わたしが支えますから一緒に応援に行きましょう!!<妄想ショートショートシリーズ> [妄想シリーズ]
どうも、わたしです。
アラフォーに着々と近づいているせいか、
ここ最近、左腕が上がらなくて困っているわたし。
四十肩ではないみたいなんですけど、
嫁からは「歳のせい?」とからかわれています。
誰か、支えてくれたらいいんだけどなあ。
なんてことから、
始まった妄想です。
どぞ。
<妄想1 わたしが支えますから一緒に応援に行きましょう!!>
(妄想出演:相武紗季、設定:フクアリで偶然ぶつかったドジっ娘)
紗季「本っ当に、ゴメンナサイ!!」
紗季は、フクアリの医務室で、
足に包帯を巻かれているボクに向かって、
ひたすらに謝っていた。
ボク「そんなに気にしないで、転ぶことは誰でもあるから。」
ボクは、フクアリでのジェフ対町田戦に入場するため、
ゲートの階段を上っていた時、
何でか、
バランスを崩した女性がぶつかってきて、
危うく階段を落ちるところまでは免れたが、
足を捻挫してしまったのだった。
そのぶつかった女性が、
女の子数人で、観戦に来ていた紗季だったのだ。
紗季「でも、せっかく応援に来たのに・・・・。足が痛いと不自由ですよね。本当にごめんなさい」
ボク「そんなに重症じゃないから大丈夫。飛び跳ねるのはやめといて、大人し目に応援することにするよ。」
ボクは、今回久々の応援で、ストレス発散も兼ねて、
声をからして全力で飛び跳ねて応援する予定だった。
ゴール裏に向かう予定だったけど、仕方ない、
もうホーム側は満席だろうし、階段も登るのも辛いし、比較的空いているアウェイ側の自由席にでも行こうかと考えていた。
紗季「でも・・・・・・・・・。せっかくの応援が台無しになっちゃいますよね・・・・・・。」
ボク「そんなに気にしなくても大丈夫だよ。久々の応援だったから、ちょっと残念だけど、仕方ない。」
紗季「もし良かったら、予定通りホーム側で応援しませんか?わたし支えますから!!」
ボク「えええっ」
ぶつかって怪我をしたとはいえ、
初対面の可愛い女の子に支えてもらっての応援なんて恥ずかしいし、最初は遠慮して断っていたけど、
せっかく久々に来れたのだし、ジェフを応援したい気持ちもあったので、
押し問答の末、肩を貸してもらうことにした。
医務室からスタンドへの道すがら聞いてみると、
紗季も久々のフクアリへの応援で、
高校時代の同級生たちと毎年この時期だけ来ているのだとか。
紗季「転勤で遠くに行ってる友達もこの時期なら集まれるから、高校時代みたいにみんなで大声で応援に来てるんです。」
ボク「久々の再会がボクと一緒になっちゃって、こちらこそごめんね。せっかく集まれたのに・・・・」
紗季「そんなことないです。もし階段でぶつからなかったら・・・・・」
ボクは、”あなたと出会えなかったから”なんて、
マンガみたいな言葉を期待してドキッとしてしまったけど、
紗季「わたし、きっと階段から落ちていて、救急車で運ばれちゃってましたから。助けてもらっちゃいました。」
ボク「でも大怪我しなくてホントに良かった。」
そんなやり取りに、
嬉しいやら悲しいやらだったけれど、
紗季は、段差のあるところや、荷物の持ち歩きなど、
本当に献身的に肩を貸してくれて、
スタンドまで連れて行ってくれた。
スタンドにつくころには、
ボクは、そんな彼女にほのかな好意をもつようになっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
試合はリードしてアディショナルタイム。
スタンドは、熱狂して、
最高に盛り上がっていた。
紗季は、大きな声で応援して、
ボクも最初は座っていたけれど、
途中からは彼女に支えてもらって、片足で飛び跳ねていた。
足は痛かったけれど、
紗季が本当に献身的で、しかも一生懸命ジェフを応援してくれていたので、
とても楽しい、充実した応援になっていた。
紗季「きっとラストプレーですね。」
ボク「これをしのげば勝ちだ!!」
放り込まれたボールを竹内が蹴りだしたところで、
主審のタイムアップの笛。
紗季「キャー!!やったー。」
彼女は、明るい声をあげると、
嬉しそうに飛び上がった。
ボクは、紗季とハイタッチをしようと、
彼女の方へ体を向けたそのとき・・・・・・・・・・・・・
紗季「キャ!!あー。」
飛び跳ねて、バランスを崩した紗季が、
痛めている方の足に乗っかる形で倒れこんできた。
ボク「!%§±ΦÅ#ξ!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紗季「本っ当にごめんなさい!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局、そんなこともあったので、
フクアリを出る人ごみが落ち着いた頃、
紗季に支えられて、フクアリをあとにすることになったボク。
痛い足を引きずりながら、フクアリを出ようとしているときに、
紗季が言った。
紗季「今日は本当にゴメンナサイ」
紗季「今度応援に来る時も、また支えになっても、いいですか?」
<FIN>
参考ようつべ
痛い腕を、うちの嫁さんもマッサージしてくれました。
たまには、ケガするのも悪くないなあ。
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アラフォーに着々と近づいているせいか、
ここ最近、左腕が上がらなくて困っているわたし。
四十肩ではないみたいなんですけど、
