はたしてジェフサポは本当にヌルいのか? [サッカー]
どうも、わたしです。
今週はレポート記事は回避しようと思います。
だいぶ前に書きためていた文を掘り起こしたので、少し文意がおかしいところもあるかもですがご容赦を。
以下本文。
【J2日記】千葉:拍手か、ブーイングか(11.09.08)(J'sGoal)
先日も(と言ってもだいぶ前だが、)少し紹介させていただいた赤沼さんのJ2日記の記事。
記事自体、大賛成で、私はジェフというチームが大好きで、ジェフサポの温かさも大好きなのだが、
多くの人が他サポはどうなのか?
他サポは違うのか?という疑問があるのではないかと思う。
私もそうだ。
そこで、個人的な見識ではあるが、ひとつ思い出を書いてみようと思う。
たしか1998年だったと思うが、学生時代にイタリア旅行をした。
初めての海外旅行で、舞い上がっていたので、そんなに計画も無く旅行したわけだが、
自由旅行だったので、割と自由に見て回ることが出来た。
ただし、一緒に行った友人はサッカーに全く興味がないという、なかなか過酷な状況ではあったが。
本当はローマで、ローマ対ラツィオのダービーを見たかったのだが、
まさかの、地下鉄でスリに遭ってしまい、観戦どころではなくなって、そこでは回避。
なんとかミラノで、ACミラン対サンプドリアのセリエA公式戦を観戦することが出来た。
当時は殆ど海外サッカーの情報もなく、私も詳しくないので、
元鹿島のレオナルドが在籍していたという理由のみの観戦。
ここで、海外のサッカー事情に驚いた。
まず、スタジアムに行き、ホーム側の席に陣取ったが、客層が日本と全く違う。
老若男女、様々。
キレイなおねえちゃんが全身ミラングッズで観戦しているかと思えば、
70歳くらいのおじいちゃんが、孫と一緒にのほほんと座っている。
全世代を詰め込んだような空間だった。
さあ、試合が始まる。
ここでさらに驚いた。
怖い。
怖い。
怖い・・・・・
基本、ホームチームのミランのサポばかりで、
8万人収容のスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァは、7万9千人くらいがミランサポであったが、
試合開始と同時に、一斉に歓声とうなり声が響き渡り、
発炎筒が焚かれた。
アウェイサポは、コーナーの一区画に入れられているが、金網で仕切られた空間であり、
外に出れば、おそらくは”死”を覚悟しなければならない雰囲気だ。
”あいつらを生きて返すな”という無言の圧力。
スポーツのものとは思えなかった。
試合は単調な内容で(当時の日本のサッカーと比べればはるかに面白かったが)、
ミランが1-0で勝利したが、
試合内容よりも、あのホームとアウェイの圧倒的な差に驚いて帰ってきた。
当時は、個人的に野球観戦の方が機会ははるかに多く、
アウェイ(野球だとビジター)の不利というのは感じたことが無かったが、
ホーム-アウェイの差というのをまざまざと見せられたのをよく覚えている。
そこで感じてきたことを思い出すと、基本、ジェフサポや日本のサポはヌルい。
わたしも海外観戦はその1試合のみであるが、
先進国イタリアの文化的都市ミラノですらそんな感じだったので、
海外のサポが持つ、アウェイチームに対する待遇は、
”生きて返すな”
というものであると思っている。
自分達の領地に攻め入ってきたのだから、どうなるかわかっているなということだ。
歓迎という気持ちは全く(というと語弊があるかもしれないが)ない。
そこで、フクアリだ。
看板こそ出ているが、他サポがホームエリアで買い物していてもOKになってしまいそうなあの雰囲気。
試合前には、オーロラビジョンに”○○サポーターの皆様、ようこそフクダ電子アリーナへ”と物産を紹介する、あの雰囲気。
そしてジェフサポは(儀礼的に)拍手で迎えるあの雰囲気。
おおっ、これぞジェフ。
そして選手紹介では、相手紹介の際はおとなしーくしていて、元同僚には拍手を送る。
そして、そこから始まる味方選手の紹介は、大盛り上がり。
これぞジェフ。
決して茶化しているわけではなく、私はこれが大好きだ。
赤沼さんの記事にあるように、一時期を共に過ごした選手には拍手を送るべきであると思うし、
相手サポはリスペクトすべきだ。
それが、フクアリという空間では出来ているのである。
それが、もう一度フクアリに行きたくなる理由なのだ。
そして、ホームチームの強さ。
なにせホームゲームは圧倒的に有利なはずだ。
