井出君、佐藤祥君、加入内定に思うこと。 [ジェフトップチーム]
井出 遥也 選手 加入内定について(ジェフ公式)
佐藤 祥 選手 加入内定について(ジェフ公式)
おー、パチパチパチ。
先日公式で、井出君、佐藤祥君のTOP昇格が内定したという発表がありました。
U-18からの昇格は、2007年の乾、高田以来でしょうか。
久々に念願のTOP昇格選手が生まれてくれたと思います。
まだ、プレーぶりは見ていないので、詳しいことは何とも言えません。
しかし、生え抜き選手が出るということはとても大事なことと思っています。
もうすでに6~9年間もの間、ジェフの黄色のユニフォームに身を包んでプレーし、
また、TOPの練習にも参加し、2種登録も受けている彼らは、
もうチームの一員であり、
彼らは、他所のチームで大成するなどと考えずに、
ジェフで戦い抜いてくれるだろう。
そういう気持ちのある若い選手が、入ってくれることというのが、とてもうれしいし、
そういう若い人が入ってこそ、チームに愛着や、存在価値が残っていくのだと思う。
企業の採用に新卒採用が多いというところも、そういうところから発想されていると思う。
出来上がった選手をお金で買ってくれば、いいチームが出来上がるというものでは、
絶対にないはずなのだ。
同じ釜の飯を食い、同じ場面で悔しい思いをし、同じ場面でともに歓喜し、
そして先輩たちから多くのことを学び、
また去って行った偉大な先輩たちの心を引き継いでこそ、
伝統あるチームが出来上がる。
ジェフユナイテッドは、
そして我々は、
これまで、大いなる伝統を失ってきた。
先輩達から受け継いできたものを放棄し、
その心を踏みにじってきたのだ。
そしてその弊害は、我々大人自身に跳ね返ってくるだけならよいが、
志高く加入してきた若者が、挫折を味わう形で、
そしてそれら若者の才能を奪ってしまう形となってあらわれたと思う。
彼らには、そういった思いをさせてはいけない。
そして、彼らにはサッカーはもちろん、ジェフというチームの歴史と今と、
そしてそういったものだけでなく、
人間というもの、人生というものについて、
より多くのことを学ばせてあげたいし、学んでほしいと思う。
また、彼らには、今後入ってくる彼らより若い世代に、
学んだものを伝えていってほしいと思う。
そして、彼らの世代から、また、偉大なるジェフユナイテッドという伝統あるチームを作っていかなくてはいけない。
我々は選手育成という面ではできることは、限られているのかもしれない。
しかしこういうところからも声を大にして言いたい。
若手選手の教育については、とくに未成年者の教育について、
しっかり行っていただきたいと思うし、
彼らが、未来のジェフユナイテッドを支えてくれる選手となるよう、
そしてプロ選手としてだけでなく、彼等が人間的に成長できるよう、
周囲の先輩方にも、いろいろ指導してくれるよう、この場で、お願いをしたいと思う。
彼らは、まだ未成年者で、新社会人として生活するうえでは、
手とり足とりしてあげることも必要だし、
なにより、大人としての心構えをしっかり学ばないといけない時期だと思うのです。
わたしもその時期に、
そんな大人の心構えがもう少し学べていたら、
もうちょっとましな大人になれたのになあ。
それはしっかり教えてくれた周りの大人に対し、
わたしがいきがっていて、素直に吸収しなかったことが、
一番の原因であることも今ではわかるのだけれども。
そんな、想いと、少しの後悔が自分にはあったので、
こんなことを書きました。
最後に、新加入してくれた、井出君、佐藤祥君が、一日も早くデビューし、
我らサポとフクアリで共に戦える日を、楽しみにしたい。
若い2人には栄光の未来が待っている。
よい船出となりますよう。
bon voyage!
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