明日はJ2愛媛戦@ニンスタ [プレビュー(2012)]
どうも、わたしです。
前節、大雨の中、気迫の死闘を演じ、
試合終盤に両軍1点を奪い合って、惜しくも引き分けたジェフは、
アウェイ愛媛に乗り込みます。
前節の東京Vもそうであったが、今節の対戦相手の愛媛もまた、
前節にどん底の状態から14試合ぶりの勝利をあげた。
9月最後の試合に来月からの再上昇を掛ける、
大事な一戦です。
ジェフと愛媛の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの5勝0敗0分け(8得点1失点)です。
最終対戦は、今年5月にJ2第13節をフクアリで戦い、1-0で勝利しています。
中2日のゲーム、ジェフがポゼッションし、愛媛がブロックを作りカウンターの展開。
愛媛のしっかりしたブロックと激しい守備に、なかなかいい形を作らせてもらえず、前半は0-0で折り返す。後半愛媛も鋭いカウンターで決定機を作ってくるが、岡本のセーブで守りきると、ジェフはサイドからの勢いを強め、76分、兵働のクロスがDFに当たって跳ねたボールを佑昌が押し込んで先制。最後までしっかり走りきり勝利をつかんだ一戦だと記憶しています。
ここ5試合の愛媛は、1勝3敗1分け(1得点5失点)です。
(ジェフは、2勝2敗1分け(7得点8失点))
前節まで第22節から勝ちが無く0勝10敗3分けのどん底の状態であったが、久々の勝ちをあげた。前回対戦と比べ、不調のため4バック3バックを変えてみたりするが戦術的に大きな変更は無く、ブロックを作った堅い守備からカウンターを狙う。ボランチのトミッチが欠場しており高い位置での起点が無く、サイドからのカウンターの速攻中心で、得点力不足が深刻である。不調とはいえ、守備は持ち味である組織的な守備が機能。基本的に失点は少ない。今節、トミッチの復帰が報道され、MF前野、DF関根、FW大山、有田、MF伊藤など能力の高い選手もおり、最終ラインを突破しての得点というのも怖いチームである。
ここまでの愛媛は9勝16敗10分け(37得点41失点)で、勝ち点37の18位。
ジェフは、17勝11敗7分け(48得点28失点)で、勝ち点58の4位。
個人的注目点を書いていきます。
①愛媛のブロックを崩せるか、工夫が必要だ
ジェフは、33節、34節と退場者を出し、厳しい戦いをしましたが、
前節は、引き分けながらも、ジェフらしいサッカーの片鱗と気持ちを魅せました。
一方の愛媛は、深刻な得点力不足による不調に陥っており、
13試合勝ちがありませんでしたが、前節1-0で久々の勝利をあげた。
愛媛は、勝てていなかったといっても、
ブロックを強いてブロック内に進入する相手へ激しく守る守備は、健在で、
敗戦する場合も殆どを1点差で落としています。
ジェフは、この愛媛のブロック守備をどう崩すかが、
注目点です。
愛媛は、基本4バック(前節は5バック気味の3バック)を採用し、
2列のブロックをしっかり作って守備をしてきます。
縦パスへの当たりも激しく、
なかなかブロックの間へ侵入させてくれないでしょう。
ジェフとすれば、なにかしら工夫のある動きが必要だと思います。
縦パスが入ったところでのワンツーや、パスアンドゴーにより、
前回対戦では、効果的な崩しが出来ていました。
今節ではさらに、ヤザ、佑昌、深井、荒田、勇人らが、
相手の最終ラインへダイアゴナル(対角線)に斜めに飛び出す走りで崩して欲しいと考えています。
斜めに飛び出すことにより、相手の守備陣はついていかざるを得なくなり、
前線でスペースが空きます。
そのスペースを使って、攻撃をし、
堅いブロックが崩せるのではないかと考えています。
愛媛の堅いブロックを崩すために、
ジェフの工夫した攻撃に注目です。
②前から激しいプレッシャーをかけ、カウンターを狙おう
ジェフの攻撃についてです。
①で書いたように、基本的にブロックを崩すことを考えないといけないですが、
ブロックを作られる前に攻めるという方法もあります。
そのため、素早いカウンターというのが、
効果的なのです。
愛媛の特徴として、どのポジションにも非常に能力の高い選手がそろっていますが、
前線に起点になれる選手がおらず、
