SSブログ

ボールは前を向いて扱うものですな【2012年J2第31節 vs水戸戦@フクアリ】 [レポート(2012)]

1



ジェフ3-0水戸


どうも、わたしです。



久々にいいゲームをすることができました。




良かったことはたくさんあるので、

逆に何が良かったから勝ったということが思いつかず、

書くのが難しい試合になりました。



強いて言えば、

良く動いて、前を向いてボールを扱えたので、

自由なサッカーにつながったのではないかと思います。



内容を簡単に振り返ります。


ジェフは前節の3バックから4バックに戻し、兵働をボランチ、ヤザをSHに配置した。序盤はやや水戸がボールもつ時間が長いが、ジェフはボールへの寄せが早く、水戸にペースをつかませない。ロングボールやサイドチェンジを使い前線へ入れると、CKを獲得。前半9分、ヤザのCKを竹内が合わせ、先制に成功する。水戸はボールもつ時間を作るが、ジェフの寄せと最終ラインの守備対応に攻め手がなくなり、逆にジェフはペースをつかみだす。前半41分、ヤザが左サイドで仕掛けクロスを入れたボールを藤田が決め、前半を2-0で折り返した。後半も、ジェフのマークが厳しく、水戸に起点を作らせない展開。高い位置からもプレッシャーをかけると、84分に高い位置で奪ったボールを、深井が持ち込みクロス、藤田が決めて駄目押したゲームでした。




思うところを書いていきたいと思います。



①ボールを前を向いて扱えれば、自由な選択ができる


ここ最近の試合と比べて良かった点が、

ボールを前を向いて扱う時間が多かったことだと思います。



ここ数試合、点のとれない試合では、

停滞感がありましたが、



基本的に最終ライン以外では、

なかなか前を向かせてもらえなかったからだと思っています。



縦パスを入れても、後ろから寄せられて、前を向けず、

ボールを下げたところにも寄せられて、

最終ラインまで下げるという展開でした。



ここで前節、櫛野のコメントに出ていた課題というのが、

前線の動きが少ないことでした。



で、今節ですけど、

まず、大きく改善されたのが、前線の動きの量と質だと思います。



最終ラインでボールを持って、前に運ぶわけですけど、

水戸はラインが高くコンパクトなので、前節までのやり方でやったら、

運べなかったでしょう。


そこで、荒田と藤田が、動きまわりました。



荒田は、裏へぬけ出す動きを繰り返し、

智からロングボールが入るという選択肢を作っていました、



荒田が裏へのチャレンジを繰り返すので、一方で藤田が生きてきたのではないかと思います。


藤田は、左右に広く動き回り、起点を作り、

どんどんポストしていきます。



そのため、荒田、藤田の動きにより、

後方からの縦のパスにチャレンジする回数もぐっと増えたように思います。




ここで、この2人が動くだけだと、

なかなか前を向ける選手は出ないわけですけど、

他の選手たちも、どんどん飛び出していき、

この2選手のフォローに入ったのではないかと思っています。



荒田、藤田らに入ったボールは、後ろに選手を背負って受けているケースが多いですが、

水戸の選手が寄せる前に、ワンタッチでパス出しするケースが多く、

ジェフのほかの選手たちが、前を向いて受けられる位置に、入り込んできていました。



つまり、FW2選手に連動して、

他の選手がボールを持てる位置にしっかり動いてきていたのではないかと思います。


FW2選手が動いて前線で起点になってくれることで、

他の選手が前を向いて受けることができ、

ヤザ、兵働らがしっかり躍動するゲームを作れたのではないかと思っています。



前を向ければ、ヤザはドリブルで仕掛けることもできますし、

兵働はサイドチェンジやスルーパスで試合を展開させたり、自分でもシュートを打つこともできます。




さらに、佑昌、勇人、峻希、深井らが絡んでいくわけですから、

個性により様々なバリエーションが出来ていき、

ぐっと攻撃の可能性が拡がるという感じですね。





そういう意味では、

FW2選手の、タテとヨコの動き、

それに連動した中盤の選手の動き、

前線選手の運動量の量と質が上がったことで、

いいゲームができたといえるのではないかと思います。



②活躍すべき人がチームを引っ張る



長くなったので、簡単に書きます。



今節、活躍すべき人が、

きちんとチームを引っ張ってくれたと思います。


上にも書きましたが、

エース藤田は、起点になる動きでチームを引っ張り、

2得点も立派でした。


ジェフの王様、兵働は、

ボランチとして、寄せも早く、また、動いて前を向いてボールを扱う時間も長く、

ロングボール、サイドチェンジも巧みに使い、

前線選手の活躍を、自在に演出しました。



そして、坂本隊長がいると、

チームが引き締まりますね。

前線でもかなりボールに絡みヤザの突破を演出すると、守備でも対面のMF小沢を55分に早々に引きずり下ろした。

最前線からも気迫で戻ってくる守備を見せてもらったと思います。



そして、ジェフの心臓、勇人。

今節は、彼の前への飛び出し、フォローが良くみられ、

セカンドボールや、クリアボールを奪い、チャンスを作っていたように思います。

勇人のミドルがバーに当たる決定機もあり、

このシュートが入るようになると、まさに勇人らしい勇人ではないかと思います。



今節、全員の選手が良く走り、活躍しましたが、

活躍すべき人がしっかり活躍したゲームは、やはり違います。


いいゲームが見れました。




さて、ジェフは、

ホームで7月8日以来の勝利をあげた。



サポーターは大いに喜びを爆発させたが、

インタビューを受けた竹内も、

ゴール裏を早々に引き揚げようとする選手たちも、

俺たちジェフをやった谷沢でさえも、

素直に喜べていない。




まだ、戦いのさなかなのだ。





今節のゲームで得たものを確実に自分たちのものにし、

ここから連勝を積み重ねよう。



そして、

みんなで喜びを爆発させよう。



全員で勝利を一つ一つつかんでいき、

苦しみも、そして、喜びも、

全員で。



WIN BY ALL


がんばれジェフユナイテッド。


にほんブログ村 サッカーブログ ジェフユナイテッド千葉へ   ブログランキング・にほんブログ村へ
  にほんブログ村     にほんブログ村

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。