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順位予想を振り返り、J2講評してみます [Jリーグ]

どうも、わたしです。



現時点のJ2の順位予想をしてみる (弊ブログ1月25日記事)


J2リーグ戦が終了しましたが、

当初の予想とは、やはりだいぶ違う内容になりました。



数々のドラマに彩られながら、

良かったチームも、悪かったチームもありますが、



自分の順位予想が、どうだったか思い出しながら、

各チームを講評して見たいと思います。



結局、ピタリと当てられたクラブは、

ナシ!!



当ってねえなあ、チクショウ!!




2012年年間順位
1位ヴァンフォーレ甲府    (弊ブログ予想6位)    (昨年J1 16位)
2位湘南ベルマーレ     (弊ブログ予想14位)   (昨年J2 14位)
3位京都サンガF.C.     (弊ブログ予想5位)    (昨年J2 7位)
4位横浜FC          (弊ブログ予想9位)    (昨年J2 18位)
5位ジェフユナイテッド千葉 (弊ブログ予想1位)    (昨年J2 6位)
6位大分トリニータ       (弊ブログ予想2位)    (昨年J2 12位)
7位東京ヴェルディ       (弊ブログ予想3位)    (昨年J2 5位)
8位ファジアーノ岡山     (弊ブログ予想19位)   (昨年J2 13位)
9位ギラヴァンツ北九州    (弊ブログ予想7位)    (昨年J2 8位)
10位モンテディオ山形    (弊ブログ予想8位)    (昨年J1 18位)
11位栃木SC          (弊ブログ予想12位)   (昨年J2 10位)
12位松本山雅FC       (弊ブログ予想15位)   (昨年JFL 4位)
13位水戸ホーリーホック    (弊ブログ予想10位)   (昨年J2 17位)
14位ロアッソ熊本        (弊ブログ予想13位)   (昨年J2 11位)
15位徳島ヴォルティス     (弊ブログ予想4位)    (昨年J2 4位)
16位愛媛FC          (弊ブログ予想20位)    (昨年J2 15位)
17位ザスパ草津         (弊ブログ予想16位)    (昨年J2 9位)
18位アビスパ福岡       (弊ブログ予想11位)    (昨年J1 17位)
19位カターレ富山        (弊ブログ予想17位)    (昨年J2 16位)
20位ガイナーレ鳥取      (弊ブログ予想18位)    (昨年J2 19位)
21位FC岐阜          (弊ブログ予想22位)    (昨年J2 20位)
22位FC町田ゼルビア     (弊ブログ予想21位)    (昨年JFL 3位)








自動昇格おめでとう1~2位

<優勝>ヴァンフォーレ甲府
(弊ブログ予想6位)↑    (昨年J1 16位)↑

勝負強かった後半戦、文句なしの優勝


後半戦に脅威の24戦負けなしで流れに乗った。序盤こそ勝負弱く引き分けが多かったが、負けないチームに。
昨期からハーフナー・パウリーニョら攻撃陣の移籍により、新戦力での攻撃となったが、中盤での激しい守備から攻撃への鋭い転換を見せ、1年でのJ1復帰となった。FWダヴィにどうしても目が行くが、MF山本やGK荻ら守備陣の貢献が光った。城福監督の結果にこだわる姿勢を選手に植えつけるチーム作りも効果が高く、ジェフ戦ではほぼ攻められながらもカウンター一閃で勝利を掴んだり、北九州戦でも先制を許しながら勝負強く逆転勝利を収めるなど、勝負強いチームであった。

ハーフナーの離脱により得点力不足を懸念してたので、予想では、ココまで点が取れると正直思っていなかったです。また途中からのアンカーを置くスタイルでは、スペースがあるように見えて驚くほど堅い守備となりました。文句なしの首位です。おめでとうございます。



<2位>湘南ベルマーレ    
 (弊ブログ予想14位)↑   (昨年J2 14位)↑

最後までゴールを目指す姿勢で、シーズン最初から最後まで走り抜けた


序盤の連勝、中盤の失速を乗り越えて、最後まで上位を死守し、昇格の座に滑り込んだ。コンパクトなプレスでボールを奪うと、縦へ早い速攻と、複雑に連動する遅攻を使い分け、迫力ある攻撃を構築。MF高山、DF遠藤、MF菊池らニューヒーローの活躍も目立った。


