監督が代わってもまわってくる課題<2014年第29節水戸戦@フクアリ> [レポート(2014)]
ジェフ1-0水戸
どうも、わたしです。
今回のゲームは、未勝利を脱するゲームではありましたが、
課題の残るというか、ダメージの大きいゲームだったように思います。
わたし的には、鈴木監督時代に乗り越えてきた課題と、
同じところを回ってしまうようにも感じました。
内容を簡単に振り返ります。
ゲーム開始から両軍とも攻撃的に前に出て前からプレッシャーをかけてきたが、ジェフはファーストチャンスをものにする。7分に森本が引いて収めて左サイドの太亮→ヤザ→再び森本とつなぎ抜け出したところを倒されPKを獲得。森本が決めて8分に先制した。その後は、ジェフは前がかりに攻めるもボールへの寄せが弱く、だんだんと押し込まれて水戸ペースとなった。後半に入るとジェフはポゼッションを取り戻し攻めるが水戸の寄せが早くなり自由がなく、サイドで持ってもそこからの展開ができなくなると、前半同様徐々に押し込まれる展開に。水戸はジェフの最終ラインの前で起点を作り、バイタル周辺や右サイドから多数のシュートを打ったが岡本を中心にディフェンス陣が体を張ってシュートを阻止。ゴール前を固めて守りきる体制となったがなんとか逃げ切り、1-0での勝利となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①監督が代わってもまわってくる課題
今節のジェフの守備を見ていると、
なかなか水戸のボールホルダーへ寄せられず、水戸が自由になってしまったと思います。
原因はいろいろあると思うんですが、
全体的に間延びしてしまい、前線は前がかりに、後ろは下がり気味になり、中盤が空いてしまっていたと思います。
引いたところから寄せるので、
ボールホルダーへの距離が遠く、自由を与えてしまっていたと思います。
水戸は逆に、最終ラインを高くし、中盤を非常にコンパクトにして、
ジェフがカウンターから押し上げるところで囲んで、ジェフの起点となる選手に自由を与えずに高い位置で奪っていたように思います。
この差というのは、狙っているサッカーの差という面もあるんですが、
そうはいっても最終ラインができるだけ高い位置を取り、コンパクトにやることで、
攻撃時にカウンターを受けた時に、自陣に押し込み返されることなく、
相手陣内でセカンドボールを奪ってプレーをすることができると思っています。
そのため、やはり、ジェフはもう一度、
最終ラインが安定してリスクを負って、高い位置を取れるよう調整しないといけないように思います。
それというのは、今年の序盤にそんな課題をここで書いていて、
やっと改善できてきて、コンパクトな高いライン設定と、安定したダブルボランチの組み合わせができてきたところで、監督解任となったところであったと思います。
FWやDFに、個人プレーだけでOKというくらい強力な選手を抱えているわけではないと思っていますので、
どうしても組織的に数的優位を作る場面というのは必要になってくるように思います。
そのためには、どうしても前線と最終ラインを近くし、コンパクトさを作る陣形というのは、
ジェフのサッカーにとっては必要ではないかと思っています。
監督や選手のコメントを見ると、全体のコンパクトさというのはそれほど求められておらず、
局面(たとえばサイドやFWの選手の周辺)でのフォローを増やしたり人数をかけたりということを意識しているようですが、
今一度、全体の布陣をどう押し上げるか、コンパクトにするかということを、
やっていく必要があるように思います。
もっとも、それは今まででも同じで、オーロイの近くでプレーするためにはどうするのかなど、
ずっと考えてきた課題です。
監督が代わっても、まわりまわっていく課題、
もう一度それをしっかりやり直し、
選手が近い距離でプレーできる形というのを、
作っていってほしいと思います。
さてジェフは、ホームゲームで勝利を挙げ、
次節からまた3連戦に突入する。
水戸戦でも感じたが、
ここからは楽に勝てるゲームは一つもない。
けが人も出てくれば、
総力戦でのゲームになるだろう。
誰が出ても、チームが力を発揮できるよう、
高いレベルで全体の力を高めていこう。
がんばれジェフユナイテッド
