暑さとやりたいサッカーを共存させることは【2013年J2第28節vs北九州戦@本城】 [レポート(2013)]
ジェフ0-1北九州
どうも、わたしです。
暑さによる運動量の少なさが、
際立って見えたゲームだったと思います。
スペースでパスを受けたり、守備でボールへ寄せたり、
運動量が必要なプレーを、暑い中でも効率的にやる方法を考えないといけないのかも知れません。
流れを簡単に振り返っていきます。
序盤はジェフがポゼッションを握りパスを回すが、北九州が引いてスペースを消したことからチャンスが作れずボールを持たされる展開が続いたが、25分くらいからは北九州がサイドを中心にパスワークで崩すようになりジェフはついていけなくなってきて、シュートを打たれる展開が続くなど、やや北九州ペースの前半となった。後半開始からジェフはパスのペースが上がり、全体的に高い位置取りでシュートまでいくチャンスが増えるが、崩すには至らず。逆に北九州に裏を突かれ決定機を作られるなどのケースも目立った。両軍間延びし動けなくなってきた90+2分、大島が持ちこんだボールを渡に押し込まれ失点。ジェフはゴール前に入っていく人数も動きも少なく、最後までゴールが遠い展開でした。
思うところを書いていきます。
①暑さとやりたいサッカーの共存を考えないといけないか
先日、大宮のベルデニック監督の解任に際し、
運動量を求める戦術の、夏場での負担の大きさも一旦だったという報道がありました。
メンバーが固定され、選手のモチベーションが下がったことも、
原因の一つと報道されていて、
それは、ジェフにも起こりうる、
問題ではないかなと思ってしまいました。
ジェフのサッカーも、
どうしても全体的に運動量を求めるサッカーになっていると思います。
前線から守備で寄せていって、
できるだけ高い位置でボールを奪っていき、
攻撃では相手のラインの間で縦パスを受けて、さらにフォローに入るため、
中盤で密集を作り、
サイドから攻めるためには、サイドバックが高い位置へ上下動してきて、
先ほど中盤にいた選手は、いっせいにゴール前にあがっていくなど、
上がったり下がったり、スペースに入り込んだりしながら、
ボールをつないでいくサッカーといえるでしょう。
これが、
昨日のゲームでは、
守備的には、
高い位置でのプレスが遅れて、逆に、寄せてきた選手のあけたスペースにつながれてピンチを作ってしまったり、
攻撃では、低い位置に下がって縦パスを受けるものの、
下がった分ゴール前にあがる動きが少なく、チャンスを作りきれないなど、
暑さによる運動量低下で、
やりたいサッカーの一部ができていないような印象も受けました。
じゃあ、そんな暑い中で、
どうするといいのかといえば、
①暑いなかでも相手チームより走れる体力を作る、
②メンバーをターンオーバーしながら温存する、
③途中交代をうまく活用する、
④運動量の少ない戦術にカスタマイズする、
この4つの可能性があると思います。
その中で、一番現実的なのは、
④かなと思います。
ターンオーバーは、やるべきサッカーが浸透していないと、
替わった選手がなかなかうまく溶け込んでいかないでしょうし、
途中交代は、わりとうまく使えているように、
思うからです。
なので④の運動量が少なくてもいいように、
カスタマイズすることがベストなのだと思います。
じゃあどうするかというと、
とても難しい。
次節から2試合は、ケンペスが出場停止なので、
一番手っ取り早い、高さを使っていくという選択肢が、一つないからです。
本来は、パスをつなげていってボールを長い時間保持できれば、
それだけで相手より走らなくていいはずなので、
正確なパス、正確なトラップ、正確なポジショニングというところで、
差をつけるのがいいのかもしれません。
裏への動きや、ロングボールなどと併用することで、
相手を揺さぶり、スペースを作っていくことも必要でしょう。
うまくまとまりませんが、できるだけ運動量を使わずに、
サッカーを組み立てる、省エネサッカーにも挑戦してほしいと思います。
さて、ジェフは連勝をあげることができず、
アウェイで、アディショナルタイムに失点し、敗戦をむかえた。
次節松本も、予報では最高気温33度となっており、
暑さと、相手よりも走らなければならないという戦いも待っているだろう。
相手も暑さで苦しいはず、
昨年味わった苦しさを思い出し、乗り越えて勝利をつかもう。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