予想ひどくてスンマセンでした。




<プレーオフ圏内、最後まで戦った!>
<3位>京都サンガF.C.    
(弊ブログ予想5位)↑    (昨年J2 7位)↑

解説者から圧倒的な支持を得つつ、苦しみながらの3位


昨期から継続したコンパクトなパスサッカーを武器に、上位を席巻したが、わずかに昇格へ届かなかった。終盤戦まで得点源となるFWがなかなか固定されなかった印象。また、終盤戦はややコンパクトさがなくなり、良さが軽減した感も。長身FWがフィットせず、攻撃パターンは増えなかったが、MF中村、中山、工藤らの好調で3位まで順位を上げてきた。


予想では今期かなりマークされるチームだと思ったのでやや低めにしましたが、3位まで上げてきたのはさすがだと思います。




<4位>横浜FC          
(弊ブログ予想9位)↑    (昨年J2 18位)↑

最下位からの昇格を目指すが、プレーオフで力尽きる


第3節で岸野監督を解任し、山口監督が就任。最下位からの再出発となったがプレーオフ圏まで順位を上げる躍進を見せた。旧体制の激しさを残しつつ、しっかりブロックを敷いた所からの激しい守備で奪い、SHを中心にスピードで切り込んでいく攻撃に迫力があった。もちろんセンターラインもいいが、MF野崎、武岡、高地、DF阿部らがサイドからいい動きを見せた。

昨期の18位から予想では9位へ大幅アップの予想はしましたが、ここまでとは。後半戦は一番勢いがありました。




<5位>ジェフユナイテッド千葉 
(弊ブログ予想1位)↓    (昨年J2 6位)↑

J2最小失点の堅守をベースにする攻撃サッカーが出来上がるも、勝負弱さも見せた


中盤戦で一時首位に立つも、夏場の失速が響き、追い上げるも無念の残留となった。中盤でコンパクトに奪ってからの速攻を中心に得点を積み重ねた。SBが攻撃的に上がって行く中、少人数で守る守備が安定しており、J2最小失点であった。DF山口智、竹内のコンビで年間を通して安定した守備を展開した。一方、人数をかけて守られた場合になかなか崩せず、カウンターからの失点も目立った。速攻で点を重ねた分、遅攻の完成がやや遅かった。


1位予想も苦しいシーズンになりました。折り返し直前では首位にいたので、やはり後半戦のさらなる成長に期待。来年こそ、昇格、そして優勝。




<6位>大分トリニータ       
(弊ブログ予想2位)↓    (昨年J2 12位)↑

田坂イズムで鍛え上げられたチームが、執念での昇格獲得

昨期の12位から躍進し、リーグ戦6位ながらプレーオフで昇格の座を射止めた。田坂監督体制の2年目、戦術が浸透し、サボらず球際に強いサッカーで戦い、特にセットプレーで圧倒的な強さを発揮した。年間を通じて大崩れせず、安定して勝ち点も積み重ねた。激しいプレスで奪い、MF三平、チェのサイドハーフに一気に入れ起点とし、サイド攻撃から得点パターンを得意とした。高い位置をとる3バックの裏をとられるケースもあったが、激しい守備で守備も堅かった。

躍進することは予想していて予想では2位に入れましたが、プレーオフでジェフを破って躍進するというドラマのある結果となりました。鍛えてくれる監督のチームというのは、伸びる傾向にあると思います。





もうすぐプレーオフ進出7~12位


<7位>東京ヴェルディ      
(弊ブログ予想3位)↓    (昨年J2 5位)↓

圧倒的攻撃力を誇った前半戦から、まさかの大失速

第20節で首位に立つなど、得点力をベースに着実に昇格を狙える位置にいたが、8・9月で3連敗を含む6戦勝ちなしと失速。序盤は選手が動いて素早いパスワークで崩したが、失速後は運動量が落ち高い位置でボールを狙われた。ボランチが年間通して固定できず、中後・佐伯・柴崎・梶川・小林と凄い選手の2人の組み合わせがついに決まらなかった。FW阿部が安定した得点を重ねたほか、18歳FW中島というニューヒーローも生まれ来期に期待。

