自失－群馬戦即レポ

ジェフ０－２群馬


どうも、わたしです。



今日のゲームは、

あんまり見たくなかったゲームです。



風が強かったというのもありますが、

両軍ともやりたいサッカーというのがあまり見えず、泥の中にいるようでした。



群馬ももたもたとし、もっと点を取れるゲームであったと思いますが、

ジェフがそんな泥のようなゲームを作ってしまった印象です。



今節は、主将のパウリーニョとヤザを欠き、

そもそもゲームを作れるメンバーがかけるというゲームでした。



ゲーム開始は、群馬の高いラインをスカウティングし、

シンプルにラインの裏を狙う攻撃が見えました。



しかし徐々に向かい風の強風でラインを下げさせられ、後ろにボールをこぼすようになると、

起点が遠くなり、まったく狙いが機能しなくなります。



序盤で狙いが機能しなくなると、ジェフは守備的に下がってしまい、

押し込まれてしまいました。



なんとか攻撃陣も起点を高い位置で作り、陣地を押し上げようと奮起しますが、

森本がDFを倒し、イエロー2枚で退場。



数的不利まで背負ってしまいます。



その後もそれぞれの選手は頑張っていることはわかるのですが、

個々での頑張りになって、どうしてもチームとして機能しません。



前半の風下をなんとか粘り守り切りましたが、

後半やや前に出られるようになってきた57分に守備が決壊。



すぐの59分に追加点を奪われ、

ゲームがほぼ決してしまいました。



どうしてもゲームの狙いであった相手のライン裏というところが、数的不利で崩れてしまい、

なすすべもなくなった印象を受けます。



それどころか、今期の序盤で見せていたような、

絶対にボールを後ろにそらさない強い球際が、なくなってしまいました。



ボールを競り合う中で、ボールを前にこぼせばピンチにはなりませんが、

うしろにそらしてしまうと、それだけでピンチになってしまいます。



今期序盤のジェフの強さは、攻撃の形がしっかりしていたりするわけではなく、

ボールを後ろにこぼさず、必ず前にこぼすというところに強さがあったように思います。



今日のゲームでは、風の影響があったとはいえ、

後ろにそらしてしまい、群馬に高い位置で起点を作られるケースが多かったように思います。



ボールを後ろにそらすだけでなく、

相手選手に前に入られての2失点。



どうにも、自分たちの良さを、

見失っているように見えてしまいます。



常に前で相手に当たり、ボールを前にこぼし、

前にシンプルにボールを運んでいければ、それだけで強いはずなのに、



いろいろなことをやろうとし、

いいところも失ってしまっているように思います。



それによって、頑張ろうとすれば頑張ろうとするほど、

退場となったり、悪循環になっているように思います。




逆に、後半は行ってきた、北爪、アド、祥らの若手は、

生き生きプレーしていて、前に出ることができていましたね。




スカウティングや上のステージを目指しての狙いも当然ありますが、

今は、それによって自分たちの良さを見失ってしまっています。




前でボールを奪い、前にボールを運ぶ、

ジェフらしいシンプルな良さをまずは取り戻してほしい。




次節はホームで札幌ということで、

強敵ですが、



相手は、

関係ありません。



戦う相手は、

自分たち。



いい自分たちのスタイルを取り戻し、

初心にかえろう。



がんばれジェフユナイテッド

　　　
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