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最後まで走りぬくプロ意識を持って華々しく生きよう [閑話休題]

どうも、わたしです。


6月12日分の朝日新聞のスポーツ欄に、

J1鳥栖の尹晶煥監督がコラムを寄稿していたので、

紹介するとともに、思うところを書こうと思います。


今回は「最高より最善を尽くせ」と題された連載コラムの一回目。


クラブとして初めて挑むJ1はどのクラブも強く、能力が高い。鳥栖は飛び抜けた選手が多くいるわけではなく、開幕前の不安は大きかった。

現時点で5勝3敗5分けの8位という成績は予想以上。1対1で勝てないなら、チーム全体で戦う部分を増やせばいい。5勝のうち4試合は1点差。ギリギリの試合ばかりだ。チームの特徴はあきらめない姿勢で、体力の消耗する後半も集中できている。後半追いついた引き分けも3試合。J1でも体力面は通用している。

「鳥栖の練習は厳しい」と言われるが、こだわっているのは密度だ。シーズン中は1日2時間ほどで長くはないが、水を飲む以外練習を止めない。試合中にボーっと立っていたり、座って水を飲むことは無いからだ。試合のイメージを持ち全力で動くように求めている。

ヘッドコーチに就任した一昨年からシーズン開始前は3部練習を実施し、朝は午前6時台から山道でクロスカントリーをする。朝早く起きて準備をし、プロ選手としての意識を植え付けるのが狙いだ。当初は反発もあり、選手たちも顔に”なんでこんなことをやるんだ”と書いてあった。反発もあったが、体力の向上を強く訴えてやり続けた。

選手が実際にやったことで、過去2年のJ2では怪我人が減り、年間を通して走れるようになった。不満が表情に出ることもなくなった。厳しい練習を一生懸命こなす誠実な選手が鳥栖には集まっている。

多くの人が夏場にいまのように走れるのか?と思っているだろう。わたしは走れないことは絶対にないとおもっている。

とコラムは締められました。



(関連記事 キャンプで男同士の本音で話せる絆を結べ(弊ブログ2月3日記事)


以前にも話題として取り上げた鳥栖の尹晶煥監督の指導方法についてのコラムです。


Jリーグでプレーしたころのクールな印象と真逆で、

とても熱い、熱血漢な指導をしています。


特に、その練習は、

非常に厳しいことで知られています。


その効果があって、

激しい守備と少ないタッチでのゴール奪取を特徴とするサッカーで、

昨年はJ1に昇格を果たしました。


特に、昨年は夏以降、

急速に勝利を増やし、

厳しい戦いになればなるほど、安定感を増し、

初昇格へのプレッシャーを感じないかのようなまっすぐな戦いで、

昇格を果たした印象です。



その裏には、監督の厳しさにより意識改革がされ、

それによって得られた、高いプロ意識と、厳しい練習による強靭なスタミナに裏付けられた、

勝利の達成感により、

やらされるのではなくいきいきとプレーをしていたのではないかと思います。




今期もチームには一体感があり、

J1の高い舞台でも充実のシーズンを送っているように思います。



このコラムで、尹晶煥監督が自信を持って言いきった、

”夏場に走れないことは、絶対にない”、

ということ。



夏場の暑さと高い湿度の中走ることというのは、

どのチームで出来るような簡単なことではない。




しかし、われわれジェフサポーターは、

過酷な練習を潜り抜ければできるということを、実際に見てきたので、

わかる。



走れないことは、

絶対にない。



”走りすぎても死なない”



オシム元監督の名言である。



当時のジェフは、過酷な練習と多くの練習試合で、夏の暑い時期も実戦経験をつみ続け、

頬のこけるほど走っている選手がたくさんいて、

坂本隊長も今以上に精悍な顔立ちをしていたと記憶しているが(今が悪いというわけではなく)、



そんな練習を繰り返していたため、

夏場でも、相手のスタミナが切れて走れなくなってくる中、

ジェフは試合終盤に走り勝つことが多く、

後半は大逆転の起こる雰囲気に包まれた、まさにフクアリ劇場であった。



それは、過酷な練習と、

走らなければ試合に出られない状況がもたらしたものであったが、


選手たちは、無理やり走らされていたわけではなく、


監督により教えられた高いプロ意識と、勝利の充実感により、

選手自らがやっていたように思う。



だから夏だから走れなくなるなんてことは、

絶対にないと思う。


むしろ、過酷な練習を潜り抜けたからこそ得られる、

スタミナの優位性と、根性と自信が得られるのではなかろうか。




また、尹晶煥監督の指導する、

試合中に休むことなどないのだから、試合と同様に集中して練習するというやり方は、

理にかなっていると思う。



過酷なようであるが、

練習の時から試合を意識し、

さぼらない、手を抜かない、そんなプロ意識を常に持って練習することは、

重要であると思う。



そんな姿勢を持つものと、

持たないものが、

ともに同じ時間を過ごしたら、



その日一日一日の差はわずかであっても、

数年の後には大きな差となって現れるだろう。



これは、サッカー選手に限ったことではない。


われわれ一般人にとっても、

同じだろう。




日々、漫然と過ごしがちだが、

自分のやりたいことに集中して、常に考えながら過ごしている人と、

どんどん差が開いていくのを感じる。


わたしの友人にも、

そういう高いプロ意識を持った人間はいるが、

20代にして、その業界でトップクラスの実力を発揮しているような奴もいた。


学生時代は、同じようにのんべんだらりんとしていた、

わたしの友人がである。


そのプロ意識の重要性と、勝利の充実感に、

いつ気付くことができ、

過酷な、常に考え続ける日常を、不満顔なく、送ることができるようになるか。


大した差ではないが、

大きな差だ。


きっと一日一日のさはたいしたことなくとも、

それが蓄積されれば、

昇格できるチームの栄光と、

昇格できなかったチームの挫折ほどに、

大きな差をもたらすのかもしれない。



どうせならば、

厳しい日常を送っても、

高い意識をもって、華々しい舞台で輝きたいもの。



何歳になろうとも、

たとえいまからでも遅くない。


高いプロ意識を持ち、

常に考えて、サボらずに生きれば、


できないなんてことは、

絶対にない。



そう言い切れると思う。



どんな仕事や生活をしていても、その世界で、

プロ意識を持った奴だけが、体感できる、

華々しい生き方をしようじゃないかと、

そう思います。




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タグ:尹晶煥
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