攻撃は殆どが、後方からのロングボールにSHがサイドから抜け出し、クロスを入れていく攻撃と見ていいと思います。
つまり、前線に起点がなければ、それほど中央をあけるリスクもなく、
ジェフの前線選手は、恐れることなくプレッシャーをかけられると思います。
勢いのあるプレッシャーを相手の後方の選手にかけられれば、
相手の速攻も遅くなり、ジェフも陣形を整えることが出来るとともに、
ボールを奪えれば、素早いカウンターをかけることが出来、
相手のブロックが整う前に攻撃をすることが出来るのです。
いろいろなメリットがある前線選手のプレッシャーですが、
恐れることなく、貪欲にプレッシャーをかけるプレーに、注目です。
③愛媛の裏への勢いは危険、しっかり寄せる守備で起点をつぶそう
ジェフの守備についてです。
愛媛は、前述の通り、
攻撃の多くは、後方からロングボールを入れ、SHがサイドに走りこみ、クロスを入れてくる攻撃だと見ています。
一見、単調なように感じますが、
絡んでくる選手の能力が高く、前への勢いのある攻撃を行ってくるので、
注意が必要です。
攻撃に大きく絡んでくるSHには、MF前野、大山、伊藤、東らが入ってくる可能性がありますが、
どの選手もクロスの精度も高く、
マークを外せば、おそらくジェフ相手でも自分で切り込んで得点が取れる選手です。
それらの選手がクロスをあげた先には、
FW有田がおり、非常に高い得点能力を持っていて、
クロスに的確に飛び込んでくるでしょう。
ジェフとすれば、SHにもFWにも裏に抜けられる勢いある攻撃を、
食い止めなければなりません。
ジェフの選手が上がっている状況から、速攻を受けるのが一番危険なので、
やはりチーム全体でしっかり走り、ジェフが高い位置でボールホルダーにプレッシャーをかけ、
しっかり守備陣形を作ることが求められるでしょう。
さらに、今節は、
愛媛MFトミッチが復帰しそうだとの報道もあり、
中盤から裏へのロングボールを正確に入れてくるでしょうし、高い位置に上がってくれば起点になられてしまうので、
トミッチはなんとしても抑えなくてはいけません。
ジェフはサイドバックが高い位置を取ることが、いい特徴ですが、
相手のSHに対する守備に、課題を残すと思われます。
チーム全体でしっかり走り、カバーするとともに、
相手の攻撃を遅らせることで、
ジェフのサイドバックというストロングポイントを活かし、相手のSHというストロングポイントを消すことにつながるでしょう。
チームとしてしっかり走り、
相手の起点に寄せ、攻撃を遅らせる守備に注目です。
さて、他チームの話で恐縮だが、
Jリーグのクラブライセンス制度に絡み、
負債のあったJ2大分の3億の借入金について、返済のめどが立ったという報道があった。
当然、1年で3億という黒字がでるわけはなく、
サポーターの寄付、地元企業の広告費としての寄付などによるものだそうだ。
今まさに昇格を争うチームが、
サッカーでの戦い以外の、大きな大きな問題への戦いに対し、
クラブ、サポーター、そして、地域が、身を切りながら一丸となって戦っている。
ジェフは、そこまで大きな問題を抱えておらず、
安穏として戦ってよいのか。
否。
どのチームも生き残り、成長するために、
全力で戦っている。
今節の対戦相手である愛媛も、地元を盛り上げていくため、
相手サポーターに向け、地元での観光や買い物を積極的に勧めるなど、
生き残りをかけた戦いをしている。
われわれも、千葉を誇りに、
一丸となって戦いを見せる時だろう。
アウェイ戦こそ、
われらの一丸を見せなければならない。
一丸となった戦いで、勝利をつかみとろう。
さあ戦いの時間だ。
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前節、大雨の中、気迫の死闘を演じ、
試合終盤に両軍1点を奪い合って、惜しくも引き分けたジェフは、
アウェイ愛媛に乗り込みます。
前節の東京Vもそうであったが、今節の対戦相手の愛媛もまた、
前節にどん底の状態から14試合ぶりの勝利をあげた。
9月最後の試合に来月からの再上昇を掛ける、
大事な一戦です。
