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ポジション修正が見られたゲームでした<2016年第32節山口戦@フクアリ> [レポート(2016)]

ジェフ1-1山口


どうも、わたしです。



戦術的戦略的要素の多いゲームだったと思います。



試合の流れに応じてポジショニング修正が多く行われ、

機能したゲームだったように思います。



流れを簡単に振り返ります。

ゲームはジェフがやや引き気味にコンパクトな陣を敷き、山口がパスで崩しにかかり、ジェフはカウンターを狙う形で始まった。山口のワンタッチのパス回しにやや劣勢になるが、ジェフはコンパクトな布陣を崩さず対応し、カウンターを狙い続ける展開で粘り強く戦う。徐々に陣を上げ、高い位置でプレーを狙いに行くなど、ペースを奪いに行く展開を続けたが、得点までは至らず、0-0で前半を終えた。後半に入っても同様な展開が続くか、山口が細かいパスで崩しにかかるのを継続する中、ジェフは、エウトンのポストで裏に落としていく形が決まりだし、カウンターでペースを握っていった。ややルーズになってきた65分、富沢のロングスルーパスに長澤が抜け出し、折り返しのクロスにエウトンが合わせて、先制に成功した。そこからジェフはややコンパクトに引く形をはっきりさせ、カウンターを狙う。最終ラインではじき返す形でコンパクトに守り、交代も守備に注力。逃げ切りを図るが、90+2分、サイドからのクロスを山口中山に決められ失点、1-1で引き分けたゲームでした。



思うところを書いていきます。



①ポジション修正が見られたゲームでした。


今節は、前線で細かくパスをつなぐ山口に対し、

やや守備をかため、カウンターを仕掛ける狙いのゲームであったと思います。



山口の前線には、高さと強さのある選手がおらず、細かいパスで崩すという狙いで来るので、

ジェフとしてはコンパクトでスペースを与えないことで、対応したと思います。



そのコンパクトな守備で奪ってカウンターを仕掛けるにあたり、

SHには北爪を起用するなど、スピードも重視してのゲームになったと思います。



そんな中、ゲーム中に、

多くの修正も行われ、選手たちはうまく機能させていったと思います。


長谷部監督のコメントにもありますが、



まずは、長澤を1列前にあげ、

富沢をアンカー、長澤をトップ下のような位置でプレーさせました。



相手のボランチ庄司が攻撃の起点でしたが、やや下がったところから縦パスを入れてくるので、

それを抑える目的があったとおもわれます。



これによって山口の攻撃は起点が遠くなりやりにくくなったと思われ、

さらに長澤の攻撃機会も増え、先制点は富沢からのパスに長澤が飛び出す形から生まれました。



次に、エウトンにポストさせる位置を、最終ライン前のバイタルに近いところに修正し、

それが功を奏したようです。



ジェフは後半、やや長めのボールをエウトンに入れ、ポストしたボールをスペースに落として、そこに選手が走りこむ戦術をとっていたように思いますが、

エウトンにつくディフェンスが少なく、多く決まったように思います。



これも長谷部監督の修正による、

流れのようですね。


最後に、先制後は5バック気味にし、

5-1-3-1のような布陣になりました。



中央でパスで崩され裏に抜けられるケースが増えたことから、しっかり人数をかけ守る狙いがあったとのことで、

しっかり守って、カウンターで追加点を取る狙いであったとのことです。



結果的に失点してしまいましたが、

理にかなった修正ではないでしょうか。



コメントにあった部分だけですが、

多くの修正があったように思います。



そういった修正に対し、選手たちもよく理解し、

実際にプレーにつなげられていると思います。



チーム内に意識が浸透し、

どのようなチームなのか、わかっているからできることでしょう。



リーグ戦での次節は東京Vとの対戦ですが、

大まかには特徴的に、山口に近い感じになろうかとみています。



戦術戦略的な部分も生かし、

勝利を積み重ねていきたいですね。



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