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守備では寄せられる距離感と攻撃では寄せられない距離感<2016年J2第13節熊本戦@フクアリ> [レポート(2016)]

ジェフ2-0熊本


どうも、わたしです。



ジェフのポジショニングが、

光ったゲームに思いました。



うまくいっていなかった数試合ではコンパクトさがなく間延びしたポジショニングとなることが多かったのに対し、

絶妙なポジショニングができたゲームではないかと思います。



内容を簡単に振り返ります。



震災後初戦となったゲーム。熊本が積極的に前に出てきたがジェフはコンパクトに押し返すと、徐々にポゼッションを握りボールを回した。ジェフはしっかりしたポジショニングで前ではパスコースを限定委、後方は起点を作らせずしっかり寄せて前を向かせない守備を見せた。ジェフはやや中央で起点を作ろうとするが熊本もしっかり寄せてゴールを奪うには至らず、前半は0-0で終えた。後半に入ってもジェフの守備がしっかりしており熊本の起点が作れない。ジェフは前を向いてボールに当たりカウンターからもチャンスを作った。56分に井出くんのクロスにファーで船山がシュートし、こぼれを也真人がボレーで合わせ先制に成功。さらにしっかり守りカウンターを狙うジェフだが、相手GK戻されたボールを也真人が追い、カットして74分に加点した。そのまま最後までしっかりとポジショニングしての寄せが衰えず、2-0で勝利したゲームでした。



思うところを書いていきます。




①守備では寄せられる距離感と、攻撃では寄せられない距離感



ここ数試合うまくいっていなかったゲームでは、

ジェフは間延びし、相手のボールが入ってきたときに寄せに時間がかかってしまい、前を向かせてしまうケースが多かったように思います。



そのため、寄せられる距離感を作ることが、

必要だと感じていました。



このゲームでは、熊本の選手がジェフの最終ライン前で起点を作ろうと縦パスを入れた時に、

最終ラインの選手が前を向かせないよう後ろから寄せられるケースが多く見られました。



つまり、寄せられる距離にポジショニングしていたことになります。


巻には空中戦では起点を作られる場面はありましたが、

平繁、清武らにボールが入っても、なかなか前を向かせなかったように思います。



一方、ラインが上がりすぎてしまうと、

平繁らは裏を狙ってきますが、



最終ラインはちょうどいい距離を保って上がりすぎず、

絶妙な距離を保ったと思います。


また前線の選手も、相手のボールホルダーをよく寄せて、

ボールを出させませんでした。



そんな守備的ないいポジショニングを作れたゲームだと、

思います。



一方、攻撃の方でもいいポジショニングができ、

相手のライン間でパスを受けるシーンがよく見られました。



ライン間にしっかり動き、そこで受けている間に別の選手もライン間に動き、

パスがつながっているシーンが多かったです。



相手の布陣のスペースにしっかり動いてパスを受ける、

そんな攻撃のポジショニングも見られたと思います。



そんな動きをしていたため、ジェフは守備では寄せられるけど、熊本の守備は寄せきれないという、

そんな差が出たのではないかと思います。



コンパクトな守備はなかなか難しいところもありますが、

今節のように攻守に目的を持った絶妙なポジショニングを考えて行うことで、安定感が出ますね。



いいサッカーが見えた今節、

こんな距離感を続けていってほしいと思います。



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