前を向き続ける天才の姿勢 [Jリーグ]
どうも、わたしです。
日経新聞のコラム「サッカー人として」の12月16日分が面白かったので、
紹介すると共に、思うところを書きたいと思います。
このコラム、あのカズ(三浦知良)選手がシーズン中にもかかわらず連載しているものです。
カズの言葉は深いですが、深すぎていままで紹介できなかったんですが、
今日はがんばってみます。
コラムは、
カズの所属する横浜FCはJ2の18位に低迷し、「これが現実、力不足。」と始まる。
しかし、カズは「こんな成績でスイマセン」とは言いたくないし、その言葉は使わないようにしているという。
ふがいない成績をたたかれ、罵倒されようとも、謝るというのは自分が怠け努力をしなかったときのはずだ、と。
横浜FCのメンバーは、みんな誠実にやってきて、この結果は力不足を認めるしかないし、責任も負うが、謝ることのないよう全力で戦ってきた、だから自分のサッカー人生に「すみません」の文字はない、と。
そして、謝るより何をするのかというのは、「さらに自分を高めていくしかない」と、いつもそこへ行き着く、という。
姿勢に変化はなく、何十年も続けてきたことを同じ姿勢でやる。そこには気持ちの限界も、本当の限界もみられないのだ、と。
そして、”ボロボロになるまで”やっていく姿勢が、コラムには綴られていました。
今期の横浜FCは、苦悩したと思います。
昇格候補に挙げられながらも、
とにかく怪我人が多く、戦術どころではなかったように思います。
良くなっていい試合をすると、またどん底の試合が続いていました。
しかし、あのガムシャラに走り、プレスをかけ続ける姿勢と、
貪欲にゴールを狙っていく執念を、
シーズン通して、常に感じたチームでもありました。
そのチームを牽引してきたカズの言葉には、重みがあります。
責任は大きく感じ、力不足であったことを認める。
しかし、言い訳はない。
そして、下を向かず、
前を向いているのだ。
われわれは、いままで数々の輝かしい栄光の記録に彩られた”天才”を、
その、いままでの成績の色眼鏡で見てしまう。
しかし、彼はそんな記録など気にしていないだろう。
いまなお、
貪欲に自分の成長を目指し、
現実の自分を見つめながら、
ストイックに自分のスタイルを貫き、
身も心もボロボロになっていくほどの緊張ある戦いを楽しんでいるのだ。
わたしなど、
年の半分は、下を向き、
年の半分は、横を向き、
前を向いているのは、ごくわずかな時間だ。
その間に、彼は前に進み続ける。
差がついて当然だ。
”真摯に前を向く”
これが”天才”の天才たる姿勢だ。
われわれも出来ることだ。
しかし、難しい。
それでも、
私たちも、つらい時でも、
もう一瞬でも前を向こう。
差は埋まらずとも、ついていける。
誰もが才能の片鱗は持っているのだ。
だからいまからでも、前を向いていきたい。
カズの背中は、待っていてはくれないが、
その大きな背中は、遠く後ろからでも見えるだろう。
わたしも目をそらさず、追いかけ、前を向くのだ。
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日経新聞のコラム「サッカー人として」の12月16日分が面白かったので、
紹介すると共に、思うところを書きたいと思います。
このコラム、あのカズ(三浦知良)選手がシーズン中にもかかわらず連載しているものです。
カズの言葉は深いですが、深すぎていままで紹介できなかったんですが、
今日はがんばってみます。
コラムは、
カズの所属する横浜FCはJ2の18位に低迷し、「これが現実、力不足。」と始まる。
しかし、カズは「こんな成績でスイマセン」とは言いたくないし、その言葉は使わないようにしているという。
ふがいない成績をたたかれ、罵倒されようとも、謝るというのは自分が怠け努力をしなかったときのはずだ、と。
横浜FCのメンバーは、みんな誠実にやってきて、この結果は力不足を認めるしかないし、責任も負うが、謝ることのないよう全力で戦ってきた、だから自分のサッカー人生に「すみません」の文字はない、と。
そして、謝るより何をするのかというのは、「さらに自分を高めていくしかない」と、いつもそこへ行き着く、という。
姿勢に変化はなく、何十年も続けてきたことを同じ姿勢でやる。そこには気持ちの限界も、本当の限界もみられないのだ、と。
そして、”ボロボロになるまで”やっていく姿勢が、コラムには綴られていました。
今期の横浜FCは、苦悩したと思います。
昇格候補に挙げられながらも、
とにかく怪我人が多く、戦術どころではなかったように思います。
良くなっていい試合をすると、またどん底の試合が続いていました。
しかし、あのガムシャラに走り、プレスをかけ続ける姿勢と、
貪欲にゴールを狙っていく執念を、
シーズン通して、常に感じたチームでもありました。
そのチームを牽引してきたカズの言葉には、重みがあります。
責任は大きく感じ、力不足であったことを認める。
しかし、言い訳はない。
そして、下を向かず、
前を向いているのだ。
われわれは、いままで数々の輝かしい栄光の記録に彩られた”天才”を、
その、いままでの成績の色眼鏡で見てしまう。
しかし、彼はそんな記録など気にしていないだろう。
いまなお、
貪欲に自分の成長を目指し、
現実の自分を見つめながら、
ストイックに自分のスタイルを貫き、
身も心もボロボロになっていくほどの緊張ある戦いを楽しんでいるのだ。
わたしなど、
年の半分は、下を向き、
年の半分は、横を向き、
前を向いているのは、ごくわずかな時間だ。
その間に、彼は前に進み続ける。
差がついて当然だ。
”真摯に前を向く”
これが”天才”の天才たる姿勢だ。
われわれも出来ることだ。
しかし、難しい。
それでも、
私たちも、つらい時でも、
もう一瞬でも前を向こう。
差は埋まらずとも、ついていける。
誰もが才能の片鱗は持っているのだ。
だからいまからでも、前を向いていきたい。
カズの背中は、待っていてはくれないが、
その大きな背中は、遠く後ろからでも見えるだろう。
わたしも目をそらさず、追いかけ、前を向くのだ。
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