暑さによる運動量の少なさが、
際立って見えたゲームだったと思います。
スペースでパスを受けたり、守備でボールへ寄せたり、
運動量が必要なプレーを、暑い中でも効率的にやる方法を考えないといけないのかも知れません。
流れを簡単に振り返っていきます。
序盤はジェフがポゼッションを握りパスを回すが、北九州が引いてスペースを消したことからチャンスが作れずボールを持たされる展開が続いたが、25分くらいからは北九州がサイドを中心にパスワークで崩すようになりジェフはついていけなくなってきて、シュートを打たれる展開が続くなど、やや北九州ペースの前半となった。後半開始からジェフはパスのペースが上がり、全体的に高い位置取りでシュートまでいくチャンスが増えるが、崩すには至らず。逆に北九州に裏を突かれ決定機を作られるなどのケースも目立った。両軍間延びし動けなくなってきた90+2分、大島が持ちこんだボールを渡に押し込まれ失点。ジェフはゴール前に入っていく人数も動きも少なく、最後までゴールが遠い展開でした。
思うところを書いていきます。
①暑さとやりたいサッカーの共存を考えないといけないか
先日、大宮のベルデニック監督の解任に際し、
運動量を求める戦術の、夏場での負担の大きさも一旦だったという報道がありました。
メンバーが固定され、選手のモチベーションが下がったことも、
原因の一つと報道されていて、
それは、ジェフにも起こりうる、
問題ではないかなと思ってしまいました。
ジェフのサッカーも、
どうしても全体的に運動量を求めるサッカーになっていると思います。
前線から守備で寄せていって、
できるだけ高い位置でボールを奪っていき、
攻撃では相手のラインの間で縦パスを受けて、さらにフォローに入るため、
中盤で密集を作り、
サイドから攻めるためには、サイドバックが高い位置へ上下動してきて、
先ほど中盤にいた選手は、いっせいにゴール前にあがっていくなど、
上がったり下がったり、スペースに入り込んだりしながら、
ボールをつないでいくサッカーといえるでしょう。
これが、
昨日のゲームでは、
守備的には、
高い位置でのプレスが遅れて、逆に、寄せてきた選手のあけたスペースにつながれてピンチを作ってしまったり、
攻撃では、低い位置に下がって縦パスを受けるものの、
下がった分ゴール前にあがる動きが少なく、チャンスを作りきれないなど、
暑さによる運動量低下で、
やりたいサッカーの一部ができていないような印象も受けました。
じゃあ、そんな暑い中で、
どうするといいのかといえば、
①暑いなかでも相手チームより走れる体力を作る、
②メンバーをターンオーバーしながら温存する、
③途中交代をうまく活用する、
④運動量の少ない戦術にカスタマイズする、
この4つの可能性があると思います。
その中で、一番現実的なのは、
④かなと思います。
ターンオーバーは、やるべきサッカーが浸透していないと、
替わった選手がなかなかうまく溶け込んでいかないでしょうし、
途中交代は、わりとうまく使えているように、
思うからです。
なので④の運動量が少なくてもいいように、
カスタマイズすることがベストなのだと思います。
じゃあどうするかというと、
とても難しい。
次節から2試合は、ケンペスが出場停止なので、
一番手っ取り早い、高さを使っていくという選択肢が、一つないからです。
本来は、パスをつなげていってボールを長い時間保持できれば、
それだけで相手より走らなくていいはずなので、
正確なパス、正確なトラップ、正確なポジショニングというところで、
差をつけるのがいいのかもしれません。
裏への動きや、ロングボールなどと併用することで、
相手を揺さぶり、スペースを作っていくことも必要でしょう。
うまくまとまりませんが、できるだけ運動量を使わずに、
サッカーを組み立てる、省エネサッカーにも挑戦してほしいと思います。
さて、ジェフは連勝をあげることができず、
アウェイで、アディショナルタイムに失点し、敗戦をむかえた。
次節松本も、予報では最高気温33度となっており、
暑さと、相手よりも走らなければならないという戦いも待っているだろう。
相手も暑さで苦しいはず、
昨年味わった苦しさを思い出し、乗り越えて勝利をつかもう。
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