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明日はJ2徳島戦@鳴門大塚 [プレビュー(2013)]

どうも、わたしです。



前節、いいゲームを作りつつも引き分け、

4戦勝ちなしとなったジェフは、



アウェイで徳島に、

乗り込みます。



ぎりぎりプレーオフ圏を維持しているジェフですが、上位に残ることを試される一戦、

絶対の勝利が必要な一戦です。





ジェフと徳島の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの2勝3敗1分け(8得点6失点)です。


ジェフと徳島の最終対戦は、昨年11月にJ2第42節をアウェイで戦い、
3-0で勝利しています。
台風のような風雨の中、ジェフは追い風の前半となった。序盤、ジェフはパスをつなぎ、徳島はやや引きブロックを作りカウンターという流れに。なかなか前線にはパスが入らないでカウンター合戦になりつつあったが、25分圭二がロングパスを藤田に通すと兵働に落とし、スルーパスにヨネが突破し先制。3分後には兵働・藤田がバイタルで粘ったボールを飛び出した勇人がミドルで突き刺し、突き放した。ジェフは前がかりになりすぎることもなくしっかりと守備を敷き、カウンターから相手のスペースを使いボールをつないでいく攻撃がさえ、57分には相手のパスミスとサトケンが藤田に一気にスル―パスを通し加点。強風の中ロングパスが裏に抜け、岡本がスーパーセーブする場面もあったが、終始徳島のいい形を作らせず、ジェフが完勝したゲームとなった。




ここ5試合の徳島は、2勝2敗1分け(7得点7失点)です。
ジェフは1勝2敗2分け(6得点8失点))。
昨年から3バックの布陣を引いてきたが、ここ数戦は4-4-2を採用。DFの怪我人が多くメンバーに不安を抱えているが、アレックスの左SB起用などで回している。サイドにコンパクトに寄せる守備と、前からのプレスで、激しくボールを奪いに行く。攻撃に転じると、やや選手間を広く取り、長めのボールをつないで、サイドから攻撃を仕掛けていく。SH柴崎、鈴木達也、SBアレックスを起点に中央にクロスを入れたり、後方からロングボールをFW津田、キムジョンミン・ドゥグラスに入れる攻撃は、正確性が高い。サイドバックが上がるため、CBが2人で守っている時間が長く、カウンターからロングボールの競り合いに負けて失点するケースが増えている。



