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サポーターと選手の絆は永遠だ [閑話休題]

どうも、わたしです。


月曜日のNEWS ZEROで、元大宮アルディージャの塚本泰史選手が、東京マラソンを走った様子を伝えていました。


わたしも詳しいことは番組で知った部分が多いのですが、

塚本選手は、2008シーズンに大宮に入団し、2009シーズンは右SBのレギュラーとしてのポジションを獲得。

無回転FKを蹴るなど、期待の若手として活躍していました。


しかし、

無情な出来事が彼を襲います。



2010年シーズン前に、

彼の利き足である右足の、大腿骨に骨肉腫が見つかってしまうのです。



彼には、

その病状は選手生命を奪ってしまうようなものであることが、

医者から知らされたのだそうです。



あまりにも無情な出来事です。



これから前途洋洋たる光り輝く時期を迎えていた彼が、

自分の相棒である”右足”を、

突然に奪われてしまったわけです。



われわれから見ても、

何ともやるせない気持ちにさせられる出来事です。



しかし、彼は、

その後、治療とリハビリに励み、

選手復帰を目指します。



医者は止めましたが、



彼は片足を引きずりながら毎日10キロを走り続けます。

クラブも2010シーズンまで選手登録を続け、いまもアンバサダー契約をし、

サポートを続けています。



そして、今回は、

東京マラソンでフルマラソンに挑戦するまでになったのです。



わたしは、

彼が手術を受ける頃に思ったのは、

”彼は残念ながら車いすになってしまうのかな”

ということでしたが、



なんと彼は、フルマラソンに挑戦するまでに回復してきたのです。



彼は、大宮アルディージャのチームメイトのサインの入ったユニフォームを着て、

走りました。



10キロを超え、20キロを超える頃には、

笑顔もなくなり、

足は張り、

歩くのもやっとという状況ながらも、

彼は進み続けます。



そして、37キロ地点。




彼はつぶやきます。



”ここは歩けないわ。”




見えてくるのは、”塚本泰史”ののぼり旗と、

聞こえてくるのは、サポーターの唄うチャントだ。



大宮サポーターが、一番きつくなるだろう場所の沿道で、

声援を送っていたのだ。



かれは、きつい足で再び走り始め、

感謝の涙をこらえながら、

サポーターの前を走り抜けた。



そして、フルマラソンを完走。




骨肉腫という病気を乗り越え、

新たな一歩を進むことができたのだと思います。




塚本選手のブログには、

”ほんとにみんなの力がなければ走ることは出来なかった。”

”目標や夢に向かって努力する大切をこのマラソンは気付かせてくれた。”

”必ず道は開ける。”

”必ずいつの日かピッチに…”

という言葉と、ありがとうの文字が載りました。





彼の病気には、無情さを感じますが、



彼には、戻るべき場所と、



あきらめなければ、どんな時も最後まで支えてくれる素晴らしいサポーターがいる。




困難な道は続くと思いますが、

塚本選手と、サポーターと、クラブと、

みんなの努力で、

必ずやピッチに戻ってきてほしいと思います。






われわれジェフサポーターも、

選手とこの関係を作っていかなくてはいけないだろう。



選手とサポーターの絆は、

永遠だ。



どんな時も信じ、支えていく関係は、

必ず作れる。



絶望に打ちひしがれ、

困難に叩きのめされても、

支え、立ち上がり、上を目指すことは、

必ずできる。



塚本選手と、大宮サポーターに、

元気と勇気をもらった。



われわれは、

その勇気を行動に変えていこう。



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