静と動の切り替えの駆け引きが相手をついていけなくする [サッカー]
どうも、わたしです。
ここ数戦、ジェフはいい試合とあいまいな試合を交互に見せ、
ちょっと停滞気味な感じで、
週の合間にモヤモヤしながら、
他チームの試合を見ている、今日このごろです。
そんななか、
次節の相手町田の、前節の試合を見ていて、
思うところがあったので書いていきます。
見ていて、おおっ、っと思ったのは、
途中出場で出てきた、FW勝又選手。
関東1部リーグ所属のころから町田でプレーしており、
町田の象徴たる選手と聞いています。
勝又選手は途中出場し、ボールに絡んでいくんですが、
ペナルティエリア内でボールを持つと、ディフェンスと対面し、
足元で重心を落として、ボールを保持。
突破するぞという雰囲気を出しつつ、
ぴたりと動かない。
ここから一気に始動し、
右サイドを縦に、DFを振り切り、
クロスに持っていきました。
得点にはつながりませんでしたが、
ペナルティエリア内でDFは警戒しているにも関わらず、
一気に抜き去ったプレーには目を見張りました。
ここで注目したいのは、
メリハリ。
ここでは、静から動へのメリハリある動きです。
勝又選手は、ペナルティエリア内でボールを持っているので、
相手DFも、動いてくるのはわかっていたはず。
勝又選手がとることのできる選択肢が複数あったとはいえ、
ペナルティエリア内で、DFがおいていかれるのは致命的なのに、
おいていかれてしまうわけです。
ここに勝又選手の持っている、
ノウハウがあるのではないかと思います。
すぐに動作に移したり、動きつつけたりせず、
一度、ボールをキープし、止まることで、
相手DFは”静”のリズムに慣れてしまうわけです。
DFは、動くタイミングに合わせようと準備をしているわけですが、
勝又選手は、一気に”静”から”動”に動きを転じて突破を図ったので、
この切り替えにより、DFはついていけなくなったのだと思います。
一瞬のメリハリで、
相手は、感覚として、
実際の動きより早く感じ、そしてついていけなくさせられるのだと思っています。
この動きのメリハリというのは、技術的なものもあると思いますけど、
駆け引きとして使うことで、
実際に持っている実力以上のスピードを相手に感じさせる、
凄いプレーだと思います。
いまジェフに必要なのは、
こういった駆け引きではないかと思います。
攻めないぞー、攻めないぞーと見せておいて、
一気に攻め込んだり、
劣勢に見せておいて、
一気にプレスを強めて、襲いかかる。
こういった駆け引きの部分を強めることで、
相手の守備陣は混乱し、
ゲームのコントロールを失うのではないかと思うのです。
選手一人一人にしても、
ずっとパスを回すのではなく、
パスを回しながら突然ドリブル突破をかけてみたりすることで、
メリハリというのが効いてきて、相手も想定外の動きについていけなくなることもあり、
チャンスにつながるのではないかと思います。
また途中交代の交代戦術でも、
そこまではパス回しを続けてきながら、
前線の選手を入れ替えて、一気にロングボールを放り込んでくるような戦術への、
大きな変化を作ることで、相手の対応を困難にするのではないでしょうか。
こういったメリハリによる駆け引きを使うことで、
選手を獲得したり、過酷な練習を重ねてオプションを増やしたりせずとも、
実力以上のスピードを相手に感じさせられる可能性があると思っています。
ただし、このメリハリと駆け引きは、
精神的な強さと、周到な心の準備が必要でしょう。
攻めたくても、そんな表情はおくびにも出さず、
相手をだまして、または相手をゆっくりなペースに慣れさせて、
その隙をついて一気に攻めるような戦術です。
焦りや急ぎを自分で抑え、
また、行く時も一気に気持ちを切り替えて、攻撃に転じられることが必要でしょう。
簡単ではないですけど、
丹念に気持ちを準備することにより、
できていくことだと思います。
これからの暑い時期、そして、リーグ戦も終盤で出来ることが限られていく中、
精神力の部分を中心に成長し、プレーに活かしていかないといけないと思います。
その中でも、相手チームの勝又選手のように、
強い心で、”静”と”動”を切り替えてくるような、
そういうプレーから得るものを得て、
自分たちに活かし、
気持ちもプレーも、逞しく力強くやっていってほしいと、
そういう風に思います。
