりしない答えだし、
こっちは出かけてきたもののたくさんのカップルを見てさみしい気持ちになっていたところだったので、
俺「おう、行こう行こう!!社会人の俺が、イカ飯を奢っちゃうよ」
一緒に行くことにした。
彼氏には悪いけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きいはトイレに行くといって席を立ち、
彼氏の好青年と二人にされてしまったが、会話なんてなくて、
キツイ時間。
お邪魔しないように帰ろうかなー、と思っていたら、
メールが来た。
きいから。
”先輩、実は一緒に来ているのはバイトの先輩で、
誘われたんですけど、仕事を教わっている手前、断れなくて、今日は来ちゃったんです。
もしご迷惑じゃなかったら、このまま一緒にいてくれませんか?”
そういうことか。
なんとなく状況が理解できた。
明るくていつも楽しそうな彼女のことだ、
大人しい爽やか好青年は苦手だったのかもしれない。
しかし、さて、
どうやって助けてあげようかな。
俺ができそうなことといえば・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3人で盛り上がらず黙って花火を見ていたその時、
黄色の大きな花火が上がった。
思いついた。
俺「そういえば、今度、ジェフにリカルドロボが来たんだぜ。」
厳しい時間が続くんだから、
どうせなら俺のジェフワールドに叩き込んで、
バイトの先輩君をもっと弱らせよう。
きい「あっ、先輩、ジェフ好きなんですか?わたし超見ますよ!!」
意外にも、
きいの表情が、パッと明るくなって、
話に楽しそうに食いついてきた。
俺「そうなの?俺も超超見てるよ(笑)。夏は花火だけじゃなくて、フクアリにもいかないと」
きい「わたしの方が超超超見てますよ(笑)。でもフクアリにはいっしょに行ってくれる友達があんまりいないから、今度連れてってくださいよ」
俺「行く?いいよ。社会人の俺が、ソーセージ盛りを奢っちゃる。」
そのあとは花火そっちのけでジェフ談義になった。
ジェフの話題についていけないようだったバイトの先輩君もそっちのけになったので、
これでもう、きっと誘われなくなって、きいも安心かな。
俺の役目も果たせたというものだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花火を見て、解散しての帰り道。
後輩助けもできたし、ジェフ談義もできたし、
割といい一日だったなー、なんて考えて歩いていた。
ちょっと心残りは、
きいと、ちゃんとフクアリに応援に行く約束を、
決められなかったこと。
バイトの先輩君より俺の方と仲良くしているところを見せて、
もう誘われなくしようとしていたんだろうし、
一緒に応援に行きたいなんて、
社交辞令だよなー。
でも、明るくて楽しい彼女と一緒に応援に行ったら、
それはすごく楽しい応援になるはずだし、
俺みたいな先輩とも自然に楽しく話してくれる、
きいが、とてもいい娘だって、再認識したのになあ。
ちょっと後悔しているとき、
メールが鳴った。
きいからだ。
”先輩、今日はありがとうございました。先輩がいてくれて、助かりました。
とても頼もしかったです。
もし、よかったら今度本当に、フクアリに連れてってくれませんか?
今日のお礼に、わたしがお弁当を作っていくので、ソーセージ盛りはタッパーでお持ち帰りにしてくださいね。”
夏は始まったばかりだけど、
今年の夏は、楽しくなりそうだ。
優勝争いも、超超超、盛り上がっていくに、
違いない。
<FIN>
関連動画
暑いですけど、
出かければ、楽しいことが待っているかもしれません。
そして、ジェフが好きだと、
もっといいことありますよ、
きっと。
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今日もコメント遅れそうです。
あしからず。
いよいよ夏到来ですね。
みんな夏を楽しみたいと思いつつ、
なにもきっかけがなく、家でボーっとクーラー漬けになってしまう、
夏。
一歩外にに出れば、
何かが起こるかもしれない、
そんな夏を書いていきたいと思います。
どぞ。
<妄想1 先輩、ジェフの応援に連れてってください>
(妄想出演:北乃きい、設定:断れなくてデートに来ていた後輩)
きい「先輩!!」
近所の花火大会で、たこ焼きの列に並んでいた時、
後輩の、きいに呼び止められた。
ボクは、誰かを誘うでもなく、一人さみしく花火大会に来ていて、
花火よりも、食べる楽しみに走っていたところだった。
俺「おう、北乃か。デート?」
きいは、同世代の男の子と歩いていて、
デートのようだった。
相手は大人しそうだが、
爽やか好青年。
明るくて、部活でもいくつか代が上のボクにも自然で礼儀も正しく接してくれる彼女は、
お気に入りの後輩だったから、
彼氏と一緒だったのは、ちょっと残念だったけど、
まあ、そういういい娘なだけに、
彼氏くらいいても不思議じゃないのかもしれない。
きい「ええ、・・・・まあ、・・・・・その、・・・・・」
きい「先輩!!もし良かったら、一緒に花火、見ませんか?」
あれ、彼氏に悪いんじゃないの?と思ったけど、
なんかしっくりしない答えだし、
こっちは出かけてきたもののたくさんのカップルを見てさみしい気持ちになっていたところだったので、
俺「おう、行こう行こう!!社会人の俺が、イカ飯を奢っちゃうよ」
一緒に行くことにした。
彼氏には悪いけどね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
きいはトイレに行くといって席を立ち、
彼氏の好青年と二人にされてしまったが、会話なんてなくて、
キツイ時間。
お邪魔しないように帰ろうかなー、と思っていたら、
メールが来た。
きいから。
”先輩、実は一緒に来ているのはバイトの先輩で、
誘われたんですけど、仕事を教わっている手前、断れなくて、今日は来ちゃったんです。
もしご迷惑じゃなかったら、このまま一緒にいてくれませんか?”
