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明日はJ2大分戦@大銀ドーム [プレビュー(2012)]

どうも、わたしです。



ジェフは、ホームで4得点で堅守の熊本を下し、

アウェイ大分へ乗り込みます。


現時点のJ2の順位予想をしてみる (弊ブログ1月25日記事)


てまえみそですが、

弊ブログで1月に行った順位予想では、

1位にジェフ、2位に大分がくると予想しました。



今節、

ジェフは5連勝、大分は8戦無敗という勢いある状況で、

その2チームが直接激突します。




当初の予想通り、

この2チームの勢いは優勝に絡むものと考えていて、



今節は、

前半戦2度目の天王山と目しています(一度目は水戸戦)。




優勝を意識し、

敵地で勝利を奪いたい一戦です。




ジェフと大分との対戦成績は、
全体でジェフの19勝2敗5分け(アウェイ10勝0敗3分け)、
リーグ戦ではジェフの14勝1敗3分け(アウェイ7勝0敗2分け)です。
ジェフは大分でのアウェイでは負けが無く、圧倒的な勝率を誇っています。


最終対戦は、昨年11月にJ2第34節をアウェイで戦い、1-1で引き分けています。
23分にクロスをヨネが折り返したところに久保が飛び込みゴール。しかし、42分にPKから失点。シュート数7対3という試合は、壮絶な走り合いによりお互いの良さを消したゲームだったと記憶しています。


最近5試合の大分は、2勝0敗3分け(7得点3失点)です。
(ジェフは、5勝0敗0分け(15得点2失点))
大分は8戦無敗(4勝4分け)で、今最も勢いあるチームのひとつです。デカモリシことFW森島、FW高松の高さを活かし、サイドからの素早い攻撃を絡めながらの攻撃は迫力があります。MF村井、MF宮沢ら中盤選手も安定感がある。セットプレーでの得点が多く、迫力あるゴール前混戦を得意としています。


