明日はJ2FC岐阜戦@長良川 [プレビュー(2012)]
どうも、わたしです。
前節、アウェイにて初の連敗を喫したジェフは、
中2日で、アウェイ岐阜戦に乗り込みます。
昨年も酷暑の中行われた長良川でのゲームは、
勝利はしたものの、走り負けし、ジェフにとって厳しい内容のものであった。
中2日での死闘が予想される試合を、
一丸となって戦っていきたい一戦です。
ジェフと岐阜の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの3勝2敗0分け(7得点3失点)です。
ジェフと岐阜との前回対戦は、今年6月にJ2第17節をフクアリで戦い、
0-1で敗戦しています。
前半はジェフが攻勢も、岐阜のプレッシャーにボールを運べずカウンターを浴びる展開に。それでもポゼッションを高めチャンスを作りつつあった前半36分、ジェフの攻撃の間隙を突かれCKを奪取されると、FW佐藤洸に決められ失点。後半は自陣に引き守備を固めた岐阜を崩せず、逆にカウンターからいい形を作られ、敗戦となったゲームだと記憶しています。この試合でジェフは連勝が6でストップし、相手ゴール前をどう崩すのか弱点を再認識させられたゲームでもありました。
ここ5試合の岐阜は、0勝3敗2分け(4得点9失点)です。
(ジェフは1勝3敗1分け(2得点4失点))
中盤でのプレッシャーは健在で、積極的にボールを奪い、サイドからのカウンターを狙うスタイルは健在。前回対戦と比較すると、FWにアブダが新加入し、中盤まで下がってプレーしボールの収めどころとなり、攻撃の起点が増えた印象。中央でアブダや樋口、ダニロを経由しての攻撃と、サイドから染谷、井上、地主園が
スペースに走る速攻があり、脅威である。
ここまでの岐阜は、4勝16敗9分け(17得点42失点)で勝ち点21の21位
ジェフは、15勝9敗5分け(41得点20失点)で、勝ち点50の7位。
個人的注目点を書いていきます。
①暑さとプレッシャーの中にも、集中力を持続させたい
ジェフは、ここ数戦、
やや走り負けし、セカンドボール争いや、選手の寄せが甘く、
劣勢に立つゲームが増えています。
そんな劣勢の時間で攻めあぐねてくると、
パスミスやトラップミス、クリアミスも出て、
集中力を欠いてくるといえるでしょう。
一方の岐阜は、
前回対戦でもそうですが、縦パスの入り先にかなり強めに当たってくるなど、
積極的にボールを奪い、酷暑の長良川でも全力で走ってくるでしょう。
また岐阜はこの2連戦はホーム戦で、
アブダ、ダニロ、染谷ら、前線のタレントは先発回避しており、
コンディション的には、差があるといえます。
ジェフは、中盤での岐阜のプレッシャーと、暑さと、アウェイでの中2日というコンディションに負けず、
走り抜き、集中力を持続できるかが注目点です。
岐阜はこのところ2ラインで守備を固め、
比較的下がり気味に試合に入っている印象なので、
相手のことよりも、自分たちのサッカーをしっかりやり、
高い集中力を保ちつつ、最後までやり抜く強い心が必要でしょう。
また守備では、相手のカウンターのスピードはかなり脅威で、
相手のSH染谷、井上、地主園は、ちょっとした当たりであれば、勢いでボールを前に運び、コントロールしてくるでしょう。
絶対に止めるという強い気持ちで、
集中力高く守備に当たる必要があります。
昨年は8月13日で33.8度あった長良川での試合、
今年も30度くらいの気温(最高気温は34度予想)が予想され、
酷暑のゲームは必至です。
岐阜はホーム連戦で、
アブダ、ダニロ、染谷は、前節は休んでおり、
主力には余力もあるでしょう。
水曜ということもあり、サポーターの数も限られるかもしれませんが、
サポーターも大きな声援で後押しし、
選手たちの集中力を持続させ、
一丸となって最後まで戦いたい一戦です。
②サイドの運動量と中盤からのボール供給がカギか
ジェフの攻撃についてです。
ここ数戦、ジェフの攻撃は、
