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意識を徹底すれば、異議なんてなくなるのだ [サッカー]

どうも、わたしです。


日経新聞のコラム、「フットボールの熱源」の12月21日分が面白かったので、

紹介すると共に、思うことを書きたいと思います。



コラムは、JFLで2年ぶり3度目の優勝を果たしたSAGAWA SHIGA FCについてのもの。



コラムは、
1度笛が吹かれてしまったら、いくら異議を唱えても判定は覆らない。それがわかっているのに、審判に盛んに食って掛かり、警告を受ける選手がいる。実にバカげている。と始まる。

SAGAWA SHIGA FCの中口監督は選手に、サッカーが好きなら、異議を唱える時間に、プレーを再開していこうとを徹底させていたという。今では、監督が言わなくてもチームに深く浸透し、紅白戦などでも「文句をいったら浮いてしまう雰囲気がある」という。

中口監督は、「選手達にフェアプレーを続けていけるマインドがあるということ。この姿勢は優勝以上に価値があると思う。」と。その結果、異議による警告ゼロが5年連続続き、リーグから特別表彰も受けている。

そしてコラムは、5年連続異議なしの偉業で、タイトルの輝きが増している、と締められました。




これは凄いことで、SAGAWA SHIGA FCの栄誉を讃えたいと思います。

クリーンなプレーで、判定よりもサッカーに集中したからこそ優勝という結果に結びついているのかもしれません。

また、規律がしっかりしているということもすばらしいことだと思います。



しかし、一方で、

異議を唱えないなんて、スポーツとして当然のことで、

出来ないチームがおかしいという気持ちもあります。


特にうちのチームなんて、

意義多くないか。


真剣にやっているからこそ、

異議も出るんだろう。

たしかに真剣さの裏返しかもしれない。


しかし、異議を唱えることで、ゲームがクリーンでなくなり、

累積がたまり、チームにも自分にもマイナスであることがわかっているのに、

異議をしていることは問題であろうし、

そして、それを許してしまっているチームにも問題があるだろう。


SAGAWA SHIGAの選手達は、意識が徹底され、

異議が出るのをぐっと我慢するのではなく、

自然に出ないようになっているだろう。



チームに意識を徹底し、

異議を防止していく。



本当は、当然にクリーンであるべきなので、

徹底しようというのはおかしなことでもあるが、

こういう意識の徹底は必要じゃないかと思う。



また、その意識をしっかり全員が守る”規律"。



今期、ドワイト監督が掲げたもののひとつであったが、

選手達はその大事なものをチームに浸透させられただろうか。



異議を唱えない意識と規律が、

やらされているんではなく、

自然なものになるような、

そんな名門チームになっていきたいものだ。



そして来期は、

自らは異議なんてなく、


相手が異議を唱えているその間にも、スピーディーにリスタートがされ、

とっさに反応した選手が、

ゴール前に何人も飛び込んでいくような、

そんな息もつかせぬサッカーを期待したいものだ。



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マリーンズサポーター

俺がプロサッカー選手なら世界中で信用できる審判はコッリーナさんだけなので他の審判には絶対に異議をしますね。だって徳島戦みたいにPA内で滑っただけでファウルを取ったりするから信用できないですよ。コッリーナさんが笛を吹いてくれるならブーイングしない。
by マリーンズサポーター (2011-12-29 22:05) 

nuruinu

>マリーンズサポーターさん
こんばんは
確かに判定も微妙なものがあって、今期はけっこう泣かされてきたような気もします。

しかし判定が出てしまった以上、選手が異議をすることは、イエローの機会が増えるだけで、マイナスだと思います。

一方で、私自身は、サポーターが審判にブーイングすることは必要だと思っていて、不利な判定が減る空気を作り出せると思っています。あまりいいことではないですし、味方選手には絶対にブーイングしないですけど。あまりいいことではないですけど、選手はあくまでクリーンに徹し、サポーターが選手の代弁をしていく役割というのは、出来るのではないかと思っています。選手一人に異議されるより、大観衆が一斉に”おかしい”と言うほうがプレッシャーにもなるでしょう。大人数が審判の判定を違うと感じたということはそれなりの信憑性のある意見になるものだと思います。

なんて書いていたら論点がよくわからなくなってしまいましたが、審判の技術の向上もされていくといいですよね。コッリーナさんを越えるような若い審判たちもどんどん出てくるといいと思います。

ではでは。
by nuruinu (2011-12-30 00:07) 

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