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明日はJ2大分戦@フクアリ [プレビュー(2012)]

どうも、わたしです。




前節、草津から5試合ぶりの勝利を奪ったジェフは、

大分をホームに迎えます。



昇格のライバルで、今年のJ2上位戦を盛り上げてきた相手との、

直接対決です。



絶対に勝利し、

乗り越えなければいけない相手です。




ジェフと大分の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの15勝1敗3分け(43得点12失点)、
J2での対戦成績は、4勝0敗1分け(13得点3失点)です。



ジェフと大分の最終対戦は、今年5月にJ2第16節をアウェイで戦い、2-0で勝利しています。
前半戦の天王山ともいえる対戦で、5連勝中のジェフと、8戦負けなしの大分の対戦。序盤から両軍中盤での強いプレスをかけ合い、大分ペースで進むが、16分にCKを智が決め先制。ジェフペースに持ち込んだ。
後半も主導権争いが強く、左サイドからピンチを迎える場面もあったが、73分に佑昌のクロスに藤田が合わせ加点。中盤での激しい争いで両軍チャンスが少ないなか、セットプレーやカウンターからチャンスをものにしたジェフが勝利したゲームでした。



ここ5試合の大分は、2勝3敗0分け(7得点6失点)です。
スタイルに大きな変化はないが、ダブルボランチをアンカーにし、その分前線に人数を増やしている。ラインが高く、コンパクトな布陣でしっかり守ると、シンプルに前にボールをつないでいくスタイルが特徴的。FW森島が中央でポストしサイドに振っていく攻撃と、後方からのロングボールにサイドが走り込む攻撃からの、サイド攻撃がメイン。シュートの意識がたかく、セットプレーが非常に強く、ゴール前でFW森島、高松ら長身FWが競り合うのも怖いし、MF村井、三平、DF石神らが貪欲にゴールに迫ってくるのも迫力がある。



