SSブログ

若者と一緒に創るこれからのジェフユナイテッド [ジェフサポ]

どうも、わたしです。


日経新聞のコラム「フットボールの熱源」の3月28日分が面白かったので、

紹介するとともに、思うところを書きたいと思います。



コラムは”若い層を巻き込む工夫”と題されたもの。


昨年のJリーグ観戦者調査によると、観戦者の平均年齢は38.6歳で、10年前と比べ大学生以下のJリーグ離れが進んでいる調査結果になったのだという。

若い層を引き付けるにはどうしたらいいのか。

徳島ヴォルティスは実際にクラブに関わってもらうのがいいと考え、「スタジアム学園祭」というイベントを2010年から始めている。高校、大学生にプロデュースをまかせて、試合開催日にスタジアム周辺で「学園祭」を催してもらうという企画で、昨年は1高校5大学の参加があったという。「こうやってクラブに関わってもらうことでヴォルティスは自分たちのものだと思ってもらえるのではないか」と徳島の新田社長は予測する。

いわば祭りを演出して、地元の人の触れ合いの場を築いたのだ。「郷土愛が培われ、彼らがこの経験を仲間に語ってくれれば、クラブに目を向けてくれる支持者がさらに広がる」と新田社長は話す。だから徳島は、今後も企画を継続し、若い層をクラブに巻き込んでいきたいという。この企画に関わった学生が、今春からクラブに入社するという嬉しいおまけもあった。とコラムは締められました。


関連リンク
ドラマを味わえるのは行動を起こしたものだけだ(弊ブログ2011年11月9日記事


Jリーグの若年者層の支持者減少は、いろいろな所でも言われていて、

上のリンクの記事のように、

以前このブログでも、アルビレックス新潟の取り組みについても紹介したことがあります。




若い人がどんどん増えていってほしい反面、

やはり若い人が増えていていない現状があります。



わたしが思うに、

若い人が積極的に参加できる”場所”が無くなっているためじゃないかと思っています。




わたしたちの世代は、

Jリーグ創世記を知っている世代なので、

全部、わたしたちの代で作っていかなければならず、



作っていく大変さに直面していた反面、

自分たちが自由に自分たちのものを作っていく”場所”も存在しました。



逆に今の若者たちにとって、

Jリーグというのは、

既に出来上がった既成のものであり、

応援するにしてもすでに出来上がったサポグループに従うしかなかったり、

新しい取り組みをするにも、何重にも既成のハードルを越えていかないとできなかったり、

活動する場所がなく、

いわゆる”お客さん”としてしか参加できなくなっているのではないかと思います。



やはり、

自分たちの応援や取り組みが、

チームを勝たせ、クラブを成長させていると、

実感できるようなことが必要じゃないかと思います。




先日サポ日記にも書きましたが、

勝利の試合後、

一緒の列で応援していた高校生と、

スタンドのゴミ拾いをしたことがあります。




その高校生たちは自主的にゴミ拾いをやってくれて、

それは、クラブにとって、

そしてわれわれサポーターにとってもものすごいありがたいことで、

間違いなく、

ジェフユナイテッドに参加している活動であり、

クラブに貢献しています。




クラブでも、

毎試合クリーンスタッフの募集をやっていて、

ゴミ拾いのボランティアを募集していたりもします。




例えばですが、

こういう仕事でも、参加することで、

もっと大人のサポーターから感謝されたり、

ジェフユナイテッドの一員であり勝利に貢献していると、認められていることを感じられるようにしてあげないといけないんじゃないかと思います。




ゴミ拾いなどをして、チームに貢献してくれているのに、

大人のサポが無関心でいるようであれば、



若者からすれば、

ジェフというのはゴミ捨ても出来ない情けない大人の集まりで、

既成のコミュニティーで盛り上がっているだけで排他的なクラブだと、

思うのではないでしょうか。




勝利に貢献するという目標と、

クラブを良くしていこうという理念をもとに、

年齢の垣根を超え、

若い人たちの貢献をしっかり讃えて、

一員として受け入れ、

若者自身も、自分はクラブに貢献できていると感じられるようにしてあげたいなと思っています。



そのためにも、できるだけ、

本人たちに感謝を伝えてあげたいし、

このブログでもそういう若者の活動を伝えられればと、思っています。



若者が、

新しい発想と、情熱を持って、

これからのジェフをよりよいものに創っていってくれなければ、

ジェフというクラブも成長しません。



大人が自分たちの居心地のいいものを守りたいのもわかりますが、

若者たちにとって、楽しい”場所”にできるよう、

若者たちと一緒に、

クラブを創っていきたいですね。



フクアリでのホームゲームの雰囲気というのは、

他のクラブでは、真似が出来ないほど、

圧倒的な存在感がある応援だと思いますし、



間違いなく選手の力になり、

相手選手の動きを抑え、

ひとりひとりの応援が、直接チームの勝利に貢献できていると思います。



サポーターの応援が勝利に貢献していると、

実感できるクラブというのは、

なかなか無い。



それが実感できる数少ない場所が、

フクアリであり、

ジェフユナイテッドである。



勝利に貢献でき、

クラブ創りに貢献できることを、

”実感できる”ように、



みんなで若者たちに”場所”を持ってもらい、

より良いジェフユナイテッドを、

一緒に創っていきましょう。




にほんブログ村 サッカーブログ ジェフユナイテッド千葉へ
にほんブログ村



nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 2

秋津蜻蛉

nuruinuさん
こんにちは。非常に共感する部分が多いです。
ワタシ、昨年bjリーグ(バスケ)に新規参入した、千葉ジェッツのホーム開幕戦に行きました。

ジェッツの運営を千葉商科大学さんが手伝っているようで、船橋アリーナにはたくさんの学生さんがスタッフとして走り回っていました。
試合はジェッツの劇的な勝利!!!なかには、泣き出しちゃう女の子も。
若いパワーと熱気に包まれた船橋アリーナで感じたことは、
「うらやましい」
でした。

ジェフ(古河)は国内においては「老舗ブランド」
色んな面で完成されている部分が多いとは思いますが、
老舗+若い血で、もっともっと魅力的なクラブになればなぁと思います。

長文失礼しました。
by 秋津蜻蛉 (2012-04-05 12:25) 

nuruinu

>秋津蜻蛉さん
こんばんは!!
千葉ジェッツの貴重なお話ありがとうございます!!新規参入で未成熟な部分も、乗り切るための熱意が感じられますね。それで勝ち取った勝利は、サポータした若い学生達にも一生忘れられない感動と充実感を与えてくれたと思います。一緒に応援した秋津蜻蛉さんに「うらやましい」と思わせるほどですから、大学生達がかなり一生懸命にサポートしてくれているんですね。

おっしゃるとおり、ジェフは完成されてしまっている部分が多いので、どこかシステマティックになってしまいますが、若者を中心に新しいことに挑戦できるような場所が出来ればいいなと思っています。サポートの仕方もずっと昔のままやるのがいいというわけではないので、何か発展させていきたいなと、思ってます。

ではでは
by nuruinu (2012-04-06 00:06) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。