3位予想で順調に来てましたが、正直なところ後半の失速は意外でした。川勝監督の人望も厚く、何が失速の原因だったのか。キャプテンであり10番をつけた小林のリーグ戦途中での移籍もあり、不可解な一年でした。とはいえ地力のあるところをみせ、来季も間違いなく優勝候補でしょう。



<8位>ファジアーノ岡山     
(弊ブログ予想19位)↑   (昨年J2 13位)↑

堅守速攻で、J2に大旋風を起こす

予想を大きく超える大躍進を見せた岡山。自陣で引いての堅い守りを見せ、奪ってからの速攻で勝利を積み重ねた。得点は下から6番目ながら、失点がJ2で2位の少失点で、堅い守りに特徴を見せ、多くを1点差ゲームで勝ちきる勝負強さも見せた。戦力がバランスよく成長し、ボランチの仙石・千明が安定した試合を作ると、WB澤口・田所らが鋭い動きを見せた。FW川又は18得点で得点ランク2位に入り、得点源となった。


いやあ、旋風を巻き起こしてくれました。ストやんとチアゴ頼みの昨年と大きく違い、戦力の大きな成長があり、大きな躍進となりました。核となる選手がいないと予想していたので、19位と予想しましたが、核こそなくともバランスよく選手がいて、チームとしてまとまりがありました。天晴れ。



<9位>ギラヴァンツ北九州   
(弊ブログ予想7位)↓    (昨年J2 8位)↓

新戦力のフィットに時間を要したが、後半戦は怒涛の快進撃

旋風を巻き起こした昨期に引き続き、勢いあるサッカーを展開し、ほぼ順位を維持した。若手有望株を多く獲得し望んだ今期、序盤こそなかなか戦術が浸透しなかったが後半戦はチームが出来上がると勢いを増し、前半戦の15位から大きく順位をあげたがプレーオフには一歩届かなかった。昨年同様、中盤のハードワークで高い位置でボールを奪うと、前への速攻が鋭かった。MF新井がアンカーとなりゲームをコントロールすると、FW端戸、池元らが得点を重ね、DFキローランらも成長を見せた。中盤の寄せが弱い試合では、ゲームプランが崩れている試合もあり、47失点はやや守備に不安があった。


北九州は、ほぼ当初の予想どうり現状維持という位置で終わりました。しかし強力な新戦力がフィットしたので、来期以降はさらにいい方向のチームだと思います。ヤス監督退任につき、次の監督との相性がどうだろう。楽しみなチームです。




<10位>モンテディオ山形  
(弊ブログ予想8位)↓    (昨年J1 18位)

前半戦首位から失速、得点力不足が最後まで改善できず


前半戦を首位で折り返したが、後半戦で大きく失速。10位で終えた。前半戦は組織的な守備と開いてつなぐパスサッカーがフィットし堅実に勝利を積み重ねたが、1年を通じて得点パターンの無さに苦しめられ得点力不足であった。そのため大きく開いて攻撃をかけるが、逆にカウンターを狙われ、餌食になる試合が目立った。ボランチ秋葉、宮坂のコンビがハマッており、そこを基礎にしっかりしたセンターラインが組めれば、ディフェンスはしっかりしており、来期の飛躍も予想される。

順位予想は8位でしたがおおむね近い順位となりました。予想では昨期の状況から守備に不安が出るかと思いましたが、守備は早々に構築し、むしろ年間通して攻撃パターンの無さに難が出た感じでした。



<11位>栃木SC
(弊ブログ予想12位)↑   (昨年J2 10位)↓

主力の離脱を乗り越え、松田サッカーの作り上げ、後半戦は進撃


大幅に主力が移籍した今期、序盤こそ苦しんだが、松田サッカーが浸透するにつれ着実に順位を上げ、プレーオフ圏を脅かす存在になったが、最後に力尽きた。激しいプレッシャーで奪い、ロングパスを絡めた速攻をかけるスタイルは健在。昨期からロボ・チェクンシク・水沼が移籍し得点力を不安視したが、廣瀬・サビア・菊岡で十分カバーできる得点力を見せた。戦力維持できれば、来期は台風の目となる可能性がある。


