厳しい環境で生きてくるジェフの土台<2015年第6節京都戦@西京極> [レポート(2015)]
ジェフ2-0京都
どうも、わたしです。
大雨で水たまりの中での厳しいゲームとなりましたが、
ジェフの選手は、苦にせず、逆に京都の方が苦しんでいたように感じました。
走り、コンパクトに布陣し、そしてボールに相手より早く寄せる、
そんなジェフの土台が、悪コンディションでさらに生きたゲームになったと思います。
ゲームを簡単に振り返ります。
大雨の中ゲームが始まり、両軍ロングボールで前にボールを入れていく攻撃が中心となった。水たまりでボールが動きずらく、ジェフはコンパクトに布陣し、球際に厳しく当たり、相手の攻撃を跳ね返したが、京都も互角に球際に戦い、両軍なかなかチャンスが作れない展開が続いた。ジェフは14分にFKを得ると、太亮のFKをキーパーがはじいたところにキムが詰めて先制に成功した。前半は球際の戦いを中心に互角の展開であった。後半に入ると、より雨が強く水たまりでボールが止まるようになった。浮いたボールをけりあう展開になったが、ジェフが球際を制圧し、裏へのボールを入れてペースを握った。54分サイドチェンジで左サイドで受けた佑昌のクロスをネイツが決めて突き放した。その後もジェフがペースを握り、前からのプレスと、裏へのボールで京都の嫌がるサッカーをやり続け、危なげないゲームとなった。
思うところを書いていきます。
①厳しい環境で生きてくるジェフの土台
ここまで今期のゲームを6戦やってきましたが、
ジェフの特徴というのも見えてくる時期になってきました。
今期のジェフが徹底してやっているのが、
中盤でのコンパクトで強いボール奪取と、そこからの早いサイドへの展開というところかなと思います。
前線からプレッシャーをかけて、ボールを追い込み、
ボランチのところでさらにボールに寄せて、前からの選手と挟んで奪う、非常にコンパクトな中盤の守備があります。
前からプレッシャーをかけるにも、コンパクトさを作るために数的優位を作るにも、
走ることが必要になってくる、そんな戦い方だと思います。
奪ったら、サイドを中心に攻めることも特徴ですが、
サイドからの攻め方はゲーム次第で、
スペースを使うこともあれば、裏に抜けていくこともあるし、人数をかけて細かくつなぐこともある、
相手のやりにくいところを突いた、そんな攻撃に見えます。
つまり、守備では徹底的にジェフのやり方で相手に嫌なことをし、
攻撃では相手に合わせて、相手の嫌なやり方でサイドから攻める、そんなサッカーに見えます。
今節は雨の中で、ボールの止まる展開でしたが、
そんな悪環境だからこそ、今期の土台が活きたように思います。
両軍ともにボールが動かせず、水たまりでボールが止まってしまう中、
ジェフは徹底してボールに球際強く当たり、前にこぼすようにしていたと思います。
これによって、普段から徹底してきたからこそ、悪環境での想定できないボールの動きでも、
ボールをはじき返すことができたのではないかと思います。
ここ数年のジェフは、ポゼッションとパスサッカーにこだわってきましたので、
天候の悪い環境ではパスがつながりにくく、こういうゲームは苦しんできました。
しかし今期のジェフは、走ることやボールへ寄せることが土台になっているので、
悪天候にもものともしないサッカーになっているかもしれません。
今期は天候が変わっても相手が変わっても、
この土台を崩さないことが、一番なのかもしれません。
それをやることで相手の良さが奪われ、
ジェフのサッカーに引きずりこんでいくことになるのでしょう。
引きずり込んでいくわけですから、
悪環境になればなるほど、相手を引きずり込みやすいのかもしれません。
今節の京都戦は、大雨という環境の悪ピッチでのゲームでしたが、
そんな内容が見えたゲームになりました。
