思惑はっきりなゲームだがジェフはうまくできず<2016年第20節北九州戦@フクアリ> [レポート(2016)]
ジェフ1-2北九州
どうも、わたしです。
ゲームのところどころに両軍の狙いが見えたゲームに感じましたが、
ジェフはゲームを引き寄せることができませんでした。
なんとか落ち着けよう、なんとか守備を広げようという狙いをもってやっていましたが、
最後まで落ち着かせてくれなかったように思います。
内容を簡単に振り返ります。
ゲームはゲーム開始前にアランダが負傷したことから、急遽富沢が入り、やや不安定に始まりました。ジェフは前に押し出して始まるものの、4分には近藤もアクシデントで交代することとなり、落ち着かないまま、北九州にどんどん裏に入り込まれるシーンが続きます。ミスなども続き、落ち着かないところを何とか落ち着けようとしていた25分、ジェフの右サイドで裏を取られ、クロスのこぼれを原に決められ失点。 北九州はやや引いてコンパクトを作り、カウンターへという流れになり、ジェフは引いた相手を崩す展開になりました。エウトンらにボールが収まり、うまく崩しにかかるが、玉際で足元に収まり切らず、前半を1-2で終えます。 後半に入るとジェフは、サイドの裏の船山にボールを入れ北九州のラインを下げにかかりますが、 北九州はクリアではじき返し、ジェフに起点を作らせません。ボールが落ち着かないでいる76分、サイドを崩されると、クロスに、風間が飛び込んで追加点を奪われてしまいます。しかし、82分には多々良のクロスに、ファーでエウトンが合わせて、1-2に。その後はジェフがさらに崩しにかかるものの糸口をつかめず、やや玉際で勝ち続けた北九夕が逃げ切り、1-2となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①思惑はっきりなゲームだが、ジェフはうまくできず
プレビューでは、
ジェフと北九州は、わりとコンセプトの似たチームと書きました。
今節は北九州のワントップに長身の小松が入ったことから、より似た布陣で、
トップに長身の選手、サイドにドリブルのできるアタッカー、ボランチに司令塔が入る、似た布陣でした。
しかし、両軍の狙いはやや違っていて、ジェフとしては何とかボールを落ち着け、コンパクトな北九州のディフェンスを広げようという狙い、
北九州はなんとかボールをジェフに落ちつけさせず、コンパクトを維持しながらラインを上げ、カウンターを狙う意図があったと思います。
ジェフは相手の守備を広げようと、バックパスを続けて後方へ相手守備を引き出したり、
同じく後方に戻すことで落ち着けてゲームを進めようという形が見られました。
しかし、北九州に裏にボールを入れられたりすることで、ラインも下げられてしまうとともに、
ラインをあげようという意識からか、あげた裏を取られて失点もしてしまい、ゲームプランがくるってしまったように思います。
先に失点してしまうと、北九州は無理にボールを追うことなくしっかり陣を引いたので、
守備を広げることが難しくなってしまいました。
そうすると北九州は狙いをどんどん続け、裏に入れてはジェフの陣を広げようとしてきますし、
クリアボールも高くクリアし、一回一回競り合うなど、ボールを落ち着かせない展開をわざと作っていたように見えます。
ジェフとしては落ち着けたいのに、一回一回ハイボールで落ち着かないので、
ずっとやりたいことをやらせてもらえなかった印象です。
ここまでは攻撃のリズムをつくって、前線にボールを入れることで落ち着きあるゲームをしましたが、
攻撃のリズムを作る前に、ペースを乱されたような感じでしょうか。
苦手な展開といえるのかもしれませんが、
やはり自分の展開に持ち込める粘り強さや、先に先制点をとれる得点力というのも、必要かもしれません。
流れをうまく引き寄せ、
ゲームをコントロールする、そんなチームになっていってほしいと思います。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
ゲームのところどころに両軍の狙いが見えたゲームに感じましたが、
ジェフはゲームを引き寄せることができませんでした。
なんとか落ち着けよう、なんとか守備を広げようという狙いをもってやっていましたが、
最後まで落ち着かせてくれなかったように思います。
内容を簡単に振り返ります。
ゲームはゲーム開始前にアランダが負傷したことから、急遽富沢が入り、やや不安定に始まりました。ジェフは前に押し出して始まるものの、4分には近藤もアクシデントで交代することとなり、落ち着かないまま、北九州にどんどん裏に入り込まれるシーンが続きます。ミスなども続き、落ち着かないところを何とか落ち着けようとしていた25分、ジェフの右サイドで裏を取られ、クロスのこぼれを原に決められ失点。 北九州はやや引いてコンパクトを作り、カウンターへという流れになり、ジェフは引いた相手を崩す展開になりました。エウトンらにボールが収まり、うまく崩しにかかるが、玉際で足元に収まり切らず、前半を1-2で終えます。 後半に入るとジェフは、サイドの裏の船山にボールを入れ北九州のラインを下げにかかりますが、 北九州はクリアではじき返し、ジェフに起点を作らせません。ボールが落ち着かないでいる76分、サイドを崩されると、クロスに、風間が飛び込んで追加点を奪われてしまいます。しかし、82分には多々良のクロスに、ファーでエウトンが合わせて、1-2に。その後はジェフがさらに崩しにかかるものの糸口をつかめず、やや玉際で勝ち続けた北九夕が逃げ切り、1-2となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①思惑はっきりなゲームだが、ジェフはうまくできず
プレビューでは、
ジェフと北九州は、わりとコンセプトの似たチームと書きました。
今節は北九州のワントップに長身の小松が入ったことから、より似た布陣で、
トップに長身の選手、サイドにドリブルのできるアタッカー、ボランチに司令塔が入る、似た布陣でした。
しかし、両軍の狙いはやや違っていて、ジェフとしては何とかボールを落ち着け、コンパクトな北九州のディフェンスを広げようという狙い、
北九州はなんとかボールをジェフに落ちつけさせず、コンパクトを維持しながらラインを上げ、カウンターを狙う意図があったと思います。
ジェフは相手の守備を広げようと、バックパスを続けて後方へ相手守備を引き出したり、
同じく後方に戻すことで落ち着けてゲームを進めようという形が見られました。
しかし、北九州に裏にボールを入れられたりすることで、ラインも下げられてしまうとともに、
ラインをあげようという意識からか、あげた裏を取られて失点もしてしまい、ゲームプランがくるってしまったように思います。
先に失点してしまうと、北九州は無理にボールを追うことなくしっかり陣を引いたので、
守備を広げることが難しくなってしまいました。
そうすると北九州は狙いをどんどん続け、裏に入れてはジェフの陣を広げようとしてきますし、
クリアボールも高くクリアし、一回一回競り合うなど、ボールを落ち着かせない展開をわざと作っていたように見えます。
ジェフとしては落ち着けたいのに、一回一回ハイボールで落ち着かないので、
ずっとやりたいことをやらせてもらえなかった印象です。
ここまでは攻撃のリズムをつくって、前線にボールを入れることで落ち着きあるゲームをしましたが、
攻撃のリズムを作る前に、ペースを乱されたような感じでしょうか。
苦手な展開といえるのかもしれませんが、
やはり自分の展開に持ち込める粘り強さや、先に先制点をとれる得点力というのも、必要かもしれません。
流れをうまく引き寄せ、
ゲームをコントロールする、そんなチームになっていってほしいと思います。
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