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明日は天皇杯柏戦@日立柏 [プレビュー(2014)]

どうも、わたしです。



関塚監督就任後、いまだ負けなしのジェフは、

天皇杯で、柏とのダービーに挑みます。


中2日で厳しい日程、アウェイでの戦い、いろいろな条件がありますが、

それを跳ね返して、勝利をつかみたい一戦です。





ジェフと柏の対戦成績は、
リーグ戦ではジェフの12勝11敗9分け(48得点44失点)です。


ジェフと柏の最終対戦は、今年2月にちばぎん杯をフクアリで戦い、
1-1での引き分けの末、PKを4-5で敗戦しています。
ジェフは4-5-1、柏は3-4-3の布陣となった。ジェフ・柏共に前線から寄せてプレッシャーをかけていくが、前半はパスを回して行くジェフに対し、サイドの裏を中心に長いボールを活かした柏がペースを握った。前半の45分、ジェフの最終ラインでの処理を柏の工藤に狙われ個人技から失点。前半を0-1で折り返した。後半に入り、59分に森本、68分に佑昌が投入されると、それぞれ森本が中盤の起点に佑昌がスピードで相手の寄せを外す役割となり、攻撃が活性化。出足鋭く波状攻撃を仕掛けたところからPKを獲得。73分にケンペスが決めて同点とした。その後はやや寄せが鈍った柏に対し、ジェフはセカンドボールに強く入り、中盤で走り勝ち、攻勢を強めた。83分にはレアンドロドミンゲスを退場に追い込むなど、ペースを掴み、中盤やサイドからの飛び出しも含め
攻勢をかけたがゴールを奪えず、1-1のまま終了。PKでは4-5と惜しくも敗戦となったゲームでした。

リーグ戦(J1)ここ5試合の柏は、2勝2敗1分け(10得点11失点)です。
(ジェフはJ2で1勝0敗4分け(4得点2失点))
今年の柏はちばぎんカップから3バックを採用。4-3-3の布陣が多い。コンパクトな布陣で早い寄せで奪う守備から、早いカウンターで3トップが攻める攻撃が鋭い。FWレアンドロ・工藤はポストプレーもうまいが自らもゴールを狙える万能型で、FW高山のスピードとともにゴールを狙う力が高い。またWB橋本・藤田も高い位置をとりサイド攻撃も鋭い。やや守備面で5バック気味に引いてしまったり、全体的に押し上げられず寄せが弱くなるシーンが見られ、少し不安定になっている。最終ラインが高い位置をとることから寄せが弱いと裏へのボールを出され失点につながっている。期中に田中順也・レアンドロドミンゲスが移籍し、近藤・狩野ら主力も離脱しており、ややメンバーに苦戦している感がある。


