明日はちばぎんカップ柏戦＠フクアリ

どうも、わたしです。


20回目となる伝統の一戦ちばぎんカップに、

ジェフはホームで柏を迎え討ちます。



「ＦＵＮ！」を掲げ、サッカーを楽しみ、楽しませるサッカーをしつつも、

勝利と1冠が求められる一戦です。




ジェフと柏の対戦成績は、リーグ戦ではジェフの12勝11敗9分け（48得点44失点）、
ちばぎんカップでは、ジェフの4勝12敗3分け（１８得点３０失点）（3分けのPKはジェフの３勝０敗）です。



昨年の柏はＪ１で13勝12敗9分け（56得点59失点）の10位。
（ジェフは、Ｊ２で18勝12敗12分け（68得点49失点）の5位。）
中盤でディフェンスが早く寄せる守備がしっかりしていて攻撃に転じると、多彩な攻撃を行ってくる。外国人を起点に、サイド攻撃も中央からも攻めるし、田中順也・工藤・レアンドロドミンゲスなどボールの収まる選手もおり、裏へのボールにもポストプレーにも対応している。今期は昨期G大阪のレアンドロも獲得し、ゴール前での多彩さはさらに伸びると予想される。一方でサイドバックが上がっての攻撃時にカウンターからサイドに起点を作られることが多いことや、下がって対応した時は引いてしまい受け身になることがおおく、そういった時に失点が見られ、昨期は得失点差がマイナスになっている。




ジェフと柏の最終対戦は、昨年2月にちばぎんカップを日立柏で戦い、
３－０で勝利しています。
序盤、柏がピッチを大きく使いペースを握るが、ジェフのディフェンスがしっかり戻っており、逆にカウンターからジェフのペースに移っていく。19分、カウンターから左ジャイールのクロスにヨネが飛び込みヘッド、先制に成功した。前半は柏陣内に大きくスペースがあり、ジェフのパスがつながりペースを握る前半であった。後半に入り、柏が3バックから本来の4バックに戻したことから、サイドでの起点が作りにくくなるとともに、スペースが小さくなり、両軍守備陣をしっかり敷き、拮抗する展開になった。ジェフはがっちり守備をしつつ、61分にCKの流れからヨネが決め、71分には中央からサイドにふり、圭二からのクロスにナムが飛び込み、加点。終盤はレイソルの猛攻にさらされるもゴール前では自由を与えず、３－０での勝利となったゲームでした。




個人的注目点を書いていきます。



①ジェフは個とスピードで局面を打開したい



昨期のジェフは、ビルドアップの形は出来上がりつつあったと思いますが、

攻め上がりがゆっくりで、固められてしまった時に打開できないという課題がありました。



終盤戦になって、前線が動いたり、攻撃のスピードを速くすることでよくなってきましたが、

固められたときどうするかというのが課題であると思います。



そこで、今期力を入れているのが、

個の力を伸ばすこと。


個の力を伸ばし、局面を打開することで、

得点につなげようということで、課題に対するやり方の一つだと思います。



そこで、このゲームでは、

個の力とスピードで局面を打開できるかが注目点です。


柏の守備の面で見ていると、

サイドバックやボランチが高い位置をとるので、攻撃は強力ですが、


守備の面ではカウンターを受けやすく、一気に引いて固めることも多く、

その場合はわりとボールを持たせてくれています。


また、カウンターを受ける際に、上がっていた分、

スピードのある攻めに弱いのも見受けられます。


そのため、ジェフとしては、

まずスピードを早く攻め、相手に固めさせないこと、


そして、固められても、自由に持ったところで、

局面を打開できる個の力を試していきたいところだと思います。


また通常時では、柏は中盤でしっかり1人がディフェンスで寄せてきますが、

ここも1人相手なので、個で打開できるといきなりチャンスにつなげることができます。



キャンプからの課題である、個で局面を打開し、

スピードを持って攻めるジェフのサッカーに注目です。



②早い攻撃とダイナミックなプレーで崩そう


ジェフの攻撃についてです。



柏の守備は、中盤でしっかり寄せてくるので、

対戦相手はボールを戻すことが多くなっていますが、


一度戻してしまうと、

柏にしっかり陣を固められて、攻めにくくなってしまいます。



慌てるより一度戻して安定した攻めも使いたいですが、

縦に早いサッカーを目指し、一気に縦パスを入れることを多くしたいところです。



相手からボールを奪うと同時に、前線は動きだして、

スペースで縦パスの受け手になってほしいところです。



できるだけ前でボールを奪い、早い攻守の切り替えで、

一気に縦へ入れていき、



そこを起点にどんどんスルーパスが出るようなサッカーが、

今期目指すところだと思います。



このちばぎん杯で目指すところを体現できるよう、

攻撃に力を入れてほしいと思います。




③しっかりアグレッシブに寄せる守備で、前を向かせない


ジェフの守備についてです。



レイソルは、後方からボールを回しながら、

サイドバックやボランチまで上がってきて、厚みのある攻撃を展開してきます。



ジェフは、陣を固めて引いてしまうと、寄せが遅れることになり、

相手選手に前を向かれてしまうと、非常に危険です。


そのため、アグレッシブに強く寄せて、

前を向かせない守備に注目です。



相手は工藤、レアンドロドミンゲスなど、前線で前を向かせると危険な選手が複数いるので、

ボールが入っても前を向かせない強い寄せが必要だと思います。


ただ、ラインを高くマークについていると、田中順也らは裏に抜ける動きもしてくると思われるので、

裏へも注意が必要です。


ただやはり、前線で柏選手に自由を与えないよう、

アグレッシブな守備を見せてほしいと思います。




さて、ジェフはJ2で5期目となる今期、

FUN!をスローガンとした。



絶対J1とした昨期は、TGでもメンバー非公表であったが、

今年はメンバーも公表され、


サポーターも楽しみながら、

ちばぎんカップを迎えられているのではないだろうか。



しかしそんな中でも、

勝ちにこだわる姿勢を大事に戦ってきているのも、今期の特徴だろう。


プレーで魅せて楽しませ、成長を見せて楽しませ、

そして、勝利を喜んで楽しませる、



そんなFUN!を目指して行かなければ、

ならないだろう。



フクアリで迎える、

20回目のちばぎんカップ、


記念となる節目の一戦を、

必ずわれらがいただこう。



さあ戦いの時間だ


　　　
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