翻弄-熊本戦即レポ [即レポ(2014)]
ジェフ0-0熊本
どうも、わたしです。
真夏のアウェイ3連戦の初戦、遠隔のアウェイ戦ですが、
参戦していただいたサポの皆様、お疲れ様でした。
遠い地で、背中を押す声援になったと、
思います。
わたしは、スカパーのオンデマンド観戦です、
あしからず。
さて、ゲームですが、熊本の狙ったサッカーに近いものをやられたように感じ、
ジェフは翻弄されたゲームだったと思います。
ゲーム開始から20分くらいはジェフのポゼッションが続き、
ジェフのサイドを広く使った攻撃でペースを握りつつありましたが、
そこからは熊本の前からの寄せに押し込まれ、セカンドボールも奪われ、
ペースを奪われてしまいました。
熊本の球際の強さがだんだんと目立つようになり、
リスクを負った押上げが裏目に出るケースも増えて、ジェフはゆっくりと陣を上げるしかなくなったように見えます。
一方、熊本はやや前線と守備が分離して、分厚い攻めは少ないですが、
3トップ気味に配置されたFWへの縦パスが鋭く、そこでワンタッチでポストしたところにさらにFWが追い抜いて走りこむ攻撃で、ジェフの守備を翻弄。
ちがう狙いを持ったチーム同士の戦いでしたが、
熊本の狙いが、ジェフを苦しめていたように見えます。
後半、ジェフは熊本の早いリズムにさらに苦しめられていたので、
ペースを落とし、落ち着けることを狙いますが、
熊本の早いカウンターで、
やはりなかなかリズムを作れない。
66分に兵働を勇人に、山中を森本に変え、76分に大塚くんを幸野に変える、
早い交代劇を見せ、
さらに中盤をダイヤモンドにしての4-4-2や、3バックにしての3-4-3を敷き、
攻撃的な姿勢を見せるが、
むしろ熊本に付け入るスキを見せ、
さらに翻弄され、
後半の80分くらいからは
熊本に約7本のシュートを許し、劣勢のままゲームを終えました。
ゲームを見ていて、
熊本に翻弄されたゲームだと感じました。
というのは、熊本はいろいろ変えてきてジェフはやりにくかったんですが、
芯にあるコンセプトはしっかりしていて、ブレなかったことで、ジェフは熊本ペースをひっくり返すことができませんでした。
熊本は、スタメンに巻、仲間を起用し、
ワントップ3シャドーに近いような3トップを採用。
常にゴール前に3人いるFWを、ジェフのセンターバック2人で見る形になり、
ジェフは終始ゴール前でマークがつききれなかったと思います。
そこに、熊本はポストプレーに鋭くスペースに抜け出す動きを徹底し、
これにより、ジェフはマークに苦しむ展開が続いたと思います。
一方、ジェフもスタメンを変え、交代で布陣を変え、選手のタスクを変え、
いろいろやりましたが、どれもちぐはぐに狙いが伝わらず、
むしろ混乱を広げたように見えました。
わたし、あんまりチームの方針や起用方法には、
意見を言わないようにしているんですが、
急造のダイヤモンドは機能したように見えましたが、
急造の3バック3トップ、新加入の幸野の投入、練習もしていなければ考え方も浸透していないならやらない方がよかった。
練習し、狙いが浸透し、選手が布陣の変更で戦術をうまく転換できるまで、
監督の考え方やチームの狙い、各選手の役割が、はっきりとわかるまで、複雑な変更は混乱を招くと感じました。
なんだかんだ言って、まだ監督が代わってたいした時間がたっておらず、
熊本はシンプルに狙いを徹底してやってくるのに対し、ジェフは翻弄されてしまったと思いました。
あと一つだけ、このところ勇人選手を65~70分くらいの早い時間から起用することが増えており、
今日もそんなゲームでした。
常に人がいないスペースにいて、ふらふらと相手にマークをつかせないと見せつつ、
急にゴール前に入っていってシュートに絡むようなそんな動きに見えます。
後半途中に出てきて、常に浮いたようなポジションで、敵陣でも自陣でも急に浮いたようにボールに絡んでいく、
非常に興味深い動きに見えます。
せっかくこういった選手を使うことを徹底して、策をもってサッカーをさせているのだから、
もう一歩、選手たちに考え方が浸透していたら面白いと思います。
おそらく、チーム内で機能したら、
後半、劇的にペースを変えられる存在になると思いますが、
今の時点では、チームの中でも浮いてしまい、
なんとなく機能していないように見えます。
せっかく狙いは面白くて、効果は期待されるだけ出ると思いますから、
選手がその活かし方、使い方を、理解し、徹底していったら、全然違う機能の仕方をするのではと思っています。
そんなことを感じた今日のゲーム、いろいろ変えてきたけれど芯を外さなかった熊本に、
変えていって変化に耐えられなかったジェフが翻弄されてしまったそんなゲームだったと感じました。
さて、ジェフは真夏のアウェイ3連戦の初戦を、
無失点で何とか引き分けた。
連続負けなしは6試合に伸びたが、
不安定な不安を残すゲームであったかもしれない。
次は、ダービーで、
柏に挑むゲームである。
水曜日での連戦で、かつ連続でのアウェイ戦となり、
苦しいゲームが続く。
しかし、ここでジェフの真価を発揮していかねば、
いけないだろう。
絶対に負けられない千葉ダービーで、
強い相手に対し、ジェフのサッカーの進化を見せていこう。
がんばれジェフユナイテッド
