チームとしてイメージに統一感があります【2012年J2第1節 vs山形戦＠フクアリ】

ジェフ２－０山形


どうも、わたしです。



開幕戦勝利すると嬉しいですね。

顔がニヤけてしまいます。



特に、

今節は、

当たるも八卦、当たらないのが普通という、

わたしのプレビューがおおむね当たり、



藤田選手が大活躍してくれました。




ニヤケ顔で、

レポも書きたいと思います。



流れを簡単に振り返ります。


前半、ジェフ、山形ともに中盤でハードワークし、ペースを奪いあう。ジェフの球際の強さにパスミスが増える山形は裏を狙うもシュートまでつながらず、逆にジェフは主導権を握っていく。しかし前半は、決定力を欠き無得点で終わった。
後半に入りすぐの46分、カウンターの前への長いパスに左サイドでサイド深井が追いつき、鋭いクロスを上げると、走り込んだ藤田が決め、先制。流れをつかむと、押し込む時間が増える。69分には、サイドバック武田のクロスをふたたび藤田が流し込んで2点目。山形はカウンターを中心に攻めるも起点が作れず。5シュート無失点に抑えたジェフが開幕戦勝利を挙げた一戦となった。



注目点を挙げていきます。


①チームとしてのイメージの統一



即レポでは、チームの積極性についてあげましたが、

それを支える要因が、チームとしてのイメージの統一感かなと思います。



なんとなくですが、

各選手同士、

チームとしてのやりたいサッカーのイメージが共有できている感があるのです。



公式やJ'sGoalの内容を見ても、後半はピッチを広く使って試合をしたとのことですが、

方向性が少し修正されても、

パスの出しどころや攻めどころで迷いがなく、ブレない。



スルーしたボールがきれいに通ったり、ヒールパスがいいところに行ったりする。



まだ開幕戦で、チーム始動からそれほどたっていないのにだ。



これは、イメージが共有できているからで、

全員がどういう風にやっていこうということがブレないから、



ここにパスを出せば誰か走り込むはず、ここに走り込めばパスがでるはず、

という感覚もお互いにわかりますし、

ここに全力で走り込んでおけば間違いないという、

自信を持った積極性のあるプレーにつながっているんじゃないかと思います。



アーセナルやバルサというお手本があるからなのか、

キャンプでじっくりやったからなのか、

どういう風に共有したかはわかりませんけど、



短期間でイメージを共有した選手たちのチームワークと、

共有させた木山監督の手腕に、

脱帽です。




②プレビューで書いた藤田が大当たりなので、とりあえずお祭り


藤田選手、良かったです。



プレビューでは、ポスト役として起点となる動きを期待しましたが、

それだけでなく、

2得点と得点もばっちり挙げてくれました。



ポストもがっちりこなし、

守備でも獅子奮迅の働きをみせ、

フル出場。


さぼらず走り続けるその姿勢にも好感が持てました。



次からは、もっともっとマークが厳しくなるでしょう。



さらなる飛躍と、他の選手とのコンビネーションを磨いて、

活躍してほしい選手です。




③光ったサトケンのポジショニング



今期、攻撃的なサッカーで攻撃ばかりに目がいってしまいがちで、

わたしもそんな感じなんですが、


実は守備がいいし、面白い。



昨日の試合では、サトケンが光ったと思います。



うまい選手だし、球際も激しいし、

追いかけて奪うようなシーンもありました。


本当に良く走るし、激しいコンタクトも厭わない選手。



そして、注目は、

ポジショニング。



相手がでてくるタイミングで、

ボールに行くわけじゃなくても、

パスコースや、ドリブルコースを限定し、

うまく時間をかけさせる絶妙のポジショニングだと思いました。



このポジショニングで相手をけん制する守備だと、

省エネでいいと思います。



もともと運動量の多い選手でもあると思うので、

このポジショニングがいいことが、その運動量による疲労を軽減させているのかなと思います。



おかげで勇人やサイドバックの坂本、武田も、

余裕を持って攻撃参加できたことでしょう。



ポジショニングのうまさというのは、

おそらくサッカースタイルについてよく勉強する”勤勉さ”と

瞬間的に相手選手の位置と味方選手の位置から自分の役割を判断する”頭の良さ”。



顔良し、頭良し、真面目で勤勉ときたら、

女性ファンがほっとかないね。


新しいタイプのイケメンスターのジェフデビューだと思っています。




④萬代を抑え、バランス良く守ったCB智、竹内



昨日の試合、山形は萬代をポストの起点にし、攻撃したかったと思います。



それを山口（智）と竹内が体を張って、くい止めていました。



萬代はゴール前だけでなく、中盤に戻って受けるシーンもありましたが、

中盤の戻ったところまで竹内・智がついて行って守ったり、

サトケンに任せたり、

臨機応変にしっかり押さえきり、

山形の起点をなくしたといえるでしょう。



起点のない山形は、ロングボールで中島を走らせる攻撃も多かったですが、

智、竹内は、ラインを下げすぎずに、落ち着いて跳ね返し、

絶妙な対応。



いろいろな山形の攻撃に対し、

攻撃に支障の出ない形で、

バランス良く対処した感じを受けました。



昨年は、ブロックを固めて、とにかく体を張って守る感じの守備でしたが、

今年の開幕戦は、とってもスマートにバランスよく守ったと思います。



中盤の選手たちや、FW選手たちが前線で良くチェイスしてくれるおかげもありますが、

クリアボールもしっかり味方にわたっていて、すぐ攻撃に移れているし、

センターバック2人の守備での働きぶりがとってもいいと思います。





さて、

まずは開幕戦で強敵を下すことができたジェフ。



しかし、次は、

前評判が高く、

昨年は2敗している京都が相手。



次節は、

攻撃的なパスサッカーでぶつかりあう試合になるでしょう。




われわれは、今期からパスサッカーに戻ったが、

後発ではない。



勇人や坂本に基礎となるDNAは組み込まれている。




すでにチームのイメージも共有できており、

準備の遅れは感じられないだろう。



あとの不安があるとすれば、

アウェイ戦であること。



アウェイ戦へ向け、

全員が、

サポーターも含め全員が、

気持ちを高めていこう。



敵地でも自分たちのサッカーを。



今期こそ。



がんばれジェフユナイテッド。




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タグ：ジェフ千葉 山形 J2 フクアリ 佐藤健太郎 藤田祥史