ほぼ予想通りの順位になりましたが、予想以上に完成度の高いチームになりました。後半戦での躍進ぶりは横浜FCや松本のように上位以上の存在を見せ付けました。松田イズム恐るべしです。




<12位>松本山雅FC
(弊ブログ予想15位)↑   (昨年JFL 4位)↑

後半戦でわずか4敗、人もボールも動くサッカーで旋風を巻き起こした


JFLからの昇格一年目で、J2に旋風を巻き起こした。後半戦の勢いはプレーオフ圏まで伸びた横浜FCにも匹敵するほどで、松本は後半戦の21試合中でわずか4敗しかしていない。豊富な運動量で激しく守ると、攻撃はボールも人も動く複雑な連動性で崩すサッカーが機能した。ほぼ不動のメンバーが出来上がり、FW船山やWB鉄戸らがキーマンとなるが、スペースがあれば後方からDFが駆け上がって決めてくるような攻撃は迫力があった。サポーターも熱心であると共に、J1ライセンスもすでに取得し、来期は昇格を狙う位置まで来るだろう。

予想では、一つ二つ大物食いするかなというくらいの予想でしたが、はっきり言ってJ2上位並みのチームに成長しました。オフの動向がどうなるのか注目のチームです。





上位を目指したい13位~18位

<13位>水戸ホーリーホック 
(弊ブログ予想10位)↓   (昨年J2 17位)↑

闘志あふれる戦いも、なかなかゴールを揺らすことができず、無念の順位


昨期からは躍進を果たしたものの、本来の実力は発揮できなかった印象。闘志あふれる守備をベースに戦ったが、攻撃の軸となる選手が現れず、得点力不足が否めなかった。FW鈴木隆之、ボランチロメロフランクを軸に、SH小澤を経由するサイド攻撃は鋭さもあるが、得点トップはスーパーサブのFW岡本の8得点と、得点源の軸が無かった印象。またロングボールの起点であったDF塩谷をシーズン中に引き抜かれるなど、不運にも見舞われたシーズンといえる。


予想では10位ながらプレーオフ圏を脅かす存在と見ていましたが、後半は順位を落としてしまい、残念な結果に。ずっと中段で勝ったり負けたりのシーズンになってしまい、13位に落ち着いたシーズンになってしまいました。




<14位>ロアッソ熊本 
(弊ブログ予想13位)↓   (昨年J2 11位)↓

深刻な得点力不足から、団結力で速攻を作り上げる

前半戦は6試合連続無得点など得点力不足が深刻で明るい兆しが無かったが、後半戦はハードワークとパスワークに連動しスペースに飛び込んでいく攻撃が機能すると一気に勝ち点を伸ばした。FW武富がブレイクしMF養父や藤本を絡めた速攻は機能したが、一方で昨期のように長身プレーヤーを絡めた攻撃は見られず、ややパターンが作れなかった。序盤怪我していた藤本らが、リハビリを続けつつもチームを団結させ、不調から脱するきっかけとなったようにも感じた一年。


ほぼ予想通りの順位となりました。昨期リーグワーストの33得点から、今期は40得点と成長したものの、チームが出来上がるのに時間が掛かり序盤の負けが響きました。




<15位>徳島ヴォルティス
(弊ブログ予想4位)↓    (昨年J2 4位)↓

まさかの大苦戦、今期はチーム作りに専念


監督交代と戦力の大幅補強があった今期、序盤に戦い方がフィットせずおおきく出遅れたのが最後まで響いた。序盤は攻撃の軸が無く9試合勝ちなし(その間2得点)など得点力不足に苦しんだが、FWアレックスを獲得し、DF那須川、MF太田らがフィットしだすと、前線とサイドの起点ができてきて安定した戦いができてきた。途中から3バックのシステムに変更し、ハードワークしてのサイド攻撃が機能してきた。今期積み上げた戦い方が来期どう生きるのかが注目です。


