災害時の拠点ともなる我らのフクアリの重要性を認識する [フクアリ]
どうも、わたしです。
明けましておめでとうございます。
年明け一発目は、
震災の年であった昨年に負けないよう、
防災の話題からです。
以下本文。
昨年の12月28日分の日経新聞のコラム「フットボールの熱源」が面白かったので、
紹介すると共に、思うところを書きたいと思います。
コラムは、体育施設の防災機能についてのもの。
日本サッカー協会の小倉会長が、「スタジアムを新築するというと、一週間に一度の試合にしか使わないのに、税金がもったいないといわれるが、スタジアムには災害時のための物資倉庫としての機能もあるんですよ」と筆者に語ってくれたのが、東日本大震災の4ヶ月前であったという。
例として、埼玉スタジアムには3千人が一ヶ月生活できる食料、毛布、タオル、石鹸などがあり、水は散水用に貯めている雨水を浄水器で飲み水にできるようになっていると、挙げられている。
いま、宮城県サッカー協会の小幡会長が、各地で「防災センターとしての機能を備えたスポーツ施設の必要性」を訴えているという。そして、地域クラブである塩釜FCの理事長でもある小幡会長は、クラブを中心にした地域コミュニティを作り、防災機能を備えたスポーツ施設をそこに作る、施設運営はクラブが行うという意見を提唱している。
そしてコラムは、惨事にあった辛い経験が、持論を説く声に力を宿らせている、と締められました。
昨年、われわれ日本人が、災害に対しての心構え、
そして準備というものを大きく考えさせられるきっかけにもなった、
東日本大震災という災害。
千葉県内にも多くの被害が出ましたし、
多くの悲しい被害者達と比べれば小さい被害ですが、
わたしの親族でも屋根瓦が落ちてしまって、修復に苦労していた家があります。
災害というものが、決して絵空事ではない、
身近なものであることを実感させられる災害でありました。
コラムに書かれているような防災拠点の必要性というものも、
より実感できるものになったと思います。
コラムでは埼玉スタジアムの例も出ていたので、
そこで、我らがフクアリの施設について、調べてみました。
千葉市のHPによれば、
フクダ電子アリーナを含む、蘇我スポーツ公園は、
防災公園街区整備事業に指定される事業により作られていて、
”千葉市におけるスポーツの振興の拠点となる運動公園”
”市民の多様化するレクリエーション需要に対応する公園”
という機能にあわせて、
”防災拠点となる機能を併せ備えた公園”
という機能を持つことを計画されたエリアなのだとか。
そして、フクアリの機能としては、
災害物資の備蓄、
災害対応トイレの整備、
現地対策本部、災害物資の荷置きスペース、救護医療スペースの設置場所、
受水槽、防火水槽の設置、
などの機能があり、
災害時の広域防災拠点となっていることは有名なのだとか。
このフクアリの機能については、
わたしは、
千葉市に住んでいて、しかもジェフサポーターであるにもかかわらず、
知りませんでした。
震災の発生以前に計画され、
整備されていた、
フクアリの機能。
サッカーの見やすさという点でも申し分のないスタジアムですが、
すばらしいサッカー専用スタジアムとしてだけでない、
防災拠点としてのすばらしい一面を知り、
そこをホームスタジアムとして戦えることを、
より誇りに感じます。
このスタジアムはわれわれの宝として、
大事に維持していかなくてはいけないと思います。
一方で、スタジアムの維持には多額のお金が必要でありましょう。
試合運営などは、ボランティアの方々の大きな努力もあって安価でできる部分はあっても、
設備の維持というのは、けっこうな金額が必要であると思います。
われわれジェフサポーターが出来ることは何か。
まずは、大事に使うこと、汚さないこと。
そして、サッカーを愛し、ジェフを愛し、
コラムにも出ていたように、
クラブというコミュニティーを盛り上げていくことだと思います。
それが、結果として、お金を落とし、
ジェフが強くなっていき、
回りまわって、フクアリの維持費にも回っていくものと思っています。
サッカー専用スタジアムとして、防災拠点として、
我らの誇りである、すばらしいスタジアム、フクアリ。
その大事さと重要さを、あらためて認識し、
そしてみんなで大切に使っていきましょう。
こんなにすばらしいスタジアムが、
われらのホームスタジアムなのです。
にほんブログ村
今年もよろしくお願いします!!
