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強い気持ちで前へ前へ【2012年J2第35節 vs東京V戦@フクアリ】 [レポート(2012)]

どうも、わたしです。



今節、気持ちの入ったプレーを見ることができました。



押し込まれる時間が長かったですが、

ゴール前でブロックを作る守備でゴールをできる限り割らせず、

粘って粘って2点目を奪ったゲームは、悪くなかったと思っています。



最後の最後でゴールを奪われてしまいましたが、

今節の戦いは、次につながる戦いであったと思っています。



流れを簡単に振り返ります。



序盤、両軍とも強くプレスに行き、中盤で奪って攻撃に移るが、ジェフは中盤から先になかなか攻めきれず、東京Vの攻勢を受ける。しかし、前半26分左サイドから抜け出したヤザのクロスに荒田が飛び込みゴール。先制に成功した。ジェフは中盤でのチェックが遅くなり、東京Vにサイドから展開されるケースが増え、プレスをあきらめ下がってブロックを作る守備が多くなる。前半終了間際にセットプレーの流れから中後に決められ失点し、1-1-で前半を終えた。後半も追い込まれる展開が続くが、ジェフは粘り強く守りカウンターチャンスをうかがう。粘り続けた86分、深井の縦パスを受けた荒田が飛び出しあげたクロスにヤザが合わせ2点目を獲得。最後締めたかったが、90+3分に東京V阿部に抜け出され失点。勝ち点を分けあったゲームとなりました。




思うところを書いていきたいと思います。



①強い気持ちで前へ前へ



今節ジェフは、

守備ではやや引いた展開になっていましたが、



攻撃では、前へ前へ展開していくプレーが多かったように思います。




86分の得点の場面でも、中盤で前を向いた深井がドリブルで進み、

最終ライン上に並んだ荒田に長い縦パス、

これが前にころがり、うまく前を向けた荒田が、ラストパスを入れてヤザが押し込みましたし、



その直前85分も、前を向いた兵働から長い縦パスが、ゴール前の深井に通り、

決定機まで持っていっています。



大まかにいえば、

中盤では、下がってきた前線選手に縦パスが入り、

上がってきたフォローの選手と、近い位置を作り、パス交換し、

相手がプレスで寄せてくると、フォローの選手が戻してもらい前を向いたところから、

一気に前へ縦パスを通す、もしくは、サイドへ大きくサイドチェンジで展開し縦へ、という流れで、



中盤でのパス交換で相手のプレスをいなしつつ、

縦へ大きく展開する意識ある攻撃が、さえていたと思います。



また、サイド攻撃でクロスをあげていくときも、

選手が固まったところに入れていくのではなく、




ゴールキーパーと、最終ラインのDFの間の、ぎりぎり両方が届かないところにクロスを入れ、

そこに、荒田や深井、佑昌らが飛び込む攻撃も目立ちました。



特に荒田は、中盤で一度起点を作った後、

ボールを預けて、さらにゴール前に飛び込んでいく形も多くあり、

前への、そしてゴールへの意識を感じました。



また、坂本隊長や、深井、ヤザのところでは、

スペースがあれば、ドリブルで持ち込んでいくプレーみせ、

奪われるリスクも負った攻撃が活きていました。



こういうプレーができると、

攻撃は動きがでてきて活性化してきたと感じます。



藤田というポストプレーヤーがケガをしてしまい、

裏へぬけるスピードのある選手が多く出場している今、



前へ前へどんどんボールを入れて、

前へ進めていく攻撃というのは、いいと思います。




この点では、

今の布陣のメンバーを活かす戦いができたと感じましたので、

次につながる試合になったのではないでしょうか。




②ブロックを作りつつも、寄せる守備が甘かった


守備の面です。


ジェフは、今節は、序盤はプレスに行きましたが、

中盤でうまくいなされてしまうケースもでき、押し込まれつつあったので、

中盤では無理にプレスをかけず、下がってゴール前でブロックを作り、

シュートを打たせないような守備に切り替えてきていたと思います。



ここで、ブロックを作りつつも、

相手の中盤の選手をあまりにも自由にさせてしまい、ピンチがあったように思っています。



ジェフが攻めつつ、奪われてカウンターを受けるようなケースで、

相手がボールをキープしつつ、ジェフの選手は必死にブロックに戻って守備態勢を作るわけですが、

ボールホルダーにチェックが甘く、

前を向いて自由にさせてしまっているケースが多かったように思います。



東京Vの選手は、誰もがセンスがあり、

終了間際の阿部のように、一発のパスを通されると、即失点につながるような場面も想定できましたし、

守備の寄せが無ければいいパスを通され、後半多くのシュートをあびる結果となりました。





やはり、ブロックを作りながらも、ボールホルダーへのプレッシャーも必要だったのではないかと思っています。



ボールホルダーに近い一人がしっかり寄せて、

相手の攻撃を遅らせることで、カウンターを受けた際もしっかり戻ることも出来ますし、

ブロックもしっかりして、かつ、相手のパスの精度も落ちます。



スタミナや集中力の落ちてくる後半でも、

ブロックを作りつつも、一人が相手のボールホルダーにしっかり寄せる強い守備を、

期待したいです。





さてジェフは、勝ち点3こそ逃したが、

戦う気持ちをみせ、

試合でも、前へ前への意識を感じる攻撃を見せた。




この姿が見ることで、サポーターとしても、

気持ちの入った応援が繰り広げられたのではなかろうか。




観戦者数も、大雨にも関わらず、

前節の7,845を越え、8,514人を動員した。



あの激しい雨にも関わらず、

ジェフ関わる多くのものが、

強い気持ちを持ち、行動を見せ始めた証だろう。



ここからが本当の勝負である。




選手たちだけではなく、

全員でやるからこそ、勢いが生まれる。





強い気持ちで、前へ前へ、

一気に走り抜けていきましょう。



がんばれジェフユナイテッド。



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