ただその理由と原因はなんだろう。
海外等のチームでは、おそらくアウェイチームのパフォーマンスが落ちるのではないかと思う。
サポだけでなく、選手も”生きて帰れるかどうか心配だ”という雰囲気の中で試合をして、うまくいくわけが無い。
つまり、相手を威圧して、試合をさせない。
これが海外のサポのホームでの応援の仕方だろう。
フクアリはどうだろうか。
違う。
選手は背中を押され、躍動し、疲れていてもあと1センチ高く飛び、ボールをとらえる。
選手もスタンドをあおる。
劇場化し、選手もサポもなにか不思議な力がみなぎってくる。
つまり味方のパフォーマンスが伸びているように感じる。
そして、圧倒的な勝率をたたき出していく。
J2日記の記者さんたちの感覚は、いろいろ見識のある記者さん達なので、海外のサッカーの事情が強く頭にあるのだとおもう。
当然、ジェフサポはヌルいということになるだろう。
ただ、ジェフサポは違うんだぜ。
独自の文化で、ホームゲームを戦っていく。
あったかい空間だから、また次もスタジアムに行く。
他サポも来る。
ジェフサポはよそとは違うんだぜ。
にほんブログ村
だいぶ前に書いて、出すタイミングを失っていた記事ですが、
ここで出したいと思いました。
ジェフサポーターとは、どのような存在か。
もう一度考えてみたいと思います。
しかし、今までの歴史から、
チームのため、どんな時も戦い続け、応援し続ける、
その姿はゆるぎないものだと、信じています。
来季も、そしてこれからもずっと、
自分たちの本来の姿を見失わず、戦っていきます。
今週はレポート記事は回避しようと思います。
だいぶ前に書きためていた文を掘り起こしたので、少し文意がおかしいところもあるかもですがご容赦を。
以下本文。
【J2日記】千葉:拍手か、ブーイングか(11.09.08)(J'sGoal)
先日も(と言ってもだいぶ前だが、)少し紹介させていただいた赤沼さんのJ2日記の記事。
記事自体、大賛成で、私はジェフというチームが大好きで、ジェフサポの温かさも大好きなのだが、
多くの人が他サポはどうなのか?
他サポは違うのか?という疑問があるのではないかと思う。
私もそうだ。
そこで、個人的な見識ではあるが、ひとつ思い出を書いてみようと思う。
たしか1998年だったと思うが、学生時代にイタリア旅行をした。
初めての海外旅行で、舞い上がっていたので、そんなに計画も無く旅行したわけだが、
自由旅行だったので、割と自由に見て回ることが出来た。
ただし、一緒に行った友人はサッカーに全く興味がないという、なかなか過酷な状況ではあったが。
本当はローマで、ローマ対ラツィオのダービーを見たかったのだが、
まさかの、地下鉄でスリに遭ってしまい、観戦どころではなくなって、そこでは回避。
なんとかミラノで、ACミラン対サンプドリアのセリエA公式戦を観戦することが出来た。
当時は殆ど海外サッカーの情報もなく、私も詳しくないので、
元鹿島のレオナルドが在籍していたという理由のみの観戦。
ここで、海外のサッカー事情に驚いた。
まず、スタジアムに行き、ホーム側の席に陣取ったが、客層が日本と全く違う。
老若男女、様々。
キレイなおねえちゃんが全身ミラングッズで観戦しているかと思えば、
70歳くらいのおじいちゃんが、孫と一緒にのほほんと座っている。
全世代を詰め込んだような空間だった。
さあ、試合が始まる。
ここでさらに驚いた。
怖い。
怖い。
怖い・・・・・
基本、ホームチームのミランのサポばかりで、
8万人収容のスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァは、7万9千人くらいがミランサポであったが、
試合開始と同時に、一斉に歓声とうなり声が響き渡り、
発炎筒が焚かれた。
アウェイサポは、コーナーの一区画に入れられているが、金網で仕切られた空間であり、
外に出れば、おそらくは”死”を覚悟しなければならない雰囲気だ。
”あいつらを生きて返すな”という無言の圧力。
スポーツのものとは思えなかった。
試合は単調な内容で(当時の日本のサッカーと比べればはるかに面白かったが)、
ミランが1-0で勝利したが、
試合内容よりも、あのホームとアウェイの圧倒的な差に驚いて帰ってきた。
当時は、個人的に野球観戦の方が機会ははるかに多く、
アウェイ(野球だとビジター)の不利というのは感じたことが無かったが、
ホーム-アウェイの差というのをまざまざと見せられたのをよく覚えている。