ジェフと愛媛の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの5勝0敗0分け(8得点1失点)です。
最終対戦は、今年5月にJ2第13節をフクアリで戦い、1-0で勝利しています。
中2日のゲーム、ジェフがポゼッションし、愛媛がブロックを作りカウンターの展開。
愛媛のしっかりしたブロックと激しい守備に、なかなかいい形を作らせてもらえず、前半は0-0で折り返す。後半愛媛も鋭いカウンターで決定機を作ってくるが、岡本のセーブで守りきると、ジェフはサイドからの勢いを強め、76分、兵働のクロスがDFに当たって跳ねたボールを佑昌が押し込んで先制。最後までしっかり走りきり勝利をつかんだ一戦だと記憶しています。
ここ5試合の愛媛は、1勝3敗1分け(1得点5失点)です。
(ジェフは、2勝2敗1分け(7得点8失点))
前節まで第22節から勝ちが無く0勝10敗3分けのどん底の状態であったが、久々の勝ちをあげた。前回対戦と比べ、不調のため4バック3バックを変えてみたりするが戦術的に大きな変更は無く、ブロックを作った堅い守備からカウンターを狙う。ボランチのトミッチが欠場しており高い位置での起点が無く、サイドからのカウンターの速攻中心で、得点力不足が深刻である。不調とはいえ、守備は持ち味である組織的な守備が機能。基本的に失点は少ない。今節、トミッチの復帰が報道され、MF前野、DF関根、FW大山、有田、MF伊藤など能力の高い選手もおり、最終ラインを突破しての得点というのも怖いチームである。
ここまでの愛媛は9勝16敗10分け(37得点41失点)で、勝ち点37の18位。
ジェフは、17勝11敗7分け(48得点28失点)で、勝ち点58の4位。
個人的注目点を書いていきます。
①愛媛のブロックを崩せるか、工夫が必要だ
ジェフは、33節、34節と退場者を出し、厳しい戦いをしましたが、
前節は、引き分けながらも、ジェフらしいサッカーの片鱗と気持ちを魅せました。
一方の愛媛は、深刻な得点力不足による不調に陥っており、
13試合勝ちがありませんでしたが、前節1-0で久々の勝利をあげた。
愛媛は、勝てていなかったといっても、
ブロックを強いてブロック内に進入する相手へ激しく守る守備は、健在で、
敗戦する場合も殆どを1点差で落としています。
ジェフは、この愛媛のブロック守備をどう崩すかが、
注目点です。
愛媛は、基本4バック(前節は5バック気味の3バック)を採用し、
2列のブロックをしっかり作って守備をしてきます。
縦パスへの当たりも激しく、
なかなかブロックの間へ侵入させてくれないでしょう。
ジェフとすれば、なにかしら工夫のある動きが必要だと思います。
縦パスが入ったところでのワンツーや、パスアンドゴーにより、
前回対戦では、効果的な崩しが出来ていました。
今節ではさらに、ヤザ、佑昌、深井、荒田、勇人らが、
相手の最終ラインへダイアゴナル(対角線)に斜めに飛び出す走りで崩して欲しいと考えています。
斜めに飛び出すことにより、相手の守備陣はついていかざるを得なくなり、
前線でスペースが空きます。
そのスペースを使って、攻撃をし、
堅いブロックが崩せるのではないかと考えています。
愛媛の堅いブロックを崩すために、
ジェフの工夫した攻撃に注目です。
②前から激しいプレッシャーをかけ、カウンターを狙おう
ジェフの攻撃についてです。
①で書いたように、基本的にブロックを崩すことを考えないといけないですが、
ブロックを作られる前に攻めるという方法もあります。
そのため、素早いカウンターというのが、
効果的なのです。
愛媛の特徴として、どのポジションにも非常に能力の高い選手がそろっていますが、
前線に起点になれる選手がおらず、
攻撃は殆どが、後方からのロングボールにSHがサイドから抜け出し、クロスを入れていく攻撃と見ていいと思います。
つまり、前線に起点がなければ、それほど中央をあけるリスクもなく、
ジェフの前線選手は、恐れることなくプレッシャーをかけられると思います。
勢いのあるプレッシャーを相手の後方の選手にかけられれば、
相手の速攻も遅くなり、ジェフも陣形を整えることが出来るとともに、
ボールを奪えれば、素早いカウンターをかけることが出来、