手探りの状況という印象ですが、書いていきます。
岐阜はサイドを使ってくる攻撃が多く、
前述のとおり、SHが速攻で走ってくるほか、
特にSB野垣内の動きというのがカギを握っています。
岐阜の攻撃では、前線選手が攻撃参加しただけでなく、
SB野垣内が上がって攻撃参加した場合に、
ゴール前でのボールの起点として力強さが増し、
積極的にシュートも撃ってくる怖い存在であります。
一方で、上がっている裏を狙われているケースもあり、
いつもはMF李がカバーに回っていますが、今節は李が出場停止。
この、サイドを、
ジェフがうまく使っていくかが、注目点です。
ジェフも、SB大岩、武田がどれだけ攻撃参加できるかがカギを握ると思われ、
岐阜のSHが速攻で上がったところ、SB野垣内が上がった裏、相手のプレスを外しサイドチェンジで展開したところ、
などからのサイドを起点とした攻めが有効であると思います。
岐阜ディフェンスは、2列ブロックを組み、そこからプレスしてきますが、
相手選手が動けば、マーカーがついていく傾向があるので、
ジェフのSBが押し込んでいけば、ディフェンスライン自体もおそらく下がっていき、
中央でのスペースができ、チャンスが生まれます。
そのため、サイドでどんどん起点を作り、
中央を揺さぶり、
ゴール前にどんどんボールを供給していくことが必要だと思います。
ジェフの中盤は、ブロックを組んでいる岐阜DFが付いて行かせて動かすために、
やはりどんどん上がって、アップダウンを行うとともに、
サイドに振るためにしっかりボールを抑え、起点へのボール供給減となる必要もあります。
中盤には、運動量と同時に、
しっかりパスを回し、ボールを供給できる落ち着きが必要だと思います。
サイドを活かし、
そのために中盤をしっかり構成していくジェフの攻撃に期待したいと思います。
③高い位置からのプレッシャーと、カウンターへの守備をしっかりと
ジェフの守備についてです。
「やりきるならやりきる、ミスしても切り替えのところで頑張ると単純なことをやらなければいけない」
前節での智のコメントです。
ここ数節どうしても守備の部分が中途半端になってしまっていると、
いわざる得ないでしょう。
今一度、①前線からのプレッシャー、②中盤での寄せ、③セカンドボールへの出足、④カウンターへの切り替え、
単純なことですが、
これを集中力高く、最後までやりきれるかが注目点です。
上にあげた4つは、岐阜の得意な分野です。
甘く当たれば岐阜を調子にのせてしまいますし、
勢いに乗った岐阜のカウンターは、脅威で、
ジェフとしても、全選手が体を張り、走力で岐阜の選手の勢いを抑えていく必要があるでしょう。
ジェフとしてもできるだけ前でボールを抑えることが、
リスクを減らし、攻撃にもつながるので、
前線からの守備をもう一度やりきることが必要だと思います。
また、中盤でのボール回しでカットされたら、
切り替えて、すぐに体を張って止める守備も必要です。
今一度、ジェフのいい守備を見つめ直し、
集中力高く、最後まで守りきってほしいと思います。
さて、ジェフにとって今期初の連敗を喫した、
次の試合である今節は、
重要な意味をもつだろう。
ここで、もう一度一丸となり死力を振り絞れるか、
敗戦し脱落するのか、
大きな分岐点である。
そんな試合の会場が、酷暑の長良川であるのも、
宿命だろう。
”脱甘”を目指した今期、
暑さ、中2日でのアウェイ連戦という悪コンディション、水曜でサポーターの少ないアウェイという条件をもはねのけて、
最後まで集中し走り抜く、気迫のゲームを見せなければならないだろう。
まずは、このゲームを最後まで走り抜き、
そして残りの今シーズンを、最後まで気迫でやり抜いた先には、
必ず栄光が待っているはずだ。
この試合で、われわれは、
脱甘できるか試されている。
この連敗を踏み台に、
もう一度、一丸となったジェフユナイテッドを、
見せよう。
さあ戦いの時間だ。