ここまでの徳島は、8勝9敗2分け(25得点29失点)で、勝ち点26の13位
ジェフは、7勝4敗8分け(29得点20失点)で、勝ち点29の6位。





個人的注目点を書いていきます。




①サイドからの攻防を制そう



このゲームでは、

サイドの攻防がカギを握りそうです。


ジェフというチームは、特徴は、

やはりサイド攻撃。



SHに入る佑昌、兵働、ヤザ、ジャイールらの攻撃力に加え、

上がってくるSBヨネ、峻希、大岩らのクロスから多くの得点を作っています。



一方、徳島ですが、ジェフOBでもあるアレックスが、現在サイドバック起用されており、

高い位置で起点となる選手がいないこともあり、


攻撃のほとんどを、サイドから行っており、

サイドの重要性が高くなっています。


そのため、サイドの攻防を制すことができるかが、

注目点です。


徳島は、片方のサイドにぐっと寄せてきて、コンパクトな守備を作ると、

激しくプレスして奪いに来ますので、



ジェフもコンパクトさを維持し、パスをつなぐとともに、

あいた逆サイドに、サイドチェンジを入れると効果的だと思います。



SH、SBに加え、

勇人やケンペスがサイドにフォローに入り、つなぐとともに、



ケンタロは、バランスをとりつつ、

勇人らがつないだボールを、逆サイドに振っていく司令塔になってほしいと思います。



相点の徳島の攻撃では、

後方から長いパスで、SHの鈴木達也・柴崎へボールを入れてきます。


パスの正確性が高いので、結構通っており、

一気にピンチにつながる攻撃となっています。


サイドで起点を作られてしまい、クロスが入ると、

ゴール前で、長身で体の強いFWキムジョンミン、ゴールへの嗅覚のあるFW津田にボールが渡るのは、

非常に危険です。


SHに長いボールが入る前の、後方の段階で、

ボールホルダーに少しでも寄せ、ロングボールの正確性を減らしておきたいところです。



そのため、ジェフ側とすれば、

高い位置での攻守の切り替えを早くし、



とられたらすぐ寄せる、

守備も大事だと思います。



サイドで主導権を握っていく、

ジェフのサッカーに注目です。



②裏への抜け出しと、CBとの競り合いを制して、ゴールへ向かおう




ジェフの攻撃についてです。



徳島は、攻撃時にSBが上がって来ることが多く、

最終ラインは上がり、



自陣にセンターバック2人だけで、

守っていることが多くなっています。


そこへ、カウンターを受けて、

CB2人の脇や、間にロングボールを通され、失点となることが少なくなく、


ジェフとしても、そのセンターバックの裏や、2人の間で競り合い、

ゴールを狙っていくのがよいと思います。



中盤で奪い、カウンターを素早く仕掛けたら、

ケンペスやヤザ・佑昌が、積極的に相手のCBの裏に仕掛けていくことがいいと思います。


また、ケンペスには、CBの間でロングボールを競り合って欲しいと、

思います。


これにより、相手のラインが下がり、

徳島のライン間にスペースが生まれるとともに、



そのスペースがあれば、

ジェフが競り合ったセカンドボールをとって、一気にチャンスを作ることも可能だと思います。


相手のCBの裏に抜け出し、CBと競り合っていく、

ジェフの攻撃に注目です。



③裏へのボールに注意、パス出しを自由にさせず、高いプレスを


ジェフの守備についてです。



②で書いたようにジェフが裏を狙っていきたい一方で、

徳島も、ジェフのライン裏を狙ってくると思います。



この一戦、サイドで主導権を握っていきたい一方で、

ジェフはコンパクトさを出し、ラインをあげることも重要で、



裏への抜け出しに、

注意する必要があるでしょう。



ラインの裏へは、

FWキムジョンミン、津田、ドゥグラスが抜けてきますが、


キムジョンミン・ドゥグラスは、非常に強く運動量もあり、

ポストを入れたり、ボールを収め、ゴールを狙ってきます。


それに絡んで、FW津田が、ゴールへの嗅覚の高さで、

ゴールに押し込んでくるでしょう。


徳島の後方の選手は、アレックスや福元に代表されるように、

パスの精度が高く、


正確にFWに入れてきますので、

ジェフとしては、ボールホルダーへしっかり寄せ、守備をサボらないことが重要です。



高い位置からしっかりプレスをかけ、

正確なパス出しをさせないようにすることが、大事だと思います。




さて、ジェフは4戦勝ちなしとなり、

徳島では、背水の陣ともいえる戦いとなろう。



J2に来てから、2011年は上位争いに敗戦し事実上のJ2残留をつきつけられた相手であるとともに、

2012年には、昇格プレーオフに向けたリーグ最終戦でジェフが勝利をおさめ、



ここ数年、昇格への渦中のゲームで、

必ず対戦してきた相手とのゲームである。



この4戦勝ちなしのタイミングで、

徳島と、しかもアウェイで対戦するというのは、



何か因縁めいたものを、

感じてしまう。



この1戦で、ジェフは自分たちが躍動するサッカーを作りあげ、

上昇のきっかけとしなければ、



鳴門の大渦にのまれるように、

混沌のJ2の中で、自分たちの存在を確立できず、呑まれてしまうのかもしれない。



自分たちのサッカーを確立し、

因縁の相手を倒し、きっかけをつかもう。




さあ戦いの時間だ。



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今節も、即レポが、

やや遅れます、あしからず。


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コメント 2

三十五太郎

徳島の人間です。
あなたのプレビュー記事を読んでしまったので、自分で書く気が失せました。試合のポイントは、概ねあなたのおっしゃるとおりだと思います。

お互い大事な試合です。
徳島は勝てば、わずかだが希望がつながる。
ジェフも勝つしか道はない。引き分けでも厳しいでしょう。

私は、スタジアム参戦します。
by 三十五太郎 (2013-06-21 13:47) 

nuruinu

>三十五太郎さん

こんにちは!!
コメントどーもです!!

徳島とジェフは勝ち点差3ですので、まさに大事なゲームですね。鈴木選手がどこかのサイトでかなりの意気込みを語っていましたが、ジェフも負けられないと感じています。

いつもジェフと徳島の鳴門のゲームは、嵐のような日なんですが、今年は台風一過になるでしょうか。

いいゲームを期待しています!!現地での戦い、盛り上げていってください!!

ではでは。
by nuruinu (2013-06-21 14:25) 

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