裏方の差が出た試合－札幌戦即レポ

ジェフ０－４札幌

今しがた、録画を見終えました。結果には落胆しましたけど、モヤモヤするくらいで、内容の悪いゲームではないですね。ただし結果は最悪。

パッと感じたのは、札幌の準備のよさ。

よほど前回対戦の内容が悔しかったのか、出来る限りの準備をされて、それがおおむね当った感じがします。
負け惜しみも含めて、現有戦力やチーム力で圧倒的に勝っているのに、４－０になってしまったのは、準備の差だと思います。

プレビューで書いた部分は全てうまくやられてしまいました。

①まずはポゼッション。

私は札幌相手なら十分ポゼッションで勝てると思っていました。札幌はそんなにプレスの強いチームでないです。現実的に芳賀が交代した後は、ほぼジェフのポゼッション。でも１失点目の時点まではポゼッションは札幌の優位にあって、札幌のプレスが効いていました。

これは、札幌のスカウティングによるものだと思います。

岐阜戦での弱点をしっかりスカウティングされ、岐阜と同様に序盤に仕掛けた。

札幌はおそらく前半で先制すれば儲けものという作戦もあったのだと思います。それが当ってしまった。

ジェフはコーナーキックから失点。

その序盤で、ジェフが選択した攻撃は、久保へのロングボール中心でした。結局序盤の久保へのボールは、精度を欠き、ほとんどをロスト。裏目に出ます。札幌の予想しないプレスでパスが乱れていたのも一因でしょう。

で、結局、ポゼッション中心にするために、2失点後の38分に久保を交代。それは成功し、以後ジェフのポゼッションが中心になるものの、最初から出来たのでは？と思う。札幌のスカウティング勝ちになってしまった場面です。

②札幌の外国人対策

ジオゴはなかなか凄かった。もう少し対策が必要だったと思いました。

芳賀の出場で、序盤の運動量があったことも前回対戦と違っていましたが、出場している時間帯に失点してしまいました。もう少し、スカウティングできたんじゃないかと思います。

③気迫はあったか

2失点後は、孝太を中心にゴールに迫り、気迫のプレーを見せました。ヨネも切り込んだし、竹内もオーバーラップからゴール前へ行き、何度もゴールへ迫った。ミリガンもシュートを打った。
林がぺットボトルを蹴ったプレーも、サポの私からすれば気合の裏返しで嬉しかった。ボールに全力で行ったタックルをファウルにされ私も納得がいかなかった。

2失点後、特に後半は選手の気迫を感じました。絶対に点を奪うという気迫を。

だが、2失点まではどうだったか。コーナーに逃げ、久保へのロングボールに逃げ、バックパスに逃げ。

気持ちの準備が出来ていないから、序盤は逃げているのでは?

失点すれば気合が入るが、最初から準備できないのか?


そしてプレビュー以外の点
④準備の差

札幌はとにかくスカウティングしてきたと思います。

坂本（及び良太）の裏に抜けてくるボールで近藤が躍動したプレーの数々。
２，３失点目のクロスが、ゲッセルの前、裏ギリギリを狙われている点。
そしてアウェーで序盤からの猛攻から失点（岐阜戦は岡本が頑張ったけど）。

それぞれ今までの弱点となっていたもの。

それと、補強策。ジオゴ、岡山の補強は、効果的でした。

つまり、選手だけでなく、裏方がしっかり準備してきた感を受けました。スカウティングし、補強し、監督が策を練りそれを選手が練習して、プレーで還元した。

ジェフは準備期間に何をやったか。

この2週間の間、何をやったか。

オフを取ったのはいい。

大島もよく取ってくれたと思う。

でも何をやったか。

オーロイの離脱に際しても、新戦術を準備せず。

今までの弱点を今節また突かれ。

新外国人にもいいようにされ。

準備はどうしたのだ。練習はどうしたのだ。スカウティングはどうしたのだ。

2週間の準備期間があったんじゃないのか。岐阜と札幌にいいようにされてよかったのか。

今節の結果は、裏方の差がでたと思います。

選手はそれなりに頑張っていたし、気迫も感じた。サポも声が出ていた。でも裏方も選手も、おそらくサポも全員が準備が出来ていなかった。



ちなみにかく言う私も現地参戦出来ず、生ＴＶ観戦すら出来ず、録画観戦です。恥ずかしい限り。



私もここまで言ったからには、ホーム富山戦は死ぬ気で戦います。
息尽き、声枯れるまで応援します。

絶対に負けは許されない。

がんばれジェフユナイテッド。




にほんブログ村