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前節、アウェイにて初の連敗を喫したジェフは、
中2日で、アウェイ岐阜戦に乗り込みます。
昨年も酷暑の中行われた長良川でのゲームは、
勝利はしたものの、走り負けし、ジェフにとって厳しい内容のものであった。
中2日での死闘が予想される試合を、
一丸となって戦っていきたい一戦です。
ジェフと岐阜の対戦成績は、リーグ戦で、
ジェフの3勝2敗0分け(7得点3失点)です。
ジェフと岐阜との前回対戦は、今年6月にJ2第17節をフクアリで戦い、
0-1で敗戦しています。
前半はジェフが攻勢も、岐阜のプレッシャーにボールを運べずカウンターを浴びる展開に。それでもポゼッションを高めチャンスを作りつつあった前半36分、ジェフの攻撃の間隙を突かれCKを奪取されると、FW佐藤洸に決められ失点。後半は自陣に引き守備を固めた岐阜を崩せず、逆にカウンターからいい形を作られ、敗戦となったゲームだと記憶しています。この試合でジェフは連勝が6でストップし、相手ゴール前をどう崩すのか弱点を再認識させられたゲームでもありました。
ここ5試合の岐阜は、0勝3敗2分け(4得点9失点)です。
(ジェフは1勝3敗1分け(2得点4失点))
中盤でのプレッシャーは健在で、積極的にボールを奪い、サイドからのカウンターを狙うスタイルは健在。前回対戦と比較すると、FWにアブダが新加入し、中盤まで下がってプレーしボールの収めどころとなり、攻撃の起点が増えた印象。中央でアブダや樋口、ダニロを経由しての攻撃と、サイドから染谷、井上、地主園が
スペースに走る速攻があり、脅威である。
ここまでの岐阜は、4勝16敗9分け(17得点42失点)で勝ち点21の21位
ジェフは、15勝9敗5分け(41得点20失点)で、勝ち点50の7位。
個人的注目点を書いていきます。
①暑さとプレッシャーの中にも、集中力を持続させたい
ジェフは、ここ数戦、
やや走り負けし、セカンドボール争いや、選手の寄せが甘く、
劣勢に立つゲームが増えています。
そんな劣勢の時間で攻めあぐねてくると、
パスミスやトラップミス、クリアミスも出て、
集中力を欠いてくるといえるでしょう。
一方の岐阜は、
前回対戦でもそうですが、縦パスの入り先にかなり強めに当たってくるなど、
積極的にボールを奪い、酷暑の長良川でも全力で走ってくるでしょう。
また岐阜はこの2連戦はホーム戦で、
アブダ、ダニロ、染谷ら、前線のタレントは先発回避しており、
コンディション的には、差があるといえます。
ジェフは、中盤での岐阜のプレッシャーと、暑さと、アウェイでの中2日というコンディションに負けず、
走り抜き、集中力を持続できるかが注目点です。
岐阜はこのところ2ラインで守備を固め、
比較的下がり気味に試合に入っている印象なので、
相手のことよりも、自分たちのサッカーをしっかりやり、
高い集中力を保ちつつ、最後までやり抜く強い心が必要でしょう。
また守備では、相手のカウンターのスピードはかなり脅威で、
相手のSH染谷、井上、地主園は、ちょっとした当たりであれば、勢いでボールを前に運び、コントロールしてくるでしょう。
絶対に止めるという強い気持ちで、
集中力高く守備に当たる必要があります。
昨年は8月13日で33.8度あった長良川での試合、
今年も30度くらいの気温(最高気温は34度予想)が予想され、
酷暑のゲームは必至です。
岐阜はホーム連戦で、
アブダ、ダニロ、染谷は、前節は休んでおり、
主力には余力もあるでしょう。
水曜ということもあり、サポーターの数も限られるかもしれませんが、
サポーターも大きな声援で後押しし、
選手たちの集中力を持続させ、
一丸となって最後まで戦いたい一戦です。
②サイドの運動量と中盤からのボール供給がカギか
ジェフの攻撃についてです。
ここ数戦、ジェフの攻撃は、
手探りの状況という印象ですが、書いていきます。
岐阜はサイドを使ってくる攻撃が多く、
