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明日はJ2東京V戦@フクアリ [プレビュー(2011)]

FromAquaマッチデーまであと1日
FromAquaマッチデーまであと1日(ジェフ公式)



悔しい敗戦となったアウェイ京都戦を終え、フクアリに東京Vを迎えます。

相手は脅威の得点力のあるチームでありますが、
今節は何よりも巻誠一郎を迎えての対戦であります。

多くの悲しい”放出”を乗り越えて作ってきた今年のチームが、すばらしいチームであることを絶対に示さなければならない試合です。


昨年はホーム、アウェイともに2-1でジェフが勝利。
今年はこれが初対戦となるが、東京V はチームが整いつつあり、本来の4月にやりたかったというのが正直なところ。

最近5試合の東京Vは、2勝2敗1分だが、岡山を4-0で、熊本を5-2で破っており、チーム総得点43の驚異的な得点力を誇っている(ジェフはJ2の2位タイだが総得点33)。
前線の阿部、マラニョン、河野の攻撃陣がしっかり得点を取っている。
現在8位(勝ち点32)


以下、個人的な注目点を書いていきます。


①基礎力が試される試合

東京Vは、前線の3人の個人技によるプレーに目を奪われがちですが、

それ以前に川勝監督がパスサッカーをしっかり植えつけ、ボールをしっかり前に運べるようなサッカーが出来るようになっています。

具体的には、きっちり三角形を作るように選手がポジショニングし、オープンスペースに動いてしっかりパスを受けるというような、基本的なことをしっかりやってくるということです。

さらに、ここでパスをつなぐ為には、さらに基礎的な、ボールをしっかりトラップし、まっすぐ正確にパスを出す、ということが必要ですが、こういうことがしっかり出来る選手がそろっているチームでもあります。

それらは基礎的なことですが、これが試合中にしっかりできるというのはもの凄いことです。

じゃあジェフは、どうすべきかということですが、こちらは自分達のことをしっかりやることでしょう。

ジェフの前節の動きは、しっかりゾーンを引いて、高い位置でプレスに行く、玉際を強く当る。
これにより相手にペースを取らせなかったわけですけど、その基礎に、しっかり戻り、正しい位置にポジショニングし、走り負けず、ボールをしっかりとらえて、体を入れてディフェンスするということがあるでしょう。

これは、基礎的な動きによりシンプルに相手のパスサッカーを封じることにつながります。

つまり、基礎的な動きをしっかりすることで、東京Vのパスサッカーを封じ、自分達のペースにもっていけるものと思います。

それがしっかり出来るところまで、今節は練習を重ねられているか。付け焼刃ではないか。

ここが注目点だと思います。

古河電工と読売クラブを起源にもつ名門同士としては、基礎的なしっかりしたサッカー技術という点では負けたくないと思います。派手なプレーよりも、トラップ一つ、パス一つにこだわったサッカーを見せて欲しいと思います。



②土屋の壁を越えろ-攻撃陣はクロスをゴールへ叩き込めるか

ジェフ攻撃陣に立ちはだかるのが、東京Vのセンターバック土屋選手。

あのスキンヘッドの人です。

今までも所属してきたいろいろなチーム(神戸、柏、大宮)で対戦し、何度得点機を止められているかという感じの選手ですが、

とにかく守備への嗅覚が高い選手だと思います。

なぜそこにいるのかわからないタイミングでゴールマウスからボールをクリアしたり、

サイドからのクロスを何度入れても見事なポジショニングで味方FWに届く前にはじき返してしまう。


前節、前々節とサイド攻撃を増やしているジェフですが、まだ精度が低い。

そのサイドからのクロスを、土屋の壁を越させ、ゴールに叩き込めるかが注目点です。


2節前の東京V対鳥栖戦では、鳥栖MF金民友のピンポイントクロスが東京VのDF陣の間を抜け、ヘディングによるゴールにつながっているシーンがありました。

これは鳥栖の金民友のクロスが見事だったと思っていますが、

村井、太田の鋭いクロスであれば、そのポイントを狙うことは十分可能なはず。

問題は、そこに走りこむヨネ、孝太、久保とクロッサーがタイミングを合わせ、走りこむ選手はDFのマークを外し、ゴールへ叩き込めるか、もしくはさらに走りこむ選手のためポストプレーの基点になれるか。

今節は前節よりサイド攻撃の精度が上がってくると思いますので、連携の取れたプレーを楽しみにしたいと思います。

そこに壁となっていつも立ちはだかる土屋選手との前線の戦いを注目したいと思います。

エルゴラでは大島の出陣も予想しているので、大島vs土屋も見ごたえがあるかもしれません。



③福元よ、レギュラーを掴み取れ

今節はマークミリガン選手が豪代表でチームを離れるため、センターバックには福元選手か茶野選手が入ることが予想されます(注:エルゴラではCB良太予想だったので念のため)。

わたしは若い福元選手が活躍し、成長してくれることを期待したいです。

前の記事にも書きましたが、写真を見るといつも笑顔なナイスガイ。

U-19では日本の主将を務め、キャプテンシーを発揮したと聞いてます。

そのキャラクターといい、パワフルなプレーといい、体格といいすばらしい才能を持った選手だと思っています。

ジェフではなかなか出場機会に恵まれないところもありますが、

前節はパワープレーとはいえ出場がありました。

わたしは今節以降のことを考えての人事だと思っています。

この機会にプレーで存在感を発揮し、ジェフのセンターバックのレギュラーを奪取して欲しいと思っています。

そしてジェフを支えてくれる選手として、福元がもう一段成長が出来るかどうかに注目です。




ジェフが辛い時期に完全移籍で来てくれたことを、わたしは絶対に忘れない。

彼ほどの将来を嘱望された選手がジェフに残ってくれるとは正直思っていなかった。

だから彼に出場機会がないこの状況というのは心苦しく、もどかしい。



福元よ、ここでこそ才能を発揮しろ。

存在感を示せ。



阿部、マラニョン、河野という東京Vの強力な攻撃陣、

そして誰よりも、

巻誠一郎という男を抑えきれ。



フクアリで存在感を示すのには最高の相手であることは、

選手も

ジェフサポも

全員が知っている。



このフクアリで彼を抑えきって、

そしていつもの笑顔を我らに見せてくれ。





さあ戦いの時間だ


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