にほんブログ村 にほんブログ村m
どうも、わたしです。
真夏のアウェイ3連戦の初戦、遠隔のアウェイ戦ですが、
参戦していただいたサポの皆様、お疲れ様でした。
遠い地で、背中を押す声援になったと、
思います。
わたしは、スカパーのオンデマンド観戦です、
あしからず。
さて、ゲームですが、熊本の狙ったサッカーに近いものをやられたように感じ、
ジェフは翻弄されたゲームだったと思います。
ゲーム開始から20分くらいはジェフのポゼッションが続き、
ジェフのサイドを広く使った攻撃でペースを握りつつありましたが、
そこからは熊本の前からの寄せに押し込まれ、セカンドボールも奪われ、
ペースを奪われてしまいました。
熊本の球際の強さがだんだんと目立つようになり、
リスクを負った押上げが裏目に出るケースも増えて、ジェフはゆっくりと陣を上げるしかなくなったように見えます。
一方、熊本はやや前線と守備が分離して、分厚い攻めは少ないですが、
3トップ気味に配置されたFWへの縦パスが鋭く、そこでワンタッチでポストしたところにさらにFWが追い抜いて走りこむ攻撃で、ジェフの守備を翻弄。
ちがう狙いを持ったチーム同士の戦いでしたが、
熊本の狙いが、ジェフを苦しめていたように見えます。
後半、ジェフは熊本の早いリズムにさらに苦しめられていたので、
ペースを落とし、落ち着けることを狙いますが、
熊本の早いカウンターで、
やはりなかなかリズムを作れない。
66分に兵働を勇人に、山中を森本に変え、76分に大塚くんを幸野に変える、
早い交代劇を見せ、
さらに中盤をダイヤモンドにしての4-4-2や、3バックにしての3-4-3を敷き、
攻撃的な姿勢を見せるが、
むしろ熊本に付け入るスキを見せ、
さらに翻弄され、
後半の80分くらいからは
熊本に約7本のシュートを許し、劣勢のままゲームを終えました。
ゲームを見ていて、
熊本に翻弄されたゲームだと感じました。
というのは、熊本はいろいろ変えてきてジェフはやりにくかったんですが、
芯にあるコンセプトはしっかりしていて、ブレなかったことで、ジェフは熊本ペースをひっくり返すことができませんでした。
熊本は、スタメンに巻、仲間を起用し、
ワントップ3シャドーに近いような3トップを採用。
常にゴール前に3人いるFWを、ジェフのセンターバック2人で見る形になり、
ジェフは終始ゴール前でマークがつききれなかったと思います。
そこに、熊本はポストプレーに鋭くスペースに抜け出す動きを徹底し、
これにより、ジェフはマークに苦しむ展開が続いたと思います。
一方、ジェフもスタメンを変え、交代で布陣を変え、選手のタスクを変え、
いろいろやりましたが、どれもちぐはぐに狙いが伝わらず、
むしろ混乱を広げたように見えました。
わたし、あんまりチームの方針や起用方法には、
意見を言わないようにしているんですが、
急造のダイヤモンドは機能したように見えましたが、
急造の3バック3トップ、新加入の幸野の投入、練習もしていなければ考え方も浸透していないならやらない方がよかった。
練習し、狙いが浸透し、選手が布陣の変更で戦術をうまく転換できるまで、
監督の考え方やチームの狙い、各選手の役割が、はっきりとわかるまで、複雑な変更は混乱を招くと感じました。
なんだかんだ言って、まだ監督が代わってたいした時間がたっておらず、
熊本はシンプルに狙いを徹底してやってくるのに対し、ジェフは翻弄されてしまったと思いました。
あと一つだけ、このところ勇人選手を65~70分くらいの早い時間から起用することが増えており、
今日もそんなゲームでした。
常に人がいないスペースにいて、ふらふらと相手にマークをつかせないと見せつつ、
急にゴール前に入っていってシュートに絡むようなそんな動きに見えます。
後半途中に出てきて、常に浮いたようなポジションで、敵陣でも自陣でも急に浮いたようにボールに絡んでいく、
非常に興味深い動きに見えます。
せっかくこういった選手を使うことを徹底して、策をもってサッカーをさせているのだから、
もう一歩、選手たちに考え方が浸透していたら面白いと思います。
おそらく、チーム内で機能したら、
後半、劇的にペースを変えられる存在になると思いますが、
今の時点では、チームの中でも浮いてしまい、
なんとなく機能していないように見えます。
せっかく狙いは面白くて、効果は期待されるだけ出ると思いますから、
選手がその活かし方、使い方を、理解し、徹底していったら、全然違う機能の仕方をするのではと思っています。
そんなことを感じた今日のゲーム、いろいろ変えてきたけれど芯を外さなかった熊本に、
変えていって変化に耐えられなかったジェフが翻弄されてしまったそんなゲームだったと感じました。
さて、ジェフは真夏のアウェイ3連戦の初戦を、
無失点で何とか引き分けた。
連続負けなしは6試合に伸びたが、
不安定な不安を残すゲームであったかもしれない。
次は、ダービーで、
柏に挑むゲームである。
水曜日での連戦で、かつ連続でのアウェイ戦となり、
苦しいゲームが続く。
しかし、ここでジェフの真価を発揮していかねば、
いけないだろう。
絶対に負けられない千葉ダービーで、
強い相手に対し、ジェフのサッカーの進化を見せていこう。
がんばれジェフユナイテッド
にほんブログ村 にほんブログ村m
コメント 0