<続編1>太田選手とわたしの縁がない話-閑話休題 [ジェフ選手]
太田圭輔選手プロフィール(ジェフ公式)
少し前ですが、『太田選手への個人的思い入れ』というタイトルで、3回記事を書きました。
しかもけっこう長いのを。
エピソードはそんなに無いので、若干ネタ切れだけど、もう少し書きます。
読んでない方は、 前編、 中編、 後編からどぞ。
太田選手への個人的思い入れ<前編>
太田選手への個人的思い入れ<中編>
太田選手への個人的思い入れ<後編>
以下勝手に敬愛をこめて呼び捨てにさせていただきます。
<続編1>基本的に、わたしと太田選手は縁が無い?
2001年の天皇杯で太田のプレーを見たわたしは、そのプレーにほれ込んでしまった。
まだ太田が若干20歳だったころである。
ジェフに来ることなどありえないと思っていたが、
彼には小さい体でJリーグをかき回してほしいと思っていたし、
ジェフにも来て欲しいと心の中ではずっと思っていた。
無名であった太田が、
エスパルスでなんとか出場機会を掴み、
選手として成長していく。
そして、ライバルチームの柏の主力として活躍するという、
今から考えると、とんでもない紆余曲折を経ながらも、
渇望していた太田のジェフへの入団がかなった。
ここまでは、わたしと太田は奇妙な縁で結ばれているような、
そんなわたしの勝手な、
まさに自分勝手な、
縁で結ばれているかのような文章を3部作として書いてきたのだが、
いざ入団してみたら、
基本的に私と太田の縁は、あんまり深くなかったのであった。
入団すぐの2009年8月15日フクアリでの千葉ダービー。
絶対忘れない試合だ。
わたしがまず動いた。
その日はジェフシートを奮発し、観戦に臨んだ。
わたしは子供が生まれて間もなかったこともあり、
ちょっとスペースに余裕のある席が必要だったこともあるのだが、
おそらくジェフシートを買うことは、
生涯最初であり、
生涯最後であろう。
そういう価格のお席だ。
※リンクは現在のものだが、当時はJ1だったので、もっと「そういう価格」であった、と記憶している。勘違いかなあ・・・
生後数ヶ月の息子をむりやり連れ、 ジェフイエローに身を包ませ、シートに座った。
太田をいい位置から見たかったのだ。
ある意味、決意の観戦であった。
しかし、なんと、太田は出場せず、ベンチにも居ず、
散々な目にあった。
まあ仕方ない。
残留をかけた、気合のダービーだ。
心を入れ替えて応援だ。
席に座ると、左隣のお兄ちゃんたちは息子をかわいがってくれ、実にフレンドリーだ。
いいやつらだ。
実に、気持ちのいいやつらだ。
ジェフサポのというひとつの絆に結ばれ、他人の子も自分の親族のように優しく接してくれる。
しかし、
逆側の右隣にはホームゲームなのに、
なぜか、
柏のユニフォームを着たバカップルが座った。
イライラっ。
私は、太田が居なかったことで気が立っており、
ずっと柏の応援の仕方が気に入らないという話を、
バカップルに聞こえるように、延々と嫁に話し、
柏のフラッグが訳がわからないという話を、
バカップルに聞こえるように、延々と嫁に話していたが、
まったく意に介さないようだ。
”ユニフォームを脱いで、お通夜のようにそこにたたずむくらいの配慮をしろ。”
苦虫を噛み潰しながら、そう思っていた。
せっかくのジェフシートを奮発しての観戦気分が、
すでに台無しだ。
そんな、父親の情けない感情を、
まだ乳児である息子も感じ取り、
ギャン泣きである。
おかしい、
今日は何かがおかしい。
太田を、ライバルチームであるレイソルからジェフに入団させてしまうほどに、
世界は俺を中心に回っていたはずなのに、
どこか歯車が狂っている。
試合は、まだ序盤のうちの前半29分に、
ネットがパクドンヒョクを倒し、
レフェリーからすぐにレッドカードが示される。
まさかの退場。
ジェフシートのおかげで、
ネットのひじが、パクの顔に食い込むところが、
よく見えた。
となりのバカップルから嬌声があがる。
「あれは痛いよねー。」「かわいそー」
ぶちっ。
”ここがもうちょっとお求め安い席だったら、生きて返さねえぞ、お前ら。
いい席だから、おハイソな振りをしていてやる・・・”
そのまま試合は荒れに荒れ、
両軍合わせ赤1枚、黄8枚が乱れ飛んだあげく、
両軍無得点で引き分けに終わり、
降格の、そして永遠のライバル柏との決戦を、
そして、
太田の味方サポとしての初観戦を、
また、あわよくば太田の古巣との決戦にドラマを期待していたわたしの、
決意のジェフシート観戦は、
散々な結果で終わった。
基本、わたしと太田選手の縁はあまり深くないらしい。
むしろ縁などなかったのかもしれない・・・
ちなみに出場が無かった理由はすぐに分かった。
太田選手のブログ「lance」に太田選手自身から契約で出場できない旨を書かれていた。
柏レイソル戦 (「lance」2009年8月14日記事)
レイソルからの移籍に伴い、レイソル戦には出場できないというオプションつきの契約だったようだ。
ありか、そんなの・・・・
実のところまだ太田選手がジェフに来てから、心に響くようなプレーというのは見れていない。
俺が行った試合は、その後も出場が少ないのだから・・・・
ちなみに今期は8試合参戦して、先発は1試合のみ・・・
レギュラークラスの選手なのに、
どないやねん!!