優勝戦線にからむとみられた徳島が大きな順位ダウンでした。監督交代のリスクというのを実感するシーズンになったように思います。



<16位>愛媛FC
(弊ブログ予想20位)↑    (昨年J2 15位)↓

組織的な攻撃を構築した前半戦も、キーマンの怪我で勢いを失った

前半戦を9位で折り返したが、13試合勝ちなしなど後半戦大ブレーキで16位で終えた。ボランチトミッチをキーマンに、SH大山、前野、東などの攻撃が機能。FW有田が14得点をあげ、また組織的にも連動した攻撃を構築し、斉藤の移籍の痛手は感じさせなかった。トミッチがケガで離脱すると、攻撃が停滞し、全体の動きが低下。大きなブレーキとなった。


昨期は攻撃はエヒメッシ斉藤に頼りきりだったため、ダウン20位で予想しましたが、16位となりました。攻撃はサイド攻撃や中央からのスルーパスなどパターンが作れ機能しましたが、トミッチに頼ってしまう感がありました。前半戦の勢いだとプレーオフ争いも可能性があっただけに残念。




<17位>ザスパ草津
(弊ブログ予想16位)↓    (昨年J2 9位)↓

理想と現実の狭間で苦しんだ一年、得点パターンが作れず

おそらくポゼッションサッカーを志向し高い位置でパスを回すことを狙った今期、なかなか得点までつなげることができず、大きな順位ダウンとなった。昨期までの中盤に人数をかけ前線の外国人にボールを入れる攻撃からの移行はうまくいかず、外国人の引き抜きが大きなダメージとなった1年。MF小林・リンコンの4得点がチームトップであるように、軸となる選手が前線で現れなかった。


外国人の離脱が響いて、ほぼ予想通りの順位になってしまいました。むしろがっちり引いてカウンターの戦術から京都などには勝利を収めているので、戦術の転向を決断しても良かった1年だったように思います。




<18位>アビスパ福岡 
(弊ブログ予想11位)↓    (昨年J1 17位)

個の力は見せるも、チームプレーが機能せず、苦しい一年


J1から降格しての今期、核となる選手がでてこず、苦しい1年となった。選手間を空けて個の正確なパスワークでボールをつなぐものの決定的な崩しまではいかず、カウンターの餌食になることもあった。68失点はリーグワースト2位。なかなかチームプレーで連動した攻撃守備を構築するまでにはいたらなかった。引き分けが14と勝ち切れなかったことも響き、勝ち点を伸ばすことができなかった。


選手層が決して薄くないチームですが、予想11位に対してまさかの順位となりました。個の力を駆使したサッカーに見えましたが、J2の気迫ある組織的なプレスに苦労したように思います。






苦しんだ1年、もう一歩19位~22位

<19位>カターレ富山 
(弊ブログ予想17位)↓    (昨年J2 16位)↓

怪我に泣いた一年、執念の残留確保


リーグ戦前に主力がケガで大量離脱。最後まで響き、チーム作りに苦労しながらのシーズンとなった。コンパクトに激しくプレスする守備から、縦に一気に入れていくカウンターは健在だったものの、MFソヨンドク、FW苔口らのスピードに頼らざるをえないほど、ボールを持てない試合も多く、苦難の1年だった。


17位予想ながら今期のチーム作りが楽しみだったチームの一つでしたが、まさかの大量離脱。チーム作りどころか出場11人のやりくりに苦心した1年という印象でした。残留が決まり一安心です。



<20位>ガイナーレ鳥取
(弊ブログ予想18位)↓    (昨年J2 19位)↓

守備が崩壊、気迫が空回りした一年となる

最後まで守備が安定せず、J2ワーストの78失点で20位で終えた。最終ラインの間を抜かれることが多く、失点後は立て直せず大量失点でゲームを壊す試合も多かった。中盤から残留争いでモチベーションの高いゲーム運びを見せ、気迫の残留となった。中盤でのハードワークが持ち味だったが、やや空回りし、苦しい一年であった。


