セットされたときにどうしていくか<2017年J2第4節松本戦@アルウィン> [レポート(2017)]
ジェフ1-3松本
どうも、わたしです。
松本らしさを出され、
ジェフの良さを消されてしまったゲームと思います。
やはり、しっかりセットして守られたときにどう崩し、どうカウンターに対処するのか、
しっかり固めていくことが必要と思います。
内容を簡単に振り返ります。
ゲームはジェフが積極的に前に出ていき、ボールを握って始まった。サイドチェンジを使いサイドで起点を作りスペースへ繋いでいくが、得点までは至らない。やや展開が落ち着いてきた24分、松本にサイドの裏で起点を作られると早いクロスを合わせられ、失点してしまう。やや松本は守備をセットし、ジェフがボールを回す展開となったが、前線で起点が作れず、崩せない展開が続き、前半を0-1で終えた。後半に入ると、すぐにサイド裏で起点を作られCKを与えると、46分にそのCKから失点。55分にもセットプレーから失点し、0-3となった。ジェフは新加入の指宿、キムボムヨンらを投入し、4バックにするなど変更。72分に指宿が収めたボールから清武が決めて、1点を返す。その後ジェフがボールを持ち、崩そうとしたが崩しきれず、カウンターを受ける場面もあり、なかなかいいところが出せず、1-3で敗戦となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①セットされたときにどうしていくか
松本は、先制点をワンチャンスで奪い、しっかりセットして守ったことで、
ジェフに攻撃のスキを与えなかったと思います。
ジェフの攻撃は、ここまでのレポート記事にも書いてきましたが、
①サイドに早く起点を作りクロスを入れていく形、②アバウトなボールを前線に入れセカンドボールに寄せる形、③裏へのボールに抜け出す形、この3つのかたちで、前線で前を向いていくことになると思います。
ただ、しっかりセットして守られてしまうと、
①と③は相手がしっかり準備していると難しい面があります。
一方で、第2節の山形戦では②のアバウトねボールのセカンドボールへの寄せが有効に効いて、
ややセットして固めた山形を崩し、得点につなげました。
セットしてきた松本相手にも、この方法を取る以外に攻め手が少なかったわけですが、
松本はしっかりと準備して守っており、セカンドボールをジェフが取れる場所には落とさなかったと思います。
ジェフがアバウトなボールを入れていっても、松本に常に優位に対応され、
松本にとっていい場所に落とされてしまうと、ジェフは寄せても自分たちより相手に先に触られてしまい、
逆に松本のカウンターの起点になってしまう、
そんな悪循環であったと思います。
やはり、セットして守ってくる相手にはどう攻めるのか、どうカウンターに対処するのか、
しっかり作っていく必要があるのかもしれません。
ジェフは、最後の場面で、4バックにし、前線にFW指宿を投入する形を作り、
ちょっと変えてきました。
相手のWBに対し、サイドで優位を作れず、逆に裏を取られるケースもあったわけですが、
サイドの枚数を増やしました。
それによって、サイドチェンジの可能性を高くし、
また、サイドの数的優位を使って、サイドで起点を作る動きができました。
一方で、指宿は少し下がったところでボールが収まり、
指宿に収めて、落としたボールで前を向く形というのも、できたと思います。
つまり、前を向く形①~③に加え、
④サイドの枚数を増やし、サイドチェンジからサイドに起点を作る、⑤FWのポストプレーで組み立てる、
この④と⑤も前を向く形に入れていく、
そんな試行錯誤もしていく可能性を見せました。
わたし自身は、この柔軟な変化よりも、
①~③で突っ走ったほうがいいような気がしていますが、柔軟さも大事でしょう。
ジェフもまだまだ進化の途中、
苦手なスタイルのチームともどう戦うか、よくチーム作りをして、戦っていきましょう。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
松本らしさを出され、
ジェフの良さを消されてしまったゲームと思います。
やはり、しっかりセットして守られたときにどう崩し、どうカウンターに対処するのか、
しっかり固めていくことが必要と思います。
内容を簡単に振り返ります。
ゲームはジェフが積極的に前に出ていき、ボールを握って始まった。サイドチェンジを使いサイドで起点を作りスペースへ繋いでいくが、得点までは至らない。やや展開が落ち着いてきた24分、松本にサイドの裏で起点を作られると早いクロスを合わせられ、失点してしまう。やや松本は守備をセットし、ジェフがボールを回す展開となったが、前線で起点が作れず、崩せない展開が続き、前半を0-1で終えた。後半に入ると、すぐにサイド裏で起点を作られCKを与えると、46分にそのCKから失点。55分にもセットプレーから失点し、0-3となった。ジェフは新加入の指宿、キムボムヨンらを投入し、4バックにするなど変更。72分に指宿が収めたボールから清武が決めて、1点を返す。その後ジェフがボールを持ち、崩そうとしたが崩しきれず、カウンターを受ける場面もあり、なかなかいいところが出せず、1-3で敗戦となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①セットされたときにどうしていくか
松本は、先制点をワンチャンスで奪い、しっかりセットして守ったことで、
ジェフに攻撃のスキを与えなかったと思います。
ジェフの攻撃は、ここまでのレポート記事にも書いてきましたが、
①サイドに早く起点を作りクロスを入れていく形、②アバウトなボールを前線に入れセカンドボールに寄せる形、③裏へのボールに抜け出す形、この3つのかたちで、前線で前を向いていくことになると思います。
ただ、しっかりセットして守られてしまうと、
①と③は相手がしっかり準備していると難しい面があります。
一方で、第2節の山形戦では②のアバウトねボールのセカンドボールへの寄せが有効に効いて、
ややセットして固めた山形を崩し、得点につなげました。
セットしてきた松本相手にも、この方法を取る以外に攻め手が少なかったわけですが、
松本はしっかりと準備して守っており、セカンドボールをジェフが取れる場所には落とさなかったと思います。
ジェフがアバウトなボールを入れていっても、松本に常に優位に対応され、
松本にとっていい場所に落とされてしまうと、ジェフは寄せても自分たちより相手に先に触られてしまい、
逆に松本のカウンターの起点になってしまう、
そんな悪循環であったと思います。
やはり、セットして守ってくる相手にはどう攻めるのか、どうカウンターに対処するのか、
しっかり作っていく必要があるのかもしれません。
ジェフは、最後の場面で、4バックにし、前線にFW指宿を投入する形を作り、
ちょっと変えてきました。
相手のWBに対し、サイドで優位を作れず、逆に裏を取られるケースもあったわけですが、
サイドの枚数を増やしました。
それによって、サイドチェンジの可能性を高くし、
また、サイドの数的優位を使って、サイドで起点を作る動きができました。
一方で、指宿は少し下がったところでボールが収まり、
指宿に収めて、落としたボールで前を向く形というのも、できたと思います。
つまり、前を向く形①~③に加え、
④サイドの枚数を増やし、サイドチェンジからサイドに起点を作る、⑤FWのポストプレーで組み立てる、
この④と⑤も前を向く形に入れていく、
そんな試行錯誤もしていく可能性を見せました。
わたし自身は、この柔軟な変化よりも、
①~③で突っ走ったほうがいいような気がしていますが、柔軟さも大事でしょう。
ジェフもまだまだ進化の途中、
苦手なスタイルのチームともどう戦うか、よくチーム作りをして、戦っていきましょう。
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