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ここ数戦、ジェフはいい試合とあいまいな試合を交互に見せ、
ちょっと停滞気味な感じで、
週の合間にモヤモヤしながら、
他チームの試合を見ている、今日このごろです。
そんななか、
次節の相手町田の、前節の試合を見ていて、
思うところがあったので書いていきます。
見ていて、おおっ、っと思ったのは、
途中出場で出てきた、FW勝又選手。
関東1部リーグ所属のころから町田でプレーしており、
町田の象徴たる選手と聞いています。
勝又選手は途中出場し、ボールに絡んでいくんですが、
ペナルティエリア内でボールを持つと、ディフェンスと対面し、
足元で重心を落として、ボールを保持。
突破するぞという雰囲気を出しつつ、
ぴたりと動かない。
ここから一気に始動し、
右サイドを縦に、DFを振り切り、
クロスに持っていきました。
得点にはつながりませんでしたが、
ペナルティエリア内でDFは警戒しているにも関わらず、
一気に抜き去ったプレーには目を見張りました。
ここで注目したいのは、
メリハリ。
ここでは、静から動へのメリハリある動きです。
勝又選手は、ペナルティエリア内でボールを持っているので、
相手DFも、動いてくるのはわかっていたはず。
勝又選手がとることのできる選択肢が複数あったとはいえ、
ペナルティエリア内で、DFがおいていかれるのは致命的なのに、
おいていかれてしまうわけです。
ここに勝又選手の持っている、
ノウハウがあるのではないかと思います。
すぐに動作に移したり、動きつつけたりせず、
一度、ボールをキープし、止まることで、
相手DFは”静”のリズムに慣れてしまうわけです。
DFは、動くタイミングに合わせようと準備をしているわけですが、
勝又選手は、一気に”静”から”動”に動きを転じて突破を図ったので、
この切り替えにより、DFはついていけなくなったのだと思います。
一瞬のメリハリで、
相手は、感覚として、
実際の動きより早く感じ、そしてついていけなくさせられるのだと思っています。
この動きのメリハリというのは、技術的なものもあると思いますけど、
駆け引きとして使うことで、
実際に持っている実力以上のスピードを相手に感じさせる、
凄いプレーだと思います。
いまジェフに必要なのは、
こういった駆け引きではないかと思います。
攻めないぞー、攻めないぞーと見せておいて、
一気に攻め込んだり、
劣勢に見せておいて、
一気にプレスを強めて、襲いかかる。
こういった駆け引きの部分を強めることで、
相手の守備陣は混乱し、
ゲームのコントロールを失うのではないかと思うのです。
選手一人一人にしても、
ずっとパスを回すのではなく、
パスを回しながら突然ドリブル突破をかけてみたりすることで、
メリハリというのが効いてきて、相手も想定外の動きについていけなくなることもあり、
チャンスにつながるのではないかと思います。
また途中交代の交代戦術でも、
そこまではパス回しを続けてきながら、
前線の選手を入れ替えて、一気にロングボールを放り込んでくるような戦術への、
大きな変化を作ることで、相手の対応を困難にするのではないでしょうか。
こういったメリハリによる駆け引きを使うことで、
選手を獲得したり、過酷な練習を重ねてオプションを増やしたりせずとも、
実力以上のスピードを相手に感じさせられる可能性があると思っています。
ただし、このメリハリと駆け引きは、
精神的な強さと、周到な心の準備が必要でしょう。
攻めたくても、そんな表情はおくびにも出さず、
相手をだまして、または相手をゆっくりなペースに慣れさせて、
その隙をついて一気に攻めるような戦術です。
焦りや急ぎを自分で抑え、
また、行く時も一気に気持ちを切り替えて、攻撃に転じられることが必要でしょう。
簡単ではないですけど、
丹念に気持ちを準備することにより、
できていくことだと思います。
これからの暑い時期、そして、リーグ戦も終盤で出来ることが限られていく中、
精神力の部分を中心に成長し、プレーに活かしていかないといけないと思います。
その中でも、相手チームの勝又選手のように、
強い心で、”静”と”動”を切り替えてくるような、
そういうプレーから得るものを得て、
自分たちに活かし、
気持ちもプレーも、逞しく力強くやっていってほしいと、
そういう風に思います。
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