さて、ジェフは大雨の中、無失点に抑え、
勝利を飾った。
ここまでアウェイでも2勝1分けで来ており、
敵地でも粘り強さを見せているといえるだろう。
敵地でも、
1戦は1戦、ホームと同じ勝ち点である。
苦手な環境でもものともせず、
勝利を重ねていこう。
がんばれジェフユナイテッド
にほんブログ村 にほんブログ村
どうも、わたしです。
大雨で水たまりの中での厳しいゲームとなりましたが、
ジェフの選手は、苦にせず、逆に京都の方が苦しんでいたように感じました。
走り、コンパクトに布陣し、そしてボールに相手より早く寄せる、
そんなジェフの土台が、悪コンディションでさらに生きたゲームになったと思います。
ゲームを簡単に振り返ります。
大雨の中ゲームが始まり、両軍ロングボールで前にボールを入れていく攻撃が中心となった。水たまりでボールが動きずらく、ジェフはコンパクトに布陣し、球際に厳しく当たり、相手の攻撃を跳ね返したが、京都も互角に球際に戦い、両軍なかなかチャンスが作れない展開が続いた。ジェフは14分にFKを得ると、太亮のFKをキーパーがはじいたところにキムが詰めて先制に成功した。前半は球際の戦いを中心に互角の展開であった。後半に入ると、より雨が強く水たまりでボールが止まるようになった。浮いたボールをけりあう展開になったが、ジェフが球際を制圧し、裏へのボールを入れてペースを握った。54分サイドチェンジで左サイドで受けた佑昌のクロスをネイツが決めて突き放した。その後もジェフがペースを握り、前からのプレスと、裏へのボールで京都の嫌がるサッカーをやり続け、危なげないゲームとなった。
思うところを書いていきます。
①厳しい環境で生きてくるジェフの土台
ここまで今期のゲームを6戦やってきましたが、
ジェフの特徴というのも見えてくる時期になってきました。
今期のジェフが徹底してやっているのが、
中盤でのコンパクトで強いボール奪取と、そこからの早いサイドへの展開というところかなと思います。
前線からプレッシャーをかけて、ボールを追い込み、
ボランチのところでさらにボールに寄せて、前からの選手と挟んで奪う、非常にコンパクトな中盤の守備があります。
前からプレッシャーをかけるにも、コンパクトさを作るために数的優位を作るにも、
走ることが必要になってくる、そんな戦い方だと思います。
奪ったら、サイドを中心に攻めることも特徴ですが、
サイドからの攻め方はゲーム次第で、
スペースを使うこともあれば、裏に抜けていくこともあるし、人数をかけて細かくつなぐこともある、
相手のやりにくいところを突いた、そんな攻撃に見えます。
つまり、守備では徹底的にジェフのやり方で相手に嫌なことをし、
攻撃では相手に合わせて、相手の嫌なやり方でサイドから攻める、そんなサッカーに見えます。
今節は雨の中で、ボールの止まる展開でしたが、
そんな悪環境だからこそ、今期の土台が活きたように思います。
両軍ともにボールが動かせず、水たまりでボールが止まってしまう中、
ジェフは徹底してボールに球際強く当たり、前にこぼすようにしていたと思います。
これによって、普段から徹底してきたからこそ、悪環境での想定できないボールの動きでも、
ボールをはじき返すことができたのではないかと思います。
ここ数年のジェフは、ポゼッションとパスサッカーにこだわってきましたので、
天候の悪い環境ではパスがつながりにくく、こういうゲームは苦しんできました。
しかし今期のジェフは、走ることやボールへ寄せることが土台になっているので、
悪天候にもものともしないサッカーになっているかもしれません。
今期は天候が変わっても相手が変わっても、
この土台を崩さないことが、一番なのかもしれません。
それをやることで相手の良さが奪われ、
ジェフのサッカーに引きずりこんでいくことになるのでしょう。
引きずり込んでいくわけですから、