18位予想からダウンしての20位でした。大きな戦力ダウンもなかったはずなのでまさかの守乱となった一年でした。今期は早めの監督交代が必要だったように思います。



<21位>FC岐阜  
(弊ブログ予想22位)↑    (昨年J2 20位)↓

苦しいシーズンが続いたが、軸が出来上がりつつあり大幅な失点数減

順位こそ21位だが、昨期の83失点から55失点まで減らし、チームとしての形が出来上がってきた。ボランチ服部・リハンジェのコンビで安定した中盤を作り、FW佐藤洸、MF染谷・井上ら勢いある前線へボールを入れたが、決定力は不足した。後半戦では、アブダ・ダニロの外国人を獲得。前線で機能し、残留へ貢献。守備は悪いチームではないと思うので、得点力の改善と、集中が切れての失点が無くなれば、中位から上位を狙うチームになるでしょう。


昨期が悪すぎたので、どうしても辛めの順位予想にしました。アブダ・ダニロの外国人の獲得がうまくいったので、戦力維持したら、来期はもう少し上の順位で予想しようと思います。




<22位>FC町田ゼルビア
(弊ブログ予想21位)↓    (昨年JFL 3位)↑

高い理想のサッカーを目指すが、結果につなげるには至らず、1年での降格

後方からボールポゼッションし崩すサッカーを目指し、初昇格したJ2でそのカラーは存分に出したが、なかなか得点にまでつなげられなかった。得点力不足からの16戦勝ちなしのトンネルがあったものの、残留争いでは気迫の戦いをし、あと一歩までいったが力尽きた。後半戦はやや選手間もひろげ、カウンターを狙う戦いもあったように見え、残留を狙ったチーム事情から継続した戦いもできず、パスサッカーの構築ができきらなかった。


無念の降格となってしまいましたが、秋田監督も招聘し、今期もドラガンディミッチ・コリンマーシャルと核となる外国人もとるなど、強化スタッフの実力がありそうなので、おそらく数年のうちにJ1を目指せるようなチームになって来ると思います。






全体として、不況のあおりからなのか、外国人選手の活躍も少なかったように思います。

うまく使った甲府が飛び抜けたというのも、そんなことからでしょうか。



またJ1からのレンタル組選手が、チームの核となり成長するケースはやはり多く、

ジェフの兵働、熊本北島、山形中島、町田平本、

若手では、愛媛有田、岡山川又、ジェフ峻希、北九州キローラン、岐阜樋口など、

主力として活躍しました。


来期の展望はこれらの選手がレンタルバックされるかどうかの動向にかかってくるように思います。

残る選手はいるかな。



また、選手の動向が決まってくるシーズンインの頃に、

来期の順位予想をやってみようと思います。




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タグ:J2 順位予想
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コメント 2

はっすぃ〜

nuruinuさん、おはようございます。
いやぁ、良く見てますねぇ、というのが今回のブログの感想です。

私もジェフの試合は全部見ましたが、他の試合はダイジェストだったり映像を見てなかったりなので、やれと言われてもこんなにしっかりとした考察は出来ません。

特に福岡をあの順位に予想していたのがスゴイです。
私はプレーオフに絡んでくると思ってました。
一昨年ユースケにやられたのがよっぽどインパクトがあったのか、awayの福岡戦が1番緊張しながら見ていました。

来年は私も順位予想してみようかな。
その前に来季のジェフはどうなっちゃうんだか…
by はっすぃ〜 (2012-12-10 08:47) 

nuruinu

>はっすぃ〜さん
こんばんは!!

ありがとうございます!!J2ばっかり見て代表戦もろくに見ないので、こんな記事が作れます(笑)

福岡は同じくインパクトが残っていて、佑昌と中町選手とジャンボ大久保に強烈にやられた印象で・・・・。その3人がともに残っていないというのが下げた大きな理由です。たくさん入れ替わっちゃうと、能力のある選手が集まっていても、けっこう大変なシーズンになるという実例になってしまったチームかもしれません。

ジェフもたくさん入れ替わるなんてことが無いように、あとは祈りながら、発表を待ちましょうか。ちょっと胃が痛い。

順位予想はまたやるので、コメント欄にぜひ書き込みお願いします。色んな意見が入ると、盛り上がると思います。

ではでは。
by nuruinu (2012-12-10 22:32) 

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