ここまでの柏はJ1で、8勝5敗7分け(26得点25失点)で、勝ち点31の6位。
ジェフはJ2で10勝7敗10分け(32得点28失点)で、勝ち点40の6位。




個人的注目点を書いていきます。



①サイドの出来が勝負を握るか、相手WBを押し下げてプレーしたい


ジェフは伝統的にサイド攻撃が多い攻撃スタイルとなっており、

今年も左サイド右サイドともにサイドに高い攻撃力を誇っていると思います。



一方、柏は、昨年の印象だと、

運動量のあるサイドバックにレドミ・ワグネルを絡めてのサイド攻撃が強力だと思っていましたが、


今年は3-4-3を採用し、

やや3トップ中心のカウンターを主体にしているように見えます。


ジェフの4-4-2と柏の3-4-3でギャップのできるそれぞれの布陣となりますが、

ジェフとしてはサイドで優位に進められるかが注目点です。


柏のサイドは基本的にウイングバック(WB)が左に橋本、右に藤田の各1人ずつで構成されており、

サイドの人数はかなり薄いです。


さらに守備的に引いた場合は、5バック気味に引いているので、

さらにサイドの人数は薄く感じます。


そのため、押し込んだ戦いで相手の布陣のギャップを突き、

コンパクトな相手の布陣をサイドチェンジで逆サイドに展開して薄いサイドを駆け上がるような攻撃がいいと思います。


ただそのためには、サイドで優位性を作り、

サイドから押し込んでいかないといけません。


ストロングポイントであるサイドでは、

押し込んだ戦いができるよう、作っていってほしいと思います。


ちなみに相手のWB橋本・藤田はかなり攻撃力も高く、運動量もあるので、

サイドで優位に立たれてしまうと、はっきり言って苦しいです。


3トップも強力なので、サイドに攻撃に絡まれてしまうと、

厳しい戦いになります。



サイドでは優位性を作る、

ジェフのサッカーに注目です。


②ゴール前では細かく正確なプレーで



ジェフの攻撃についてです。



柏のゴール前は、高さ・強さ・コンパクトさがあり、

なかなかスキがなく、しっかりはじき返してきます。


ここを崩すのはなかなか容易ではないという印象もあります。


ただ、一方でJ1でのゲームを見ていると、

前線の寄せが弱くなっていたりすると、低い位置から裏へのスルーパスを通されてしまったり、


前線で起点を作られ、細かいパスを正確につながれて、

コンパクトな中でもパスで崩されるシーンも見られ、決して鉄壁ともいえない印象です


そのため、ジェフもJ1レベルで、

ゴール前の混戦でも正確にパスをつなぎ、細かいプレーをできるよう期待したい。


ジェフのゴール前には、ケンペス・森本ら歯科k理ゴールを奪える選手もいれば、

ヤザ・井出らテクニックのある選手もいます。


新加入の幸野ら、前線で球際に十分絡める選手も、

できていきました。


であれば、個々のテクニックで点を強引にとるだけでなく、

細かくパスワークでつないで点を取ることができれば、コンパクトな相手でもパスで崩すことができます。


それをできる選手層は十分にあります、

正確なパスと細かいパスで崩す、ジェフの攻撃に注目です、



③早いカウンターと強いポストプレーに注意


ジェフの守備についてです。


柏の攻撃ですが、レアンドロドミンゲスと狩野の不在で、

ややボールを長い時間保持できる選手が減ったように思います。


そのため、早いカウンターと、ロングボールからのポストプレーが増えているように思い、

FWレアンドロ・工藤・高山の3トップをその2点中心に使っているように見ています。


つまり、万能型ではありますが、ポストプレーも十分にできるレアンドロ・工藤に当てて、

素早いFW高山に絡ませるような攻撃が一つと、


早い寄せで高い位置でボールを奪ったところから、

早いカウンターで3トップがゴールを狙うカウンターが鋭いと思っています。


ジェフとしては、ここをしっかり押さえたいです。



まずは高い位置でボールを奪わせず、しっかり回すことを意識したいですし、

3トップはそれぞれ強力なので、マークを外さない守備を期待したい。


ジェフは早いリトリートからやや中央に固めての守備で、

最近守備が安定し失点数も減らしています。


柏相手でも十分に通用する守備力は持っていると思います。





ただし、WBの橋本・藤田を自由にさせ、高い位置を取られると、

カウンターだけでなく、自陣に押し込まれてパスを回される展開となります。


サイドでは優位な展開を作りつつ、

3トップに備えないといけないでしょう。


やはりJ1チームとの戦い、

タスクは多くなりますが、


それぞれをしっかり押さえて、

ゲームを作っていきましょう。



さて、今年は、

2度目のダービーが行われることとなった。


ちばぎん杯では、PK戦の末敗れることとなったが、

柏が退場者を出すなど、激戦での90分であった。


ジェフは関塚監督に交代があり、柏はレアンドロドミンゲス・田中順也の移籍などで、

それぞれ変わったところもあり、


よりいい変化を見せたところが、

いいゲームをできるのかもしれない。


ただ、やはり、この夏場の連戦でのゲーム、

最後は苦しくても走り、粘り強くボールに寄せ、気持ちの入ったチームが勝つに違いない。



余談であるが、ジェフの対柏線で歌われるチャントの”メリッサ”とは、

植物のレモンバームの意味のほか、ラテン語などでは”ミツバチ”を意味するとのことである。


ジェフとしては、ハチのような鋭い一刺しで、

息の根を止めるゲームを目指したいところ。


そしてミツバチの怖いところは、

集団で敵に襲い掛かるところだそうだ。


選手が集団で戦い、サポーターがそれを後押しする、

そんな戦う集団となり、勝利をつかんでいこう。



さあ戦いの時間だ。


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スカパーの天皇杯の放送が、翌日の午後なので、

即レポやレポ記事は、もしかしたらやらないかもしれません。



あしからず。



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ゆうき

中2日でコンデションとしては厳しいところですが、明日は是非意地を見せて欲しいものです。
個々の選手の能力は、柏のレベルに及ばないのは事実ですが、勝敗は別物であるのも事実です。
失点を最小限に抑えることができれば、勝機は十分にあるので、関塚監督がどのような手腕を見せてくれるのか楽しみです。

対柏戦用のチャント「メリッサ」は、一昨年(2012年)の千葉銀カップから、柏のゴール裏でも歌われるようになっています。
今年の千葉銀カップでは、ジェフゴール裏で歌われる前に、柏のゴール裏から「メリッサ」の大合唱が始まり、異様な雰囲気になっていました。
知り合いの柏サポの話では、柏サポからは千葉ダービーそのものをそれほど意識はしていない上に、ジェフゴール裏から聞こえる「メリッサ」の大合唱のフレーズ「柏には負けられない・・・」があまりにも自虐的に映るので、自然発生的なリアクションとして始まったのではないかとのことでした。
明日の天皇杯では「メリッサ」はどうなるのでしょうか?
「メリッサ」の大合唱は柏ゴール裏にまかせて、ジェフ側は黙殺するのも手です。

by ゆうき (2014-08-19 19:02) 

nuruinu

>ゆうきさん
こんばんは!!

アウェイであったり中2日であったりジェフにとって厳しさもありますが、柏も逆に次のアウェイ名古屋戦が中2日になるなど大変かもしれませんので、頑張っていきたいですね。1発勝負のカップ戦の怖さを存分に発揮したいところです。

ジェフの応援についてですが、わたしはあまりいろいろ考えず、ジェフのスタイルを貫いてほしいと思っています。ダービーではこういう感じというのは出来上がっていると思うので、ジェフはぶれずにそれをいきたいところです。柏は相手にちょっかいを出していくのもスタイルかなと思っていますが、それに過敏に反応するのを楽しむスタイルでしょうから、ジェフ側としては”無視をする”のでもなく、”とんちを聞かせて返す”のでもなく、”スタイルを貫く”というのが必要かなと。”応援”というのも伝統も必要だと思いますので、貫いてほしいなと思います。

ではでは。
by nuruinu (2014-08-19 22:06) 

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