悪環境になればなるほど、相手を引きずり込みやすいのかもしれません。
今節の京都戦は、大雨という環境の悪ピッチでのゲームでしたが、
そんな内容が見えたゲームになりました。
さて、ジェフは大雨の中、無失点に抑え、
勝利を飾った。
ここまでアウェイでも2勝1分けで来ており、
敵地でも粘り強さを見せているといえるだろう。
敵地でも、
1戦は1戦、ホームと同じ勝ち点である。
苦手な環境でもものともせず、
勝利を重ねていこう。
がんばれジェフユナイテッド
にほんブログ村 にほんブログ村
nuruinuさん、こんばんは。
先日「西京極はいつも荒れる」と書き込みをしましたが、まさかあんなに天候が荒れるとは思いませんでした(苦笑)
スカパー実況の「森本は水遊びを楽しんでいるようですね」というフレーズが前節のもっとも印象的な一言でした。
決して質の高いサッカーではありませんでした。
ピッチの影響を受けないように浮き球のパスをつなぐとか、リフティングドリブルを見せるとか、そういった技術の高さが見られたわけではありません。
ですが、やるべきことシンプルにやり続ける逞しさや、悪天候にも負けずに戦い抜く姿を見れたのは素直に良かったなと感じました。
ちなみに、今回の試合で一番良く分かったのは、フクアリの水捌けの良さでした(笑)
ピッチと観客席との距離感や、屋根による音の反響など、フクアリの良さは常々感じてましたが、また1つフクアリの良さを知りました。
次節大宮戦はフクアリ劇場開催といきたいですね。
by はっすぃ~ (2015-04-07 21:00)
>はっすぃ~さん
こんばんは!!
いやあ、荒れましたねえ(笑)天候が(笑)
わたしも何年も見てきて一番の水たまりでした。確かに質は追求できないですが、フットボールとして圧倒した内容だったので、勝ちに値したと思います。こういうゲームで一勝をとるか、失うかは大きな差となると思っています。
フクアリはやはり素晴らしいですよね。水曜のゲームでも雨でしたが、ピッチコンディションは悪くなかったですね。陸上のトラックで森本もこけていましたので、そういうものもないサッカー専用スタジアムのフクアリは、やはりいいなあと思います。
大宮戦は、わたし的には劇場化せず、今節のようにボールをがっちり抑えて、つまらないゲームで完封していってほしいと思います。コンパクトにねちっこく、そんなサッカーで、大宮をフクアリのJ2砂漠に引きずり込んでやりましょう。うちは今年でぬけますけどね!!
ではでは。
by nuruinu (2015-04-07 21:33)
nuruinuさん、こんにちは。
「J2砂漠」いいですねぇ(笑)
是非とも引きずりこんでやりたいですね。
個人的な話ですが、会社の先輩で大宮サポの方がいます。
開幕戦の金澤戦の翌日に「技術云々よりも気迫がすごい。J1下位のチームも見習わなければ」などと言っていました。
自分もJ2なのに(苦笑)
劇場化したフクアリの凄さも見せつけてやりたい気もしますが、がっちり抑えてしっかり勝ちたいですね。
元大宮の小倉・里内両コーチの手腕にも期待です。
by はっすぃ~ (2015-04-09 13:38)
>はっすぃ~さん
こんにちは!!
金沢や讃岐の躍進をみても、J2は気迫が侮れないですね。うまければ勝てるリーグではないように思います。大宮やセレッソはまだそこにたどりつけていないように思いますが、ジェフは6年目でやっとたどり着いてきましたね。
今日は非公開で練習していると思うので、対策も立ててがっちりやってほしいです。小倉さんは最近まで大宮だったので情報もお持ちかもしれないですね。がっちり行ってほしいと思います。無失点に抑えつつ、大量得点で劇場化という最高のゲームになったらいいですね。
ではでは。
by nuruinu (2015-04-09 14:37)