実戦で結果を出し自信につなげたい【2012年J2第27節 vs栃木戦＠フクアリ】

ジェフ０－０栃木


どうも、わたしです。



守備の堅い栃木との一戦は、

両軍激しく守り抜き、

スコアレスドローに終わりました。



課題がでるというより、

積みあがるものはつみあがってきたけれど、

積み上げてきたものを結果につなげなかった印象のある試合で、

このような試合をもぎ取っていく勢いがほしい、

そんなゲームになったと思います。




内容を振り返っていきます。



序盤からジェフはポゼッションを握りパスを回し、栃木は奪うとカウンターの速攻という展開が続く。ゴール前をしっかり固める栃木にジェフが崩せないでいると、序盤は栃木がカウンターで決定機を作る。これに対し、ジェフは前半はゆっくりした攻めで、ディフェンスを上げ、人数をかけることで崩しにかかるが、崩しきれなかった。後半に入ると、ジェフも栃木の攻撃を引いて受けるようになり、カウンターによる攻撃を増やすと、62分、64分など複数の決定機を作る。さらに藤田やヨネを投入すると、カウンターでの勢いを強め栃木ゴールに迫ったが、ゴール際で守りきられ、惜しくもスコアレスドローとなったゲームだった。



思うところを書いていきたいと思います。



①実戦で結果につなげたい


ここ3戦、

甲府、岡山、栃木と、

ジェフとの試合で守備を固めてくるチームとの試合が続きました（甲府は想定外でしたが）。


甲府戦では、ジェフが主導権を握るが、カウンターから個人技で失点し、

ゴールは固められ、敗戦。


岡山戦では、前節の課題を活かし、

カウンターからの守備をしっかり行い、

攻撃では相手に守備を固められつつも、ペナルティエリア内でつなぎ、得点を奪い勝利した。


そこで迎えた今節、

ジェフは、岡山戦で得られた感触をしっかり活かしてプレーをしたように見えました。



例えば、前半34分、

ペナルティエリア正面で勇人がボールを受けると、右サイドの大岩くんを走らせつなぎ、

大岩くんは右サイド深いところから、ペナルティエリア入口付近に受けにきた大塚くんにマイナスのパス、

大塚くんは相手を惹きつけ、ゴール前にクロスをあげ、はじき返されたシーンがありました。


ゴールにはつながらなかったけれど、

この形は、岡山戦での決勝点の形。


この形が何度か見られ、

ジェフはここ数戦で得た固められた守備を崩すイメージを、

しっかり持って戦っていると感じました。



それでも前半は攻めあぐねていると、44分ごろには、

ペナルティエリア正面に竹内が上がってきて攻撃参加し、

ゴール正面での人数を分厚くすると、

そこで余った深井がボールを持つことができ、ミドルシュートにつながるシーンもありました。


ここまでの前半は、

ジェフはスピードが無く、崩すイメージはあっても、

キレがなかったため、栃木に守られてしまった印象です。


後半に入り、

木山監督からもワンタッチを増やす指示がでると、

スピードが上がり、カウンターが増えます。



このカウンターも、ジェフがここまでの戦いで身につけてきた攻撃です。



この攻撃の中では、

ジェフは、パスだけでなく、切れ込んでいく動きも増やし、

パターンを広げたように思います。



前半、後半通して、

得点にはつながらなかったものの、

ジェフは、ここまでに得られてきた攻撃の形や、新しいイメージをしっかり実践に移していたと思います。



守備も、ここ3戦で1失点。

相手のカウンターにより鋭く攻撃を受けても、

ボールホルダーにしっかりマークが走り、時間をかけさせることで抑える、

いい守備ができていると思います。



欲しかったのは、実戦での結果のみ。




勝ち点という意味ではなく、

ゴールや結果につながることで、今節も前節の形をしっかり使えていったように、

ゴールという結果を出すことで、そのプレー一つ一つを自信を持って行うことができ、



結果的にその自信が、

ゴールへのスピードであったり、勢いに通じていくと思うからです。



相手を崩すイメージや、形はできつつあると思います。



あとは、しっかりそれをゴールにつなげ、

ゴールへのスピードや勢い、

そして、チーム全体が波に乗って、

連勝を上げていってほしいですね。






さて、ジェフは、

栃木との因縁の対戦を、

スコアレスドローに終えた。




ジェフも、栃木も、

上位戦線へ勢いをつけていく中では、

勢いを止める痛い引き分けといえ、




ジェフとしても分岐点となる試合で、

勢いをつけられなかったといえるだろう。



しかし、

守備は安定を見せ、攻撃でも崩す形は作り上げられてきて、

あとは自信だろう。



自信をつけて、ゴールに飛び込んでいくようなプレーが見せていければ、

勢いに乗っていくに違いない。



自分たちを信じ、

波に乗っていこう。



がんばれジェフユナイテッド。




　　　
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タグ：栃木 フクアリ J2 ジェフ千葉