相手のブロックが整う前に攻撃をすることが出来るのです。
いろいろなメリットがある前線選手のプレッシャーですが、
恐れることなく、貪欲にプレッシャーをかけるプレーに、注目です。
③愛媛の裏への勢いは危険、しっかり寄せる守備で起点をつぶそう
ジェフの守備についてです。
愛媛は、前述の通り、
攻撃の多くは、後方からロングボールを入れ、SHがサイドに走りこみ、クロスを入れてくる攻撃だと見ています。
一見、単調なように感じますが、
絡んでくる選手の能力が高く、前への勢いのある攻撃を行ってくるので、
注意が必要です。
攻撃に大きく絡んでくるSHには、MF前野、大山、伊藤、東らが入ってくる可能性がありますが、
どの選手もクロスの精度も高く、
マークを外せば、おそらくジェフ相手でも自分で切り込んで得点が取れる選手です。
それらの選手がクロスをあげた先には、
FW有田がおり、非常に高い得点能力を持っていて、
クロスに的確に飛び込んでくるでしょう。
ジェフとすれば、SHにもFWにも裏に抜けられる勢いある攻撃を、
食い止めなければなりません。
ジェフの選手が上がっている状況から、速攻を受けるのが一番危険なので、
やはりチーム全体でしっかり走り、ジェフが高い位置でボールホルダーにプレッシャーをかけ、
しっかり守備陣形を作ることが求められるでしょう。
さらに、今節は、
愛媛MFトミッチが復帰しそうだとの報道もあり、
中盤から裏へのロングボールを正確に入れてくるでしょうし、高い位置に上がってくれば起点になられてしまうので、
トミッチはなんとしても抑えなくてはいけません。
ジェフはサイドバックが高い位置を取ることが、いい特徴ですが、
相手のSHに対する守備に、課題を残すと思われます。
チーム全体でしっかり走り、カバーするとともに、
相手の攻撃を遅らせることで、
ジェフのサイドバックというストロングポイントを活かし、相手のSHというストロングポイントを消すことにつながるでしょう。
チームとしてしっかり走り、
相手の起点に寄せ、攻撃を遅らせる守備に注目です。
さて、他チームの話で恐縮だが、
Jリーグのクラブライセンス制度に絡み、
負債のあったJ2大分の3億の借入金について、返済のめどが立ったという報道があった。
当然、1年で3億という黒字がでるわけはなく、
サポーターの寄付、地元企業の広告費としての寄付などによるものだそうだ。
今まさに昇格を争うチームが、
サッカーでの戦い以外の、大きな大きな問題への戦いに対し、
クラブ、サポーター、そして、地域が、身を切りながら一丸となって戦っている。
ジェフは、そこまで大きな問題を抱えておらず、
安穏として戦ってよいのか。
否。
どのチームも生き残り、成長するために、
全力で戦っている。
今節の対戦相手である愛媛も、地元を盛り上げていくため、
相手サポーターに向け、地元での観光や買い物を積極的に勧めるなど、
生き残りをかけた戦いをしている。
われわれも、千葉を誇りに、
一丸となって戦いを見せる時だろう。
アウェイ戦こそ、
われらの一丸を見せなければならない。
一丸となった戦いで、勝利をつかみとろう。
さあ戦いの時間だ。
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おはようございます。
エルゴラをみましたが、記事のなかで弱気な雰囲気?と思わせるような声があることが
残念ですね~。
台風の動きも心配です。
とにかく、先取点が大事ですね。
荒田選手や、もうそろそろゴールしても・・・のロボちゃん、深井選手に期待します。
by WAON_WAON (2012-09-29 06:36)
>WAON_WAON さん
こんばんは!!
わたしもエルゴラ読みました!!
智依存な感じで、弱気な雰囲気だということで、残念ですが、今節の出場停止を逆にプラスに変えて、居ないときでもしっかり勝てて、依存脱却という風になって欲しいです。
愛媛の堅い守りを破っての先制は、気持ちの入った選手が決めてくれるでしょう。深井や、あんがいの隊長のゴールが見られるような予感がしてます。果たして?
ではでは。
by nuruinu (2012-09-29 23:15)