居合－大分戦即レポ

ジェフ２－０大分


どうも、わたしです。



真夏のような暑い日差しの中、

多くのサポーター、そして、選手達が、

戦ってくれました。



わたしは、録画観戦です、

あしからず。



さて、

強敵、大分から、

アウェイでの勝利を奪い、

6連勝となりました。



当然、厳しい戦いを予想していましたが、

アウェイであることもあり、

引き分けで御の字、

2点取れれば、この勢いは本物だと、

思っていました。



そこを2点取っての勝利。




しかもアウェイでの勝利です。




内容いかんを問わず、

この勝利は、大きいのです。





大分とジェフの差は、

わずかだったと思います。



正直なところ、

前半開始から10分見たところでは、

大分の攻撃が機能し始めていて、

敗勢濃厚だと思っていました。


後日書いていこうと思いますが、

大分は、対ジェフの戦い方を良くわかっていたように思います。


しかし、その大分の想定を狂わせる事態が起こる。



17分、ジェフはCKを得ると、

兵働のキックしたボールを、智がヘディングでゴール。



大分とすれば、

痛恨の失点でしょう。



これを気に、

プランが崩れてしまい、

ジェフペースの試合になってしまったように思います。



ジェフはラッキーだったのか。



否。




キッカーの兵働は、

コーナーにボールを置く際、

ボールを頭につけ、一見いつもどおりボールをコーナーに置いた。



しかし、

ボールを額につけてセットした瞬間、

雰囲気が変わった。



何かを狙っている。




感じたわたしは、

いつもメモを取っているペンを握りなおした。




ゴール前は、

特に変わりない。



しかし、

キックと同時に動き出した選手がいる。




智だ。




鋭くニアに走りこむと、

森島の裏で、ヘディングで合わせた。



ボールの吸い込まれたゴールマウスを見て、

智は、

大きな大きな、ガッツポーズを見せた。



ここまでを見て、

ジェフは、この得点を狙っていたと感じた。



ここまで劣勢だった、試合内容。

しかし一気に流れを変える得点となった。



この流れを変える得点劇を、

ジェフの誇る両ベテラン、

智と兵働が決めて魅せた。



まさに阿吽の呼吸であり、

この一発を決める鋭さは、

まさに”居合い”。



刀を抜けば、

即、斬。



兵働のキックと、

智の走りこみ。



この大事な一戦に、

残しておいたかのような、

鋭いゴール。



見事でした。



ここからは、

ジェフ、大分ともに、

相手のよさを消すような、

走りあい。



気迫あふれる好ゲームであったと思います。



大分相手に、アウェイで、

この走りあうゲームを制せたということは、

非常に大きいと思います。



選手達の最後まで走る姿勢が、

頼もしかった試合だと思いました。




さて、

ジェフは、前半戦の天王山となるアウェイゲームを制し、

優勝戦線へ、名乗りを上げた。





決して圧倒してのゲームではないが、



アウェイゲームで、勝ってみせたこの勢いは、

本物であると思う。



今節は、キレイなパスサッカーは見せられずとも、

高い位置からプレスする自分達のスタイルで応戦し、

厳しい試合をも勝ちきったのである。



苦しい試合や、相手ペースの試合でも取れるようになるのが、

王者のサッカー。



まだまだそこまでは行かないが、

可能性を感じる試合となった。




このまま、

勝利を積み重ね、奪還を。




がんばれジェフユナイテッド。




　　　
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