だが、今後も、簡単には心に響くプレーを見れたとは言うつもりもないよ。
太田の凄さを知っているわたしの、
設定しているハードルははるかに高い。
期待しているよ、太田。
ちなみに太田のシュートがゴールに入らない呪いは、
俺のせいじゃねーよ。
俺が見に行くと、出場が無いことのほうが多いんだから・・・
にほんブログ村
なんて、書いてますが、
次節では、太田の呪いが解けそうな気がしていて、
オチが変わってしまいそうなので、
早めの記事放出です。
フクアリでのファインゴールを期待する!!
ちなみにわたしは今節も参戦できないので、出場してくれると思います・・・・
・・・orz
関連記事
太田選手への個人的思い入れ<前編>
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しかもけっこう長いのを。
エピソードはそんなに無いので、若干ネタ切れだけど、もう少し書きます。
読んでない方は、 前編、 中編、 後編からどぞ。
太田選手への個人的思い入れ<前編>
太田選手への個人的思い入れ<中編>
太田選手への個人的思い入れ<後編>
以下勝手に敬愛をこめて呼び捨てにさせていただきます。
<続編1>基本的に、わたしと太田選手は縁が無い?
2001年の天皇杯で太田のプレーを見たわたしは、そのプレーにほれ込んでしまった。
まだ太田が若干20歳だったころである。
ジェフに来ることなどありえないと思っていたが、
彼には小さい体でJリーグをかき回してほしいと思っていたし、
ジェフにも来て欲しいと心の中ではずっと思っていた。
無名であった太田が、
エスパルスでなんとか出場機会を掴み、
選手として成長していく。
そして、ライバルチームの柏の主力として活躍するという、
今から考えると、とんでもない紆余曲折を経ながらも、
渇望していた太田のジェフへの入団がかなった。
ここまでは、わたしと太田は奇妙な縁で結ばれているような、
そんなわたしの勝手な、
まさに自分勝手な、
縁で結ばれているかのような文章を3部作として書いてきたのだが、
いざ入団してみたら、
基本的に私と太田の縁は、あんまり深くなかったのであった。
入団すぐの2009年8月15日フクアリでの千葉ダービー。
絶対忘れない試合だ。
わたしがまず動いた。
その日はジェフシートを奮発し、観戦に臨んだ。
わたしは子供が生まれて間もなかったこともあり、
ちょっとスペースに余裕のある席が必要だったこともあるのだが、
おそらくジェフシートを買うことは、
生涯最初であり、
生涯最後であろう。
そういう価格のお席だ。
※リンクは現在のものだが、当時はJ1だったので、もっと「そういう価格」であった、と記憶している。勘違いかなあ・・・
生後数ヶ月の息子をむりやり連れ、 ジェフイエローに身を包ませ、シートに座った。
太田をいい位置から見たかったのだ。
ある意味、決意の観戦であった。
しかし、なんと、太田は出場せず、ベンチにも居ず、
散々な目にあった。
まあ仕方ない。
残留をかけた、気合のダービーだ。
心を入れ替えて応援だ。
席に座ると、左隣のお兄ちゃんたちは息子をかわいがってくれ、実にフレンドリーだ。
いいやつらだ。
実に、気持ちのいいやつらだ。
ジェフサポのというひとつの絆に結ばれ、他人の子も自分の親族のように優しく接してくれる。
しかし、
逆側の右隣にはホームゲームなのに、
なぜか、
柏のユニフォームを着たバカップルが座った。
イライラっ。
私は、太田が居なかったことで気が立っており、
ずっと柏の応援の仕方が気に入らないという話を、
バカップルに聞こえるように、延々と嫁に話し、
柏のフラッグが訳がわからないという話を、
バカップルに聞こえるように、延々と嫁に話していたが、
まったく意に介さないようだ。
”ユニフォームを脱いで、お通夜のようにそこにたたずむくらいの配慮をしろ。”