嫁からは「歳のせい?」とからかわれています。
誰か、支えてくれたらいいんだけどなあ。
なんてことから、
始まった妄想です。
どぞ。
<妄想1 わたしが支えますから一緒に応援に行きましょう!!>
(妄想出演:相武紗季、設定:フクアリで偶然ぶつかったドジっ娘)
紗季「本っ当に、ゴメンナサイ!!」
紗季は、フクアリの医務室で、
足に包帯を巻かれているボクに向かって、
ひたすらに謝っていた。
ボク「そんなに気にしないで、転ぶことは誰でもあるから。」
ボクは、フクアリでのジェフ対町田戦に入場するため、
ゲートの階段を上っていた時、
何でか、
バランスを崩した女性がぶつかってきて、
危うく階段を落ちるところまでは免れたが、
足を捻挫してしまったのだった。
そのぶつかった女性が、
女の子数人で、観戦に来ていた紗季だったのだ。
紗季「でも、せっかく応援に来たのに・・・・。足が痛いと不自由ですよね。本当にごめんなさい」
ボク「そんなに重症じゃないから大丈夫。飛び跳ねるのはやめといて、大人し目に応援することにするよ。」
ボクは、今回久々の応援で、ストレス発散も兼ねて、
声をからして全力で飛び跳ねて応援する予定だった。
ゴール裏に向かう予定だったけど、仕方ない、
もうホーム側は満席だろうし、階段も登るのも辛いし、比較的空いているアウェイ側の自由席にでも行こうかと考えていた。
紗季「でも・・・・・・・・・。せっかくの応援が台無しになっちゃいますよね・・・・・・。」
ボク「そんなに気にしなくても大丈夫だよ。久々の応援だったから、ちょっと残念だけど、仕方ない。」
紗季「もし良かったら、予定通りホーム側で応援しませんか?わたし支えますから!!」
ボク「えええっ」
ぶつかって怪我をしたとはいえ、
初対面の可愛い女の子に支えてもらっての応援なんて恥ずかしいし、最初は遠慮して断っていたけど、
せっかく久々に来れたのだし、ジェフを応援したい気持ちもあったので、
押し問答の末、肩を貸してもらうことにした。
医務室からスタンドへの道すがら聞いてみると、
紗季も久々のフクアリへの応援で、
高校時代の同級生たちと毎年この時期だけ来ているのだとか。
紗季「転勤で遠くに行ってる友達もこの時期なら集まれるから、高校時代みたいにみんなで大声で応援に来てるんです。」
ボク「久々の再会がボクと一緒になっちゃって、こちらこそごめんね。せっかく集まれたのに・・・・」
紗季「そんなことないです。もし階段でぶつからなかったら・・・・・」
ボクは、”あなたと出会えなかったから”なんて、
マンガみたいな言葉を期待してドキッとしてしまったけど、
紗季「わたし、きっと階段から落ちていて、救急車で運ばれちゃってましたから。助けてもらっちゃいました。」
ボク「でも大怪我しなくてホントに良かった。」
そんなやり取りに、
嬉しいやら悲しいやらだったけれど、
紗季は、段差のあるところや、荷物の持ち歩きなど、
本当に献身的に肩を貸してくれて、
スタンドまで連れて行ってくれた。
スタンドにつくころには、
ボクは、そんな彼女にほのかな好意をもつようになっていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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試合はリードしてアディショナルタイム。
スタンドは、熱狂して、
最高に盛り上がっていた。
紗季は、大きな声で応援して、
ボクも最初は座っていたけれど、
途中からは彼女に支えてもらって、片足で飛び跳ねていた。
足は痛かったけれど、
紗季が本当に献身的で、しかも一生懸命ジェフを応援してくれていたので、
とても楽しい、充実した応援になっていた。
紗季「きっとラストプレーですね。」
ボク「これをしのげば勝ちだ!!」
放り込まれたボールを竹内が蹴りだしたところで、
主審のタイムアップの笛。
紗季「キャー!!やったー。」
彼女は、明るい声をあげると、
嬉しそうに飛び上がった。
ボクは、紗季とハイタッチをしようと、
彼女の方へ体を向けたそのとき・・・・・・・・・・・・・
紗季「キャ!!あー。」
飛び跳ねて、バランスを崩した紗季が、
痛めている方の足に乗っかる形で倒れこんできた。
ボク「!%§±ΦÅ#ξ!!!!!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
紗季「本っ当にごめんなさい!!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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結局、そんなこともあったので、
フクアリを出る人ごみが落ち着いた頃、
紗季に支えられて、フクアリをあとにすることになったボク。
痛い足を引きずりながら、フクアリを出ようとしているときに、
紗季が言った。
紗季「今日は本当にゴメンナサイ」
紗季「今度応援に来る時も、また支えになっても、いいですか?」
<FIN>
参考ようつべ
痛い腕を、うちの嫁さんもマッサージしてくれました。
たまには、ケガするのも悪くないなあ。
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タグ:ショートショート
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