チーム一丸となれるかが今後のカギかな<2014年天皇杯準々決勝C大阪戦＠金鳥スタ＞

ジェフ１－０C大阪


どうも、わたしです。


天皇杯で一発勝負ということもあり、

シュート数の少ない固い内容なったようですが、


前半に見せたチーム一丸となった内容を今後も見せられれば、

安心なゲーム運びができたと思います。



内容を簡単に振り返ります。


ゲーム開始から非常にコンパクトな布陣を取ったジェフがセカンドボールを握りペースを握った。サイドで数的優位を作ると、クロスに飛び込んだりヘッドで合わせる決定機を作った。C大阪は前半終了間際に決定機を作るが田代がゴール内ではじき返し前半を０－０で終えた。後半に入るとややジェフの寄せが遅くなり、C大阪が前に出てきてジェフは引いて守る体系になるも、勇人のフィードケンペスが抜け出しCKを獲得。54分に兵働のCKに田代が合わせて先制点を奪った。その後、勇人に変えて山口智、兵働に変えてケンタローを投入。C大阪はFW4人としどんどん前に入れてくるもジェフは落ち着いてはじき返し、１－０で逃げ切ったゲームとなりました。



思うところを書いていきます。



①チーム一丸となれるかが今後のカギか


今節、選手の入れ替えもあったものの、

非常にゲームプランがはっきりしたゲームだったと思います。


前半はコンパクトに守備をし、

全体的に押しあがって先制点を狙いに行く、


後半は前からのプレスが弱くなるものの、やや下がってカウンターで先制を狙い、

先制したら守備選手を入れて、しっかり弾き返す。



前線の選手も、守備の選手も、狙いがはっきりしたので、はっきりしたゲーム作りができて、

迷いなくプレーができたように思いました。



ここまでいろいろな可能性を試しつつ、選手を多数入れ替えてきましたが、

このくらい狙いをはっきりしたほうが、やりやすいのかもしれませんね。


逆に得意なサッカーがはっきりしてきたので、

これを伸ばしていくことはできそうです。


昇格に向けて、一丸となって、

多くの選手が狙いを共有したゲームが作れるといいなと思います。


②似た形だったけれど、サイドで勝ったジェフが優位に


攻撃面で、ジェフもC大阪も、

前線の高い位置で起点となる選手がいないゲームになりました。


C大阪は、ボランチ扇原から前線に放り込んで、

そこからはFWに何とかさせようというアバウトな攻撃が多かったように思いました。


司令塔になれるような選手がいればよかったですが、いなかったので、

フォルラン・カカウ・杉本・永井といずれも得点力のある選手は入ったものの、形ができていなかったように思いました。


一方で、ジェフの前線も似たところがあって、

ボランチから前線に入れて、そこで起点となる選手がいない布陣であったと思います。


ただ、ジェフはサイドで優位なゲームを作れましたね。



C大阪は、サイドバックも強く、SHも攻撃的な選手がいるので、

サイドでは強いチームだと思っていましたが、


ジェフのほうがサイドでゲームを作ることが多く、

サイドでペースを握っていたと思います。


そのため、似た形であったのですが、

ジェフのほうがいい形でゲームを進められたかなと思います。


もっとも、C大阪は得意のハイプレスがなく、

なんとなく間延びしたような感じで、


ジェフのプレッシャーを受けて、

後ろから前線への正確なボールもなかなか入らなかったし、


ジェフの布陣もコンパクトで、

はじき返す回数も多かったと思います。


サイドでペースを作りつつ、

いい守備でしっかり守れたゲームかなと思います。



さて、ジェフは天皇杯で準決勝に進出した。


ジェフが天皇杯で準決勝に進むのは、２００２年以来だそうで、

実に12大会ぶりの準決勝だそうだ。


新しい歴史を作っていくためには、

過去の栄光を超えていかないといけないのかもしれない。


3つ目の星を手に入れるためにも、この勢いをリーグ戦で消さないようつなげて、

昇格をつかみ、そして天皇杯奪取へつなげていこう。



がんばれジェフユナイテッド


　　　
　　にほんブログ村　　　　　にほんブログ村m

タグ：C大阪 金鳥スタ ジェフ千葉 天皇杯