ここまでの大分は、18勝12敗7分け(53得点38失点)で、勝ち点61の5位。
ジェフは、18勝11敗8分け(52得点30失点)で、勝ち点62の4位。



個人的注目点を書いていきます。




①気持ちの勝負、集中を保ち、隙を逃さず


前節、ジェフはチーム選手全体のミーティングで、

後方で守りきる戦い方でなく、前線からプレスし、奪ってカウンターへつなげる守備を徹底し、

草津を圧倒する戦いができました。



一方、今節の大分という相手は、草津と特徴のかぶる部分があり、

草津と比べて、前への長いパスを多用してくる傾向はありますが、

ラインを高くコンパクトにし、プレスで奪ったら前方へ押し上げていくなど、

特徴としては似ている傾向のチームといっていいと思います。




ジェフとしては、前節草津戦の戦い方を継続し、

前線からのプレスをやり抜くことが重要だと思います。




その中で、

大分という相手に対し、気持ちで負けないことが注目点です。



前節もそうですが、中盤が我慢して、下がらず高い位置をとり、

しっかりプレスしたうえで、奪ったら相手のプレッシャーに我慢して、ボールを下げず、

オープンスペースに展開していく、我慢が必要です。



大分は、ガムシャラな戦いをずっと継続してきたチームで、

シンプルにボールを進めていく分、相手が読みやすいところでもつなげてきており、

球際では絶対に負けないという気迫があります。



ジェフが、球際で負けたり、寄せが遅かったりすれば、

大分は、前線に人数をかけ、押し込んでくるとともに、

能力の高い選手から、ジェフの高いラインの裏に、一発でボールを通してくるでしょう。




逆にガムシャラにやってくる相手の高いラインの裏は、

スペースがあります。



ジェフは、相手の激しい寄せにも、激しく対抗し、

気持ちを集中して対応し、逆に相手のライン裏への隙を狙っていく攻撃が必要でしょう。



中盤をコンパクトにし、シンプルに入れていく作業を、両軍が同じくやる以上、

中盤を制していくのは、気持ちの勝負が大きい。



決して下がらず、決して隙を見せず、

逆に我慢の守備と、我慢のパス回しで、相手の裏を狙っていく、

そんな攻撃に注目です。




②攻撃はジェフらしさを出そう



ジェフの攻撃についてです。




基本的には、ジェフらしい攻撃ができるかどうか、

ここにかかっているとみています。



今期のジェフの良さは、

サイド攻撃と、速攻です。



大分の布陣は3バックを敷いており、

3-1-4-2のような形だと思います。



そのため、サイドハーフ(ウイングバック?)は、基本的には最前線にいて、

サイドが薄い布陣です。



前節同様、中盤でしっかり競り合い、セカンドボール争いやパス回しで我慢ができれば、

逆サイドには、広いスペースができ、

大きく展開することができます。




また、大分はラインも高く、

多い人数が上がって攻撃をするために、



カウンターを受けると、最終ラインが一気に引くのに対し、

中盤の戻りが遅いケースがあり、


バイタルがぽっかりと空くケースもあります。



カウンターから、中盤で我慢し、

大きくサイドに展開し、さらにバイタルエリアへと、

鋭い速攻を仕掛けることが、大分の守備を苦しめるでしょう。



その第一段階が、中盤で激しい寄せで奪われず、

我慢することです。



中盤で、我慢して、

一気に素早く、前に。



ジェフらしい、サイドへの展開と、

速攻に注目です。





③競り合いを激しく当たれ



ジェフの守備についてです。


大分の攻撃は、

シンプルです。



プレスで奪ったら、長めのパスを前に入れてきますが、

センターで、デカモリシことFW森島がポストして、SHに展開するパターンと、

後方からそのままSHを走らせ、ロングボールを入れるパターンがあり、

両方、サイド攻撃でクロスを入れ、ゴール前に選手が飛び込んでいく攻撃になると思われます。



簡単な話ですが、

大分の場合、選手一人一人の能力が非常に高く、

多くのチームが競り合いを制されてしまい、パスをつながれているように思います。



特に、FW森島の競り合いは脅威的です。

絶対に寄せを外してはいけません。




そんな大分の選手に対し、ジェフの各選手が、しっかり寄せ、

激しい競り合いを制していけるかが、注目点です。




大分は、中盤でも競り合いを制し、ゴール前へボールをつなぐとともに、

ゴール前で競り合いの強さを発揮し、

混戦に競り勝って、ゴールへボールを押し込んでくるでしょう。




MF村井、FWチェジョンハン、MF三平、DF石神ら、

ボールの扱いに長けた選手が多数おり、

隙を見せれば、変な体制からでも正確にゴールをおとしいれてきますし、ラストパスにつなげてきます。



また、セットプレーも要注意で、

FW森島、高松の高さと競り合いの強さは、言うまでもなく要注意です。



多くの要注意選手がいる中、

ジェフとしては、あらゆる位置で激しく競り合い、

負けるわけにはいきません。



激しく競り合うジェフの守備に、

注目です。






さて、今節より、

大分、湘南、山形と、上位三連戦を迎え、

この三連戦で今期の趨勢が決まると言っても過言ではない大事な戦いになる。



その第一戦が、

大分戦である。




ジェフとともに2009年に降格し、J2での戦いを強いられているが、

歩む道はジェフよりもなお、苦難の道を歩んできたチームといえるだろう。



財政難のため、キムボギョン、東慶吾、菊池直哉、藤田義明ら、主力をてばなさざるを得ず、

クラブライセンス制度のため、J1への道があるのかどうかという状況の中、

ガムシャラで粘り強い戦いを続け、



ふたたび、昇格を争うという大事な場面で、

ジェフと順位を並べ、立ちふさがってきたのだ。




苦難の道を歩んできた、鍛え上げられた相手と、

この場面でぶつかるのである。



われわれは、このホームフクアリで、

気持ちで負けるわけにはいかない。




ジェフはここ2年、終盤戦で、

直接対決を、落としてきた。



われわれは、同じ道を歩まず、

成長を見せねばならない。



この大事なゲーム、

今期作ってきたチーム、そして仲間たちへの誇りを胸に、

大分を乗り越え、勝利をつかもう。




昇格へ向け、乗り越えるべき難敵たちとの戦いが、

いま、始まる。




さあ、戦いの時間だ。


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