明日はJ2熊本戦@KKWING [プレビュー(2012)]
どうも、わたしです。
前半戦を2位で折り返したジェフは、
リーグ戦の後半戦初戦を、アウェイ熊本に乗り込みます。
前半戦での5月の対戦時は、好調のジェフに対し、熊本はどん底の不調という状況だったが、
ここ数試合で熊本も別のチームと言っていいほど攻撃的にチームを作ってきた。
ジェフは過去勝利のない敵地熊本で、
勝ち点3を奪い取れるか、注目の一戦です。
ジェフと熊本の対戦成績は、すべてリーグ戦で、
ジェフの2勝0敗3分け(アウェイ0勝0敗2分け)です。
最終対戦は、今年5月にJ2第15節をフクアリで戦い、4-0で勝利しています。
熊本は昨年のがっちりした守備が見られず、序盤から攻勢に出てくるが、ジェフは中盤をうまくこなすとゴール前でパス回しを駆使し崩し、4得点を奪った。後半押し込まれる時間もあるがDFとGK岡本が攻守により死守。4-0の大勝となったゲームであったと記憶しています。
ここ5試合の熊本は、2勝1敗2分け(6得点5失点)で、
(ジェフは2勝2敗1分け(7得点5失点))
前回対戦時不調であった状況を改善。中盤のハードワークをしっかり見直し守備組織を構築するとともに、攻撃の組織も構築が進んだ。ゴール前での突破とパスワークは完成が見えつつあり、攻撃的なチームに変貌を遂げた。前半戦で対戦した時のチームとは、別のチームだと考えていいと思うし、J2上位と同等の力があると評価している。
ここまでの熊本は、5勝8敗8分け(18得点27失点)で勝ち点23の18位。
ジェフは、12勝5敗4分け(35得点13失点)で、勝ち点40の2位。
個人的注目点を書いていきます。
①今節もハードワークが必要な試合
前節の湘南戦で、激しいハードワークを見せたジェフ。
最後まで走り抜く姿勢が見え、
攻守にわたり走り抜きました。
相手の熊本ですが、今期は昨年ほどがっちりした守備は取らず、
3バックを敷き、中盤ではハードワークし、
高い位置で奪うと、前線へ入れ、サイドと中央からボールを入れてくる攻撃をしてきます。
狙っている形としては、
前節の湘南に近いサッカーだとみています。
そのため、
今節もジェフはハードワークができるかが注目点です。
相手は高い位置をとり、中盤をコンパクトにし、
ハードワークしてきます。
しかし、それはジェフの土俵。
ジェフもライン高く、プレスで応戦しなくてはいけないでしょうし、
今節は、前節やりきれなかった、相手のプレスをかいくぐるパスワークを見せなくてはいけないでしょう。
相手は、5月の前回対戦時とは別チームのように成長していますが、
それはジェフも同じ。
今節もしっかり得点を奪い、
ゼロで抑えていきましょう。
②スペースへの飛び出し、裏へぬける飛び出しに注目
ジェフの攻撃についてです。
前回対戦時は、熊本のプレッシャーが弱かったこともあり、
ジェフは、中央でボールを持つことができ、サイドチェンジで揺さぶると、
サイド攻撃、中央からの突破、カウンター、あらゆる攻撃が機能し、
4得点を奪いました。
その試合で良かった理由は、
中盤でマークを外す動きができたことと、
ゴール前でマークを外す動きができたことだと思います。
今回は、熊本は別チームというほど、
運動量豊富に戦ってくるでしょう。
その走る相手に対し、
中盤、ゴール前で、マークを外せるかどうかが注目点です。
相手の最終ラインと2列目の間のスペースも、
前回対戦と比べコンパクトになり小さくなっていますので、
最終ラインの前のスペースにどう飛び出すかがポイントになるでしょうか。
相手のプレスが掛かる前にそこに飛び出し、
さらに3バックの裏や、コーナーサイドに飛び出す選手にパスを通していく必要があります。
ここをうまく使えないと、
湘南戦のように、ロングボールが増えることとなり、
ポゼッションの時間も短くなり、効果的な攻撃は減るでしょう。
中盤、ゴール前にとびこんでいく動きに、
注目です。
③熊本のクロスへの飛び込みに注意
ジェフの守備についてです。
今節は、前節の湘南戦と同様、
熊本の攻撃は縦への突破が早いと思いますが、
サイドから崩してくる形が厄介かなと思っています。
熊本は高い位置でハードワークし奪うと、
養父らを起点に、
サイドの片山、蔵川が、サイドバックの裏のスペースからクロスをあげてきて、
ゴール前では、FW斉藤、武富、五領らは、クロスボールに後ろから飛び込んでいきます。
