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明日はJ2大分戦@大銀ドーム [プレビュー(2011)]

10月の5連戦を4敗1分で終え、今節はアウェイ大分へ挑みます。


ジェフは苦しい戦いが続くが、チームの形を作り、内容ある戦いを見せてほしい。
とくに力強い攻撃に期待したい。


前回対戦は、5月29日に第14節をフクアリで戦い、3-2で勝利している。
台風の大雨の中のゲームとなった試合は、
前半、ペースを握り押し込むも点が取れずにいると、9分に前田、42分に森島に決められ失点。
2点リードを許すが、後半は攻撃に火が付き、58分に竹内のゴールでフクアリが沸きあがると、ジェフは大分陣内でゲームを押し込み続け、73分に深井、82分に竹内が決め、逆転。
まさにフクアリ劇場となった試合であった。


大分の最近5試合は、2勝1敗2分けで、必ずしも安定感があるわけではないが、攻撃、守備共に、田坂監督の狙いが浸透しつつある印象を受ける。
FW陣は非常に強力であるが、チェ、三平の怪我が発表されており、その他主力にもけが人がでるなど、戦力に不安を抱えている。
ちなみに過去のリーグ戦対戦成績はジェフの14勝2分1敗で、2009年の降格決定後の消化試合で敗戦した1敗のみである。
勝ち点45の12位。
ジェフは勝ち点51の5位


以下に個人的な注目点を書いていきます。


①ジェフのコンセプトはどこに。


前節は、昇格争いの大一番としての戦いでもあり、

ロングボールを多用し、パワープレーでオーロイ、ゲッセルらをゴール前に張りつかせるような戦術も用いたジェフ。

今節は、何を狙い、何を目標に、どのように戦うか。

そこが注目点です。



ここまでのチーム戦術としては、中盤をコンパクトにし、堅いディフェンスからボールを奪い、しっかり組み立てていく攻撃が、

監督交代後の栃木戦、鳥栖戦では見られていた。

徳島戦では、ロングボールの割合が増え、攻撃のイメージは変更されていたように思う。


今節は、チームのどのような点を組み立ててくるのか。

前線なのか、中盤なのか、最終ラインなのか。

攻撃なのか、守備なのか。

蹴っていくのか、回していくのか。

戦うのか。

また、課題であった、アタッキングサードの攻略には、どういう狙いをもって試合を行うのか。

この点が注目点だと思っています。


また、メンバー、試合内容、采配からは、

チームがこれからに5試合にどのような価値を求めていくのか、

その狙いがわかると思っています。

貪欲に勝ちを狙うのか、チーム作りに専念するのか、選手育成の場にしてしまうのか。



注目したいと思います。



②アタッキングサードの形はどのように

ここ4試合、アタッキングサードの形がしっかり作れず無得点に終わっているジェフ。

その形をどうしていくかが注目点です。



大分の守備は、3バックとMF4人の計7人がしっかりリトリートしてくることが多く、

硬い印象を受けますが、

3バックという特性上、サイドからの攻撃に弱く、また人数をかけた攻撃には弱いようです。

また、MF4人が戻る前に攻撃を仕掛けることが必要であり、スピードが速いことも効果的でしょう。



そういった相手の特徴に対して、どのような攻撃をジェフは選択するのか。

統一されたイメージで、厚みのある、そしてスピードある攻撃を期待したいと思います。

注目です。



③勢いある大分の攻撃に注意


ジェフの守備についてです。


神戸監督就任後は、しっかりリトリートし、硬いディフェンスを見せているジェフ。

今節は、集中力をきらさず、守りきれるかが注目点です。


大分の攻撃は、

最終ラインやボランチから、サイドのFWへ向けてボールをつないだり、長い楔を入れていく攻撃が多く、

そのサイドのFWに入ってからは、そこから前への推進力が非常に強く、

そのサイドのFWからのクロスに対し、ゴール前へ選手が走りこみ、ゴールへ押し込んできます。

前田、森島らスペシャルな動きが出来る選手が前線で仕事をしてくるというのも要注意ですが、

その前への推進力は非常に強く、クロスに前向きに突っ込んでくる形は厄介です。


そして、大分の大きな特徴として、90分間走れるスタミナがあります。

田坂監督がいかに厳しく練習させているかということだと思いますが、

その前への推進力はずっと途切れず、

FC東京相手にも、後半アディショナルタイムにゴールに押し込み、劇的勝利を挙げています。


ジェフのディフェンス陣は、そんなスタミナある相手に、90分間及びアディショナルタイムの間、

集中力を切らさず、守りきれるか。

ずっと前を向いて戦い切れるか。



注目したいと思います。





さて、上位対決に敗れ、その次の試合となった大分戦。

昇格への希望の火は小さく消えかかっているが、まだ消えていない。

ジェフはどのような姿勢で臨むのか。


何も考える必要はない。

最後まで全力でガムシャラに戦おう。

大分は、怪我人は多いものの、やっと戦術が浸透し、いい時期をむかえている。

彼等は、ゴールに向かい、前へ前へ勢いを増してくる。

ジェフは彼等に勝つためには、彼等より前に向かわなければ、ならないだろう。


大分より前に向かい勝利した上で、

ジェフユナイテッドが戦う集団であるということを、もう一度、示していこう。

これがジェフユナイテッドだと。





さあ、戦いの時間だ。

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