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引かされてしまう意識の差<2016年J2第6節C大阪戦@金鳥スタ> [レポート(2016)]

ジェフ1-2C大阪


どうも、わたしです。



やりたいサッカーについてはかなり近く、

ミラーゲームに近い感じであったと思います。


しかし結果に差が出たのは、

引かされてしまった意識の差が大きいのではないかと思います。


内容を簡単に振り返ります。


序盤からC大阪が押し込み、ジェフは引いての戦いを余儀なくされた。10分前後で約7本のシュートを許すなど劣勢であったが、徐々に守備を固めて膠着状態へ持ち込もうとした。しかし32分にCKの流れから失点。38分にもFKをあわされて失点し、0-2で前半を折り返した。後半に入るとジェフは前を向く展開を作り、長澤から左サイドに流れたアランダにわたると、クロスをエウトンが決めて1点差とした。その後もジェフは攻めようとするが、C大阪は寄せが速くなかなか前を向かせてもらえず、なかなかチャンスの作れない均衡のゲームとなり、1-2で引き分けたゲームでした。


思うところを書いていきます。


①引かされてしまう意識の差



ジェフとC大阪のやりたいサッカーは、

かなり近いものと思います。



攻撃面ではパスを展開しながら短いパスで崩し、

ジェフでは長澤・吉田や、C大阪は柿谷・杉本らに前を向いてプレーさせようという狙いが見えます。


守備面でもコンパクトを作り、前で当たって奪い、

奪ったらすぐに早い攻守の切り替えをしようという意識が見えます。


しかし、今節は、ジェフは前でボールに当たれず、

引かされてしまったために、


特に前半を中心に、柿谷・杉本らに前を向いてボールを持たれて、

苦しんだように見えます。


つまり、前を向いてプレーされても、後ろで固まった方が安定だという、

そんな意識が見えました。


これに対し、C大阪の守備では、最終ラインがかなり高めで、

前でコンパクトを作り、前で当たることができており、


それにより、

早い攻守の切り替えを実現しているように見えます。



しかし、ジェフの得点シーンの後半の入り際は、C大阪がペースを崩したのか、

C大阪が引いてしまっており、ジェフは前を向いてプレーができ、長澤が起点になり、サイドに振って崩しています。


つまり、ジェフも相手を引かせて前を向ければ、

ペースを握るゲームができたもので、


その部分に、

今節の大きな差があったように思います。


今年のジェフは、前でコンパクトを作って前で当たりたいにもかかわらず、

守備では引いてコンパクトを作る傾向が強いです。



これは、今節のように、

どこかでうまくいかない場合もあるのではないでしょうか。



カウンターの多い選手は多いとはいえ、

引いてしまえば失点は増えます。



それはリスクの多いことであるとも、

考えています。



できれば、今節のC大阪を見本の一つとして、

前にコンパクトを作り、前で当たる守備を徹底し、そこから安定したサッカーを作ってほしいと思います。


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