素早いカウンターからのクロスに、DFがペナルティエリア内でボールウォッチャーになるチームが多く、
無対応で飛び込ませているチームもあり、
この飛び込みが非常に有効に決まっている印象です。
ジェフは、竹内、智は経験豊富で守備も堅いので、
注意していれば怖くないとは思いますが、
不意のカウンターで人数が足りないときなど、
要注意かなと思います。
また、同様に熊本は、
コーナーキックやセットプレーでも、
低いボールでニアに飛び込む形が機能してきており、
ジェフは苦手な形でしょう。
十分な注意が必要だと思います。
さて、
”決してロアッソの選手は頑張っていないわけじゃないし、走ってないわけでもない
だけどその走る質と、そこをシンプルに小気味よく使っていく判断に千葉との大きな差があったように感じました ”
”頑張る、必死にやるという事はもちろん1番大事な事なんだけど もっともっと一人一人が色んな意味でクレバーに、状況状況を考えてプレーできるようになっていかないといけないと改めて昨日の試合を観て思いました”
前回対戦の5月の試合の後、
熊本GK南のブログに書かれた言葉だ。
元柏の正GKで熊本の主将もつとめていた選手の自分の言葉で書かれた文章には、
賞賛の中に、悔しさと、明日の自分たちの目標が刻まれていた。
それから2ヶ月弱。
怪我で欠場していた南が戻ってきた熊本は、
まるで別チームのように変貌し、
実力とチームワークを身に着けてきた。
相手のホームKKWINGでは、
前回対戦の悔しさを晴らすべく、相当な意気込みでぶつかってくるだろう。
相手が研鑽をしていた間、
ジェフもまた、苦しい戦いを潜り抜けてきた。
甲府戦では圧倒的に攻められ続けながらも先制を奪い、
湘南戦では激しいプレスで応戦し、最後までオツ氏あふれるプレーをし、
岐阜戦、東京V戦では苦渋も味わってきた。
ジェフもまた、
成長している相手をも乗り越えるサッカーを身につけてきた。
火の国熊本での、後半戦初戦は、
熱い熱い激戦になるだろう。
しかし、その火中に臆することなく飛び込み、
勝ち点3を奪い取り、われわれは前へ進まなくてはならない。
奪還へ向け、
運命の後半戦が、
始まる。
さあ、戦いの時間だ。
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前半戦を2位で折り返したジェフは、
リーグ戦の後半戦初戦を、アウェイ熊本に乗り込みます。
前半戦での5月の対戦時は、好調のジェフに対し、熊本はどん底の不調という状況だったが、
ここ数試合で熊本も別のチームと言っていいほど攻撃的にチームを作ってきた。
ジェフは過去勝利のない敵地熊本で、
勝ち点3を奪い取れるか、注目の一戦です。
ジェフと熊本の対戦成績は、すべてリーグ戦で、
ジェフの2勝0敗3分け(アウェイ0勝0敗2分け)です。
最終対戦は、今年5月にJ2第15節をフクアリで戦い、4-0で勝利しています。
熊本は昨年のがっちりした守備が見られず、序盤から攻勢に出てくるが、ジェフは中盤をうまくこなすとゴール前でパス回しを駆使し崩し、4得点を奪った。後半押し込まれる時間もあるがDFとGK岡本が攻守により死守。4-0の大勝となったゲームであったと記憶しています。
ここ5試合の熊本は、2勝1敗2分け(6得点5失点)で、
(ジェフは2勝2敗1分け(7得点5失点))
前回対戦時不調であった状況を改善。中盤のハードワークをしっかり見直し守備組織を構築するとともに、攻撃の組織も構築が進んだ。ゴール前での突破とパスワークは完成が見えつつあり、攻撃的なチームに変貌を遂げた。前半戦で対戦した時のチームとは、別のチームだと考えていいと思うし、J2上位と同等の力があると評価している。
ここまでの熊本は、5勝8敗8分け(18得点27失点)で勝ち点23の18位。
ジェフは、12勝5敗4分け(35得点13失点)で、勝ち点40の2位。
個人的注目点を書いていきます。
①今節もハードワークが必要な試合
前節の湘南戦で、激しいハードワークを見せたジェフ。
最後まで走り抜く姿勢が見え、
攻守にわたり走り抜きました。
相手の熊本ですが、今期は昨年ほどがっちりした守備は取らず、
3バックを敷き、中盤ではハードワークし、
高い位置で奪うと、前線へ入れ、サイドと中央からボールを入れてくる攻撃をしてきます。
狙っている形としては、
前節の湘南に近いサッカーだとみています。
そのため、
今節もジェフはハードワークができるかが注目点です。
相手は高い位置をとり、中盤をコンパクトにし、