明けましておめでとうございます。
年明け一発目は、
震災の年であった昨年に負けないよう、
防災の話題からです。
以下本文。
昨年の12月28日分の日経新聞のコラム「フットボールの熱源」が面白かったので、
紹介すると共に、思うところを書きたいと思います。
コラムは、体育施設の防災機能についてのもの。
日本サッカー協会の小倉会長が、「スタジアムを新築するというと、一週間に一度の試合にしか使わないのに、税金がもったいないといわれるが、スタジアムには災害時のための物資倉庫としての機能もあるんですよ」と筆者に語ってくれたのが、東日本大震災の4ヶ月前であったという。
例として、埼玉スタジアムには3千人が一ヶ月生活できる食料、毛布、タオル、石鹸などがあり、水は散水用に貯めている雨水を浄水器で飲み水にできるようになっていると、挙げられている。
いま、宮城県サッカー協会の小幡会長が、各地で「防災センターとしての機能を備えたスポーツ施設の必要性」を訴えているという。そして、地域クラブである塩釜FCの理事長でもある小幡会長は、クラブを中心にした地域コミュニティを作り、防災機能を備えたスポーツ施設をそこに作る、施設運営はクラブが行うという意見を提唱している。
そしてコラムは、惨事にあった辛い経験が、持論を説く声に力を宿らせている、と締められました。
昨年、われわれ日本人が、災害に対しての心構え、
そして準備というものを大きく考えさせられるきっかけにもなった、
東日本大震災という災害。
千葉県内にも多くの被害が出ましたし、
多くの悲しい被害者達と比べれば小さい被害ですが、
わたしの親族でも屋根瓦が落ちてしまって、修復に苦労していた家があります。
災害というものが、決して絵空事ではない、
身近なものであることを実感させられる災害でありました。
コラムに書かれているような防災拠点の必要性というものも、
より実感できるものになったと思います。
コラムでは埼玉スタジアムの例も出ていたので、
そこで、我らがフクアリの施設について、調べてみました。
千葉市のHPによれば、
フクダ電子アリーナを含む、蘇我スポーツ公園は、
防災公園街区整備事業に指定される事業により作られていて、
”千葉市におけるスポーツの振興の拠点となる運動公園”
”市民の多様化するレクリエーション需要に対応する公園”
という機能にあわせて、
”防災拠点となる機能を併せ備えた公園”
という機能を持つことを計画されたエリアなのだとか。
そして、フクアリの機能としては、
災害物資の備蓄、
災害対応トイレの整備、
現地対策本部、災害物資の荷置きスペース、救護医療スペースの設置場所、
受水槽、防火水槽の設置、
などの機能があり、
災害時の広域防災拠点となっていることは有名なのだとか。
このフクアリの機能については、
わたしは、
千葉市に住んでいて、しかもジェフサポーターであるにもかかわらず、
知りませんでした。
震災の発生以前に計画され、
整備されていた、
フクアリの機能。
サッカーの見やすさという点でも申し分のないスタジアムですが、
すばらしいサッカー専用スタジアムとしてだけでない、
防災拠点としてのすばらしい一面を知り、
そこをホームスタジアムとして戦えることを、
より誇りに感じます。
このスタジアムはわれわれの宝として、
大事に維持していかなくてはいけないと思います。
一方で、スタジアムの維持には多額のお金が必要でありましょう。
試合運営などは、ボランティアの方々の大きな努力もあって安価でできる部分はあっても、
設備の維持というのは、けっこうな金額が必要であると思います。
われわれジェフサポーターが出来ることは何か。
まずは、大事に使うこと、汚さないこと。
そして、サッカーを愛し、ジェフを愛し、
コラムにも出ていたように、
クラブというコミュニティーを盛り上げていくことだと思います。
それが、結果として、お金を落とし、
ジェフが強くなっていき、
回りまわって、フクアリの維持費にも回っていくものと思っています。
サッカー専用スタジアムとして、防災拠点として、
我らの誇りである、すばらしいスタジアム、フクアリ。
その大事さと重要さを、あらためて認識し、
そしてみんなで大切に使っていきましょう。
こんなにすばらしいスタジアムが、
われらのホームスタジアムなのです。
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遅くなりましたが明けましておめでとうございます(^0^)/
確かに私も試合がない日はどうしてるんだろう?と思ってました。毎日試合があると芝生痛んじゃわないかとか考えたとしても
防災関連はあまり思い付きませんでした。
だから震災の時、埼玉スタジアムが被災者を受け入れた話に驚きました。
しかも防災用品を大量に備蓄してるんですね。
災害は発生しないほうがいいに決まってますが、
備えあればで身近にあると安心できますね。
by WAON_WAON (2012-01-02 10:58)
>WAON_WAON さん
明けましておめでとうございます!!
わたしもフクアリの防災施設としての面は、驚きました。あくまでスポーツ関連施設だと思っていましたので、防災的な発想を含めて設計されているというのはすごく意外でした。
大きな公共用地も少ない現代ですから、フクアリのような場所が災害時に使えることは大事ですよね。身近にそういう場所があって、備蓄があることは、おっしゃるとおりとても安心できることだと思います。
フクアリを大事に使っていきたいですね。
ではでは
by nuruinu (2012-01-03 00:24)