明日はJ2愛媛戦＠フクアリ

どうも、わたしです。



ジェフは、連休のアウェイ2連戦を連勝し、

ホームで、愛媛を迎え撃ちます。



中2日が続く厳しい日程ですが、

ホームでは絶対勝利を。




ジェフと愛媛との対戦成績は、全てリーグ戦で、
ジェフの4勝0敗0分け（ホーム2勝0敗0分け）です。


前回対戦は、昨年10月にJ2第30節をアウェイで戦い、１－０で勝利しています。
前半は相手のプレスに苦しみ、決定機も作られる流れであったが、後半一気に攻勢に移ると大島のゴールで先制。その後はしっかりパス回しや守備を機能させ、アウェイでの勝利を得た試合だったと記憶しています。



最近5試合の愛媛は、2勝１敗２分け（８得点５失点）です。
（ジェフは２勝１敗２分け（５得点３失点））
愛媛はここ４試合負けがなく、いま一番勢いのあるチームといっても過言でないでしょう。ボランチのMFトミッチを攻守のキーマンにすえ、攻守共にしっかりした形を作ってきます。とくに速攻には力があり要注意でしょう。


ここまでの愛媛は、５勝３敗４分け（１９得点１１失点）で勝ち点１９の１０位。
ジェフは、６勝３敗３分け（１５得点７失点）で勝ち点２１の８位。




以下に個人的な注目点を書いていきます。



①采配対決。木山監督がバルバリッチ監督の策を破れるか


わたしが思うに、

今期のジェフを作り上げていく木山監督の手腕というのは、

非常にすばらしいと感じているところです。



毎試合、成長と改革が見えるチーム作りをしていると思います。



試合中も、

前半の改善点を的確に指導し、

後半から劇的によくなるゲームが多く、得点も後半に多く取っています。



徐々に相手の弱点を分析しながら、

チームを良いほうに的確に導いている結果だと思います。



一方、対戦相手愛媛のバルバリッチ監督。


わたしはこの監督のチーム作りと、戦略というのに、

非常に一目置いているのであります。


昨年作り上げた堅い守備をベースに、

今年は攻撃の形をしっかり作り上げてきました。



昨年は斎藤学に頼りきっていた攻撃の形から、

大きく脱皮し、

全員でしっかりした形につなぎゴールを奪う、

そんな攻撃を実現しています。


さらに、

速攻、遅攻、飛び出し、クロス、ミドル、

相手に合わせ柔軟に戦術を組んでくると共に、

それを可能にする中盤のパスワーク、

そして、核となるトミッチという選手を組み入れてきました。



わたしの予想では、

愛媛は引き気味に構え、しっかり守った上で、速攻を狙ってくると思いますが、

バルバリッチ監督の策略から、

試合中もどう切り替えてくるか予想がつきません。



ジェフは、自分達のサッカーをすることが第一ですが、

相手の戦略に対し、

どう対応していくのか。


監督の采配対決と、

木山監督の知略に注目です。



②引いた相手をどう崩すか


ジェフの攻撃についてです。



前節草津戦では、

相手の最終ラインが高かったこともあり、

裏への抜け出しを意識し、しっかり点を取ったジェフ。




しかし、一方で、

引いてくる相手に対し、

どう崩していくかというのは、

ずっと付きまとう課題でしょう。


今節はここに注目です。



愛媛は2列ブロック守備を敷いて、

若干引き気味に来ると思いますが、




しっかりショートパスをまわし、

タイミングを見計らって、

ブロックの列の間や、最終ラインの裏に選手が飛び出していく必要があるでしょう。



飛び出しのタイミングは、

かなりあってきている状況ですので、

愛媛という守備の堅いチームからも、

しっかり点を取っていきたいところ。



また前節で魅せたような粘り強いパス回しで、

しっかり崩し、

ボールをゴールに向け進めていって欲しいと思います。



引いた相手を崩していく攻撃に注目です。



③裏への抜け出しに注意しつつも、下がらない


ジェフの守備についてです。



愛媛の攻撃は、

かなり完成度高く出来上がってきていると思います。



ボランチのMFトミッチを起点に、

FW有田が裏に抜けていくパターンが確立しているが、



その裏を狙っていく攻撃によりジェフの最終ラインが下がってしまえば、

こぼれ玉に、前野、赤井、関根らが走りこみミドルを狙ってきます。



愛媛は、

中盤でも、局面局面でしっかり三角形を作ってパスをまわし、

奪われずにボールを運んでいく実力もあります。




今節は、

引いたところから、有田を一気に走らせてくると思いますが、

しっかり対応して欲しいと思います。


しかし、

この裏への飛び出しで最終ラインが下がるのは危険です。


ミドルの餌食になりかねません。


最終ラインの設定は、

かなりシビアなことになると思いますが、

智を中心にしっかり守り、

また、高い位置のDFが攻撃へのよいアクセントになって欲しいと思います。



最終ラインをぎりぎりまで下げずに、

せめぎあう守備に注目です。




さて、ジェフは、

苦手のアウェイで今季初の連勝を飾り、

ホームに凱旋する。



４月の勝てなかった時期にも見せていたいいサッカーに、

気迫と粘り強さ、そして自信を加え、

チームは勢いをつけてきた。



しかし、

この連勝は、開始点である。



さらに高みを目指し、

厳しい戦いを勝ち抜かなくてはいけない。



今節戦う愛媛は、

いま最も勢いがあるチームといっても過言ではない。



勢いのあるチームを撃破してこそ、

覇権争いに名乗りを上げられるというものだろう。



真価を問われる試合で、

われらの力を存分に見せよう。



さあ、戦いの時間だ。

　　　
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タグ：愛媛 フクアリ J2 ジェフ千葉