ハードワークしてきます。
しかし、それはジェフの土俵。
ジェフもライン高く、プレスで応戦しなくてはいけないでしょうし、
今節は、前節やりきれなかった、相手のプレスをかいくぐるパスワークを見せなくてはいけないでしょう。
相手は、5月の前回対戦時とは別チームのように成長していますが、
それはジェフも同じ。
今節もしっかり得点を奪い、
ゼロで抑えていきましょう。
②スペースへの飛び出し、裏へぬける飛び出しに注目
ジェフの攻撃についてです。
前回対戦時は、熊本のプレッシャーが弱かったこともあり、
ジェフは、中央でボールを持つことができ、サイドチェンジで揺さぶると、
サイド攻撃、中央からの突破、カウンター、あらゆる攻撃が機能し、
4得点を奪いました。
その試合で良かった理由は、
中盤でマークを外す動きができたことと、
ゴール前でマークを外す動きができたことだと思います。
今回は、熊本は別チームというほど、
運動量豊富に戦ってくるでしょう。
その走る相手に対し、
中盤、ゴール前で、マークを外せるかどうかが注目点です。
相手の最終ラインと2列目の間のスペースも、
前回対戦と比べコンパクトになり小さくなっていますので、
最終ラインの前のスペースにどう飛び出すかがポイントになるでしょうか。
相手のプレスが掛かる前にそこに飛び出し、
さらに3バックの裏や、コーナーサイドに飛び出す選手にパスを通していく必要があります。
ここをうまく使えないと、
湘南戦のように、ロングボールが増えることとなり、
ポゼッションの時間も短くなり、効果的な攻撃は減るでしょう。
中盤、ゴール前にとびこんでいく動きに、
注目です。
③熊本のクロスへの飛び込みに注意
ジェフの守備についてです。
今節は、前節の湘南戦と同様、
熊本の攻撃は縦への突破が早いと思いますが、
サイドから崩してくる形が厄介かなと思っています。
熊本は高い位置でハードワークし奪うと、
養父らを起点に、
サイドの片山、蔵川が、サイドバックの裏のスペースからクロスをあげてきて、
ゴール前では、FW斉藤、武富、五領らは、クロスボールに後ろから飛び込んでいきます。
素早いカウンターからのクロスに、DFがペナルティエリア内でボールウォッチャーになるチームが多く、
無対応で飛び込ませているチームもあり、
この飛び込みが非常に有効に決まっている印象です。
ジェフは、竹内、智は経験豊富で守備も堅いので、
注意していれば怖くないとは思いますが、
不意のカウンターで人数が足りないときなど、
要注意かなと思います。
また、同様に熊本は、
コーナーキックやセットプレーでも、
低いボールでニアに飛び込む形が機能してきており、
ジェフは苦手な形でしょう。
十分な注意が必要だと思います。
さて、
”決してロアッソの選手は頑張っていないわけじゃないし、走ってないわけでもない
だけどその走る質と、そこをシンプルに小気味よく使っていく判断に千葉との大きな差があったように感じました ”
”頑張る、必死にやるという事はもちろん1番大事な事なんだけど もっともっと一人一人が色んな意味でクレバーに、状況状況を考えてプレーできるようになっていかないといけないと改めて昨日の試合を観て思いました”
前回対戦の5月の試合の後、
熊本GK南のブログに書かれた言葉だ。
元柏の正GKで熊本の主将もつとめていた選手の自分の言葉で書かれた文章には、
賞賛の中に、悔しさと、明日の自分たちの目標が刻まれていた。
それから2ヶ月弱。
怪我で欠場していた南が戻ってきた熊本は、
まるで別チームのように変貌し、
実力とチームワークを身に着けてきた。
相手のホームKKWINGでは、
前回対戦の悔しさを晴らすべく、相当な意気込みでぶつかってくるだろう。
相手が研鑽をしていた間、
ジェフもまた、苦しい戦いを潜り抜けてきた。
甲府戦では圧倒的に攻められ続けながらも先制を奪い、
湘南戦では激しいプレスで応戦し、最後までオツ氏あふれるプレーをし、
岐阜戦、東京V戦では苦渋も味わってきた。
ジェフもまた、
成長している相手をも乗り越えるサッカーを身につけてきた。
火の国熊本での、後半戦初戦は、
熱い熱い激戦になるだろう。
しかし、その火中に臆することなく飛び込み、
勝ち点3を奪い取り、われわれは前へ進まなくてはならない。
奪還へ向け、
運命の後半戦が、
始まる。
さあ、戦いの時間だ。
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