苦虫を噛み潰しながら、そう思っていた。
せっかくのジェフシートを奮発しての観戦気分が、
すでに台無しだ。
そんな、父親の情けない感情を、
まだ乳児である息子も感じ取り、
ギャン泣きである。
おかしい、
今日は何かがおかしい。
太田を、ライバルチームであるレイソルからジェフに入団させてしまうほどに、
世界は俺を中心に回っていたはずなのに、
どこか歯車が狂っている。
試合は、まだ序盤のうちの前半29分に、
ネットがパクドンヒョクを倒し、
レフェリーからすぐにレッドカードが示される。
まさかの退場。
ジェフシートのおかげで、
ネットのひじが、パクの顔に食い込むところが、
よく見えた。
となりのバカップルから嬌声があがる。
「あれは痛いよねー。」「かわいそー」
ぶちっ。
”ここがもうちょっとお求め安い席だったら、生きて返さねえぞ、お前ら。
いい席だから、おハイソな振りをしていてやる・・・”
そのまま試合は荒れに荒れ、
両軍合わせ赤1枚、黄8枚が乱れ飛んだあげく、
両軍無得点で引き分けに終わり、
降格の、そして永遠のライバル柏との決戦を、
そして、
太田の味方サポとしての初観戦を、
また、あわよくば太田の古巣との決戦にドラマを期待していたわたしの、
決意のジェフシート観戦は、
散々な結果で終わった。
基本、わたしと太田選手の縁はあまり深くないらしい。
むしろ縁などなかったのかもしれない・・・
ちなみに出場が無かった理由はすぐに分かった。
太田選手のブログ「lance」に太田選手自身から契約で出場できない旨を書かれていた。
柏レイソル戦 (「lance」2009年8月14日記事)
レイソルからの移籍に伴い、レイソル戦には出場できないというオプションつきの契約だったようだ。
ありか、そんなの・・・・
実のところまだ太田選手がジェフに来てから、心に響くようなプレーというのは見れていない。
俺が行った試合は、その後も出場が少ないのだから・・・・
ちなみに今期は8試合参戦して、先発は1試合のみ・・・
レギュラークラスの選手なのに、
どないやねん!!
だが、今後も、簡単には心に響くプレーを見れたとは言うつもりもないよ。
太田の凄さを知っているわたしの、
設定しているハードルははるかに高い。
期待しているよ、太田。
ちなみに太田のシュートがゴールに入らない呪いは、
俺のせいじゃねーよ。
俺が見に行くと、出場が無いことのほうが多いんだから・・・
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なんて、書いてますが、
次節では、太田の呪いが解けそうな気がしていて、
オチが変わってしまいそうなので、
早めの記事放出です。
フクアリでのファインゴールを期待する!!
ちなみにわたしは今節も参戦できないので、出場してくれると思います・・・・
・・・orz
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太田選手への個人的思い入れ<前編>
太田選手への個人的思い入れ<中編>
太田選手への個人的思い入れ<後編>
<続編1>太田選手とわたしの縁がない話-閑話休題
草津戦、スタメンで頑張ってほしいですね。
しっかり応援してきますよ!
ほんとに太田さんのゴールが待ち遠しいです!(^^)!
by WAON_WAON (2011-10-14 16:00)
> WAON_WAON さん
こんばんは
草津戦、負けられない一戦ですね。
わたしの分まで、応援、よろしくお願いしますっ!!
太田選手は、いい動きは出来ていると思うけれど、
その分、ゴールという目に見える結果が出ていないのは、
ある意味、不憫です・・・
頑張って欲しいです。フクアリの神様も(笑)
頑張っている選手に、幸運が寄ってくるように祈ります。
by nuruinu (2011-10-14 21:33)