<妄想シリーズ3>ぶきっちょ武器屋オローイ、北国から冒険に出る(第3章) [妄想シリーズ]
どうも、わたしです。
ジェフをモチーフに、
ドラゴンクエスト風に妄想していくこのシリーズ、
第3章です。
最初にことわっておきますが、
今回の主人公はオーロイではありません。
”オローイ”です。
あしからず。
第1章、第2章を読んでいない方はこちらからどぞ。
<妄想シリーズ3>戦士タケウチの冒険(第1章)
<妄想シリーズ3>やんちゃ王子コウタ、武者修行の旅にでる(第2章)
<第3章 ぶきっちょ武器屋オローイ、北国から冒険に出る>
ここは、ジェフ王国からははるかに離れた、酷寒の地、サーモントレチャウ王国。
ここで武器屋を営んでいる一人の男が、
唄い、
そして、
悩んでいた。
武器屋オローイ「お~れの武器は~世界一~♪、お~れの身長~も世界一~♪、う~ちの嫁さん~も世界一~♪」
オローイの嫁「あなた、ご飯よ、お店に行く時間に遅れるわよ。」
武器屋オローイ「おう、すぐ行くよ」
オローイは、町の武器屋である。
ぶきっちょなので、武器を鍛冶でたたくことも出来ないし、
磨くこともできない。
しかし、彼にはひとつの才能があった。
お客のいるところに武器を届けること。
彼は、どんな危険なエリアでも、敵の密集するエリアでも、
最前線の戦士達に武器を届ける。
背が高いので、敵陣では目立ってしまい危険なのだが、
敵陣深くの最前線へ一人で突っ込んでいき、
体を張って仕事を成し遂げる、
勇気のある男なのであった。
昨日、
オローイは、ある武器を手に入れていた。
”オリハルコンのレガース”
これは一見して足につける防具であるが、
これを装着しての蹴りは、
全てを貫き通すという伝説の武器。
これを入手したオローイは、悩んだ。
この武器を使いこなすことが出来るのは、
魔王に滅ぼされようとするときに生れ落ちるという、
伝説の勇者だけだろう。
いま魔王軍は、はるか極東のジェフ王国に侵攻しているという。
ジェフ王国に武器を届けられるのは、
おれをおいて他にはいない。
しかし、大事な嫁を置いていってしまっていいのか。
・・・・コンコン。
オローイの嫁「あなた、何か悩んでいるんでしょう。」
武器屋オローイ「(ぎくっ)いや、そんなことないよ、気のせいだよ。ピーピピー(口笛を吹く音)」
オローイの嫁「あなたは相変わらずごまかすのが下手ね。だから、よく武器屋の親方からイエローカードをもらうのよ。(注:サーモントレチャウ王国の武器屋は、商売をごまかすと親方からイエローカードをもらい注意されます)」
武器屋オローイ「・・・・・・・・・実は、伝説の武器を、極東のジェフ王国に届ける旅に出ようと思っているんだ。危険な旅になる。でも、お前を置いていけないよ。」
オローイの嫁「あなた、何も心配しないで行ってきて。」
武器屋オローイ「しかし・・・」
オローイの嫁「わたしは、”世界一の武器屋”の妻です。あなたの仕事が終わって帰ってくるのを、安心して待っていますから。だからわたしの心配は要らないわ。」
武器屋オローイ「・・・・・・・・・・・・わかった。ありがとう。おれはジェフ王国へ行ってくる。そして必ず武器を伝説の勇者に届けてくる。」
武器屋オローイは、
魔王軍との戦いの最前線である、
ジェフ王国へ、伝説の武器を届ける旅に出た。
ジェフ王国はいまや危険な地であるが、
彼は、自分の使命を果たすため立ち上がったのだ。
彼はジェフ王国へたどり着くことが出来るのか。
そして、武器の託すことの出来る、伝説の勇者の行方は。
オローイは、
自分にしか出来ない使命を果たすため、
北の地より旅立ったのであった。
チャララッチャッチャ、チャララッチャッチャ、チャチャチャチャチャ、チャーチャーチャーー!!
第3章 ぶきっちょ武器屋オローイ、北国から冒険に出る
完
冒険の書に記録しますか?