前述のとおり、SHが速攻で走ってくるほか、
特にSB野垣内の動きというのがカギを握っています。
岐阜の攻撃では、前線選手が攻撃参加しただけでなく、
SB野垣内が上がって攻撃参加した場合に、
ゴール前でのボールの起点として力強さが増し、
積極的にシュートも撃ってくる怖い存在であります。
一方で、上がっている裏を狙われているケースもあり、
いつもはMF李がカバーに回っていますが、今節は李が出場停止。
この、サイドを、
ジェフがうまく使っていくかが、注目点です。
ジェフも、SB大岩、武田がどれだけ攻撃参加できるかがカギを握ると思われ、
岐阜のSHが速攻で上がったところ、SB野垣内が上がった裏、相手のプレスを外しサイドチェンジで展開したところ、
などからのサイドを起点とした攻めが有効であると思います。
岐阜ディフェンスは、2列ブロックを組み、そこからプレスしてきますが、
相手選手が動けば、マーカーがついていく傾向があるので、
ジェフのSBが押し込んでいけば、ディフェンスライン自体もおそらく下がっていき、
中央でのスペースができ、チャンスが生まれます。
そのため、サイドでどんどん起点を作り、
中央を揺さぶり、
ゴール前にどんどんボールを供給していくことが必要だと思います。
ジェフの中盤は、ブロックを組んでいる岐阜DFが付いて行かせて動かすために、
やはりどんどん上がって、アップダウンを行うとともに、
サイドに振るためにしっかりボールを抑え、起点へのボール供給減となる必要もあります。
中盤には、運動量と同時に、
しっかりパスを回し、ボールを供給できる落ち着きが必要だと思います。
サイドを活かし、
そのために中盤をしっかり構成していくジェフの攻撃に期待したいと思います。
③高い位置からのプレッシャーと、カウンターへの守備をしっかりと
ジェフの守備についてです。
「やりきるならやりきる、ミスしても切り替えのところで頑張ると単純なことをやらなければいけない」
前節での智のコメントです。
ここ数節どうしても守備の部分が中途半端になってしまっていると、
いわざる得ないでしょう。
今一度、①前線からのプレッシャー、②中盤での寄せ、③セカンドボールへの出足、④カウンターへの切り替え、
単純なことですが、
これを集中力高く、最後までやりきれるかが注目点です。
上にあげた4つは、岐阜の得意な分野です。
甘く当たれば岐阜を調子にのせてしまいますし、
勢いに乗った岐阜のカウンターは、脅威で、
ジェフとしても、全選手が体を張り、走力で岐阜の選手の勢いを抑えていく必要があるでしょう。
ジェフとしてもできるだけ前でボールを抑えることが、
リスクを減らし、攻撃にもつながるので、
前線からの守備をもう一度やりきることが必要だと思います。
また、中盤でのボール回しでカットされたら、
切り替えて、すぐに体を張って止める守備も必要です。
今一度、ジェフのいい守備を見つめ直し、
集中力高く、最後まで守りきってほしいと思います。
さて、ジェフにとって今期初の連敗を喫した、
次の試合である今節は、
重要な意味をもつだろう。
ここで、もう一度一丸となり死力を振り絞れるか、
敗戦し脱落するのか、
大きな分岐点である。
そんな試合の会場が、酷暑の長良川であるのも、
宿命だろう。
”脱甘”を目指した今期、
暑さ、中2日でのアウェイ連戦という悪コンディション、水曜でサポーターの少ないアウェイという条件をもはねのけて、
最後まで集中し走り抜く、気迫のゲームを見せなければならないだろう。
まずは、このゲームを最後まで走り抜き、
そして残りの今シーズンを、最後まで気迫でやり抜いた先には、
必ず栄光が待っているはずだ。
この試合で、われわれは、
脱甘できるか試されている。
この連敗を踏み台に、
もう一度、一丸となったジェフユナイテッドを、
見せよう。
さあ戦いの時間だ。
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