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少し手抜きですが、今年の特徴を整理してみます【2012年ちばぎんカップvs柏戦@フクアリ】 [レポート(2012)]

ジェフ0-1柏


どうも、わたしです。


オフの間あんまりサッカーの試合をみていなかったので、

記事の書き方もすっかり忘れてしまった今日この頃です。



少し手抜きですが、

整理していこうと思います。



試合は、前半はジェフがポゼッションしパスを回すが崩しきれず、柏はジェフのプレスの隙をついてはしっかりシュートまで持っていくような、一進一退の前半となった。

後半に入ると、ジェフは運動量が落ちロングパスが増えるようになる。そんな54分、味方ゴール前でチェックを受けバックパスしたボールを柏の工藤に奪われ失点。その後はジェフは攻勢を強めるも、柏は落ち着いた守備で守りきり、0-1の敗戦となった。


ポイントをいくつか絞って思うところを書いていこうと思います。



①ゴール前へ飛び込んでいく攻撃の厚さ


まず、攻撃についてです。



前半、パスの形が良かったと思います。

ディフェンスラインから長めの楔のパスが一気に入ると、

受け手の近いところに前を向いた選手が数人、追い越すように動けていて、

前へボールを運ぶ勢いと、パスで崩していく形が見えたように思います。



ここで重要になってくるのが、

”楔を受ける藤田選手のポストの出来”、

”追い越していく2列目3列目の勢い”と、

”長い楔を入れる、DFのパスの精度”、

ということでしょう。



長い楔がDFから一気に入ることで、

ペナルティエリア付近の深い所での相手の守備が整わないうちに、

数的優位を作ることができるという狙いではないでしょうか。



昨日の試合で目立ったのは、まず、”2列目3列目の追い越していく勢い”です。



前半23分(頃?)、ヨネがゴール前に侵入し藤田にクロス→藤田は足で軽く流すと、→さらに走り込んだ深井がシュートする場面がありました。

昨年ならば、FW2人がゴール前でボールに絡んでも、3人目の選手はゴール前に入れず、薄い攻撃になっていましたが、

この試合では、前半23分の攻撃のように、3人目がいいところに走り込んでいき、数的優位を作る場面が見えました。

これは、昨年と比べた大きな違いだと思います。



また、勇人がゴール前に進入する回数もかなり多いように感じました。

前半15分の決定機を筆頭に、得点に絡める匂いを感じさせました。


この2列目3列目の追い越していく動きが、

より精度を増してくると、

楽しみな攻撃がどんどん見られると思います。





②藤田選手の運動量



先に書いた2列目3列目の飛び出しのカギを握るのが、

藤田選手の出来だと思っています。



ちばぎん前は、もっと短いパスでつないでいくのかなと思っていましたが、



ジェフの前線へのパスは長い楔を深いところまで一気に入れていくケースが多く、

楔の受け手となる選手は、相手DFに囲まれている状況で仕事をしていることが多かったように思います。



そこに藤田選手の良さが光っていたように思います。



彼の特徴は、運動量と機動力にあるように思いました。



ゴール前で競るのは当然としても、

前線からサイドに開いて受けたり、ハーフェーラインくらいの後ろに下がって受けたり、

とにかく広い範囲でボールに絡んでいました。



動いて受けてくれて、そこを起点に展開していくことができるので、

サイドから、センターから、いろいろな形ができていたように思います。



昨年では、オーロイ、大島は、ポストは抜群に巧い選手達ですが、そんなに機動力のあるタイプでなかったので、

藤田の起用は、今年のサッカーにマッチしていると思います(ちなみにオーロイは荒田と併用したら面白いと思います)。



これだけ走りまわってポストをこなしたうえで、

ゴールを直接取れる力のある選手なわけですから、

いい選手が来てくれたなあと、つくづく思います。


ただ、まだDFに囲まれた状況でのポストの出来というのは、成功率もそこそこになってしまうので、

他選手との連携も含め、慣れていってほしいです。




③落ち着いていたディフェンス


前線に選手が多く走り込んだ場合、

味方陣地はその分人数が少なくなり、

ディフェンスが混乱するかと思っていましたが、

昨日の試合では柏相手にも、思ったよりはるかに安定していたと思います。



ラインコントロールを的確にして、北島からはオフサイドを何度もとっている場面もありました。



また、前線に選手が攻めあがっていて戻らなければいけない状況でも、

戻る際に柏のボールホルダーに激しくチェックすることでボールの運びを遅らせることができていて、

相手にいい形の攻撃はさせなかったと思います。



これができていれば、開幕での守備の形はひとまずOKという感じでしょうか。



あとは、放り込んでくるようなチームへの対応がどうなるのかということですが、

この辺も木山監督はJ2での経験も長いので、しっかりやってくれるのではないかと期待しています。





さて、今期のジェフ、

”脱甘”を目指し、

昨日の試合でも激しくボールを奪いに行き、必死にボールを追いっていく姿勢が目立った。



そんな”姿勢”が目立つ中、

智将はしっかりと策をもってチームを作り、

チームにも浸透しているように思う。



土台は出来上がった。

しかし、J2のリーグは一筋縄ではいかないだろう。



怪我人も出てしまい、

さらに修正と成長が必要だろう。



しかし、ちばぎんカップを見る限りでも、

われわれは安心して、開幕を迎えることができるだろう。


木山監督の智略と、

それを実行する選手たちの力とチームワーク。


大いに期待を寄せて、

開幕を迎えようと思います。



がんばれ、ジェフユナイテッド。




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