そういうことか。
なんとなく状況が理解できた。
明るくていつも楽しそうな彼女のことだ、
大人しい爽やか好青年は苦手だったのかもしれない。
しかし、さて、
どうやって助けてあげようかな。
俺ができそうなことといえば・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3人で盛り上がらず黙って花火を見ていたその時、
黄色の大きな花火が上がった。
思いついた。
俺「そういえば、今度、ジェフにリカルドロボが来たんだぜ。」
厳しい時間が続くんだから、
どうせなら俺のジェフワールドに叩き込んで、
バイトの先輩君をもっと弱らせよう。
きい「あっ、先輩、ジェフ好きなんですか?わたし超見ますよ!!」
意外にも、
きいの表情が、パッと明るくなって、
話に楽しそうに食いついてきた。
俺「そうなの?俺も超超見てるよ(笑)。夏は花火だけじゃなくて、フクアリにもいかないと」
きい「わたしの方が超超超見てますよ(笑)。でもフクアリにはいっしょに行ってくれる友達があんまりいないから、今度連れてってくださいよ」
俺「行く?いいよ。社会人の俺が、ソーセージ盛りを奢っちゃる。」
そのあとは花火そっちのけでジェフ談義になった。
ジェフの話題についていけないようだったバイトの先輩君もそっちのけになったので、
これでもう、きっと誘われなくなって、きいも安心かな。
俺の役目も果たせたというものだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花火を見て、解散しての帰り道。
後輩助けもできたし、ジェフ談義もできたし、
割といい一日だったなー、なんて考えて歩いていた。
ちょっと心残りは、
きいと、ちゃんとフクアリに応援に行く約束を、
決められなかったこと。
バイトの先輩君より俺の方と仲良くしているところを見せて、
もう誘われなくしようとしていたんだろうし、
一緒に応援に行きたいなんて、
社交辞令だよなー。
でも、明るくて楽しい彼女と一緒に応援に行ったら、
それはすごく楽しい応援になるはずだし、
俺みたいな先輩とも自然に楽しく話してくれる、
きいが、とてもいい娘だって、再認識したのになあ。
ちょっと後悔しているとき、
メールが鳴った。
きいからだ。
”先輩、今日はありがとうございました。先輩がいてくれて、助かりました。
とても頼もしかったです。
もし、よかったら今度本当に、フクアリに連れてってくれませんか?
今日のお礼に、わたしがお弁当を作っていくので、ソーセージ盛りはタッパーでお持ち帰りにしてくださいね。”
夏は始まったばかりだけど、
今年の夏は、楽しくなりそうだ。
優勝争いも、超超超、盛り上がっていくに、
違いない。
<FIN>
関連動画
暑いですけど、
出かければ、楽しいことが待っているかもしれません。
そして、ジェフが好きだと、
もっといいことありますよ、
きっと。
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今日もコメント遅れそうです。
あしからず。
タグ:ショートショート
nuruinuさん
こんにちは。
キミ、アホやろw
オモロすぎやっちゅーねん。
相変わらすのクオリティに悶絶です(^^)/
さっき営業の空き時間にユナパ行ってきたのですが、日焼け対策バリバリの、ものすごく可愛い娘がいました……!!
…ざわ。……ざわざわ!!
ここまで武装して見学にくるなんてただのサポじゃないのかな?
しゅんき君や町田君の彼女だったりして?
妄想しました。
頭のなかではB'zの恋心が流れていました。
by 秋津蜻蛉 (2012-07-27 12:49)
>秋津蜻蛉さん
こんにちは!
どーもです!アホでーす(笑)妄想シリーズは構想にものすごく時間がかかってますが、超楽しい時間です。
ユナパの美人情報気になります。ミステリアスな女性はそれだけで注目しちゃいますが、本格美人となると、さらに興味がわきます。日向くんを見に来た東邦学園のスカウトさんみたいに、新たな展開があるかもしれません(笑)
今後も頑張って、妄想シリーズ続けていきます
ではでは
by nuruinu (2012-07-27 15:50)
妄想シリーズ、盛り上がってますね。
きいちゃんっていつまでも高校生のイメージが抜けなくて、
こんな話を聞くとほんとにありえそうで、
実際、夏祭りや花火大会から
付き合いはじめるとかありましたよ←私ではありません
高校生の時の気持ちに戻っちゃいますね。
高校時代ってよかったな~。
by WAON_WAON (2012-07-28 13:51)
> WAON_WAON さん
こんばんは!!
妄想シリーズ、わたしと一部の熱狂的ファンの間で超盛り上がってます(笑)。
話の流れが出来上がってきて、女優さんの人選をしたときに、誰とでも仲が良くて断れなさそうなのが北乃きいちゃんだと思ったので、妄想出演をお願いしました。人気の女優さんは気が強い方と気が弱い方とはっきりしてるイメージなんですが、きいちゃんは両方あわせもっているような気がするいい子だと思います。
夏祭りや花火大会で偶然会って、お付き合いしちゃうなんて妄想以外ではなかなか成立しなさそうですが、そんな夏は最高ですよね。ドラマのようです。わたしはもちろん、そんな夏は送っていないですが(笑)。
今後は、アラフォー世代のアダルトな内容も考えていこうと思っていますけど、苦戦中です。若者達には負けていられないので、がんばってみます。
ではでは。
by nuruinu (2012-07-28 23:07)