→ はい
いいえ
にほんブログ村
第4章は・・・・・・
モンバーバラの姉妹を意識して、
「モンバーン(門番)兄弟、大事なものを守りぬけ!!(仮)」
でいきます。
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ここは、ジェフ王国からははるかに離れた、酷寒の地、サーモントレチャウ王国。
ここで武器屋を営んでいる一人の男が、
唄い、
そして、
悩んでいた。
武器屋オローイ「お~れの武器は~世界一~♪、お~れの身長~も世界一~♪、う~ちの嫁さん~も世界一~♪」
オローイの嫁「あなた、ご飯よ、お店に行く時間に遅れるわよ。」
武器屋オローイ「おう、すぐ行くよ」
オローイは、町の武器屋である。
ぶきっちょなので、武器を鍛冶でたたくことも出来ないし、
磨くこともできない。
しかし、彼にはひとつの才能があった。
お客のいるところに武器を届けること。
彼は、どんな危険なエリアでも、敵の密集するエリアでも、
最前線の戦士達に武器を届ける。
背が高いので、敵陣では目立ってしまい危険なのだが、
敵陣深くの最前線へ一人で突っ込んでいき、
体を張って仕事を成し遂げる、
勇気のある男なのであった。
昨日、
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これを装着しての蹴りは、
全てを貫き通すという伝説の武器。
これを入手したオローイは、悩んだ。
この武器を使いこなすことが出来るのは、
魔王に滅ぼされようとするときに生れ落ちるという、
伝説の勇者だけだろう。
いま魔王軍は、はるか極東のジェフ王国に侵攻しているという。
ジェフ王国に武器を届けられるのは、
おれをおいて他にはいない。
しかし、大事な嫁を置いていってしまっていいのか。
・・・・コンコン。
オローイの嫁「あなた、何か悩んでいるんでしょう。」
武器屋オローイ「(ぎくっ)いや、そんなことないよ、気のせいだよ。ピーピピー(口笛を吹く音)」
オローイの嫁「あなたは相変わらずごまかすのが下手ね。だから、よく武器屋の親方からイエローカードをもらうのよ。(注:サーモントレチャウ王国の武器屋は、商売をごまかすと親方からイエローカードをもらい注意されます)」
武器屋オローイ「・・・・・・・・・実は、伝説の武器を、極東のジェフ王国に届ける旅に出ようと思っているんだ。危険な旅になる。でも、お前を置いていけないよ。」
オローイの嫁「あなた、何も心配しないで行ってきて。」
武器屋オローイ「しかし・・・」
オローイの嫁「わたしは、”世界一の武器屋”の妻です。あなたの仕事が終わって帰ってくるのを、安心して待っていますから。だからわたしの心配は要らないわ。」
武器屋オローイ「・・・・・・・・・・・・わかった。ありがとう。おれはジェフ王国へ行ってくる。そして必ず武器を伝説の勇者に届けてくる。」
武器屋オローイは、
魔王軍との戦いの最前線である、
ジェフ王国へ、伝説の武器を届ける旅に出た。
ジェフ王国はいまや危険な地であるが、
彼は、自分の使命を果たすため立ち上がったのだ。
彼はジェフ王国へたどり着くことが出来るのか。
そして、武器の託すことの出来る、伝説の勇者の行方は。
オローイは、
自分にしか出来ない使命を果たすため、
北の地より旅立ったのであった。
チャララッチャッチャ、チャララッチャッチャ、チャチャチャチャチャ、チャーチャーチャーー!!
第3章 ぶきっちょ武器屋オローイ、北国から冒険に出る
完
冒険の書に記録しますか?
→ はい
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第4章は・・・・・・
モンバーバラの姉妹を意識して、
「モンバーン(門番)兄弟、大事なものを守りぬけ!!(仮)」
でいきます。
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この物語ではちばぎんカップは聖杯になるんですか。聖杯の輝きで人々の心の闇を浄化しましょう。
by マリーンズサポーター (2012-01-28 21:35)
>マリーンズサポーターさん
こんばんは!!
いいところ突きますね(笑)
ちばぎん杯のお相手のチームをどう出していくのか考え出していたところです。
ちばぎん杯があるので、そこまでに終わるようだったらラスボスにすることも考えていたんですけど、長くなってきて終わらない公算が高い(笑)ので、どうしたものか。
チームとして出すか、一部の選手だけ出すか、と思ってましたが、聖杯というアイテムを出すというのもアリですね。
お楽しみに。
ではでは。
by nuruinu (2012-01-29 00:36)