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アウェイでもチャレンジを!!【2012年J2第6節 vs栃木戦@栃木グ】 [レポート(2012)]

ジェフ1-2栃木


どうも、わたしです。



今節は悔しい結果になりました。



前半に先制するも、すぐに追いつかれ、

後半はポゼッションが高まるも守り切られ、

アディショナルタイムに失点しての敗戦。




一見、内容は悪くないような敗戦ですが、

問題点というのは、必ずあるはず。




思うところを書いていこうと思います。



まず流れを振り返っていきます。

前半からジェフはポゼッションからサイド攻撃、栃木は中盤でプレスから奪いカウンターというはっきりした狙いでぶつかりあった。ジェフはピッチを広く使いサイドチェンジを多用するポジショニングを見せ、栃木は奪ったらFWへロングフィードを入れる展開に。18分、レジナウドのアーリークロスを藤田があわせ先制。しかしすぐの21分にはFKから栃木チャに決められ振り出しに。後半も同じ流れが続くが、両軍とも隙が多くなり決定機が生まれ出すがジェフはPKを外すなど決まらない。迎えたアディショナルタイム3分にFKの落としを栃木サビアに決められ、悔しい敗戦となった。



今節は、評価が難しいです。

長くなったのでまとめて1っこだけ書きます。



①”自分たちのサッカー”にプラスアルファが欲しい



即レポでも書きましたが、

今節の感想は、”単調”です。



決して悪いサッカーであったわけじゃなく、

ジェフのやりたいサッカーの部分は、

できていたんじゃないかと思います。



中盤で相手のプレスをサイドチェンジでかいくぐり、

サイドを走らせて、

ゴール前に入ったFWをめがけ、サイドを起点にクロスへ、

という一連の流れが多く見られました。




ボールを前に進めていく際も、

相手のディフェンスの間のスペースに選手が動いていって、

そこでタテのパスを受け、

そこを起点にワンタッチで前に振ったり、ワンツーで返すなど、

いい形もみられました。


先制の場面では、

レジナルドがサイドで受けると、

大岩がレジナルドを追い抜く動きで、レジの対面のDFを牽制。


レジナルドは、中央に切れ込む、大岩に振る、という選択肢もあることから、

相手DFのマークが弱まると、

鋭いクロスをあげ、

藤田にピンポイントで合わせるアシストをみせました。



こういうのは、いい形であると思います。




しかし、相手も、ジェフのやりたいサッカーというのは、

承知の上です。



栃木は、割り切ったジェフ対策を途中から採ってきて、

クロスまでは上げさせてもかまわないようにし、

ゴール前でしっかりはじき返すようにしていたように思います。



だから攻め込まれても落ち着いていて、

攻められるのは狙いどおりなので疲れもせず、

しっかりカウンターを決めてきた。



ジェフは、いいサッカーができていたので、

持たされているという感じなく、ボールを持たされ、

半端なクロスを上げ続けたともいえるでしょう。




ここで、プラスアルファで、

相手を混乱させ、ジェフのペースに引きずり込む、

何かがほしかった。




答えは、個人のチャレンジだと、

わたしは思っています。



後半の、何分だったか忘れちゃったけど、

慶くんが、

ドリブルでするするっと上がっていって、

結局、囲まれて奪われてしまったプレーがあった。




なんでもないプレーに思いますけど、

思い返すと、

慶くんのファインプレーだと思っています。



前述の通り、後半途中から、

ジェフは栃木にボールを持たされている感じになりました。



栃木は高い位置ではプレッシャーに来ず、

奪いどころとして狙っている、ジェフのパスの入り先だけを狙っている。



だからその時間帯は、

サイドバックであった慶くんが持っても、

プレッシャーがなく、前が空いていたんです。



ここをドリブルするというのは、

好判断だと思います。



結果奪われてしまいましたが、

ドリブルで引きつけることで、

パスの出し先のマークが空く、

パスを出すスペースが空く、

相手の陣形が混乱する、

ということが予想されるからです。



しかも、相手はジェフのショートパスとサイドチェンジのみを警戒していたのに、

ドリブルも警戒しなくてはいけなくなります。



相手の守備に警戒する選択肢を増やし、

相手を混乱に落とし入れるための、

隠れた好プレーだと思います。



今節、慶くんは満足な内容ではなかったと思いますが、

やはり、ジェフにおいて戦術や流れの部分を”考えられる”、”変えられる”、

凄いプレーヤーであると、再認識しました。



こういった部分が個人のチャレンジのいいところです。



チャレンジとは、

ドリブルで無理に仕掛けることだけじゃなく、

相手の予想を裏切るプレーをして、

相手の警戒する選択肢を増やし、

混乱に陥れることで、

自分たちのサッカーをよりやりやすくするためのスパイスであると思っています。



昨日、その動きは少なく、

チームとして狙った動きに終始してしまったと思います。



思いつくチャレンジは、

大介の打ったミドルが一本と、

慶くんのドリブル、

レジナルドがたびたび相手の密集地帯に飛び込んでいった動き。



いずれもあんまり効果がなかった感じになっていました。



ヨネに求められたのが、その動きだったんだと思っているんですが、

各選手、そういたプレーにもっと鋭さがほしいですね。




そして、

交代策。



いずれも近いタイプの選手同士で、

個人のチャレンジを期待してのものは無かったです。



相手からすると、

大きな変更なく守備ができてしまったでしょう。




監督にも、

チャレンジする意識を求めたいと思います。



とはいえ、

昨日の試合は、

ジェフの狙った動きは出来ていたと思うので、

無理にリズムを崩す必要性がむしろないという判断も、

できる試合だったので、

なんとも難しいもんですね。




とにかく、

自分たちのサッカーがしっかりできるようになった今、

相手を混乱に陥れるような、

チャレンジのプレーを求めたいです。







さて、

今節、

いいサッカーをしつつ、

敗戦してしまったジェフ。




次節の水戸でのアウェイは、

わたしは、

今年前半戦の天王山の一つと考える重要な試合だと思う。




水戸の出足をくじき、

ジェフの試金石としたい一戦だ。




相手は、気迫に満ち、

思い切りよくチャレンジのプレーをし、

そのスタミナと精神力は尽きず、ジェフを苦しめてくるだろう。



しかし、

ジェフも今節の課題を乗り越え、



自分たちの攻撃サッカーに、

プラスアルファを持って、

プレーできるだろう。



課題に立ち向かい、

今日の、そして、

昨年の自分たちを越えよう。



がんばれジェフユナイテッド。


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