そこで感じてきたことを思い出すと、基本、ジェフサポや日本のサポはヌルい。
わたしも海外観戦はその1試合のみであるが、
先進国イタリアの文化的都市ミラノですらそんな感じだったので、
海外のサポが持つ、アウェイチームに対する待遇は、
”生きて返すな”
というものであると思っている。
自分達の領地に攻め入ってきたのだから、どうなるかわかっているなということだ。
歓迎という気持ちは全く(というと語弊があるかもしれないが)ない。
そこで、フクアリだ。
看板こそ出ているが、他サポがホームエリアで買い物していてもOKになってしまいそうなあの雰囲気。
試合前には、オーロラビジョンに”○○サポーターの皆様、ようこそフクダ電子アリーナへ”と物産を紹介する、あの雰囲気。
そしてジェフサポは(儀礼的に)拍手で迎えるあの雰囲気。
おおっ、これぞジェフ。
そして選手紹介では、相手紹介の際はおとなしーくしていて、元同僚には拍手を送る。
そして、そこから始まる味方選手の紹介は、大盛り上がり。
これぞジェフ。
決して茶化しているわけではなく、私はこれが大好きだ。
赤沼さんの記事にあるように、一時期を共に過ごした選手には拍手を送るべきであると思うし、
相手サポはリスペクトすべきだ。
それが、フクアリという空間では出来ているのである。
それが、もう一度フクアリに行きたくなる理由なのだ。
そして、ホームチームの強さ。
なにせホームゲームは圧倒的に有利なはずだ。
ただその理由と原因はなんだろう。
海外等のチームでは、おそらくアウェイチームのパフォーマンスが落ちるのではないかと思う。
サポだけでなく、選手も”生きて帰れるかどうか心配だ”という雰囲気の中で試合をして、うまくいくわけが無い。
つまり、相手を威圧して、試合をさせない。
これが海外のサポのホームでの応援の仕方だろう。
フクアリはどうだろうか。
違う。
選手は背中を押され、躍動し、疲れていてもあと1センチ高く飛び、ボールをとらえる。
選手もスタンドをあおる。
劇場化し、選手もサポもなにか不思議な力がみなぎってくる。
つまり味方のパフォーマンスが伸びているように感じる。
そして、圧倒的な勝率をたたき出していく。
J2日記の記者さんたちの感覚は、いろいろ見識のある記者さん達なので、海外のサッカーの事情が強く頭にあるのだとおもう。
当然、ジェフサポはヌルいということになるだろう。
ただ、ジェフサポは違うんだぜ。
独自の文化で、ホームゲームを戦っていく。
あったかい空間だから、また次もスタジアムに行く。
他サポも来る。
ジェフサポはよそとは違うんだぜ。
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だいぶ前に書いて、出すタイミングを失っていた記事ですが、
ここで出したいと思いました。
ジェフサポーターとは、どのような存在か。
もう一度考えてみたいと思います。
しかし、今までの歴史から、
チームのため、どんな時も戦い続け、応援し続ける、
その姿はゆるぎないものだと、信じています。
来季も、そしてこれからもずっと、
自分たちの本来の姿を見失わず、戦っていきます。
こんにちは。
テレビだけしか見てないですが、
確かに、海外リーグのスタジアムの一体感、
というか威圧感。
お国柄もあるんでしょうが
おっとり日本人がうっかり観光気分で行くと
大怪我するぜという感じ(笑)、すごいですね。
それから考えるとジェフサポ、というか
日本のサポはおとなしいのかもしれません。
でも、それが日本の、Jリーグのサポだと。
それでいいと思います。
by WAON_WAON (2011-11-22 10:55)
>WAON_WAONさん
こんばんは
そうですね。日本の観戦には日本流の良さがあると思います。
とくに、ジェフには、ジェフ流・フクアリ流の良さがあると思っています。
それがジェフらしさのあるいいものであると思いますし、ずっと継続して培って行けるといいなと思っています。
ただ、わたしは海外の観戦で影響を受けすぎて、ホーム戦は殺気立っていて(苦笑)、ひとりだけすこしへんなおじさんになってますが(笑)
もし何かで機会があれば、海外のスタジアムの観戦も面白いと思います。観戦の見方が変わると思います。
いろんな応援の仕方を知った上で、みんながジェフらしい応援が出来るようになっていけるのが理想だと思います。
ではでは
by nuruinu (2011-11-22 21:41)