ここまでの大分は8勝3敗4分け(23得点13失点)で、勝ち点28の6位。
ジェフは、9勝3敗3分け(26得点8失点)で、勝ち点30の3位。



個人的注目点を書いていきます。




①負けられない戦いを制せ、相手に負けない走りと気迫


先にも書きましたが、

この大分戦が、優勝戦線を左右してくる、

前半戦の天王山の一つと考えています。


絶対に負けられない戦いです。


大分のサッカーは、非常にシンプルな形に完成されつつあると思います。


攻撃もFW森島、高松へポストさせるか、サイドのスペースへ走らせてくるシンプルなモノ、

守備も3バックと2列目でしっかりプレスをするシンプルな形です。


これが非常に安定感があります。


なぜか。


大分のチーム自体が田坂監督にかなり鍛えられているからだと思います。



しっかり組織的な動きが叩き込まれていて、

サボらず、ブレない。



そして、各選手は、気迫のこもったプレーで、マイボールにし、

ゴールを狙ってくる。



しかも、やらされている感じじゃなく、

チームからは楽しさと充実感が感じられます。



だからこそ、シンプルなサッカーが生きています。



田坂大分恐るべしです。



ジェフは、4月の停滞期にしっかり戦術を整え、

5月を連勝で勢いに乗ってきた。



ジェフは、大分がシンプルにサッカーするのに対し、

サイドから、センターから、非常にバリエーションに富んだサッカーを実につけてきたといえるでしょう。




しかし、

相手の気迫あるプレーに対し、

ジェフも気迫と、それを上回る走りを見せなければ、

呑みこまれてしまう。



しかし、

いまのジェフにはそれを上回っていく気迫も、走りも備わっていて、

自分たちのサッカーで十分戦っていけるでしょう。



自分達のサッカーに誇りを持ち、

大分に負けない、

気迫と走りに注目です。




②ボランチと3バックの間のスペースを活かしてゴールを



ジェフの攻撃についてです。



前節、ジェフは、

中央からもサイドからも相手を崩し、

得点を挙げました。



今節は、大分の守備をどう崩すか。



大分はディフェンスラインは高めで、

裏にはスペースがあります。



中央もしくはサイドから、このディフェンスラインの裏を狙っていくことが、

攻撃の第一前提になります。



その前段階では、

ディフェンスラインと、ボランチの間のスペースがうまく使えるかが、

カギとなるでしょう。



ピッチを広く使うことで、中央真ん中にスペースを作り、

そのスペースにボールを入れ、フリーの選手を走り込ませることで、

起点にする。



このプレーができるかどうかが、

相手が崩れるかどうかのカギになると思います。



藤田が引いてきてポストする形、

大介、勇人が飛び出してきて受ける形の、

2通りあるでしょうが、

どちらも成功させて、

攻撃の起点として欲しいです。



③相手のシンプルな裏へのパスに競り負けない。そしてセットプレー注意



ジェフの守備についてです。


ここまで8失点と好調な守備陣。



ラインを高めに設定し、

ラインコントロールと、競り合いの強さ、そしてGK岡本の好守で、

失点を抑えています。




大分は、

シンプルに攻めてきます。



ボールを奪ったら、

スペースへドリブルもしくはパス出しをして、

前へどんどん進めてくるでしょう。


最終的には、

FW森島へ入れて収めさせるか、

サイドの三平、石神をサイドのスペースへ走らせるかの攻撃で、

シンプルに攻めてくるでしょう。


しかし、各選手、

ボールへの執着が強く、奪われないので、

ゴール前での混戦が非常に厄介です。



ラインコントロールにも細心の注意が必要ですが、

競り合いも力強くやることが必要だと思います。



また、そのように大分は、ボールへ執着が強く、混戦もマイボールにしてくるので、

今期は、セットプレーでの得点が多くなっています。



CK、FKからゴール前混戦をどんどん制し、押し込んでくるとともに、

森島、高松、イドンミョンら、ヘディングの強い選手が合わせてくるでしょう。



セットプレーでも体を張り、

相手を上に出させない力強い守備を見せてほしいと思います。





さて、

ジェフは、奪還×脱甘を目指し、

厳しいながらも多彩で深いサッカーを身につけてきて、

徐々に結果がでてきた。



ここ2年の厳しくつらかった経験を乗り越えてきたことが、

この充実の原点だろう。



しかし、対戦相手の大分は、

より深刻な危機を乗り越えようとしている。



クラブライセンス制度の関係で、債務を返済しない場合、

この先にはJFL降格という悲劇を迎える可能性があるからである。



しかし、彼らは、それを乗り越えるべく、

厳しい戦いにも心折れるどころか、

ガムシャラな強さと逞しさを見せている。



今期のJ2では、この壁を乗り越えなくては、

優勝はできない。



われわれは、

連勝中であること、そして、過去の圧倒的な対戦成績の奢りを捨て、

甘えをかなぐり捨てて、敵に対さなくてはならないだろう。




この大分という厚い壁を、敵地で乗り越え、

奪還せよ。



さあ戦いの時間だ。



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コメント 4

秋津蜻蛉

おはようございます。

天王山第二幕ですね!!
勝ってほしいなぁ~。

細かいパスワークと両翼を使ったワイドな攻撃。前節前半みたいなのが木山さんの言う「アーセナルとバルセロナを足して二で割ったサッカー」ってやつなんですかね?
目指すサッカーがハッキリ見えてきたのかな?

村井対隊長かな…?
チンチンにしてやれ!!

そういえば去年も競馬ダービーの日に大分戦でした。超絶フクアリ劇場で勝利でした。
今年も大丈夫でしょう!!
馬は自信ありません!!
by 秋津蜻蛉 (2012-05-26 07:52) 

nuruinu

>秋津蜻蛉さん
こんばんは!!

ジェフのサッカー、かなり固まってきたように思いますね。ちばぎんの頃からなんとなくイメージできる形だったので、選手や監督の中ではブレはないと思います。この調子でいってほしいですね。

昨年の6月の大分戦はまさにフクアリ劇場という強烈な逆転劇でしたね。大雨のフクアリにわたしも参戦していましたが、逆転の瞬間、隣の見知らぬお兄ちゃんたちと抱き合って喜んだのを覚えています。今節の試合は1点を争うゲームになると思いますが、ドラマが起こりそうですね。

ではでは

by nuruinu (2012-05-26 22:40) 

WAON_WAON

こんばんは。
試合前にコメントをしようと思っていたのですが(笑)
去年のホーム戦で私も参戦してました。
大雨でしかも前半で2-0。家族からは雨がひどくなるからと
帰宅命令が出されていました(笑)
それを振り切り最後まであきらめずにいたら、あのフクアリ劇場!
アウェイ戦は引き分けだったけど久保ちゃんの初ゴールの場所でしたね。
それで、今日の試合。
暑い中、選手たち頑張ってくれましたね。
今からエルゴラが楽しみです(笑)

by WAON_WAON (2012-05-27 18:49) 

nuruinu

>WAON_WAON さん
こんばんは!!
いやあ、大分戦は毎年ドラマが起こりますね。
昨年の試合は、普通は見に行かないゲームというくらいの大雨でしたからね。帰宅指令も出るでしょうね。それを観戦したサポだけが味わえた劇場だと思います。

今日は本当に暑い中、走り負けない戦いをみせてくれたと思います。藤田も最後まで交代無しでしたし、普通は得点したらお役御免なのに(笑)。最後まで攻撃に、自陣ゴール前での守備に、走っている姿が印象的でした。

後半戦でのフクアリでの試合が楽しみな対戦カードです。
さらにいいドラマを期待したいと思います。

ではでは。
by nuruinu (2012-05-28 01:55) 

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