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どうも、わたしです。
今回のゲームは、未勝利を脱するゲームではありましたが、
課題の残るというか、ダメージの大きいゲームだったように思います。
わたし的には、鈴木監督時代に乗り越えてきた課題と、
同じところを回ってしまうようにも感じました。
内容を簡単に振り返ります。
ゲーム開始から両軍とも攻撃的に前に出て前からプレッシャーをかけてきたが、ジェフはファーストチャンスをものにする。7分に森本が引いて収めて左サイドの太亮→ヤザ→再び森本とつなぎ抜け出したところを倒されPKを獲得。森本が決めて8分に先制した。その後は、ジェフは前がかりに攻めるもボールへの寄せが弱く、だんだんと押し込まれて水戸ペースとなった。後半に入るとジェフはポゼッションを取り戻し攻めるが水戸の寄せが早くなり自由がなく、サイドで持ってもそこからの展開ができなくなると、前半同様徐々に押し込まれる展開に。水戸はジェフの最終ラインの前で起点を作り、バイタル周辺や右サイドから多数のシュートを打ったが岡本を中心にディフェンス陣が体を張ってシュートを阻止。ゴール前を固めて守りきる体制となったがなんとか逃げ切り、1-0での勝利となったゲームでした。
思うところを書いていきます。
①監督が代わってもまわってくる課題
今節のジェフの守備を見ていると、
なかなか水戸のボールホルダーへ寄せられず、水戸が自由になってしまったと思います。
原因はいろいろあると思うんですが、
全体的に間延びしてしまい、前線は前がかりに、後ろは下がり気味になり、中盤が空いてしまっていたと思います。
引いたところから寄せるので、
ボールホルダーへの距離が遠く、自由を与えてしまっていたと思います。
水戸は逆に、最終ラインを高くし、中盤を非常にコンパクトにして、
ジェフがカウンターから押し上げるところで囲んで、ジェフの起点となる選手に自由を与えずに高い位置で奪っていたように思います。
この差というのは、狙っているサッカーの差という面もあるんですが、
そうはいっても最終ラインができるだけ高い位置を取り、コンパクトにやることで、
攻撃時にカウンターを受けた時に、自陣に押し込み返されることなく、
相手陣内でセカンドボールを奪ってプレーをすることができると思っています。
そのため、やはり、ジェフはもう一度、
最終ラインが安定してリスクを負って、高い位置を取れるよう調整しないといけないように思います。
それというのは、今年の序盤にそんな課題をここで書いていて、
やっと改善できてきて、コンパクトな高いライン設定と、安定したダブルボランチの組み合わせができてきたところで、監督解任となったところであったと思います。
FWやDFに、個人プレーだけでOKというくらい強力な選手を抱えているわけではないと思っていますので、
どうしても組織的に数的優位を作る場面というのは必要になってくるように思います。
そのためには、どうしても前線と最終ラインを近くし、コンパクトさを作る陣形というのは、
ジェフのサッカーにとっては必要ではないかと思っています。
監督や選手のコメントを見ると、全体のコンパクトさというのはそれほど求められておらず、
局面(たとえばサイドやFWの選手の周辺)でのフォローを増やしたり人数をかけたりということを意識しているようですが、
今一度、全体の布陣をどう押し上げるか、コンパクトにするかということを、
やっていく必要があるように思います。
もっとも、それは今まででも同じで、オーロイの近くでプレーするためにはどうするのかなど、
ずっと考えてきた課題です。
監督が代わっても、まわりまわっていく課題、
もう一度それをしっかりやり直し、
選手が近い距離でプレーできる形というのを、
作っていってほしいと思います。
さてジェフは、ホームゲームで勝利を挙げ、
次節からまた3連戦に突入する。
水戸戦でも感じたが、
ここからは楽に勝てるゲームは一つもない。
けが人も出てくれば、
総力戦でのゲームになるだろう。
誰が出ても、チームが力を発揮できるよう、
高いレベルで全体の力を高めていこう。
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